フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】

フロントエンド商品の作り方

更新日:2021年8月14日 筆者:鈴木俊雄@smart_plan_tsFacebook

フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】

要約

現在のビジネスでは必須となる、フロントエンド商品。そのフロントエンド商品の作り方・手順、集客や販売、その他の注意点まで、初心者向けにわかりやすく説明しています。

フロントエンド商品の作り方・手順は、下記の通りです(詳しくは後述)。

フロントエンド商品の作り方5ステップ

  • 手順1:ターゲットの顕在課題を選択する
  • 手順2:フロントエンド商品の種類を選ぶ
  • 手順3:フロントエンド商品を設計する
  • 手順4:フロントエンド商品を形にする
  • 手順5:フロントエンド商品をテストする

この記事は、

  • フロントエンド商品とは?メリットは?具体的な例は?
  • フロントエンド商品の作り方が分からない…
  • フロントエンド商品の集客や販売の仕方が分からない…
  • バックエンド商品の作り方との違いは?

といったような、質問やお悩みのある、ビジネスやマーケティングの初心者の方へ向けてまとめてあります。

この記事を読むことによって、

  • フロントエンド商品とは?が分かります。
  • 売れるフロントエンド商品の作り方が分かります。
  • フロントエンド商品の集客や販売の仕方が分かります。
  • フロントエンド商品とバックエンド商品の作り方の違いが分かります。
  • バックエンドの成約率が上がります。

この記事でお伝えする内容は、私自身や私のクライアントさんが、実際にフロントエンド商品を作ってきた経験(失敗も含め)をもとにしています。

また、私が教えている有料講座「売れるフロントエンドセミナーの作り方」からも一部抜粋して掲載しています。

ぜひ、この記事を参考にして、あなたも、バックエンド商品(収益商品)につながる、フロントエンド商品(集客商品)を作ってください。

こちらの記事もおすすめ

➡︎起業で失敗しない商品の作り方【個人の商品作り9つのポイント】

注意:当記事は、無形商品(コンサル業、サポート業、先生業など)を扱うビジネスに最適化しています。それ以外の物販や店舗ビジネス等には合わない説明があることを了承願います。

【 目次 】

フロントエンド商品の作り方(はじめに)

本記事「フロントエンド商品の作り方【初心者向け5ステップで簡単に】」は下記の構成となっています。

「フロントエンド商品の作り方【初心者向け5ステップで簡単に】」の構成

  • フロントエンド商品の作り方の前に
  • フロントエンド商品の作り方5ステップ
  • フロントエンド商品の作り方で注意すること
  • フロントエンド商品セミナーの作り方
  • フロントエンド商品への集客と販売方法
  • 売上をさらにアップするフロントエンド商品の作り方
  • まとめ(フロントエンド商品の作り方)

各項目の概要は下記の通りです。

フロントエンド商品の作り方の前に

フロントエンド商品とは?など、フロントエンド商品を作る前に知っておいてほしいことを簡単にまとめています。知ってるヨ…という方は読み飛ばしOKです。

フロントエンド商品の作り方5ステップ

フロントエンド商品の作り方5ステップ(課題選択、種類選択、設計、作成、テスト)について説明します。

フロントエンド商品の作り方で注意すること

フロントエンド商品で失敗しないための重要な注意点をまとめています。

フロントエンド商品セミナーの作り方

フロントエンド商品の中で、最もおすすめできる商品の一つであるセミナー型の商品。そのセミナーの作り方をテンプレートをもとに説明します。

フロントエンド商品への集客と販売方法

フロントエンド商品をどう知ってもらうのか?どう集客して販売していくのか?フロントエンド商品を作った後の集客・販売について説明します。

売上をさらにアップするフロントエンド商品の作り方

さらに売上をアップする場合のフロントエンド商品の作り方を説明します。

まとめ(フロントエンド商品の作り方)

全体的なまとめです。

フロントエンド商品の作り方の前に

フロントエンド商品の作り方の前に

フロントエンド商品とは?など、フロントエンド商品を作る前に知っておいてほしいことを簡単にまとめています。知ってるヨ…という方は読み飛ばしOKです。

  • 2ステップマーケティングとは?
  • フロントエンド商品とバックエンド商品事例
  • フロントエンド商品とは?
  • バックエンドが売れるパターンを作っておく
  • フロントエンド商品のおすすめは対面型商品

2ステップマーケティングとは?

