リストマーケティングとは?やり方は?【7ステップで簡単に!】副業起業に必須の理由(例あり)
更新日:2022年2月12日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
リストマーケティングとは?やり方は?【7ステップで簡単に!】副業起業に必須の理由(例あり)
要約
リストマーケティングとは、自社で管理する、見込み客、および、既存顧客の情報(リスト)に対して、信頼関係の構築、育成を行い、その後、商品やサービスの提案やセールスを行なっていく方法です。
リストマーケティングのやり方は、大きく分けると、電話やレターなどを使う方法と、ウェブやメールなどネットを活用する方法があります。(当記事では後者を中心に説明しています)
リストマーケティングは、副業・起業する上で必須のマーケティングとなります。
この記事は、
- リストマーケティングとは何ですか?
- リストマーケティングのやり方がわからない…
- 副業(もしくは起業)する上でリストマーケティングは必要ですか?
- リストマーケティングのやり方を教えてほしい
といったような、質問や悩みのある、リストマーケティングの初心者の方へ向けてまとめています。
この記事を読むことによって、
- リストマーケティングとは何かが分かります。
- リストマーケティングが副業や起業で必須ということが分かります。
- リストマーケティングのやり方が分かります。
- リストマーケティングによる売上アップが期待できます。
この記事でお伝えする「リストマーケティングのやり方」は、個人でも、在宅の副業や起業でも、初心者でも、いずれの場合でも実現可能な方法です。
実際に私自身、数年前までは初心者でしたし、個人で在宅起業(介護があるので)という形ですが、リストマーケティングを実践することができています(しかも、パソコンが苦手なのでiPadと指1本だけで)。
もちろん、リストマーケティングの成果については、細かいやり方の部分や工夫や努力によって成否が変わってきますが、実現可否で言えば、個人でも、在宅での副業や起業でも、初心者でも実現することができます。
そして、上手くリストマーケティングを実施できれば、あなたの売上は、3倍や5倍になる可能性があります。少なくともプラスはほぼ間違いありません。
ぜひ、あなたもリストマーケティングの重要性ややり方を理解してください。そして、この記事をきっかけに、リストマーケティングを始めて、売上アップにつなげていきましょう。
【 目次 】
リストマーケティングとは?やり方は?
当記事は下記の構成で説明していきます。
当記事の構成
- リストマーケティングとは?わかりやすく解説
- リストマーケティングのやり方(7ステップでわかりやすく説明)
- リストマーケティングに必要なツール(無料含)
- リストマーケティングを成功させる3つのコツ
- リストマーケティングに関するQ&A
「リストマーケティングとは?」では、リストマーケティングの種類やメリットやデメリットについて説明します。必要性や重要性を理解してください。
「リストマーケティングのやり方」では7ステップで、リストマーケティングのやり方をわかりやすく説明していきます。
「リストマーケティングに必要なツール」では、これだけあれば、とりあえずリストマーケティングを実施できる。というツールを紹介していきます。
「リストマーケティングを成功させる3つのコツ」では、リストマーケティングの成功に欠かせない超重要なポイントを説明します。
最後に、「リストマーケティングに関するQ&A」では、本編で書き切れなかった、その他の質問に答えています。
少し長めの記事ですが、ぜひ、参考にしてください。
リストマーケティングとは?わかりやすく解説
最初のパートでは、リストマーケティングの概要や重要性を正しく把握してもらうため、以下の内容を説明していきます。
- リストマーケティングとは?
- リストマーケティングの種類
- おすすめのリストマーケティングの流れ
- リストマーケティングのメリット
- リストマーケティングのデメリット
リストマーケティングとは?
