オウンドメディアの記事ネタがない時に【ネタの探し方10選】
更新日:2023年2月27日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
オウンドメディアの記事ネタがない時に【ネタの探し方10選】
要約
オウンドメディア(情報発信メディアとしてのホームページやブログなど)の記事ネタがないという時に実践するネタ探しの方法をお伝えします。
オウンドメディア記事ネタの探し方10選
- 見込み客からの質問を思い出す
- 見込み客からヒアリングする
- 同業者からヒアリングする
- 競合のオウンドメディアを調べる
- Google検索を活用する
- 検索キーワードツールを活用する
- Googleトレンドを活用する
- SNSを活用する
- Amazonを活用する
- Q&Aサイトを活用する
中でも抜けて重要なのは、1と2です。
この記事は、
- オウンドメディアの記事ネタがもうない、、、
- オウンドメディアの記事ネタの探し方を教えて!
- オウンドメディアの記事のネタ切れに困ったらどうすれば良いですか?
といったような方へ向けてまとめています。
この記事を読むことによって、
- 効率の良いオウンドメディアの記事ネタの探し方が分かります。
- オウンドメディアの成果につながる記事ネタの探し方が分かります。
- もうオウンドメディアの記事ネタに困らなくなります。
実際、私自身は、現在、記事ネタに困ったことはありません(メルマガ配信ネタなども含めて)。なぜなら、この記事にまとめていることが実践できているからだと思っています。
※ 昔は困っていましたが。。。
ネタ探しに難しいことは何一つありません。本当です。
当たり前のことと、ちょっとしたコツを知っておけば、ネタが切れることはまず無いんですね(あまりにもニッチで狭い分野の場合を除く)。
ぜひ、あなたもネタ切れとサヨナラしてください。
注:この記事は、自分が商品となるようなビジネス(たとえばコンサル業など)をされている方を対象として書いています。アフィリエイトや物販や店舗ビジネスなどのビジネスをされている方には一部適さないアドバイスもあることを了承願います。
【 目次 】
オウンドメディアの記事ネタがない時に【ネタの探し方10選】
この記事は以下の構成となっています。
- オウンドメディア記事のネタ切れを起こすたった1つの原因
- 成果につながるオウンドメディア記事ネタの探し方10選
- オウンドメディアの記事ネタを決める際の注意点
- それでもネタが切れたと思う場合にとる方法
簡単な概要は下記の通りです。
オウンドメディア記事のネタ切れを起こすたった1つの原因
オウンドメディアの記事ネタが、本当の本当にもう無い…というケースは、そう多くはありません。だいたいの場合、ある一つのことが足りていないんです…
成果につながるオウンドメディア記事ネタの探し方10選
私や、私のクライアントさんが、実際に実践している、記事ネタの探し方を10個お伝えします。これでもう「ネタがない…」「ネタ切れで困った…」ということは無くなるでしょう。
オウンドメディアの記事ネタを決める際の注意点
ネタがあれば何でもOKとはなりません。オウンドメディアを成果につなげていくには、ネタの選別なども重要となってきます。ネタを決める時の注意点とは?
それでもネタが切れたと思う場合にとる方法
ほとんどあり得ないのですが、本当の本当にネタが切れた…もう本当に無い…というケースもあるかと思います。そういう時に行うべきことをお伝えします。
オウンドメディア記事のネタ切れを起こすたった1つの原因
オウンドメディアの記事ネタが「もう本当に無い…」というケースは、そう多くはありません。
だいたいの場合、ある一つのことが足りていないんです…
それは、
見込み客(または潜在顧客)に関する知識
です。
ネットの検索者(見込み客や潜在顧客)は、何かに悩んでいるか、何か願望があるかで、何かを知りたがっています。
でも、近くにすぐ聞ける人がいない。なので、検索してくるわけです。当たり前のことですが、そうですよね?