まず、フロントエンド商品は、2ステップマーケティングの要(かなめ)になるということを理解しておいてください。

メインの商品=バックエンド商品(収益商品、一番売りたい商品、高額商品)は、どんなに良いものでも、いきなり売れることはありません。

なので、まずは気軽に買いやすい商品(=フロントエンド商品)を買ってもらって、メインの商品の必要性や良さを分かってもらいます。と同時に、売り手(あなた自身)のことも良く知ってもらいます。

その後に、バックエンド商品を提案します。

  • 1ステップ目:フロントエンド商品で興味、関心、信頼を獲得
  • 2ステップ目:バックエンド商品を提案

この2ステップを踏まないと、バックエンド商品は売れません。フロントエンド商品は、2ステップマーケティングの要となります。

フロントエンド商品とバックエンド商品事例

現在のビジネスでは、フロントエンド商品が無いケースを探す方が難しいです。下記の表は、わかりやすいフロントエンド商品とバックエンド商品の事例です。

数百円の食品から数千万円の一戸建てまでフロントエンド商品は用意されています。大企業、中小企業、個人事業主の全てがフロントエンド商品を用意しています。

フロントエンド商品がなければバックエンドは売れないという証拠です。

フロントエンド商品とバックエンド商品事例

分野フロントエンド商品バックエンド商品
食品系一切れ試食本品
スーパー系個数限定特売品定価の食品
ツール系無料お試し30日間月額課金
動画配信サービス系無料お試し30日間月額課金
教室系お試し体験会入学やコース料金
ヘアサロン系初回カット半額+パーマや正規料金
塾系安価なセミナー入塾
士業系無料相談会コンサルティング
教材系安価なコンテンツ高価なコンテンツ
ITシステム開発系安価なセミナーシステム開発受注
建設系住居の痛みチェックリフォーム
ハウスメーカー系住宅展示祭り一戸建て
代行請負業系見積もり無料正式受注
通販系初回大幅割引価格定額で継続購入

フロントエンド商品とは?

フロントエンド商品とは、前述したように、バックエンド商品につなげるための商品ですが、もう少し細かく定義しておきます。

フロントエンド商品の定義

  • 気軽に買える商品
  • 利益を目的としない商品
  • バックエンドの必要性や良さが分かる商品
  • 売り手の信用や信頼につながる商品
  • 簡単に作れる商品

気軽に買える商品

フロントエンド商品は、とにかく買ってもらうことが重要です。なので、フロントエンド商品は、ターゲットが気軽に買える商品にしておく必要があります。

  • 価格…安価(場合によっては無料もあり)
  • 内容…軽い(注:薄いという意味ではありません)

)セミナーの場合

  • 価格…5,000円以内
  • 内容…1テーマ1〜2時間

利益を目的としない商品

フロントエンド商品の目的は利益の獲得ではありません。興味、関心、信用、信頼の獲得です。フロントエンドのコストはバックエンドで回収します。フロントエンド商品で利益を出そうとすると色々とブレて失敗します。

バックエンドの必要性や良さが分かる商品

バックエンド商品の販売につながるフロントエンド商品でなければ、そのフロントエンド商品は、あなたにとって価値の無い商品です。なので、フロントエンド商品は、バックエンドの必要性や良さが分かる商品にしてください。

注意:但し、フロントエンド商品の中で直接バックエンドを売り込んでは絶対にいけません。必要性や良さは間接的に伝えてください。

売り手の信用や信頼につながる商品

人は何を買うかではなく、誰から買うかを最重視します。バックエンド商品の必要性や良さ以上に、フロントエンド商品は、売り手の信用や信頼につながるものにしてください。

簡単に作れる商品

フロントエンド商品は利益を求めませんが、コスト(費用や時間)がかかり過ぎるフロントエンド商品にしてしまうと、バックエンド商品での回収も困難になります。フロントエンド商品は簡単に作れる商品にしてください。

バックエンドが売れるパターンを作っておく

フロントエンド商品を作る前に、バックエンド商品が売れるパターンを作っておいてください。

なぜなら、フロントエンド商品は、最終走者のバックエンド商品セールスにバトンを渡す商品だからです。

最終走者がいないとか、バトンを受け取ったはいいけど走れないとか、バトンを受け取ったらコースを外れて走っていったとか……。

このような状態では、バトンを渡したところで。。。ですよね。

ゴールに向かって真っ直ぐ走れる最終走者(バックエンド商品が売れるパターン)を用意しておきましょう。

関連記事

バックエンド商品の作り方については、下記の記事に詳しくまとめています。

➡︎バックエンド商品の作り方【7ステップで初心者向け簡単に】

フロントエンド商品のおすすめは対面型商品

フロントエンド商品は、物品や媒体でも良いのですが、おすすめは対面型商品(たとえばセミナーなど)です。

なぜなら、対面は、あなたの言うことに嘘がないと伝わりやすいですし、情熱や誠意も伝わりやすいですし、人間性が最も伝わります。即ち、信用や信頼を最も獲得しやすいからです。

