WEB集客方法8種類を比較【メリットおすすめポイントを解説】
WEB集客方法8種類を比較【メリットおすすめポイントを解説】
更新:2021.4.10 筆者:Toshio Suzuki
要約
この記事では、代表的なWEB集客方法8種類を比較して説明しています。メリットとデメリット、おすすめのポイントや注意点などを初心者向けに、わかりやすく説明していきます。
WEB集客は、大きく分けると、下記の8種類の方法があります。
WEB集客の種類
- 検索エンジンによるWEB集客
- SNSによるWEB集客
- 外部サイトによるWEB集客
- WEB広告によるWEB集客
- アフィリエイトによるWEB集客
- プッシュ型媒体からのWEB集客
- アナログからのWEB集客
- リアルからのWEB集客
この記事は、
- そろそろWEB集客を本気で始めないとマズいかも…
- WEB集客にはどんな種類があるの?
- WEB集客の種類毎に比較を行なった上でトライしたい
- WEB集客を実現させて売上をアップさせたい
といったような、お悩みや質問や要望などに答えていきます。
この記事を読むことによって、
- WEB集客にはどのような種類があるのかが分かります
- WEB集客種類毎のメリットやデメリットが分かります
- 自分に合ったWEB集客方法を見つけることができます
インターネットやWEBを使った集客は、1人力を十人力、百人力、それ以上の力を、あなたに与えてくれます。
WEB集客を仕組み化できれば、その仕組みは、24時間365日休まず、あなたの代わりに仕事をしてくれます。
その結果、集客や営業にかかる時間も短縮され、あなたにとっての重要仕事に使える時間も大きく増えていきます。
WEB集客に取り組んでいけば、見込み客リストの大幅アップ、売上の大幅アップなどは決して夢ではなくなります。
個人でも、在宅ひとり起業でも、WEB集客初心者でも、パソコン苦手でも、誰でもWEB集客は行なっていけます。
今の時代、WEB集客に取り組まない理由はありません。
できない理由を探すのではなく、できるにはどうすれば良いか?
を考えていきましょう。
ぜひ、この記事をスタートラインとして、あなたに合ったWEB集客を見つけてください。
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ホームページとは?ブログとは?SNSとは?など、その違いがよく分かっていないんだよね、、、という人は、先に下記の記事をチェックしておくと良いかもしれません。
➡︎ ホームページとブログとSNSの違い【集客を始めるならどれ?】
【 目次 】
WEB集客方法8種類を比較
WEB集客の方法は、大きく分けると下記の8種類に分類できます。
WEB集客方法の種類
- 検索エンジンによるWEB集客
- SNSによるWEB集客
- 外部サイトによるWEB集客
- WEB広告によるWEB集客
- アフィリエイトによるWEB集客
- プッシュ型媒体からのWEB集客
- アナログからのWEB集客
- リアルからのWEB集客
それぞれ、ひとつ一つ、順に詳しく説明していきます。
WEB集客方法の比較表
下記の表は、WEB集客方法8種類を比較した表です。私の推奨も記載しています。
はっきりと、丸バツ三角などで、わかりやすく比較しようと試みましたが、実際は多種多様の微妙な差が多くあるので、なんとくの色の濃さ…という曖昧な比較になってしまいました。ご理解願います🙇♂️
●の色が濃いほど該当度が高いと見てください。但し、どの集客方法も、やり方やビジネスの内容などによって結果や成果が大きく変わってきます。あくまでも参考情報としてご覧ください。
WEB集客とは
各WEB集客方法の説明にいく前に、まずは、最初に「WEB集客とは?」をざっくり説明しておきます。不要な方は読み飛ばしてください。
用語の説明
WEB
WEBとは、World Wide Web(www)のWebのことです。世界中に蜘蛛の巣のように広がるデジタル通信網というような意味です。即ち、インターネットです。
WEBページ
WEBページとは、インターネット上に公開できる文書や画像を組み合わせて表現できる1ページのことです。たとえば、ブログ1記事、SNS1投稿、食べログ検索結果など、全ては1つのWEBページです。
WEBサイト
WEBサイトとは、WEBページの集合体のことです。 WEBページを1枚の紙と見た場合、それらをまとめた本がWEBサイトです。たとえば、あなたのホームページ、Facebook(全体)、食べログ(全体)など、全ては1つのWEBサイトです。
WEBサービス
WEBサービスとは、インターネット上やWEBサイト上で何らかの機能を提供するサービスのことです。WEB上で使える各種SNS,各種ツールなどは全てWEBサービスです。
WEB集客とは?