そして、
その検索者の知りたがっていることに対する答えが記事コンテンツになります。これが普遍的なネット検索の流れです(下記図参照)。
つまり、
検索者の知りたがっていること、検索者の聞きたがっていることを良く知らなければ、記事ネタは見つからないということです。見つかってもすぐにネタ切れを起こします。
見込み客が知りたいことや、聞きたいことは、ある程度同じものもあれば、十人十色で異なるものも多々あります。ネタはたくさんあるはずなんです。
なので、見込み客の、
- 悩み
- 願望
- 疑問
- 質問
- 不安
などを、どれだけ良く知るか?たくさん知るか?深く知るか?が記事ネタ探しの重要なポイントになってきます。
見込み客のことをもっと徹底的に良く知る
もし、記事ネタが見つからないのであれば、“自分はまだまだ見込み客のことを知らな過ぎるんだな…”という自覚を持つようにしてみてください。
この自覚は、ネタ探しに限らず、あなたのマーケティングやビジネスをガラっと好転させていく、そんな自覚になる可能性が大きいです(本当に重要です!)。
繰り返しておきます。
見込み客のことをもっと徹底的に良く知る
これが最重要ポイントです。
成果につながるオウンドメディア記事ネタの探し方10選
ここからは「成果につながるオウンドメディア記事ネタの探し方10選」と題して、具体的な記事ネタ探しの方法や手法をお伝えしていきます。
ただし、前項で述べた重要事項を理解できていないと、適切なネタ探しはできません。その点には十分に注意してくださいね。
以下が、「成果につながるオウンドメディア記事ネタの探し方10選」となります。
オウンドメディア記事ネタの探し方10選
- 見込み客からの質問を思い出す
- 見込み客からヒアリングする
- 同業者からヒアリングする
- 競合のオウンドメディアを調べる
- Google検索を活用する
- 検索キーワードツールを活用する
- Googleトレンドを活用する
- SNSを活用する
- Amazonを活用する
- Q&Aサイトを活用する
ひとつ一つ順に説明していきます。
ネタの探し方1:見込み客からの質問を思い出す
まず、必ずこれは、やって欲しいです!
それは、
見込み客から過去に受けた質問を思い出す・洗い出す
です。
おそらく、あなたは、今まで多くの見込み客の方々と接してきたことと思います。いろいろな相談を受けたり、いろいろな質問を受けてきたと思います。
それを思い出して洗い出して一覧にまとめてみてください。
もし、漏れなく思い出せたら、もうこの一覧だけでもオウンドメディアの記事ネタの宝庫になるはずです。そのくらい重要な作業になります。
そして、現在〜未来にかけて、新たに受ける相談や質問は、なるべくすぐ、その一覧に追記していくようにしてください。
そうしていけば、ネタが無くなるどころか、逆にネタが多すぎて溢れていき、別の意味で困った…となるでしょう。
ネタの探し方2:見込み客からヒアリングする
でも、昔の細かいことなんてもう思い出せないよ……
という場合も多いです。というか普通は忘れますよね。なので、あらためて、たくさんの見込み客と会うようにしてください。そして、たくさん対話をしてください。
あらためて多くの見込み客に会う・聞く・引き出す
そして、見込み客から、悩み、願望、疑問、質問などを引き出してください。引き出せたことは、一覧に書きまとめていくようにしてください。
これから起業するので、まだ見込み客がいない、、、
…というような人の場合も同じです。とにかく、見込み客(になりそうな人も含む)に1人でも多く会って話しを聞いてあげてください。
そこにネタがあります。
ネタの探し方3:同業者からヒアリングする
あなたの見込み客となる層には、あなたの同業者も接しているはずです。
なので、同業者から、見込み客の悩み、願望、疑問、質問を引き出していくというのも一つの方法になります。
同業者仲間であれば、世間話の一端として、「どう?最近」「どんな依頼が多い?」「どんなお客様が多い?」「変わった案件とかあった?」とさりげなく聞いてみてください。
あなたの同業者がつかんでいる見込み客の情報をヒントにしてください。
ネタの探し方4:競合のオウンドメディアを調べる
同業者の仲間のようには親しくなれない、そんな、あなたの競合となるライバルからも、ネタのヒントは得られる場合があります。