人は何を買うかではなく、誰から買うかを最重視します。と考えると、おすすめのフロントエンド商品は、対面型商品となります。

※ リアル対面がベストですが、オンライン対面(ZOOM活用等)でも大丈夫です。

フロントエンド商品の作り方5ステップ

フロントエンド商品の作り方5ステップ

ここまで、少し前置きが長くなりましたが、次に、フロントエンド商品の作り方5ステップを説明していきます。

フロントエンド商品の作り方5ステップ

  • 手順1:ターゲットの顕在課題を選択する
  • 手順2:フロントエンド商品の種類を選ぶ
  • 手順3:フロントエンド商品を設計する
  • 手順4:フロントエンド商品を形にする
  • 手順5:フロントエンド商品をテストする

手順1:ターゲットの顕在課題を選択する

まずは、ターゲットの顕在課題(または顕在欲求)を選択してください。

おそらく、あなたのバックエンド商品は、ターゲットの潜在課題や根本課題を根こそぎ解決してあげられる商品ですよね?表面的な顕在課題をちょこちょこっと解決するような商品ではないと思います。

また、人(ターゲット)は、なかなか本質的な潜在課題や根本課題には気づけません。表面に浮かび出ている課題(または欲求)にばかり目がいってしまっています。

なので、フロントエンド商品の照準(テーマ)は、表面的な顕在課題(または顕在欲求)に合わせてください(でないとターゲットはピンと来ないので集客から難しくなります)。

たとえば、

  • バックエンド商品 :営業コンサル
  • 潜在課題(根本) :営業プロセスの誤り
  • 顕在課題(表面) :セールストークの問題かなぁ…
  • フロントエンド商品:◎1分で成約に至るトーク術
  • フロントエンド商品:X営業プロセスの組み立て方

みたいな感じです。

上記の例だと、本当の根本原因は、営業プロセス全体にあるのに、今ターゲットの頭の中は、セールストークに関することで占められています。この場合は、セールストークに関するフロントエンド商品を用意するのがベストです。

尚、顕在課題=潜在課題という場合もあるので、その場合は課題そのままで大丈夫です。

手順2:フロントエンド商品の種類を選ぶ

照準(テーマ)が定まったら、フロントエンド商品の種類を選びます。

フロントエンド商品として、よくあるのは、

  • 体験教室
  • 体験個別コンサル
  • 体験グループコンサル
  • 体験使用(30日間無料など)
  • セミナーや勉強会(リアル会場)
  • セミナーや勉強会(オンライン)
  • コミュニティ
  • WEBサイト(会員制)
  • ビデオ講座
  • 電子書籍

などです。

何でも良いのですが、既に説明したように、おすすめは、信用や信頼を獲得しやすい、対面型商品です(オンラインでも可)。

もし、自動化を目指す場合は、ビデオ動画や電子書籍やPDFテキストといったデジタルコンテンツをフロントエンド商品としてください。

関連記事

➡︎デジタルコンテンツ24種類を解説【今すぐ作れる商品一覧!】

手順3:フロントエンド商品を設計する

フロントエンド商品は、いきなり作り始めないでください。ある程度でも構わないので、必ず商品の設計をしてください。

重要な設計ポイントは下記の3点です。

  • 受け手の現在地に近づける
  • 知識の提供より気づきの提供
  • 理解させるより感情を動かす

受け手の現在地に近づける

受け手の現在地に近づけるというのは、簡単に言えばターゲット目線になるということです。いきなり難しいことを与えようとするフロントエンド商品は失敗します。

知識の提供より気づきの提供

全てではありませんが知識なんてネットで探せば得られることがほとんどです。それでも調べない人が多いので知識の提供をしてあげるのはOKなのですが、せっかくあなたが間に入るのなら、ターゲット1人では得られないこと(気づきなど)を提供してあげるようにしてください。

理解させるより感情を動かす

理解してもらうことも重要ですが、最終的にはフロントエンド商品でターゲットの感情が動くか動かないかが全てです。ターゲットの感情を動かせないフロントエンド商品は失敗します。

