【保存版】LPランディングページに使える13のフレームワーク

LPランディングページに使えるフレームワーク

更新日:2023年9月3日 筆者:鈴木俊雄@smart_plan_tsFacebook

LPランディングページに使える13のフレームワーク

要約

LP(ランディングページ)に使えるフレームワークは、下記の通りです。

LPランディングページに使える13のフレームワーク

この記事は、

といったような、お悩みや質問のあるWEBマーケティングに初心者の方へ向けて、まとめてあります。

この記事を読むことによって、

これまで私は、自分のLPやクライアントさんのLPと、数多くのLPの作成に携わってきました。また、成果の出ている他社のLPをかるく100以上は分析してきました。

どのLPも一見しただけでは分かりませんが、成果の出ているLPを分析してみると、いずれも「一定の法則・構成の型(フレームワーク)」に基づいていることが分かります。

そのフレームワークを参考にすれば、今よりも早くLPを作成できるようになりますし、今よりも反応の取れるLPを作成できます。

この記事では、実証済みの主要なLPフレームワークを紹介しているので、ぜひ参考にして、あなたのWEBマーケティング、WEB集客にお役立てください。

【 目次 】

LPランディングページに使える13のフレームワーク

LPランディングページに使える13のフレームワーク

先ほど、成果の出ているLPは、どれも「一定の法則・構成の型(フレームワーク)」に基づいていると言いました。

ですが、一定といっても、厳密に言えばパターンはさまざまです。たとえば、あるLPはターゲットのベネフィット(利益)を最初に訴求していますが、あるLPはターゲットの悩みを最初に訴求してたりします。

これが正解!!っていうフレームワークは無いんですね。なので、LPに使えるフレームワークは何種類も存在しています。

この記事では、LPに使える何種類ものフレームワークから、主要なものを13種類紹介していきます。

LPランディングページに使える13のフレームワーク

上記の中から、あなたの目的、ターゲット、オファー、などに最も合いそうなフレームワークを選択し、それを参考・応用して、あなたのLPを作成してみてください。

LPの作成を少しでも簡単にしましょう!LPのコンバージョン率を少しでもアップさせましょう!

LPフレームワーク(購買行動プロセスの型より)

LPフレームワーク(購買行動プロセスの型より)

購買行動プロセスに関するフレームワークというものがあります。これまた何種類もあるのですが、その中にはLPの作成時にも役立つフレームワークがあります。

LPフレームワーク(購買行動プロセスの型より)

1.AIDA(アイダ)

AIDA(アイダ)は、購買行動フレームワークの元祖です。1920年代にアメリカの広告の専門家エルモ・ルイス氏が提唱した最初の購買行動フレームワークとして有名です。

LPの基本構成として使えます。

AIDAは、もっともシンプルな購買行動フレームワークですが、購買行動としては、これが基本中の基本です。なので、決して古いとか思わないようにしてください。

AIDA(アイダ)

Attention(認知・注意)

最初は、とにかく気づいてもらい、注意をひきます。LPで言えばヘッダーのキャッチコピーやアイキャッチ画像などの部分です。

Interest(興味・関心)

注意をひいたら、次に興味をひき、次に自分ごとだと関心を誘います。

Desire(欲求)

関心を誘ったら、次は、欲しくなる感情、すなわち、欲求を呼び起こしてあげます。

Action(行動)

最後ははっきりと行動喚起です。LPでは「今すぐ登録する」などのボタンの部分となります。

2.AIDCA(アイドカ)

AIDCA(アイドカ)は、AIDAの中に「C(確信)」が追加された購買行動フレームワークです。AIDAから派生したフレームワークです。

これも、LPのフレームワークとして使えます。

AIDCA(アイドカ)

AIDCAは、ほぼAIDAと同じですが、Action(行動)の前に、Conviction(確信)が追加されたフレームワークとなっています。

人は確信に至らなければ不安満載で行動(ボタン押下など)しませんよね。

なので、相手にとって少しハードルが高いオファーの場合は、このConviction(確信)もLPに組み込んだ方が良いでしょう。

その他の購買行動フレームワーク

その他の購買行動フレームワークについては、下記の記事で詳しく説明しています。

LPに閉じず、マーケティング全体のプロセスを設計するような場合は、下記の記事も参考にしてください。きっと役に立つはずです。

➡︎ 【保存版】購買行動フレームワーク23パターン(プロセス図付)