リストマーケティングとは、自社で管理する、見込み客、および、既存顧客の情報(リスト)に対して、信頼関係の構築、育成を行い、その後、商品やサービスの提案やセールスを行なっていく方法です。
現代のマーケティングでは、リストマーケティングをしていないケースは非常に稀です。そのくらいリストマーケティングは、当たり前の方法となっています(日本でも世界でも大企業でも個人でも)。
もちろん、私自身も実践していますし、私のクライアントさんにも実践できるようにご指導しています。
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もし、リストマーケティングの目的や意味、重要性や必要性が、いまいち良く分かっていないかも……という場合は、下記の記事を先にチェックしてください。
➡︎ リスト取りの目的や重要性を物語で解説【ビジネス安定化の方法】
リストマーケティングが副業・起業に必須の理由
これから、副業や起業される方、特に、個人で副業や起業される方は、リストマーケティングは必須だと思ってください。
副業・起業の成功している先輩方をチェック
あなたが、副業や起業で始めようとしているビジネスで、成功している先輩のホームページやブログ、およびSNSなどをよくチェックしてみてください。
必ずと言って良いほど、リスト登録(メールアドレスやLINE登録)に誘導しているはずです。副業や起業で成功している人は、ほぼ全員リストマーケティングを実践しています。
5倍〜10倍楽になり売上も安定
実際に、副業や起業を始めてみれば分かりますが、新規顧客集客〜販売を安定的に実現することは非常に難しいです。ですが、新規見込み客リストの集客は、正しいノウハウを正しく適用し、仕組みを構築すれば、そこまで難しくありません。
そして、リスト内の見込み客に販売していく方が、販売の難易度も下がります。大袈裟ではなく5倍〜10倍は難易度が下がります。そして、売上も安定していきます。
なので、副業や起業で成功している人は、皆、リストマーケティングを行っているわけです。ある意味、 リストマーケティングを行うことは必然に近いです。
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リストマーケティングの基本的な目的や重要性については、下記の記事でまとめています。いまいち、目的や重要性がよく分かっていないかも…という場合は参考にしてください。
➡︎ リスト取りの目的や重要性を物語で解説【ビジネス安定化の方法】
リストマーケティングの種類
リストマーケティングのやり方は、大きく分けると、電話やレターなどを使うアナログな方法と、ウェブやメールなどネットを活用するデジタルな方法があります。
リストマーケティングのやり方は、以下の組み合わせの数だけ種類があります。
集客方法の種類 × リストの種類 × アプローチ方法
集客方法の種類
- 検索(Google検索など→ホームページやブログ)
- SNS(Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeなど)
- 広告(Google広告やFacebook広告やYouTube広告など)
- その他のコンテンツ(Kindle電子書籍など)
- リアル(イベントや交流会など)
- アナログ(チラシなど)
- 上記のマルチ・複合
リストの種類
- メールアドレスリスト
- LINE友達リスト
- 電話番号リスト
- 住所リスト
- 上記のマルチ・複合
アプローチ方法
- メール
- LINE
- SMS(ショートメッセージ)
- 電話
- レター
- 上記のマルチ・複合
※ 当記事ではウェブを活用したリストマーケティングについて詳しく説明していきます。
おすすめのリストマーケティングの流れ
以下は、おすすめのリストマーケティングの流れです。ほとんどのケースは下記のいずれか、または、複数の組み合わせの流れで、リストマーケティングを仕組み化しています。
検索 → ブログ記事など → リスト獲得用ページ → メールアドレス取得 → ステップメール → メールマガジン → 信頼関係構築&育成 → 提案・販売
広告 → リスト獲得用ページ → メールアドレス取得 → ステップメール → メールマガジン → 信頼関係構築&育成 → 提案・販売
SNS投稿 → リスト獲得用ページ → メールアドレス取得 → ステップメール → メールマガジン → 信頼関係構築&育成 → 提案・販売
※ 私の場合は、SNSからの流れは行っていません(クライアントさんにも教えていません)。
【用語の説明】
リスト獲得用ページ:「何々を提供するから連絡先を教えてください」と連絡先(メールアドレスなど)を登録してもらう専用のページ。ランディングページ(LP)とも呼ばれる。
ステップメール:メールアドレスが登録された瞬間から、事前に用意しておいたメールが、順に何日かに渡って送られていく。見込み客にとって有益となる情報をメインで配信。この中で提案やセールスをする場合もある。
メールマガジン:ステップメール終了後、定期的に、見込み客にとって有益となる情報を配信。必要に応じて提案やセールスも入れる。ただし、宣伝ばかりのメールマガジンは絶対にダメ。