ターゲットやバックエンド商品、フロントエンド商品のテーマや種類などによって、設計内容は異なってくるので、具体的にどう設計すべきかは、ここにまとめることはできません。

ですが、後述の「フロントエンド商品セミナーの作り方」がヒントになるかのしれませんので、そちらを参考にしてみてください。

関連記事

そもそも設計以前にコンセプトが曖昧だよ…という場合は、下記の記事が参考になるかもしれません。

➡︎サービスコンセプトの作り方【自分という名の商品を売る秘訣】

手順4:フロントエンド商品を形にする

フロントエンド商品の設計が終わったら、あとは作るだけです。セミナーなどのライブ形式であれば、スライドや台本を作ることになります。デジタルコンテンツであれば、動画を撮影したり、PDFテキストを作成したりすることになります。

フロントエンド商品とはいえ(安価とはいえ)、商品は魅力的な価値ある内容にしなければなりません。但し、見栄えは、ほとんど気にしないで大丈夫です。なので、スライドや動画や資料の見栄えに凝って時間をかけてはいけません。

見栄えで売り手や商品の印象が良くなる可能性は極めて低いです。よほど汚い商品にならなければ問題ありません。時間は設計など他に費やしてください。

手順5:フロントエンド商品をテストする

フロントエンド商品の作成が終わったら、テストをしてください。

セミナーなどのライブ形式であれば、練習やリハーサルを行うのはもちろん、できれば、顧客何人かに協力していただき、プレ本番を行えるとベストです。正直な意見をもらってフロントエンド商品に反映してください。

デジタルコンテンツ形式の場合も、顧客何人かに協力していただき、チェックしてもらうと良いです。同じく、正直な意見をもらってフロントエンド商品に反映してください。

ぶっつけ本番や、ぶっつけ販売でも構わないのですが、やはり最初のバージョン一発目から、効率よくバックエンドにつなげていきたいので、できればテストしておきましょう。

注意:身内(家族・友達・同僚)で商品のテストやチェックをすることはおすすめしません。なぜなら、似た者同士(同じ視点)だったりで、あなたのことを知っているというフィルターがかかったりで、正確なジャッジができないからです。

フロントエンド商品の作り方で注意すること

フロントエンド商品の作り方で注意すること

フロントエンド商品の作り方を説明してきましたが、補足として、いくつかの注意点を伝えておきます(一部、前述してある重複事項もあります)。

フロントエンド商品の作り方で注意すること

  • フロントエンド商品を完璧に作り込まない
  • フロントエンド商品では利益を求めない
  • フロントエンド商品に詰め込み過ぎない
  • フロントエンド商品で「大変満足」は不要

フロントエンド商品を完璧に作り込まない

フロントエンド商品は、バックエンドにつながる要となる重要な商品です。絶対にいい加減に作るわけにはいきません。

ですが、完璧を求めてもいけません。

利益が出ないので

フロントエンド商品では利益が出ません。なので、フロントエンド商品作りに時間をかけ過ぎてはいけません(でも、初めての商品作りなら時間がかかっても仕方ないです)。

見栄えに時間をかけない

先ほども述べましたが、見栄えに時間をかけ過ぎないようにしてください。冷静に考えれば分かることですが、お客様は商品の見栄えにお金を支払っていません内容や価値にお金を支払っています。見栄えは軽視してください。

完璧主義は厳禁

最初から完璧な商品は絶対にできあがりません。なので、合格の点数を設けるのではなく、期限を設けてください。期限が来たら30点でも50点でも終わらして、即、集客し販売してください。

残念ながら、初期バージョンにどんなに時間をかけても40点とか60点にしかなりません。なので、30点とか50点で終わらして問題なしです。

実際に販売してみて、分かったことを反映していく方法でなければ、70点や80点には到達しません。机上では無理です。なので、30点とか50点で終わらして問題なしです。

フロントエンド商品では利益を求めない

フロントエンド商品では利益を求めないということを既に説明していますが、もう少し具体的に例を用いて説明しておきます。

例)工数換算の場合

  • あなたの時給換算:1万
  • フロントエンド作成期間:5日×8時間=40時間
  • フロントエンド作成コスト:40万
  • フロントエンド集客広告費:10万
  • コスト合計:50万
  • フロントエンド販売数:10人
  • フロントエンド商品原価:50万÷10人=5万
  • フロントエンド商品単価:6万(利益+1万)
  • 売上:6万×10人=60万
  • 利益:60万-コスト50万=10万