LPフレームワーク(セールスライティングの型より)

LPフレームワーク(セールスライティングの型より)

次は、セールスライティングやセールスコピーのフレームワークから抜粋した、LPにも使えるフレームワークです。

そもそもセールスライティングというのは、読んでもらうだけで相手に何か行動を起こしてもらうためのものです。なので、セールスライティングの型とLPの型は、かなり親和性が高いです。

セールスライティングのフレームワークでLPにも使える主なものは下記の通りです。

LPフレームワーク(セールスランディングの型より)

セールスライティングとLPは親和性が高いので、たくさんのフレームワークがあります。ひとつ一つ説明していきます。

3.QUEST(クエスト)

QUEST(クエスト)は、有名なマーケティングコンサルタントMichel Fortin氏がAIDAをもとに考え出したものです。

QUEST(クエスト)

Qualify(限定する)

ターゲットである対象者は誰なのかをはっきり限定します。そして、対象者が「私のことだ」と思えるようにフォローします(問題点の指摘など)。

Understand(理解する)

あなたがその対象者の悩みをどれだけ理解しているかを表現します。共感を示します。これは、対象者に問題点を思い起こさせるという意図も含みます。

また、同時に、問題点の解決方法に対する好奇心をくすぐるように努めます。たとえば、対象者の現状と同じ過去から成功に至ったストーリーの提示などで。

Educate(教育する)

解決策を提示します。対象者の状況に最適であり、他とは異なり、他よりも優れているという事実を強調します。

また、あなたが解決策を語り、解決策を提供する適任者であることも証明します。たとえば、お客様の声、体験談、レビューなどの社会的証明を示します。

Stimulate(刺激する)

魅力的なオファー(提供条件)を提示します。メリットのメリット、すなわち、ベネフィット(対象者が得られる利益)を列挙します。

オファーには、限定性、希少性、保証、特典、その他の付加価値なども含まれます。

また、競合する代替品との比較や、行動を起こさないことによるリスクなども同時に提示します。

Transition(変換する)

最後に行動を喚起します。必要があれば、さらなる特典などで対象者の背中を押します。

・・・

上記は、Michel Fortin氏の記事「Want Better Copy? Go On A Quest!」を簡潔に要約したものです。

そのままフレームワークを使うな

また、Michel Fortin氏は、この QUESTというフレームワークを安易にそのまま使うなと警告しています。

なぜなら、ビジネスにはさまざまなケースがあるからです。なんでもピタっとQUESTに当てはまるわけがないという理由から、こう警告しているわけですね。

あくまでも QUEST は、アウトラインを決める程度のガイドとして使ってくださいということです。

※ 安易にそのまま使うなという警告は、QUESTに限らず、世のすべてのフレームワークやテンプレートに言えることです。重要なことなので覚えておいてください。

4.CREMA(クレマ)

CREMA(クレマ)は、PREP法に近く、LPのフレームワークにもなりますが、文章構成の方により役立つかもしれません。

CREMA(クレマ)

Conclusion(結論)

一番最初に最も伝えたいメッセージ、すなわち結論を提示します。たとえば、「XXという問題を解決するにはXXという解決策が必要です。」

Reason(理由)

なぜ、その解決策である必要があるのかの理由を明確に提示します。

Evidence(証拠)

その解決策が有効である根拠や証拠を提示します。

Method(手段)

その解決策の具体的な手段を提示します。手段の提示により「なるほど、だから解決するんだね」と納得してもらいます。

Action(行動)

最後に行動を喚起します。

5.BEAF(ビーフ)

BEAF(ビーフ)は、商品の特定まで済んでいるターゲットへ向けて使われることが多いフレームワークです。また、Amazonなどネットショップや物販向けで使われることが多いです。

BEAF(ビーフ)

Benefit(利益)

ターゲットが得られる利益や満足感などを強調し提示します。

Evidence(証拠)