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➡︎ 新規顧客獲得プロセス11ステップ【ネット営業のテンプレートとやり方】
➡︎ 販売プロセス9ステップ:ネット編【無形商品が売れるルールとは】
リストマーケティング8つのメリット
リストマーケティングのメリットを説明していきます。
なかなか集客ができない、なかなか売上が上がらない、これから副業・起業する予定である、といったような方は、ぜひ、リストマーケティングのメリットを理解し、自分のマーケティングに取り入れていくようにしてください。
リストマーケティングのメリット
- サイトで直接売るよりもリストマーケティングは5倍よく売れる
- 依頼やお問い合わせがリストマーケティングは倍に増える
- リストマーケティングなら一度に多人数の人にセールスできる
- 集客からセールスまでリストマーケティングは自動化できる
- 費用は月3千円と低コストでもリストマーケティングは運用できる
- リストマーケティングは集客や売上のコントロールが行える
- リストマーケティングは成果や数値を分析しやすい
- リストは続ければ続けるほど増え続けていく
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一部、上記と重複していますが、下記でもリストマーケティングのメリットについてまとめてあります。
➡︎ リストマーケティング16のメリット【リスト化でビジネスが安定】
サイトで直接売るよりもリストマーケティングは5倍よく売れる
ホームページやブログなどから商品やサービスを直接売ろうとしても、なかなか売れることはありません。
なぜなら、知らないサイト上で、かつ、名前も顔も知らないあなたから、知らない商品をいきなり「良いよ」と勧められても普通は買いませんよね。だからです。
でも、リストであれば、メール等を通して、ある程度は信頼関係が作れます。“知らない”から、“知ってる人”・“知ってる商品”に変えていくことができます。
なので、サイトで直接売るよりもリストマーケティングは5倍よく売れるというわけです。
また、リストマーケティング(メールマーケティング)は、費用対効果が高いこともわかっています。
メールマーケティングに費やす1ドルごとに、平均42ドルの収益(4200%のROI(費用対効果))が期待できます。
出典:「2022年のEメールマーケティング統計の究極のリスト」より(英文です)
補足
失客で一番多いと言われている理由に「忘れる」というのがあります。人は皆なんとなく忘れてしまうんです。でも、リストマーケティングで情報を配信し続けることによって、見込み客や既存顧客の「忘れる」を防げます。これも、売上につながる大きな要因の一つです。
依頼やお問い合わせがリストマーケティングは倍に増える
ホームページやブログなどから、直接の問い合わせをもらえることは、なかなかありません。理由は前項と同じです。
ですが、リスト内の見込み客からは、よくお問い合わせが入るようになります。これも理由は前項と同じで、あなたを“知らない”から、“知ってる”に変わるからです。
リストマーケティングなら一度に多人数の人にセールスできる
対リストであれば、メール配信ツールなどを使って、一度に100人でも1000人でも、提案やセールスを一度に同時に行うことができます。
1000人に、電話したり、レターを送付するのはとても大変ですが、メールを使ったリストマーケティングであれば、ツールのボタンを一つ押すだけで、一度に1000人の人に提案やセールスをすることが可能です。
集客からセールスまでリストマーケティングは自動化できる
ネットやウェブを活用すれば、リストマーケティングは、集客からセールスまで仕組み化でき、自動化することができます。自動化できた部分に関しては、あなたは日々何もしなくてよくなります。
ただし、高価な商品や、詳しい説明を要するサービスなどの場合は、セールスの自動化はしない方が良いです。きちんと対面の商談をはさみましょう。ですが、リスト集めまでは完全自動化できます。
結果、新規見込み客の集客(リスト格納まで)に関わる時間はほぼゼロになります。
費用は月3千円と低コストでもリストマーケティングは運用できる
リストマーケティングは月にわずか数千円という、とても安い費用でも運用していくことができます。
リストマーケティングは、手動であれば、ほぼゼロ円で実現も可能ですが、さすがに手動は現実的ではありません(リストの管理やメール配信作業など)。
なので、メール配信ツール(リスト管理機能付き)が必要になってきます。色々なツールがありますが、私の場合は月3千円ほどのツールです。機能も充実しているので十分です。
リストマーケティングは集客や売上のコントロールが行える
リストマーケティングは集客や売上のコントロールをある程度自由に行うことができます。
リスト集め用の広告を出稿したり、止めたり。リスト格納後のオファー(提案やセールス)を増やしたり減らしたり。といった感じです。
なお、リストマーケティングは、売れ過ぎてしまう場合があります。役務提供型のサービスなどの場合は、捌き切れないという事態にならないように注意してください。
リストマーケティングは成果や数値を分析しやすい