競合のオウンドメディア(ホームページやブログやランディングページなど)を調べて分析してみてください。
この場合、特に参考にしやすいコンテンツは、
- 「こんな悩みはありませんか?」のパート
- 「お客様の声の」のパート
などです。こういう部分には、見込み客の情報が散りばめられているはずだからです。
あとは、少し専門的な有料ツールが必要となるのですが、
- 競合サイトへの流入検索キーワード
上記が調べられると、大きなネタのヒントが見つかる場合があります。
ネタの探し方5:Google検索を活用する
あなたの見込み客が検索しそうな検索キーワードを入れて、Google検索を行なってみてください。
すると、その検索キーワードに関連して、
- サジェスト(自動で出てくる他の検索候補リスト)
- 他の人はこちらも検索
- 他の人はこちらも質問
- 関連キーワード
などの情報が、通常の検索結果の他に表示されます(Google側の都合や仕様、および、検索キーワードによっては表示されない場合もある)。イメージは下記の通りです。
例:Google検索結果
下記は、「ブログ ネタ」というキーワードを入れて実行した、それぞれの表示画面です。
サジェスト
他の人はこちらも検索
他の人はこちらも質問
関連キーワード
このように、あなたが思いついてるオウンドメディアの記事ネタ(検索キーワード)以外に、「こんなネタ、テーマ、キーワードもありますよ」とGoogle検索は、教えてくれるわけです。確認しない手はありませんよね。
ただし、Googleも完璧なヒントを出してくれるとは限りません。ズレた情報が表示されることも多々あります。
なので、Googleの出した情報を鵜呑みにするのではなく、あなたのベースにある見込み客に対する知識で情報を選別する必要があります。その点、ご注意ください。
ネタの探し方6:検索キーワードツールを活用する
世の中には便利なWEBツールがいくつもあります。しかも、無料で使えるツールも多いです。
それらのツールの中で、検索キーワードツールという類のものを使うと、先に述べたGoogle検索のサジェストや関連キーワードなどに値する情報が、とても簡単に得ることができます。
代表的な無料の検索キーワードツールは下記の通りです。
※ 上記をクリック(タップ)すると各ツールのWEBページに遷移します。
例:各ツールの実行検索
下記は、「ブログ ネタ」というキーワードを入れて実行した、それぞれのツールの結果画面です。
aramakijake
ラッコキーワード
Googleキーワードプランナー
Google検索をわざわざ行わず、簡易的にオウンドメディアの記事ネタとなる情報(他の検索キーワード)を得たい場合は、これらのツールをお試しください。
関連記事
上記で紹介したツール「aramakijake」についての具体的な使い方は下記の記事に詳しくまとめてあります。もしよければ参考にしてください。
➡︎ aramakijakeアラマキジャケの使い方【初心者向け簡単マニュアル】
ネタの探し方7:Googleトレンドを活用する
見込み客の…というよりも、世の中の大きな動きから、オウンドメディアの記事ネタを探っていくことも時には必要となる場合があります。
そんな場合は、Googleトレンドというツールを使ってみてください。
※ 上記をクリック(タップ)するとGoogleトレンドのWEBサイトに遷移します。
指定した検索キーワードの過去から現在までの検索ボリュームの推移グラフや、直近でトレンドとなっている検索キーワードなどが調べられます。
例:Googleトレンド
検索ボリュームの推移
直近のトレンド(急上昇ワード)
ネタの探し方8:SNSを活用する
今はSNSの時代です。そして、SNSには、本人の投稿による、近況、悩み、願望、疑問、不満、本音、などが溢れています。直接、相手に合わずでも多くのことを読みとれるかもしれません。
オウンドメディアのネタ探しへ向けて、参考にしやすいSNSは、テキスト(文章)がメインのSNSです。
※ 上記をクリック(タップ)すると各SNSサービスのWEBサイトに遷移します。
特にTwitter(ツイッター)は、匿名も可能ですし、本音レベルの投稿も多く参考になります。Facebook(フェイスブック)は本名登録なので、意外と本音は探れませんが、ネタのヒントは得られます。
インスタやYouTubeは?