上記だとフロントエンド商品を売れば10万円の利益です。バックエンドが売れなくても利益が出ます。

ですが、、、

6万円もするフロントエンド商品を10人も買うでしょうか?集客0人の可能性も大です。ということはバックエンド商品の販売も0確定です。結果、その場合は丸々-50万円の赤字です。

例)バックエンド回収換算

  • あなたの時給換算:1万
  • フロントエンド作成期間:5日×8時間=40時間
  • フロントエンド作成コスト:40万
  • フロントエンド集客広告費:10万
  • コスト合計:50万
  • フロントエンド販売数:10人
  • バックエンド商品単価:30万
  • バックエンド成約率:30%
  • バックエンド販売数:3人
  • 売上:30万×3人=90万
  • 利益:90万-コスト50万=40万
  • フロントエンド商品単価:千円でも無料でもOK

フロントエンド商品を低価格で販売した場合、フロントエンド商品の販売完了時点では間違いなく赤字です。

ですが、、、

気軽に買えるフロントエンド商品なので計画通り10人に販売できる可能性は大です。そのうち3人だけが30万のバックエンド商品を買ってくれたとします。売上は90万円利益は40万円にもなります。

コストは、フロントエンド商品ではなく、バックエンド商品で回収してください。

フロントエンド商品に詰め込み過ぎない

フロントエンド商品にあれもこれも詰め込み過ぎないようにしてください。

たとえば、セミナーであれば、わずか1時間や2時間で、何を教え切れるのでしょうか?あなたが、1年、5年、10年という経験を重ねてきて、やっと分かったことを、わずか1時間や2時間で。。。

フロントエンド商品は、テーマ1つにギュっと絞ったものにしてください。でないと商品を手にした側も「結局よく分からないや」となってしまいます。

あれもこれも…は、たっぷり時間をかけて提供できる、バックエンド商品の方にまわしてください。

フロントエンド商品で「大変満足」は不要

アンケート結果で「大変満足した人が98%」なんていうのをよく見ますが、フロントエンド商品で「大変満足」させてしまったら、それは失敗商品となります。

なぜなら、フロントエンド商品で「大変満足」させてしまうと、もうそこで終わってしまうからです。あなたのことも、あなたのバックエンド商品も不要になるからです。だって「大変満足」しちゃったのですから、、、

さらに、その「大変満足」は、もう大丈夫!解決できた!という受け手の勘違いから生まれます。まだ何も解決していないのに…。なので、ここで終わってはいけないのです(相手のためにも)。

ということで、興味、関心、信用、信頼を獲得するための価値あるフロントエンド商品にしないといけないのですが「大変満足」させてはいけないのです。(矛盾しているようで難しいと思いますがココ非常に重要です)

バックエンドにつながるように、バックエンド商品やあなたへの興味が失せないように、多少の不満足(好奇心というような意味)が残るフロントエンド商品にしてください。

事例(フロントエンド商品がセミナーの場合)

  • 3時間かけて可能な限り細部まで詳しく分かりやすく凝ったスライドで教えたセミナー➡︎アンケート結果は全員「大変満足!」➡︎なのに…バックエンド成約0%➡︎その後の相手は結局状況変えられず
  • 1時間で概要や本質のみをサラっとシンプルなスライドで説明したセミナー➡︎アンケートは取らなかったがたぶん全員「ちょっと不満…」➡︎なのに…バックエンド成約50%!!➡︎バックエンド商品により相手の状況は大幅改善

上記は私の実例ケースです。当初は、後者のやり方だと、信用や信頼が得られないのでは?と懸念していましたが結果は全く違いました。

後者のやり方でも何の問題もありません。むしろ感謝されたくらいです。「大変満足!」はバックエンド商品で評価して頂くという考え方でいきましょう。

フロントエンド商品セミナーの作り方

フロントエンド商品セミナーの作り方

フロントエンド商品の設計は、ターゲットやバックエンド商品、フロントエンド商品のテーマや種類などによって色々と異なってくるので、具体的にどう設計すべきかは、この記事にまとめることはできません。

なので、一例として、フロントエンド商品をセミナーにする場合の、セミナー構成の考え方とセミナー構成テンプレートを載せておきます。フロントエンド商品設計時の参考にしてください。