リストマーケティングは、というかウェブ上では、アクセス数、登録率、開封率、クリック率、メルマガ解除、申し込み率、など多くの数値を正確に把握し分析することができます。
なので、的確な分析や解析、改善を行なっていけます。すると、さらに早く、さらに大きな売上につながっていきます。
リストは続ければ続けるほど増え続けていく
通常、売上の算出式は、ざっくり言うと(本当はもっと複雑ですが)、
アクセス数 × リスト登録率 × 成約率 × 価格 = 売上
となりますが、リストというものは、毎月毎月溜まっていきます。途中解除もあるので“減”もありますが、“増”の方が圧倒的に多くなるので、毎月毎月増え続けていきます。
すると、上記の式に「月数」が加わって、
アクセス数 × リスト登録率 × 月数 × 成約率 × 価格 = 売上
という計算式で考えていくこともできます。
「月数」以外の要素は、数値を上げるのに努力や工夫が必要です。最悪ダウンもあり得ます。ですが「月数」は寝てるだけでも勝手に増えていきます。そして「月数」は絶対に減りません。
この意味の凄さを考えてみてください。
注:ただし、リストは時間が経つと、必ず一定数は熱が冷めていくので、上記のような単純な計算式では成り立ちません。あくまでもリストの重要性を説明する上の式だと思ってください。
補足
最悪の事態、もし仮にアクセスがゼロになったとします。でも、既にリストが溜まっていれば、リストを起点にしばらくはビジネスを継続していけます。リスト=財産です。
リストマーケティング5つのデメリット
リストマーケティングにはデメリットもあります。デメリットを説明していきます。
- 仕組み化・自動化の構築に時間がかかる
- メール配信ツール等に対する費用が必要
- 継続的な価値提供・信頼関係の維持が必須
- リスト流出の危険性
- リスト消失の危険性(LINEのみ)
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➡︎ リストマーケティング16のメリット【リスト化でビジネスが安定】
仕組み化・自動化の構築に時間がかかる
リストマーケティングの仕組み化や自動化は数日で完成するようなものではありません。しっかり設計し、しっかり作って、しっかり改善していき、やっと完成します。時間がかかります。
これはデメリットではなく、当然という話しなのですが、一応、デメリットとして載せておきます。
なお、個人で副業や起業をされている方でも、仕組み化・自動化は、さほどお金をかけず構築することが可能です。仕組み化って聞くと難しそうですが、初心者の方でも思ったより簡単に仕組み化を構築できます。
ただし、その仕組みで成果を出すのは簡単ではありません。誤解ないように…。
メール配信ツール等に対する費用が必要
リストマーケティングを行うには、メール配信ツールなど、有料のツールやサービスを使う必要があります。色々なツールがありますが、だいたい月々数千円の費用はかかります。
たった数千円で大きな成果が得られるなら安いですし、投資しないマーケティングなんて存在しないのですが、固定費は固定費です。なので、ここではデメリットとしておきます。
でも、月々数千円なら、個人で副業や起業される方でも、投資できる範囲ではないでしょうか。
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下記は、私が使っているメール配信ツール「オートビズ」の料金に関する記事です。
メール配信ツールと連携させるサイト作成や集客にかかる費用については下記の記事を参考にしてください。
➡︎ ホームページ自作費用の内訳【ワードプレスが個人でも安いのでおすすめ】
➡︎ ホームページ集客にかかる費用はいくらですか?【例:月6622円】
継続的な価値提供・信頼関係の維持が必須
リストマーケティングでは、継続的な価値提供・信頼関係の維持が必須となってきます。
これも、ビジネスをしていく上では、当たり前すぎるなことなので、本当はデメリットと言わないのですが、継続することが苦手な人、信頼関係を築くのが苦手な人、にとってはデメリットになります。
リスト流出の危険性
リストとは、即ち、個人情報です。管理を徹底しないと流出の危険性があります。リストが流出してしまっては、大きな迷惑をかけてしまいます。せっかく築き上げた信頼も台無しとなります。
ですが、有名なメール配信ツールを使うのであれば、リスト管理もまず心配はありません。ただし、自前でリスト管理するような場合は、十分すぎるくらい管理に注意してください。
リスト消失の危険性(LINEのみ)
メールアドレスのリストであれば大丈夫ですが、LINEの友達リストをメインでリストマーケティングしている場合は、LINE公式アカウントの凍結により、一瞬でリストが消滅全滅する場合があります(しかも頻繁に)。
そうなると全てゼロからやり直すことになります。これは、デメリットというよりも非常な大きなリスクです。
個人の副業や起業で、LINEによるリストマーケティングを実践している方は非常に多いですが、リストが消滅してからでは遅いです。
もし、LINEによるリストマーケティングを行う場合は、やり方として、メールによるリストマーケティングをメインとし、LINEはサブ的な位置付けで実施することを強く推奨します。