Instagram(インスタグラム)やYouTube(ユーチューブ)、他にもTikTok(ティックトック)や音声系のSNSなどありますが、それらは、どちらかというと作品やコンテンツなどの投稿が多いので、あまり参考にならない場合が多いです。
今はSNSの時代とも言えるので、SNSも覗いていきましょう。
ネタの探し方9:Amazonを活用する
Amazon(アマゾン)は非常に多くの人が利用するネットショッピングの最も有名なプラットフォームです。
※ 上記をクリック(タップ)するとAmazonのWEBサイトに遷移します。
そのAmazonの中にも検索機能があります。サジェスト機能もあります。
なので、Amazonで人々が何を欲しているかがある程度分かるわけです。
例:Amazonのサジェスト(本のカテゴリ)
Googleのサジェストを参考にする人は多いですが、Amazonのサジェストまで見ている人は、まだそう多くはいないと思われます。
なので、競合がまだ見つけられていない、意外なオウンドメディアの記事ネタが見つかるかもしれません。
ネタの探し方10:Q&Aサイトを活用する
Q&Aサイトというものがあります。有名なのは「Yahoo!知恵袋」ですね。あとは、「教えて!goo」も有名でしょうか。他にもいろいろあります。
※ 上記をクリック(タップ)すると各QAサイトのWEBサイトに遷移します。
Q&Aサイトの中には、質問(Q)がいっぱいあります。その質問が、オウンドメディアの記事ネタにつながる場合があります。
中には適当な回答(A)をしてる人もいます。であれば、あなたが正しくわかりやすく答えてあげましょう(オウンドメディアの記事ネタとして採用する)。
例:Yahoo!知恵袋
Q&Aサイトを見ていると、「え!こんなことも質問しているの?」という驚きの質問(専門家視点では絶対に気づけないような初心者や未経験者でこその質問)もたくさんあります。
私やあなたのようなプロの専門家は、経験を積めば積むほど、どうしても上からの視点になっていきます。それじゃダメだと分かっていても…
なので、Q&Aサイトを見ることは、目線を下げるきっかけになることもあります。そういう意味でもQ&Aサイトは、おすすめです。
オウンドメディアの記事ネタを決める際の注意点
ここまで、具体的中ネタの探し方を説明してきましたが、ネタが見つかれば何でもかんでも良いというわけではありません。
オウンドメディアを起点に成果(新規見込み客リスト〜売上)を得たいのであれば、ネタの選別なども必要になってきます。
成果につながるオウンドメディアのネタにするためには、以下のことに注意してください。
- バックエンドにつながるネタである
- 書きたいことを書かない
- 検索ボリュームを確認する
- 競合となるライバル記事を確認する
- 重複している既存記事を確認する
バックエンドにつながるネタである
オウンドメディアの最終目的は、何だかんだ言っても売上アップですよね?であれば、バックエンドにつながる、そういうネタ、検索キーワード、記事、でなければ意味がありません。
たとえば、あなたのバックエンド商品が、「ブログ集客のコンサル」だとします。その場合、
見込み客が〔ブログ ネタ〕で検索
↓
記事「ブログのネタの探し方」にアクセス
↓
見込み客リスト化
↓
ブログ集客入門セミナー(フロントエンド商品)を購入
↓
ブログ集客コンサル(バックエンド商品)を購入
というような流れになる可能性があるネタかどうか?ということです。
あまり範囲を狭めてもいけないのですが、同ケースで、
見込み客が〔面白い 映画〕で検索
↓
記事「面白い映画10選」にアクセス
では、アクセスは来るかもしれませんが、バックエンド商品につながりませんよね。完全な空振りで終わります。すべては無駄な労力で終わります。
これは少し極端な例ですが、成果につながる可能性のあるネタを選定するようにしてください。
関連記事
➡︎ バックエンド商品の作り方【7ステップで初心者向け簡単に】
➡︎ フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】
書きたいことを書かない
自分の書きたいネタ、書けるネタ、を書くのではなく、見込み客の知りたいこと、聞きたいこと、を書く!!