フロントエンド商品セミナー構成の考え方

セミナーをフロントエンド商品にする場合の構成の考え方は以下の通りです。

フロントエンド商品セミナー構成の考え方

  • バックエンド商品までの一貫性がある
  • 本質・概要をメインコンテンツにする
  • 具体的なノウハウの一部をコンテンツに入れる

※ 下記の3点については、既に説明済み

  • 受け手の現在地に近づける
  • 知識の提供より気づきの提供
  • 理解させるより感情を動かす

バックエンド商品までの一貫性がある

フロントエンド商品は、バックエンド商品につなげるための商品ですから、セミナーの内容は、バックエンド商品までの一貫性があるものにしてください。

本質・概要・価値をメインコンテンツにする

わずかな時間のセミナーで、全てを教え伝えることは絶対にできません。ほんの一部のテクニックや具体的な手法を教えて、聞き手が「自分一人で解決できる」と勘違いさせてしまってもいけません。

なので、バックエンド商品の本質、概要、価値などをメインコンテンツにします。

具体的なノウハウの一部をコンテンツに入れる

前項で、本質や概要をメインコンテンツにと述べましたが、少しは具体的で即効性のあるノウハウやテクニックもコンテンツに含めないと、聞き手は面白くないと感じてしまう場合があります。

1つや2つくらいであれば、少ない時間内でも教え伝え切ることができます。「30個あるノウハウのうち、今日は特別に2つだけを…」と言って、具体的なことも教えてあげてください。

フロントエンド商品セミナーの構成テンプレート

セミナー構成のテンプレートは以下の通りです。

※ 実際にバックエンド商品への転換が行えているテンプレートの一つです。

  • 問題点の提示
  • 根本原因の提示
  • ベネフィットの提示
  • 成功事例・証拠の提示
  • 適任者・適任品の証明
  • コンテンツ(概要やノウハウなど)
  • 問題点とベネフィットの再提示
  • メッセージの提示
  • 行動喚起

セミナーの全部を「コンテンツ」にしてしまう人が多いのですが、それだと、「大変満足」となるセミナーになりますが、バックエンドにつながるセミナーにはなりません。

上記テンプレートの構成・順番(多少入れ替えたり省いたり足したりしてもOK)を参考にして、フロントエンド商品としてのセミナーを設計してみてください。

前半、特に序章(コンテンツよりも前の部分)が重要です。行動喚起も忘れずに(注:売り込みではありませんよ)。

※ 上記のテンプレートは、動画講座や電子書籍への流用も可です。

フロントエンド商品への集客・販売方法

フロントエンド商品への集客と販売方法

次は、出来上がったフロントエンド商品の集客や販売についてです。

フロントエンド商品の集客・販売方法

  • ホームページやブログで集客・販売を行う
  • SNSで集客・販売を行う
  • WEB広告で集客・販売を行う
  • 告知サイトで集客・販売を行う
  • 見込み客リストに集客・販売を行う
  • リアルで集客・販売を行う
  • アナログで集客・販売を行う

関連記事

セミナー集客に関しては、下記の記事で詳しく説明しています。

➡︎セミナーへの集客を成功させる16のコツ

そもそも、ホームページやブログやSNSなど、その違いがよく分からない。WEBマーケティングやWEB集客手法が色々あってよく分からない。という場合は、下記の記事を参考にしてください。

➡︎ホームページとSNSとブログの違い【始めるならどれ?】WEB集客の初心者向け

➡︎WEB集客方法8種類を比較【メリットおすすめポイントを解説】

➡︎デジタルマーケティングの手法と種類【わかりやすく説明】図解あり

ホームページやブログで集客・販売を行う

ホームページやブログといった、いわゆるオウンドメディアで、フロントエンド商品の告知や集客を行うことができます(ほぼ無料)。

ターゲットの思いとなる検索キーワードに合わせて、あなたのホームページやブログの記事が検索されてクリックされた場合、かなり相性の良い見込み客をフロントエンド商品に集客できます。

但し、オウンドメディアで集客する場合は、見込み客へ向けた有益なコンテンツ(ブログ記事など)の用意やSEO対策(検索結果の上位に表示されるようにすること)が必須です。

➡︎ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編

オウンドメディアは、ある程度集客できるようになると、ほぼ放置でも毎月安定した集客が自動で行えていけるので非常に魅力的です。

※ 私や私のクライアントさんは、オウンドメディア(ホームページやビジネスブログ)での集客を核とした仕組みにしています。

※ ただの会社案内のようなホームページでは集客できないので注意してください。

参考)

ホームページやブログから集客していく場合は、ホームページ集客の基礎を知っておく必要があります。ホームページ集客は、以下から無料で学べるので、興味がある場合は登録してみてください。


➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け

SNSで集客・販売を行う

Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSで、フロントエンド商品の告知や集客を行うことができます(無料)。

