リストマーケティングで何を売るか?【個人でも売れる商品とは】

リストマーケティングで何を売るか?

更新日:2022年2月20日 筆者:鈴木俊雄@smart_plan_tsFacebook

リストマーケティングで何を売るか?【個人でも売れる商品とは】

要約

リストマーケティングで何を売るか?リストマーケティングでは何を売るのが良いのか?ポイントを大きくまとめると下記のようになります。

リストマーケティングで何を売るか決めるポイント

  • 何を売るかより誰に売るか
  • 何を売るかより何を変えるか
  • 何を売るかよりいつ売るか

リストマーケティングでは何を売るのが良いのか?

  • 説明が必要な商品やサービス
  • 高価な商品やサービス

この記事は、

  • リストマーケティングを始めたいけど何を売るか決まっていない…
  • リストマーケティングで何を売るか決めるポイントは?
  • リストマーケティングでは何を売るのが良いですか?

といったような、お悩みや質問のある、リストマーケティングの初心者の方へ向けてまとめています。

この記事を読むことによって、

  • リストマーケティングで何を売るか決めるポイントが分かります。
  • リストマーケティングでは何を売るのが良いかが分かります。

私自身もリストマーケティングを実践していますので、その経験も踏まえて、以降、説明していきます。

リストマーケティングで何を売るか?

この記事の構成は以下のようになっています。

  • リストマーケティングとは?
  • リストマーケティングで何を売るか決める3つのポイント
  • リストマーケティングでは何を売るのが良いのか?
  • リストマーケティングで売れるおすすめ商品例
  • リストマーケティングのやり方
  • 何を売るか決まらない時のとっておきの方法
  • リストマーケティングは個人や在宅でも可能か?

順に説明していきます。

リストマーケティングとは?

リストマーケティングとは、自社で管理する、見込み客、および、既存顧客の情報(リスト)に対して、信頼関係の構築、育成を行い、その後、商品やサービスの提案やセールスを行なっていく方法です。

下記の図はリストマーケティングの全体像を示しています。

リストマーケティングとは? リストマーケティングの全体像(図解)
『スマートHP集客カリキュラム』より

リストマーケティングで何を売るか決める3つのポイント

リストマーケティングで何を売るか決めるポイントで重要なのは、以下の3つです。

リストマーケティングで何を売るか決める3つのポイント

  • 何を売るかより誰に売るか
  • 何を売るかより何を変えるか
  • 何を売るかよりいつ売るか

何を売るかより誰に売るか

リストマーケティングで何を売るか?よりも、誰に売るか?を重視してください。「何を(商品)」より「誰に」を先に考えてください。

リストマーケティングで何を売るか?よりも、誰に売るか?を重視する。(図解)

リストマーケティングに限らず、ビジネスを成功させるには、「何を(商品)」より「誰に」の方が何十倍も重要です。

商品が存在しても相手が存在しなければビジネスは成り立ちませんが、商品が無くても相手さえ存在すればビジネスは生まれます

なので、リストマーケティングで何を売るか?よりも、誰に売るか?を重視してください。

何を売るかより何を変えるか

リストマーケティングで何を売るか?よりも、何を変えるか?を重視してください。「何を(商品)」より「何を変えるか?(相手の利益・ベネフィット・変化)」を先に考えてください。

リストマーケティングで何を売るか?よりも、何を変えるか?を重視する。(図解)

商品は、ただの「モノ」「形」でしかありません。商品がサービスであれば、ただの「手法」「手段」でしかありません。

何も変えられない(相手の利益なし・ベネフィットなし・変化なし)商品やサービスは、ただのガラクタと一緒になってしまいます。なので、売れません。。。

リストマーケティングで何を売るか?よりも、何を変えるか?を重視してください。

何を売るかよりいつ売るか

リストマーケティングで何を売るか?よりも、いつのタイミングで売るか?
を先に考えてください。

リストマーケティングで何を売るか?よりも、いつのタイミングで売るかが重要。(図解)

リスト内には、様々な状態の人がいます。たとえば、以下のような感じです。

  • 登録したばかりの人
  • まだ課題に気づいてない人
  • まだ課題解決の必要性を感じていない人
  • 信頼関係がある程度済んだ人
  • 教育がある程度済んだ人
  • お試し商品のみ購入した人
  • メインの商品を購入済みの人
  • 商品を何度も購入してくれる人

たとえば、高価なメインの商品を、まだ信頼関係もできていない、登録したばかりの人に提案しても「ふーん」で終わりますよね。

まだあなたの商品を一度も手にしてない人と、商品を一度でも購入してくれた人とでは、提案する商品やサービスの内容は変わってきますよね?

何を売るか?よりも、いつのタイミングで売るか?を重視してください。

リストマーケティングでは何を売るのが良いのか?