これを徹底してください。
主人公は 自分 でははく 相手
これは、オウンドメディアのネタ選び、記事執筆に閉じず、ビジネスやマーケティングの中で顧客に発信する全てのコンテンツに通じる基本中の基本です。
ネタ探しのベースとなるここがズレていると、間違ったネタ探しになる可能性が高くなるので十分に注意してください。
なお、もしそのネタが、自分の知らないことであれば、調べて勉強して、実際に経験し体験してください。その記事で成果を出したいと本気で思うのであれば、わざわざそこまでやってください。
そして、その後、わかりやすく、具体的に、誠意をもって答えてあげてください。
検索ボリュームを確認する
自分では適切なネタだと思っていても、そのネタ(検索キーワード)で検索してくる人が世の中に1人もいない場合、そのネタは、
- アクセスされないネタ…
- 見込み客から求められていないネタ…
です。
なので、そうならないよう、対象とするネタ(検索キーワード)の検索ボリューム(どのくらい検索されているかの量)は、必ず調べておくようにしましょう。
検索ボリュームの目安
検索ボリュームが多いほど、多くのアクセス数が期待できますが、実際には検索ボリュームの多いネタは皆が狙っているので、競合記事だらけ…という場合がほとんどです。
なので、まずは検索ボリュームの少ないネタ(検索キーワード)を狙って記事コンテンツを公開していく方が効率的です。(注:それでも競合だらけという場合もあるが…)
検索ボリュームの目安は、下記の通りです。
目安:検索ボリューム0(ゼロ)でなければOK(できれば20以上)
※ 検索ボリューム0でも、見込み客にとって本当は必要な情報かもしれません。そういう場合であれば記事作成対象としてもOKです。(検索ボリュームのあるネタの記事から検索ボリューム0のネタの記事へ誘導して読んでもらう)。
なお、検索ボリュームは下記のツールで調べられます。
検索ボリューム確認ツール
- aramakijake(無料)
- Googleキーワードプランナー(無料)
- Ubersuggest(有料)
- ahrefs(有料)
※ 上記をクリック(タップ)すると各ツールのWEBサイトに遷移します。
関連記事
➡︎ 月間検索数の調べ方【無料ツールでGoogle検索ボリュームを調べる方法】
競合となるライバル記事を確認する
適切なネタだと思っていても、そのネタ(検索キーワード)で多くの競合ライバルが、良質な記事を既に公開済みの場合は、あなたの記事は競合記事の中に埋もれていく可能性が高いです。
たとえば、下記のネタ(検索キーワード)に関する記事は、既に150記事以上もの競合記事が存在しています。
例:ネタ=〔ブログ 始め方〕
この中に、後から、あなたの記事を突っ込んでも埋もれる可能性が高いですよね。。。
だから、そのネタはやめとけ……と、単純な話にはならないのですが、そのネタを題材にした記事にアクセスを集めるのは、非常に難しくなるという認識は持っておいてください。
であれば、
まずは、競合記事の少ないネタを選んで、早めにアクセスにつなげていく。そして、ある程度オウンドメディアが育ったら、競争の激しいネタにトライしていく。というやり方が効率的です。
重複している既存記事を確認する
競合サイトではなく、あなたのオウンドメディアの中にも、同ネタ、同テーマ、ほぼ同内容といった、同じような記事が既にあるかもしれません(重複記事)。
長くオウンドメディアを運営していくと、よくこういうケースが生まれていきます。過去に何を書いて公開したか忘れちゃうので、、、
要するに、自分のオウンドメディア内で、自分から埋もれる状況を作り出してしまうわけですね。
なので、ネタの選定時や記事を書く前には、過去に同じネタや同じ内容の記事を書いていないかも確認するようにしてください。
参考:重複記事はSEO的にも有益ではありません。
それでもネタが切れたと思う場合にとる方法
過去の見込み客からの相談や質問を洗い出した。見込み客からたくさんヒアリングした。Google検索や各種ツールも使っていろいろリサーチもした。