ですが、普段から毎日SNSマーケティングを行なっていて、かつ、関係性の強いフォロワーや友達がある程度(数百名以上)いないと告知した投稿は見られませんし集客もできません。

逆に、関係性の強いフォロワーがある程度いる場合は、わりと簡単に反応を得ることができます。もし、SNSが得意であれば、完全無料ですし、他の集客方法よりおすすめです。

但し、SNSはある日突然アカウントが強制停止となる場合があります。そうなるとフォロワーも投稿も全て全滅となるので、この点は大きなデメリットです。十分に気をつけてください。

※ 私はSNSが苦手なので、SNS集客のパートは、SNS集客が得意な知人から教えてもらった内容をもとに記載しています。

関連記事

➡︎SNS集客のメリットとデメリット【19のポイント】個人ビジネス向

WEB広告で集客・販売を行う

Google広告、Facebook広告、YouTube広告などで、フロントエンド商品の告知や集客を行うことができます(有料)。

検索連動型広告

Google広告やYahoo!広告などの検索連動型広告は、ターゲットの思いとなる検索キーワードに合わせて、検索結果に表示されるクリック課金型の広告です。

検索キーワードの選定と表示タイトルなど、アプローチする内容次第で相性の良い見込み客をフロントエンド商品に集客できます。

但し、最近は広告による検索結果表示だとクリックされなくなってきているので運用(広告費)には注意が必要です。

SNS広告

Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、YouTube広告などのSNS広告は、一般の投稿タイムラインに紛れて表示される広告です。主にクリック課金か表示回数課金のどちらかで広告費がかかります。

SNS広告は相性の良さそうなSNSユーザをAIが選定して、そのユーザの投稿タイムラインに広告を表示させる機能があります。なので、相性の良い見込み客をフロントエンド商品に集客できます。

但し、SNSは主にプライベートや暇つぶしで見るメディアなので、反応を得るには、SNS媒体に合わせての、自然に目立って刺さる広告キャッチコピーや画像、などが必要となります。

告知サイトで集客・販売を行う

ストアカ、こくちーずプロ、ランサーズ、ココナラ、などの各種告知サイトで、フロントエンド商品の告知や集客を行うことができます(ほとんど無料(一部のみ無料))。

見込み客リストも無い、ホームページも無い、お金がなくて広告は出せない、といったような場合は、これらの告知サイトを活用すると良いでしょう。

フロントエンド商品がセミナー等の場合

ストアカ、こくちーずプロ、セミナー情報COM、などの告知サイトに、セミナーやイベントの告知を載せることができます。これらの告知サイトでセミナー等を探している人はたくさんいます。

但し、何百、何千、何万、という同業ライバルが同じ告知サイト内に、うじゃうじゃいます。なので、見つけてもらえる工夫や選んでもらえる工夫が必須です。

セミナーやイベントの告知サイトについての詳細は、下記の記事を参考にしてください。

➡︎セミナーやイベントの告知サイト比較【無料のみ】21選

フロントエンド商品がスキル提供等の場合

ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ、タイムチケット、などの告知サイトに、スキル提供(何々します系)を告知することができます。これらの告知サイトで代行業者を探す人は多くいます。

但し、セミナー告知サイトと同様で、何百、何千、何万という同業ライバルが同じ告知サイト内に、うじゃうじゃいます。なので、見つけてもらえる工夫や選んでもらえる工夫が必須です。

見込み客リストに集客・販売を行う

もし、既に見込み客リストが手元にあるのなら、見込み客リストにフロントエンド商品の提案をするのがベストです。なぜなら、反応率が他の集客・販売方法の何倍も良いからです。

なので、他の方法は置いといて、真っ先にやることは、見込み客リストからフロントエンド商品への集客です。

但し、見込み客リストに対して、事前に信頼関係の構築や教育が行えていないと、フロントエンド商品をリストに提案しても反応は得られません。普段からの見込み客リストとの付き合い方が重要です。

関連記事

➡︎プッシュ型営業のメリット、種類、やり方まで【やさしく簡単解説】

➡︎メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】

リアルで集客・販売を行う

交流会、コミュニティ、など、リアルの場で出会った人に、フロントエンド商品を告知して集客を行うことができます。

但し、それは仲良くなった後です。その場で仲良くなるか、2〜3回お茶して仲良くなるかは色々ですが、とにかく告知は仲良くなった後です。

名刺交換と同時に、チラシを押しつけてセミナーや体験会に誘う人がいますが、これは絶対にNGです。皆、大人なのでニコニコして「良さそうなセミナーですね」と言いますが、間違いなく引いてます。。。