本当に利益や満足感が得られるのかの証拠を提示します。たとえば、口コミ、お客様の声、レビュー、ランキング・販売実績・メディア掲載など。

Advantage(優位性)

他社と比べて優位な点を示します。

Feature(特徴)

最後に、商品の特徴、サイズ、色、素材、成分などを明記します。

6.TAPS(タプス)

TAPS(タプス)は、セールスライティングよりも、プレゼンテーションによく使われるフレームワークです。

シンプルなLPにしたい場合は、TAPS(タプス)をLPのフレームワークとして流用するのもありです。

TAPS(タプス)

To Be(理想)

ターゲットがなりたい姿、得たい利益、理想の未来などを具体的に提示します。

As is(現状)

現状を認識してもらいます。そして、理想と現状のギャップを強調します。

Problem(課題)

理想と現状のギャップの原因が何か。ギャップを埋めるための障害や課題は何か。などを明確にしてあげます。

Solution(解決策)

具体的な解決策を提示します。(LPの場合は最後に行動の喚起も忘れずに)

7.セールストーク6ステップ構造

これは、特に名前がついているものではありませんが、セールストークに用いられる、もっとも基本的な構造パターンの1つです。

LPのフレームワークとしても使うことができるので紹介しておきます。

セールストーク6ステップ構造

問題の特定

ターゲットの問題を特定します。

価値の提示

ターゲットが得られる価値・利益を明確にします。

ストーリーの共有

ターゲットが共感できるストーリーを提示します。たとえば、ターゲットと同じ経験、購入者の変容、商品開発秘話など。

解決策の提供

解決策を提示します。

社会的証明の提示

解決策が有効であることが信用できる証拠を提示します。

クロージング

行動を喚起します。

8.ロバート・コリアーの型

アメリカの伝説のコピーライター Robert Collier(ロバート・コリアー)氏の提唱するセールスレターの型です(「Robert Collier Letter Book」より)。

レターの型となっていますが、LPのフレームワークとしても十分応用できるものになっています。

ロバート・コリアーの型

Opening(注意)

オープニング(ヘッダー部分)でターゲットの問題を指摘し注意をひきます。

Description or Explanation(描写・説明)

ターゲットの不足している知識を補った後、ターゲットの問題の解決策を具体的に紹介します。

Motive or Reason Why(動機・理由)

メリット、ベネフィット、理想の未来などを提示し、ターゲットの感情的な動機づけ理由づけを助けてあげます。

Proof or Guarantee(証拠・保証)

解決策を信用することができる証拠や保証を提示します。

Snapper or Penalty(決め手・不利益)

決断を迷っているターゲットに決め手となる一言や、決断しない場合のマイナス、デメリット、不利益を提示します。

Close(クロージング)

行動を喚起します。

9.PASBECONA(パスビーコーナ)

PASBECONA(パスビーコーナ)は、日本で有名なマーケティングコンサルタント神田昌典氏が提唱するセールス用トークスクリプトのフレームワークです。

セールス用トークスクリプト用となっていますが、LPのフレームワークとしても十分に使えるものになっています。

PASBECONA(パスビーコーナ)

Problem(問題)

ターゲットの問題を提示します。

Affinity(共感)

ターゲットに寄り添いながら共感し、解決策があることを優しく示します。

Solution(解決策)

具体的な解決策を提示します。

Benefit(利得)

解決策によってターゲットが得られるベネフィット(利益)を提示します。

Evidence(証拠)

解決策を信用することができる証拠を提示します。

Contents(内容)

解決策の詳細を提示します。

Offer(提案)

解決策の提供条件を提示します。手に入るものは何か、価格、特典など。

Narrow(適合)

この解決策が適合しない人を除外します(例:本気の人だけ参加してくださいね)。

Action(行動)

行動を喚起します。

参考:新PASONA

PASBECONAの元になっているのは、同じく神田昌典氏が1999年まで提唱していた新PASONA(新パソナ)です。

これに、Benefit(利得)、Evidence(証拠)、Contents(内容)を追加したものが、最新版PASBECONAとなっています。

ちなみに、旧PASONAは、Affinity(共感)ではなく、Agitation(あおる(煽る))が定義されていました。時代の変化に伴い、

旧PASONA → 新PASONA → PASBECONA

と変わっていきました。

10.AICPBSAWN(読み方なし)