WEB集客とは、インターネットを利用した様々な集客方法の総称です。
WEB集客は、インターネット集客、ネット集客、オンライン集客、などとも呼ばれます。
WEBマーケティング、インターネットマーケティング、デジタルマーケティング、などと呼ばれるマーケティングの一部分です。
でも、呼び名は全く重要ではありません。学術的に言うと、それぞれ定義が微妙に違ったりもしますが、どれも同じと思って大丈夫です。何でもいいです。
インターネットを使って、あなたの潜在顧客や見込み客にアプローチし、つながっていくことことの全てはWEB集客です。
WEB集客に用いる媒体
WEB集客に用いる媒体は、「WEBサイト、ホームページ、ブログ、ランディングページ、オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディア、ソーシャルメディア、SNS、ポータルサイト……」など、色々な呼び名と定義があります。
でも、これらの名前や定義を覚えても、特に得るものはありません。
なぜなら、「本、書籍、雑誌、週刊誌、月刊誌、文庫本、新書、辞典、マンガ、ハードカバーブック、ミニコミ誌、小冊子……」などの名前や定義を覚えるのと同じようなことだからです。
あまり意味ありませんよね?
なので、WEB集客に用いる各媒体の種類や定義は、この記事では省略します。(別途、どこかで詳しく説明しようとは思っています。)
尚、もし、これらの種類や定義が分からなくても、本記事は理解できるように説明してありますので、ご心配なく。
あなたにとって重要なポイントを基点にして、各WEB集客方法を比較していき、最良の集客方法に辿りついてください。
・・・
それでは、WEB集客方法の8種類を説明していきます。
まずは1つ目の検索エンジンによるWEB集客から説明していきます。
検索エンジンによるWEB集客
検索エンジンによるWEB集客とは、潜在顧客や見込み客が、Google検索やYahoo!検索などから、あなたの管理するWEBページ(ホームページやブログなど)にアクセスし、見込み客リストに登録してもらうまでの一連の流れのことです。
検索エンジンによるWEB集客は非常に高い効果を得られます。
※ 上記は私のWEBサイトの検索結果の一例です。
検索エンジンによるWEB集客のメリット
検索エンジンによるWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 費用がかからない
- ニーズの確度が非常に高い
- 安定後はある程度放置も可
費用がかからない
検索エンジンによるWEB集客は、自分で行うことができれば、費用はほぼかかりません。
検索エンジンから集客していくにのに必要なのは、潜在顧客や見込み客に検索されアクセスされる質の良い記事コンテンツです。自分で記事コンテンツを書けば費用はかかりません。
WEBサイト(ホームページやブログなど)が必要になりますが、ワードプレス(WordPress)などであれば、ほぼ無料で用意できます(注:レンタルサーバー代など月1000円〜2000円は必要)。
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検索エンジンによるWEB集客は、SEO(検索エンジン最適化)対策などが必要となってきますが、これも自分で無料で対応していくことができます。
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ニーズの確度が非常に高い
検索エンジンから集客した、潜在顧客や見込み客は、ニーズが明確であり、あなたとの相性は既に抜群である可能性が非常に高いです。
なぜなら、検索エンジンに入力する検索キーワードは、潜在顧客や見込み客の「悩み」や「願望」が入力されてくるからです。それにヒットするのが、あなたの書いた記事コンテンツです。
なので、必然的に、検索者の求めているものと、あなたが提供できるものがマッチングされているような状態になります。よって、売上に転換しやすい質の良い潜在顧客や見込み客が集められます。
安定後はある程度放置も可
ある程度、安定集客できるようになると、WEBサイト(ホームページやブログなど)を放っておいても、毎日安定したアクセス数が得られるようになり、毎月安定した見込み客を獲得できるようになります。
お金もかからず、何もせずでも、24時間365日、安定して集客していけます。この安定性は、今回紹介する8種類の中で間違いなく最強です。
注)但し、何ヶ月もの間WEBサイトを放置しておくと、集客力は下がっていきます。定期的に役立つ情報コンテンツを追加したり、古いコンテンツを修正していくようにしてください。
検索エンジンによるWEB集客のデメリット
検索エンジンによるWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 時間がかかる
- 検索エンジン仕様に左右される
- 強敵がいると難しい
時間がかかる
検索エンジンから、アクセスがくるようになるまでには時間がかかります。
時間がかかる理由は、Googleなど検索エンジンの仕組み上、サイトの評価に時間がかかり、検索順位が上位になるまで時間がかかるというのが1つ。
あとは、検索者が求める質の良い記事コンテンツを充実させていく必要があるので、手間がかかるという理由があります。
WEBサイトや記事コンテンツのテーマによって異なるのですが、アクセスが集まり始めるまで、どんなに早くても3ヵ月、平均6ヵ月はかかります(プロのWEB制作会社やライターにお願いした場合も同じです)。