また、リアルだと集客人数は1人ずつとなるので、WEB集客と比べると効率はめちゃくちゃ悪いです。

ですが、やはりリアルは、ネットやウェブでの集客と違って、親密になれる確率は断トツです。見込み客以外の人脈も増えたりしますし、個人的には好きな方法の一つです。

アナログで集客・販売を行う

チラシ、レター、はがき、などのアナログ媒体で、フロントエンド商品の告知や集客を行うことができます。

WEB媒体ばかりの現在、アナログ媒体の方が逆に効果的となる場合もあります。尚、綺麗より雑(手書きなど)な方が成果につながるケースが多いです。

但し、アナログと相性の良い商品、悪い商品、レターは効くけどチラシでは効かないケース、やっぱりWEB集客の方がコスパが断然良いケース、など色々なケースがあるので注意してください。

紙代や印刷代や郵送料などの計算もお忘れなく。

売上をさらにアップするフロントエンド商品の作り方

売上をさらにアップするフロントエンド商品の作り方

売上をさらにアップする方法を2つ紹介しておきます。

  • フロントエンド商品のバリエーションを増やす
  • ミドルエンド商品を挟む

フロントエンド商品のバリエーションを増やす

売上をさらにアップするには、フロントエンド商品のバリエーションを増やしていきます。

初めは、バックエンド商品1つに対して、フロントエンド商品1つで、集客〜売れる仕組みを完成させてください。1つに集中です!

その後、1つの仕組みがまわり始めたら、バックエンド商品1つに対して、フロントエンド商品を2つ、3つと増やしていきます。

フロントエンド商品1つのままでも良いのですが、いずれフロントエンド商品の反応が落ちてくる場合があります(目新しさが無くなる等)。ですが、バリエーションがあると反応率を維持しやすくなります。

イメージ例

  • 1月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 3月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 4月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 5月…フロントエンドA1 → バックエンドA

   ⬇︎

  • 1月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA2 → バックエンドA
  • 3月…フロントエンドA3 → バックエンドA
  • 4月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 5月…フロントエンドA2 → バックエンドA

また、リソース(予算やスタッフ数など)があれば、下記イメージ例のように、集客数や売上を何倍かにしていくことも可能となります。

イメージ例

  • 1月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA1 → バックエンドA

    ⬇︎

  • 1月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 1月…フロントエンドA2 → バックエンドA
  • 1月…フロントエンドA3 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA1 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA2 → バックエンドA
  • 2月…フロントエンドA3 → バックエンドA

ミドルエンド商品を挟む

フロントエンド商品とバックエンド商品の間のギャップがあり過ぎて、なかなかバックアップ商品が売れないというケースもあります。

その場合は、フロントエンドとバックエンドの間にミドルエンド商品を挟んで、2ステップマーケティングではなく3ステップにしてみてください。

すると、今まで売れなかったバックエンド商品売れるようになり、成約率がアップします。

イメージ例

  • 1ステップ目:フロントエンド商品で興味、関心、信頼を獲得。
  • 2ステップ目:バックエンド商品を提案。

    ⬇︎

  • 1ステップ目:フロントエンド商品で興味、関心、信頼を獲得。
  • 2ステップ目:ミドルエンド商品で興味、関心、信頼をさらに獲得。さらに期待や安心感も与える。
  • 3ステップ目:バックエンド商品を提案。

まとめ(フロントエンド商品の作り方)

まとめ(フロントエンド商品の作り方)

フロントエンド商品は、売上・利益(バックエンド商品の販売)を左右する要となります。

ですが、フロントエンド商品の作り方を誤ると、バックエンド商品は全く売れません。私の場合もそうでしたし、多くの人もフロントエンド商品の作り方(および売り方や実施方法など)を誤って失敗しています。

フロントエンド商品の作り方について、細かいノウハウやテクニックの全てをここで説明し切れてはいませんが、重要なポイントは全て述べてきたつもりです。

この記事を参考に、バックエンド商品につながるフロントエンド商品を作り上げてもらえたら嬉しいです。

がんばってください!

関連記事

バックエンド商品の作り方については、下記の記事を参考にしてください。

➡︎バックエンド商品の作り方【7ステップで初心者向け簡単に】

なかなか作った商品が売れない場合は、下記の記事を参考にしてください。

➡︎良い商品が売れない5つの理由【原因と対策をわかりやすく説明】