関連記事
➡︎ メルマガとLINE公式アカウントの使い分け【3つのポイント】違いも比較
リストマーケティングのやり方(7ステップでわかりやすく説明)
リストマーケティングのやり方を7ステップでわかりやすく説明していきます。流れ・ステップ・やり方は下記の通りです。
リストマーケティングのやり方・手順
- 見込み客リストと成り得るアクセスを集める
- 見込み客リストに登録してもらう
- リスト内の見込み客と信頼関係を築く
- リスト内の見込み客を育成していく
- リスト内の見込み客に商品を提案する
- リスト内の既存顧客と信頼関係を維持していく
- リスト内の既存顧客に別商品を提案する
※ 上記図は、フロントエンド商品→バックエンド商品と2ステップマーケティングの場合となっています。
①見込み客リストと成り得るアクセスを集める
まずは、アクセスを得ないと始まりません。
- アクセスを獲得できる記事を執筆し公開する
- アクセスをリスト獲得用ページに導いてあげる
アクセスを獲得できる記事を執筆し公開する
ホームページもしくはブログに、検索からのアクセスを獲得できる記事を作成して公開してください。
記事は見込み客が検索してくる検索キーワードに対する答えを書いてください。記事の内容は、必ず、見込み客にとって有益なものにしてください。見やすくわかりやすく書いてください。
SEO対策(検索エンジン最適化:Google検索という機械向けにもわかりやすく有益だと評価されるようにすること)も意識してください。
代表的なSEO対策
- タイトルに検索キーワードを入れる
- 見出しを適切に用意し適度に検索キーワードを入れる
- 本文中にも適度に検索キーワードを入れる
注)検索キーワードの入れ過ぎはNG
注)上記はSEO対策の一部でしかありません
SEO対策などが実を結び、各記事が、検索結果の上位に表示されるようになると、アクセス数もどんどん増えていきます。
※ SNSが得意な人は、SNSからホームページやブログに誘導してもOKです。
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➡︎ ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編
➡︎ WordPressページが検索されない【19の原因と対策ガイド】
アクセスをリスト獲得用ページに導いてあげる
記事にアクセスされただけではリストに変換できません。リスト獲得用のページ(ランディングページ(LP))を用意しておき、記事へのアクセスをリスト獲得用のページに導いてください。
- 記事の途中や最後 →LP
- サイドバー領域のバナー →LP
- メニュー部分 →LP
- ポップアップ →LP
補足
広告予算がある場合は、
- 広告 →LP
というやり方もOKです(ただし赤字・採算性に注意)
②見込み客リストに登録してもらう
リスト獲得用のページに、アクセスを導けても、ただ単に「登録してね」と言うだけでは、誰もリストに登録してくれません。
リスト獲得用ページでは、魅力的な無料オファー(提案条件や交換条件)を提示してください。“魅力的な”というのがポイントです。
ターゲットは、個人情報という大切なものをあなたに渡すわけですから、それに見合うオファーでないと無視されます。“魅力的な”オファーを用意してください。
あとは、リスト獲得用ページのヘッダーコピー(キャッチコピー)や構成も重要です。あとボタンや入力フォーム周りも重要です。この辺りで登録率は大きく変わってきます。
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➡︎ ランディングページ15の鉄則ポイント【見込み客獲得編】
➡︎ WordPressでLPを自作する方法【初心者向け8ステップ】
➡︎【保存版】LPランディングページに使える13のフレームワーク
③リスト内の見込み客と信頼関係を築く
見込み客がリストに登録してくれたら、リスト獲得用ページで約束したオファーを提供します。同時にメール(ステップメールやメールマガジンや個別メール)も配信していきます。
提供するオファーコンテンツや配信するメール(ステップメールやメールマガジンや個別メール)では、さらに有益な価値を提供していきます。「こんなに!?」「うそでしょ!?」「無料なのに!?」「ためになるぅ!」と言っていただけるようにしましょう。
give and give の精神です。心も込めてください。必ず伝わりますので。
関連記事
➡︎ メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】
④リスト内の見込み客を育成していく
信頼関係が築けたら(実際には分からないので、どこかで信頼関係が築けたと仮定できる頃合いで)、リスト内の見込み客を育成していきます。
何の媒体で育成するか?
- メールで育成
- メール→記事(ブログ等)で育成
- メール→動画で育成
- メール→音声で育成
- メール→PDF冊子で育成
育成の内容例
- 知らない → 知ってる
- 誤解や勘違い → 正解
- 決めつけ思い込み → 真実
- ブロック → 外す
- 原因不明 → 原因判明
- 表面課題 → 根本課題
- 諦め → 希望