「でも、もう本当にネタが切れました、、、」
という場合は、おそらく、もう本当にネタが切れたのでしょう。その場合は、既に公開済みの記事の質を上げていくことに力を注いでください。
または、
もし、あなたがまだ、潜在顧客層に目を向けていない場合は、潜在顧客層にターゲットを広げることをしてみてください(ケースにもよりますが最初から広げておいても良い)。
潜在顧客層にターゲットを広げると、少しアクセスの質は薄まりますが、アクセス集めは広く集めても大丈夫です。
なぜなら、書き方や仕組み次第ですが、自動的に絞り込みができるからです。(コンバージョン率等は低下しますが気にしなくて大丈夫です)
また、今まで取りこぼしていた、見込み客になり得る手前の潜在顧客層も取り込んでいけます。むしろ、プラスになります。
ネタが本当に切れたと思ったら、
- 記事コンテンツの改善に注力する
- 潜在顧客層にターゲットを広げてみる
このどちらか、または両方をやっていきましょう。(注:“改善”はネタ切れしていなくても行うようにしてくださいね➡︎ オウンドメディア改善方法【よくある状況と10の原因と対策】)
補足:自分や業界では普通のこともネタにする
補足です。よくあるケースなのですが、自分の中や業界では、普通のこと、常識、当たり前、と思っていることを、あなたの見込み客も知っていると思わないでください。これくらい、ちょっと調べれば分かるだろ…とも思わないでください。
同業者やスキルある層から、「そんな当たり前のことを発信してるのかよ」と思われないだろうか?そんな無意味な心配は捨ててください。同業者や競合の人の目は完全に無視してください。見込み客だけを見てください。
構成上、補足になっちゃいましたが、これ、めちゃくちゃ重要なポイントです。忘れないようにしてください。
まとめ
以上、「オウンドメディアの記事ネタがない時に【ネタの探し方10選】」と題して、いろいろとお伝えしてきました。
最後に、超重要なポイントだけ繰り返しておきます。
- 見込み客のことをもっと徹底的に良く知る!悩み、願望、疑問、質問、不安などを知る。一覧に書き出しまとめておく(常に更新する)。
- 自分の書きたいネタ、書けるネタ、を書くのではなく、見込み客の知りたいこと、聞きたいこと、を書く!!
- 自分や業界では普通や常識のこともネタにする
具体的なネタの探し方は、下記を参考に実践してください(やれるものだけで良いので)。
- 見込み客からの質問を思い出す
- 見込み客からヒアリングする
- 同業者からヒアリングする
- 競合のオウンドメディアを調べる
- Google検索を活用する
- 検索キーワードツールを活用する
- Googleトレンドを活用する
- SNSを活用する
- Amazonを活用する
- Q&Aサイトを活用する
上記が実践できれば、オウンドメディアの記事ネタが枯れることは、ほとんどないと思います。適切なネタも見つかっていくでしょう。反応の取れる記事コンテンツを作成していけるようにもなるでしょう。
P.S.
ネタ探し、検索キーワード選定、記事コンテンツの執筆・公開、これらは、オウンドメディアの成否を左右する重要な要素の一部です。
ネタ探し、大変だとは思いますが、がんばってください!
あなたのオウンドメディア(ホームページやブログなど)が、大きな成果につながっていくことを願っています。
関連記事
➡︎ メルマガで面白いと思われるネタの探し方【ネタ切れ防ぐ33例付】
➡︎ オウンドメディアの更新頻度の目安は?【1ヶ月放置も可?】
➡︎ オウンドメディアの作り方【個人向け9ステップ】事例も紹介
参考
自分が商品(たとえばコンサル業など)となるビジネスを営む方で、「WEBマーケティングやWEB集客は初心者でよく分からない…でも、ホームページやブログを成果につなげていきたい…」という方は、下記のコンテンツも参考にしてみてください。
➡︎【無料】ホームページ集客メール講座(特典付き)※初心者向け