AICPBSAWNは、他のフレームワークのように簡潔に呼べる名前はついていません。ですが、それは、変にゴロ合わせを優先していないということでもあります。

このフレームワークは、日本ではネットで調べても出てきませんが、海外ではLPのフレームワークとして使っている人が多くいます。

AICPBSAWN

Attention(注意)

ターゲットの最大の問題、ターゲットが得られる最大のメリット、USP(独自性)などで、ターゲットの注意をひきます。

Interest(関心)

ターゲットの興味や関心をひきます。あなたの主張がターゲットにとって重要である理由など。

Credibility(信頼)

主張するあなたを信じるべき理由を提示します。経験、実績、資格、その他の専門知識などによって証明します。

Prove(証明)

あなたの主張が真実であることを証明します。実績、お客様の声、データ、などによって証明します。

Benefits(利点)

あなたの主張によってターゲットが得られるベネフィット(利益)をすべて提示します。

Scarcity(欠乏)

ターゲットが迅速に行動を起こすよう動機づけを行います。たとえば、希少性や限定性の提示など。

Action(行動)

具体的にどう行動すれば良いかを説明します。たとえば、下記のフォームにXXとXXを入力しXXボタンを押してください…など。

Warn(警告)

行動を起こさない場合のマイナス、デメリット、不利益を提示します。

Now(今すぐ)

行動を喚起します。いつでもどうぞ…ではなく、今すぐ!と。

LPフレームワーク(WEBマーケティング会社の型より)

LPフレームワーク(WEBマーケティング会社の型より)

ここまで紹介してきたフレームワークは、明に「LPのフレームワーク」と呼ばれているものではありませんでした。

ここからは、明にLPのフレームワークとして提唱されているフレームワークを紹介していきます。(ここからは日本国内のもののみ)

LPフレームワーク(WEBマーケティング会社の型より)

11.バズ部のLPフレームワーク

株式会社ルーシーさん(バズ部)の提唱するLPフレームワークを紹介します。(「10倍売れるWebコピーライティング」より)

バズ部のLPフレームワーク

結果

あなたの主張により、ターゲットが得られる変化。ベネフィット。具体的な事実。などを提示します。

実証

結果が得られる根拠、証拠、証明を提示します。実績、論理的な説明、権威性のある説明、データなど。

信頼

あなた(または主張)に対し信頼できる要素を提示します。実績、メディア掲載、写真、推薦、資格など。

安心

ターゲットが安心して行動できるための要素を提示します。実績、お客様の声、など。

LP構成要素の入れ替えパターン

上記の順番(結果→実証→信頼→安心)は入れ替えても良いとバズ部は述べています。入れ替えパターンは以下の2パターンです。

なお、どの順番が一番良いかは、人それぞれなのでテストしないと分かりません。

:このフレームワークに限らず、どのLPフレームワークでもテストを繰り返さないと反応の取れるLPにはなりません。

12.ネットショップ総研のLPフレームワーク

ネットショップ総研さんが提唱するLPフレームワークを紹介します。「欲求段階の12スキームLP」と命名されています。

ちなみに、このフレームワークは、JPOPの音楽構成を参考に体系化したということです。面白い着眼点です。

欲求段階の12スキームLP

このフレームワークは、ネットショップ(主に物販)のためのLP構成として定義されたものなので、それ以外の無形サービスなどのLPの場合は、少し注意が必要かもしれません。

ですが、かなり研究した上で体系化されているフレームワークなので、どのような場合でも参考になると思います。

13.FREE WEB HOPE のLPフレームワーク

ランディングページを制作運用している、株式会社 free web hopeさんが提唱する「売れるランディングページの鉄板構成」です。

FREE WEB HOPE のLPフレームワーク

誘起

あなたの商品を使うとどうなるのか?ターゲットの変化を提示します。

結果

その商品がもたらす結果を提示します。

証拠

結果を信用してもらうために、結果に至る理由や証拠を提示します。

共鳴

お客様の声や顧客の事例を紹介します。

信頼

権威性を示します。たとえば、メディアへの掲載や出演など。

ストーリー

商品開発秘話、苦労、熱い想い、これらをストーリーにのせて、ターゲットの感情に訴えます。

クロージング

今買わなくてはならない理由、安心できる保証、と共に行動を喚起します。

P.S.