- 不安 → 安心
- 無策 → 解決策
注:実際は信頼関係の構築と育成は同時に行っていきますが、信頼関係が築ける前の育成には注意してください(は?うるさい余計なお世話だとならないように)。
⑤リスト内の見込み客に商品を提案する
リスト内の見込み客と信頼関係も築けました。育成もほどよく済みました。そんな頃合いを見て、課題の解決策となる商品やサービスの提案をしていきます。
ここで、売れます。しかも、アクセス〜ここまでのプロセスは、全て自動化が可能です。
高価格商品の場合
ただし、30万や50万、100万もするような高価なバックエンド商品のセールスプロセスは、一旦、ここでフロントエンド商品(お試し用の安価な商品)を挟んでください。
フロントエンド商品では、もう一段、信頼関係と育成を深めてください。その後、きちんと対面でバックエンド商品の説明をして、契約を結ぶようにしてください(オンラインZOOMなどの対面でも問題なし)。
⑥リスト内の既存顧客と信頼関係を維持していく
商品やサービスを購入していただいた人は、もう見込み客ではなく、正規の顧客、既存顧客となります。当たり前すぎることですが、既存顧客は見込み客の何倍も大切にしてください。
新規見込み客ばかりに目を向けて、既存顧客との信頼関係が衰退していかないように注意してください。
⑦リスト内の既存顧客に別商品を提案する
一度、お金を出して、あなたの商品やサービスを手にしている既存顧客は、あなたの良さ、商品やサービスの良さ、価格以上の価値、既にこれらを十分に知っています。
なので、既存顧客に余計な説明はもう不要です。顧客の欲しいものをただ差し出すだけで売れます。既存顧客に別商品や新商品を提案してください。
リストマーケティングのやり方のまとめ
以上、リストマーケティングのやり方・流れでした。
対潜在顧客〜見込み客
- ①見込み客リストと成り得るアクセスを集める
- ②見込み客リストに登録してもらう
- ③リスト内の見込み客と信頼関係を築く
- ④リスト内の見込み客を育成していく
- ⑤リスト内の見込み客に商品を提案する
対既存顧客
- ⑥リスト内の既存顧客と信頼関係を維持していく
- ⑦リスト内の既存顧客に別商品を提案する
個人の副業や起業、WEBマーケティングの初心者、などでも、リストマーケティングは実践していけます。売上5倍もリアルな数値です。
もちろん、学ぶこと・やることは多いと思います。でも、 リストマーケティングをやるとやらないでは本当に大違いです。ぜひ、あなたも、リストマーケティングを始めてみてください。
リストマーケティングに必要なツール(無料含)
リストマーケティングに最低限必要なツールは下記の通りです。
- 端末(パソコンかiPad)
- ワードプレス
- メール配信ツール
- LINE公式アカウント(無くてもOK)
関連記事
リスト取りに使えるツールやサービスについては、下記の記事でまとめています。
➡︎ リスト取りに使えるツールやサービス【リード獲得方法17選】
パソコンかiPad
やはり、何をするにしても端末は必要です。用意する端末は、パソコンが一般的ですが、パソコンが苦手な人は、私と同じようにiPadがあれば十分です。
なお、パソコンにしてもiPadにしても、スペックの低い安価版で全く問題ありません(嘘みたいにスペックが低いパソコンやタブレット端末はNG)。
ただし、中古のスペックだと今のアプリやサービスに耐えられない場合があるので、必ず最新型の新品を購入してください。
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➡︎ iPadとパソコンの違い【ビジネスではどっちが良いかを比較!】
ワードプレス
リスト登録を促す前に、まずはアクセスを集めなければなりません。アクセスを集めるには、検索されてアクセスされる記事ページが必要です。
リスト獲得用のページも用意しなければなりません。信頼構築や育成に用いるページも必要かもしれません。フロントエンド商品の販売ページも必要になるかもしれません。
即ち、自分で自由に追加や更新が行えるサイト(ホームページやブログサイト)が必要になってきます。
サイトを作成するには、世界でも日本でも、圧倒的なシェアNo1のワードプレス(WordPress)がおすすめです。
ワードプレスなら、ホームページやブログの作成は、制作業者などに頼まず、自分で自由にほぼ無料で自作していくことができます(初心者でも)。
WordPressのメール配信プラグインについて
WordPressにはメールが配信できるようになるプラグインがいくつか存在します。なので、プラグインを用いてリストマーケティングを始めることも可能です。
しかし、プラグインというもの自体、そもそも不安定となるケースが多いです。 リストマーケティング、メールマーケティング、というビジネスやマーケティングの核となる部分にプラグインを充てることを私はおすすめしません。
その詳細については、下記の記事で解説しています。
➡︎ WordPressメルマガ配信プラグインおすすめしない【3つ】の理由
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➡︎ ホームページ自作【初心者入門ガイド】全7章で分かりやすく解説!