リストマーケティングでは、やり方次第ですが、基本的に何でも売れます。なぜなら、リストマーケティングでは、下記が全てクリアされるからです。

  • 信頼関係の構築
  • 必要性の理解度向上
  • 相手の欲しいものを提案(※)

大原則:自分の売りたいもの、作りたいもの、やりたいもの、などは売れません。相手の欲しいものしか売れません。ご注意ください。

中でも一番重要なのは「信頼」です。「良い商品」よりも「信頼」の方が圧倒的に重要です。

リストマーケティングに限らず「良い商品」よりも「信頼」の方が重要です。(図解)

リストマーケティングでは基本的に何でも売れるのですが、リストマーケティングは、リスト内の人と、じっくり信頼関係を築いて、じっくり育成していくという特性があります。

そのリストマーケティングの特性を考えると、リストマーケティングでは、特に以下のような商品を売るのがおすすめです。

  • 説明が必要な商品やサービスを売る
  • 高価な商品やサービスを売る

リストマーケティングで売れるおすすめ商品例

前項を踏まえて、リストマーケティングで売れる商品をあげるとすると、下記のような商品がおすすめです。

  • 難解な悩みを解消する商品
  • 難解な課題を解決する商品
  • 難解な学び系の商品
  • 難解な願望を叶える商品

具体的な形で言うと、

  • セミナー
  • 講座
  • コンサル
  • サポート
  • 代行
  • 教材
  • ツール

などの商品やサービスです。

ですが、こういう商品でないといけないという決まりはありません。悩みや課題を解決する、もしくは、願望を叶える、大きな変化を与える、そういう商品が、リストマーケティングで売るには向いています。

リストマーケティングのやり方

リストマーケティングを既に始めている人も、始めていない人も、「いまいち、リストマーケティングのやり方が分からない……。」というような場合は、下記の記事も参考にしてください。

➡︎ リストマーケティングとは?やり方は?【7ステップで簡単に!】図解例あり

何を売るか決まらない時のとっておきの方法

ここまで、リストマーケティングで何を売るか?ということに関して説明してきましたが、それでも何を売るか決まらない……ということがあります。

そんな時は(そんな時でなくても)、リストマーケティングで何を売るか決める、とっておきの方法があります。

その方法とは、 リストにアンケートを取るという方法です。

たとえば、

  • AとBとCという商品の用意を検討しているのですが、この中に欲しいものはありますか?
  • Dという商品を考えているのですが、もしDがあったら欲しいと思いますか?
  • Eに関して商品の企画を考えているのですが、こういう商品なら欲しいという要望を教えてください。

といった感じです。

極めて当たり前のことですが、リスト内の顧客(見込み客または既存客)に、何が欲しいと聞いて、もし答えが分かるのであれば、これほど楽なことはありませんよね。

よくある事象で、

「あなたが売りたいもの」≠「リスト内の見込み客が欲しいもの」

というのがありますが、このようなアンマッチも防げます。相手が「欲しい」と言ってるのですから、ほぼ確実に売れます。

何を売るか決まらない……という時はもちろん、そうでない場合も、アンケートを挟むことによって、売れる商品になる可能性が数倍アップします。もちろん、アンケートではなく個別のヒアリングなどで情報収集するのもOKです。

この方法は、リストマーケティングに限らず、売れる商品を開発する際の王道手法の一つです。ぜひ、お試しください。

リストマーケティングは個人や在宅でも可能か?

リストマーケティングは、会社組織や企業だけでなく、個人でも実施していくことができます。売る商品やサービスによっては、在宅完結型でリストマーケティングを実施していくことも可能です。

実際に、私は個人事業ですし、親の介護があるので、在宅でリストマーケティングを実践しています。

でも、もちろん、私も最初はリストマーケティングの初心者でした。

なので、個人でも在宅でも、そして、初心者でも、リストマーケティングは可能です。まだ、リストマーケティングを始めていない人は、ぜひ、始めてみてください。

まとめ

最後に、もう一度、ポイントをまとめておきます。

大前提

  • 自分の売りたいものでなく相手が欲しいものを売る

リストマーケティングで何を売るか決めるポイント

  • 何を売るかより誰に売るか
  • 何を売るかより何を変えるか
  • 何を売るかよりいつ売るか

リストマーケティングでは何を売るのが良いのか?

  • 説明が必要な商品やサービス
  • 高価な商品やサービス
  • 難解な悩みを解消する商品
  • 難解な課題を解決する商品
  • 難解な学び系の商品
  • 難解な願望を叶える商品

まだ、リストマーケティングを始めていない人は、ぜひ、始めてみてください。


関連記事

➡︎ 商品の売り方に面白いアイデアは不要です【7つの原則・コツ】

➡︎ 売れない商品やサービスを売るための方法【8つの工夫やコツ】

➡︎ リストマーケティングとは?やり方は?【7ステップで簡単に!】図解例あり

➡︎ メルマガとLINE公式アカウントの使い分け【3つのポイント】違いも比較 

➡︎ メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】

➡︎ メルマガの本文やタイトル件名の文字数や長さ【最適な目安とは】

➡︎ 良い商品が売れない5つの理由【原因と対策をわかりやすく説明】

➡︎ 起業で失敗しない商品の作り方【個人の商品作り9つのポイント】

➡︎ バックエンド商品の作り方【7ステップで初心者向け簡単に】

➡︎ フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】

➡︎ 無形商材・無形サービス一覧12種類【個人起業に最適は?】