最後に、保証や今買う理由を補足します。

LPフレームワークの注意点・メリット・デメリット

LPフレームワークの注意点・メリット・デメリット

ふぅ……

たくさんありましたね。でも、実際にはもっと多くのフレームワークが存在します。LPに関連するフレームワークや法則を集めると、かるく50個は超えます。

LPフレームワークを覚える必要はない!

フレームワークはたくさんあるのですが、その全部を知る必要はありません。この記事に紹介したものも、すべてを覚える必要はありません。

なぜなら、

まず、そのまんまのフレームワークで必ず成果が出る!と言い切れるものは一つも無いからです。

そして、

あなたのビジネス、サービス、ターゲット、目的、経歴・経験・実績、オファー内容などなど、細かい背景や要素によって適するフレームワークは異なってくるからです。

さらには、

どんなLPが正解かという答えを出せるのは、実際のLPの閲覧者しかいないからです。

なので、ガチガチに覚える必要はないわけです。正解のLP構成は実際にテストを繰り返していかないと分かりません。

【重要】LP構成に大きく影響する要素とは

ここで、LP構成に大きく影響する代表的な要素もお伝えしておきましょう。

LP構成に大きく影響する要素

上記の組み合わせで、反応の取れるLP構成は大きく変わってきます。

短めが良かったり、長めが良かったり。AIDA(アイダ)で十分だったり、AICPBSAWNの方が良かったり。細かく言えば、画像があった方が良かったり、画像がない方が良かったりなども。

なので、正解のLP構成は実際にテストを繰り返していかないと分かりません(たとえLPのプロでも)。このことを忘れずに覚えておいてください。

LPフレームワーク活用のメリット

ここで、あらためて、LPのフレームワークを活用するメリットを、簡単にまとめておきます。

LPフレームワークは、先人の成功体験や研究から生み出されたものです。そのフレームワークを上手く活用すれば、ゼロから考えるよりも、何倍も早く何倍も多くの成果が得られます。

これは、間違いなくメリットです。なので、LPフレームワークは積極的に活用していきましょう。

LPフレームワーク活用のデメリット

LPのフレームワークを活用するデメリットは思いつきません。

強いて言えば、フレームワークに依存し過ぎると(単に型にはめるだけだと)、逆に成果につながらないかもしれないということです。考える力も退化していくかもしれません。

LPフレームワークは、Michel Fortin氏も警告していたように、そのまんま使うのではなく、LPのアウトラインを考える際のガイド程度の扱いで活用するのが良いでしょう。

フレームワークを応用した独自LPテンプレートのススメ

フレームワークを応用した独自LPテンプレートのススメ

最終的には、独自のLPフレームワーク、独自のLPテンプレートが用意できていくと一番良いです。独自に定義することをおすすめしておきます。

なぜなら、それこそ、あなたにとっては最高の成果をもたらしてくれるフレームワークになるからです。

そして、

そのフレームワークやテンプレートは、あなた独自のノウハウとなり、そのノウハウ自体が差別化(商品などの差別化ではなく、マーケティングのやり方での差別化になるからです。

これは商品やサービスの特徴やメリットでは簡単に差別化できなくなっている場合、特に重要なポイントになってきますよ。

もちろん、独自のノウハウは、あなただけが知っている秘密にしておいて構いません。わざわざライバルに教える必要はありません。

ただし、他に何か大きな差別化要素を持っている場合や、業界全体を盛り上げていきたい場合は、すすんでライバルにも教えてあげましょうね(LPノウハウに限らず)。

LPに関する他のよくある質問

LPに関する他のよくある質問

さいごに、LPに関するその他よくある質問です。

LPワイヤーフレームとLPフレームワークは違うの?