いやいやサイトは業者に作ってもらうよ。…という方は、下記の記事を必ずお読みください。
➡︎ ホームページ外注28の注意点【費用や集客で失敗しないコツ】
下記の記事もおすすめです。
➡︎ 【自分が】売れるホームページの作り方(ECサイトや店舗以外)
メール配信ツール
リスト獲得用のページから登録される、見込み客の連絡先情報(メールアドレスや名前など)の収集・管理、お礼の返信メール自動送信、シナリオに沿ったステップメール自動送信、メルマガ配信、など。
リストマーケティング、メールマーケティングで必須のことを行うには、メール配信ツールが必須です。
メール配信ツールは有名なものであれば何でも大丈夫だと思いますが、私のおすすめは「オートビズ」というツールです。
「オートビズ」コンセプトムービー
YouTube メール配信システム「オートビズ」コンセプトムービー より
「オートビズ」は、価格もお手頃で、操作もわかりやすく、初心者におすすめです。私や私の知り合いや私のクライアントさんも、ずっとこの「オートビズ」を使っていますが何の問題も無しです。
関連記事
➡︎ オートビズ公式サイト
LINE公式アカウント
「リストマーケティングに、メールではなくLINE公式アカウントを使うのはダメなの?」と思う人もいるかもしれません。ダメではないです。
ただし、致命的なデメリットがあるので、私は、主となるツールとしておすすめしていません(もちろん例外もあり)。
リストマーケティングにメルマガなどメールを使うのか?それともLINE公式アカウントを使うのか?使い分けるとしたら、どう使い分けるのか?この辺りをもう少し詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
➡︎ メルマガとLINE公式アカウントの使い分け【3つのポイント】違いも比較
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➡︎ ホームページとLINEのリンク連携で問い合わせを得る方法
➡︎ WordPress公式LINEアカウント5つの連携方法【ボタン等】
リストマーケティングに必要なその他のツール
必須のツールからは外しましたが、リストマーケティングの枝葉の作業まで広げると、他にも様々なツールが必要になってきます。
画像や動画やPDFなどを編集するツール、文章作成ツール(ワードやパワポやPagesやKeynoteなど)、アクセスを解析分析するツール、表計算ツール(ExcelやNumbersなど)、検索キーワードを選定するツール、などなど。
ですが、これらを含めていくと、ビジネス全般、マーケティング全般、仕事全般に必要なツールとなり、あまりにも広がりすぎてしまいます。なので、すいません、ここでは省略します。
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➡︎ ホームページのアクセス数を増やすツール【おすすめ46選】無料
リストマーケティングを成功させる3つのコツ
リストマーケティングを成功させるコツは色々あります。そしてそのコツは結構深いです。ですが、重要なポイントを絞ると、以下の3つにまとめられます。
- 良質なアクセスを集める
- 濃い見込み客リストを集める
- 一に信頼、二に信頼
良質なアクセスを集める
見込み客になる可能性が無い人に、リスト登録を促したり、リストに登録してもらっても意味がありません。
なので、まずは、見込み客になる可能性のある、良質なアクセスを集めるということがポイントになります。
アクセスを集める記事テーマは、“誰に何を”を十分に考慮したものにしてください。たとえば、下記例の場合は、記事Aは良質なアクセスにつながりますが、記事Bや記事Cは、アクセスは多く獲得できるかもしれませんが、書いても全く意味がありませんよね。
例)
- あなた:副業コンサル
- ○:記事A:誰でもできる在宅副業の始め方 ←検索(副業希望者)
- X:記事B:やる気を引き出す人事評価の方法 ←検索(サラリーマン人事部長)
- X:記事C:バーベキューおすすめスポット12選 ←検索(その他一般の人)
アクセスは、多い方が良いですが、多けりゃ良いというものではありません。量より質です。で、その後に量です。
濃い見込み客リストを集める
良質なアクセスを集めようとしても、インターネットを経由してやってくるアクセスは、全てが良質なアクセスになるわけではありません。
なので、記事の中やリスト獲得用のページには、フィルターをセットしておきます。フィルターとは、あなたの顧客になりそうもない人を除外するメッセージや条件のことです。
例)
- 〜の人には向きません → 〜の人を除外
- 〜の人って嫌ですよね → 〜の人を除外
- 〜に特化しています → 〜に興味ない人を除外
- 〜と私は強く思うんです → 〜と思わない人を除外
フィルターがあると、リスト登録率は低くなるかもしれません。でも、リスト登録率も高けりゃ良いってもんじゃありません。率より質です。
たまに、「登録率が30%40%いってないと見直しが必要ですよ!」と言うコンサルタントさんがいますが、そんな単純な話しではないんですね。
フィルターの設置で、濃い見込み客のみに絞れていければ、後工程の信頼関係の構築、見込み客の育成、さらにその後の商品提案、プレゼン、セールスが、かなり楽になっていきます。率より質です。で、その後に率です。
一に信頼、二に信頼
リスト内の見込み客に対しては、一に信頼、二に信頼、三四が育成で、五に信頼。というような感じで、信頼の獲得を一番強く意識して接するようにしてください。
ビジネスや商売は、能力でもスキルでもアイデアでもなく、機能でも品質でもなく、手法でもツールでもなく、最後は「信頼」で決まります。
多少あなたのスキルが低くても、多少あなたの商品に穴があっても、「信頼」さえあれば、契約していただけます商品は売れます。そのくらい「信頼」は重要です。
だから、一に信頼、二に信頼。です。
信頼を得るには、それなりの情報提供が必要です。質と量の両方が必要かです。メルマガ配信やLINE公式アカウント配信で、薄い情報や宣伝や売り込みばかりしないように注意しましょう。
関連記事
➡︎ メルマガの本文やタイトル件名の文字数や長さ【最適な目安とは】
リストマーケティングに関するQ&A
最後に、リストマーケティングに関するQ&Aをいくつかまとめておきます。
- リストマーケティングは副業でも有益ですか?
- リストマーケティングは企業や会社でない個人でも可能ですか?
- 参考となるリストマーケティングの例はありますか?
- リストマーケティングは対SNSリストでも大丈夫ですか?
- たとえばDRMなどリストマーケティングに必要な勉強は?
- リストマーケティングで厳守すべきルールはありますか?
- リストマーケティングでは何を売れば良いですか?
リストマーケティングは副業でも有益ですか?
リストマーケティングは、副業・起業、業種・業界に関わらず、お客様と向き合い寄り添う必要のあるビジネスや商売であれば有益です。
リストマーケティングは企業や会社でない個人でも可能ですか?
リストマーケティングを始めるのに、個人も大企業も、関係ありません。誰でも行っていけますし、有益です。
参考となるリストマーケティングの例はありますか?
業種やサービスや背景などによって、おすすめできる例は変わってきます。一番良いのは、あなたのライバルが成功させているリストマーケティングを参考例とすることです
ただし、そのまま真似ても上手くいかないので注意してください。
リストマーケティングは対SNSリストでも大丈夫ですか?
インスタやTwitterのフォロワーなどをリストと見なして、DMなどでメッセージを送るのも一種のリストマーケティングと言えるかもしれません。ですが、SNSもLINE同様、アカウントの停止でフォロワーは一瞬で全滅します。
SNSのアカウント停止もLINE同様で頻繁に発生しています。メールによるリストマーケティングをメインにし、SNSはサブの扱いにとどめておきましょう。
たとえばDRMなどリストマーケティングに必要な勉強は?
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)に限らず、インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティング、SEO、コピーライティング、など。
リストマーケティングを成功させるには、様々なマーケティングの知識やコツが必要です。ですが、全てを完璧に勉強し終わってから、リストマーケティングを始めるとしたら、スタートするまであと10年はかかるでしょう。
今すぐ始める。そして、やりながら学ぶ。というスタンスがとても重要です。
リスト数はどのくらいあれば良いですか?
必要なリスト数は、あなたの商品やサービスの売れやすさや価格、および、売上目標、そして、見込み客リストの質やリストマーケティングのやり方などによって大きく変わってきます。
たとえば、
売上目標を100万だとします。リストの質が良くて10%にフロントエンドが売れるとします。フロントエンド購入者の40%がバックエンド(25万円)を買ってくれるとします。
この場合であれば、100リストが必要ということになります。
100リスト × 10% × 40% × 25万円 = 100万円(4人×25万円)
ですが、もしバックエンド商品の価格が2.5万円という安価商品だと、
1000リスト × 10% × 40% × 2.5万円 = 100万円(40人×2.5万円)
となり1000人ものリストが必要ということになります。
リストマーケティングでは何を売れば良いですか?
リストマーケティングで何を売るのが良いか?については、下記の記事を参考にしてください。「何を」より「誰に」を重視してください。
➡︎ リストマーケティングで何を売るか?【個人でも売れる商品とは】
メルマガのネタがないです…
メルマガのネタがない…ネタ切れした…メルマガに何を書いて良いかわからない…。と、なった場合は下記の記事を参考にしてみてください。
➡︎ メルマガで面白いと思われるネタの探し方【ネタ切れ防ぐ33例付】
まとめ
リストマーケティングは、最も費用対効果の高いマーケティング施策の一つです。成功している会社や個人は、必ずと言って良いほどリストマーケティングを実践しています。
説明上、本記事では、リストマーケティングのメリットとデメリットをあげましたが、個人的にはメリットしかないと感じてます。
また、リストマーケティングは、個人でも初心者でも、始めることができます。成功させるには正しいやり方が必要ですし、ノウハウやコツも必要です。ですが、やりながら学ぶというスタンスでいけば大丈夫です。
当たり前ですけど、始めないと始まりません。始めないと変われません。
ぜひ、あなたも今すぐに、リストマーケティングを始めてみなしょう!
補足
以下は、私が推奨している、ビジネスとマーケティングの組み合わせパターンです。最も費用対効果が高いと言われているものを掛け合わせたモデルになっています。
・自分が商品となるビジネス
(経費がかからないビジネス)
×
・ホームページ集客
(SEOによる検索マーケティング)
×
・リストマーケティング
(メールマーケティング)
ぜひ参考にしてください。
なお、上記のうち、“ホームページ集客”の基本的なことについては、下記のメール講座で学ぶことができます。
➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け』
もし、興味があればどうぞ。