ほぼ同じです。ですが、LP制作のクリエイター(プログラマーやWEBデザイナーなど)は、LPワイヤーフレームと言うことの方が多いようです。ま、呼び方や言い方は重要ではありません。何でも良いです。

結局、LPを作るときに一番大事なことは何なの?

一つだけ言うとしたら、今、LPを見てる人の環境、立場、悩み、不満、壁、夢、不安、などを推測ではなく事実に基づいて深く理解しておくことです。一番大事なことです。

ここをクリアしておかないと、どんな最高のフレームワークを適用しても成果は出ません。どんなに上手くLPが作成できても成果は出ません。肝に銘じておきましょう!

そして、読み手の感情や思考がどういう順番で、どう変化していくかをどこまで想像できるかです。その感情や思考に寄り添うことです。

難しいですよね。なので、LPフレームワークがあるわけです。LPフレームワークを参考にしましょう。

LPフレームワークに従っても商品が売れません…

フレームワークやテンプレートは魔法の道具ではありません。微調整やテストが必要です。また、売りたい商品自体の問題かもしれませんし、LP上での売り方に問題があるかもしれません。

下記の記事が参考になるかもしれません。

➡︎ 商品の売り方に面白いアイデアは不要です【7つの原則・コツ】

➡︎ 売れない商品やサービスを売るための方法【8つの工夫やコツ】

LPを作成するツールは何が良いですか?

何だっていいです。なぜなら、ツールで成果は決まらないからです。

ペライチでも良いです。もちろん、WordPressでも良いですし、何だっていいです。テンプレートやプラグインなども使っても使わなくてもどっちでも良いです。

何だっていいです。大切なのはそこじゃありません。

LPのサンプルや例をいろいろ見てみたいのですが?

いくつかのLPサンプル事例集サイト(または記事)を紹介しておきます。

注)一部のランディングページはトップページをランディングページと見なしている場合があります。

日本のLP事例集

LP advance

LPアーカイブ

SANKOU!

WebDesignClip

海外のLP事例集

Top Landing Page Website Inspiration

HubSpot「Landing Page Design Examples to Inspire Your Own in 2023」

NEILPATEL「18 Best Landing Page Examples」

)見た目のデザインを参考にしても成果は出ません。構成、訴求内容、オファー、伝え方などの方がデザインの100倍重要であることに注意してください。

私がおすすめするLP事例

私がおすすめするLP事例は、あなたの競合で成功しているLPの事例です。

単に綺麗なLPサンプルや事例をどんなにたくさんチェックしても、あまり意味はありません。それらを参考にしても、まず成果にはつながらないでしょう。

あなたの競合で成功している、すなわち、成果を出しているLP事例を自分で集めていくようにしてください。

そして、重要なことは、

その事例のデザインや文章を真似るのでなく要素や理由や考え方を抜き出して真似るということです。そして、それを自分用に自分のLP落とし込んでいくようにします。

これが、あなたにとって成果の出るLPを作成する最短の近道です。このやり方は、ぜひ真似してほしいと思います。

まとめ

LPフレームワークまとめ

以上、LPフレームワークに関して、あれこれ説明してきました。

LPを作成する場合は、ゼロから考えるのではなく、LPフレームワークを活用してください。先人の知恵を借りましょう。

ただし、そのまま単に型を使用しないようにしてください。フレームワークよりも読者(ターゲット(人間))を重視してください。そして、テストも忘れないでください。

私自身は、ある海外のフレームワーク(当記事では紹介していません)を元に、独自のLPフレームワークを2パターン用意して、それを場面によって使い分けています。

もしできれば、あなたも独自のLPフレームワーク作成をゴールとして取り組んでみてください。

独自のLPフレームワークが完成すれば、あなたのビジネス、あなたのマーケティングは、1つ上のステージに登っていけるでしょう。

がんばってみてください!

関連記事

➡︎ランディングページ15の鉄則ポイント【見込み客獲得編】

➡︎ WordPressでLPを自作する方法【初心者向け8ステップ】

︎ ➡︎【Lightning】ランディングページLP作成【初心者向ガイド】

➡︎ リストマーケティングとは?やり方は?【7ステップで簡単に!】