強敵がいると難しい
検索エンジンでアクセスが来るのは、極端に言うと、検索結果の1ページに表示される検索順位10位までのWEBページです。
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もし、10位までのWEBページ全てが強敵という場合は、その検索キーワードでの上位表示は困難です。
たとえば、あなたの狙う検索キーワードで検索結果の上位10ページ全てが、最高に良質の記事内容、有名サイト、大企業などばかりだと、そこに割って入るのは不可能に近いです。
ですが、検索者が入力する検索キーワードの種類は無数に存在します(しかも毎年15%は新しく生まれる言葉です)。強敵な競合がいない検索キーワード市場を探せば、このデメリットは回避できます。
検索エンジン仕様に左右される
検索エンジンからの集客は、検索上位に表示されないと始まりません。検索結果の3ページ目以降は、ほとんど見てもらえません。
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なので、SEO対策(表示順位を上げるための検索エンジン最適化対策)が重要になってくるのですが、Googleが検索結果の表示順位を決める基準を大きく変えてしまうと、最適化にズレが生じて、検索順位が下がってしまう場合があります。
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但し、きちんと良質の記事コンテンツを執筆しており、かつ、正しいSEO対策を施していれば、滅多に悪影響を受けることはありません。
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注意
健康や医療に関するコンテンツは、信頼性や専門性が極めて高い権威ある運営者(たとえば大学病院とか薬品メーカーなど)のページしか検索上位に表示しないというGoogle仕様があります。
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SNSによるWEB集客
SNSによるWEB集客とは、潜在顧客が、SNSを通して、あなたに興味を持ってもらい、あなたの管理するWEBページにアクセスしてもらい、見込み客リストに登録してもらうまでの一連の流れのことです。
最近は、SNSを通して、直接LINEに登録してもらうというやり方も流行っています(注:SNSやLINEは規定違反等でいきなりアカウント停止になる可能性があります)。
SNS集客によく使われているものは、
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツイッター)
- YouTube(ユーチューブ)
- アメブロ
などです。
※ アメブロはブログサービスですが、性質はSNSなので、SNSに分類しました。
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SNSによるWEB集客のメリット
SNSによるWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 費用がかからない
- すぐ始められる
- 関係性の構築が早い
費用がかからない
いずれのSNSも費用は一切かかりません。
WEBサイトを運営する場合は、月に1000円ちょっとの費用がかかっていく場合がありますが、どのSNSも完全に無料0円です。SNSは、ずっと無料で使い続けていくことができます。
すぐ始められる
SNSはパソコンが無くてもスマホがあれば始められます。プロフィール記入など、少しは登録作業に時間がかかりますが、何時間もかかりません。
なので、あっという間に、潜在顧客への集客アプローチを開始できます。
SNS集客の結果を得るには、それなりのノウハウを学び、それなりに努力し続けていくことが必要ですが、SNS集客をただ始めるだけなら、WEBサイトを用意するより何倍も簡単です。いますぐ始められます。
関係性の構築が早い
SNSでの発信は、ビジネスの発信というよりも、自分の素を見せながらの考え方や日常のメッセージ発信が多くなります。
「イイね」や「コメント」や「ダイレクトメッセージ」などで、簡単にコミュニケーションを始められます。
なので、WEBサイトを活用する検索エンジンからの集客〜マーケティングなどと比べると、特定の個人と関係性を深めていく時間が圧倒的に早いです。
SNSによるWEB集客のデメリット
SNSによるWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 反応が得られるのは投稿時のみ
- SNS疲れSNSストレス
- アカウント停止で全滅
反応が得られるのは投稿時のみ
SNSでの投稿は、投稿後も消えはしませんが、WEBサイトの記事のように蓄積されず、下に下にと流れ去っていきます。
即ち、SNSでの投稿は、基本的に、投稿した瞬間から数時間〜数日しか効果を発揮しません。投稿を止めたら集客も止まります。
なので、常に、そして永遠に投稿し続けていく必要があります。
※ SNS内の検索で投稿がヒットすれば、時間軸に関係なく読まれたり視聴されますが、SNSは検索エンジンほど検索仕様が洗練されていないので、ヒットする可能性は低いです。但し、YouTubeは、Googleに次ぐ第二の検索エンジンと最近言われています。
SNS疲れSNSストレス
SNSで集客していくには、毎日常に多くの人とコミュニケーションをとっていく必要があります。
「イイね」したり、「イイね」されたら「イイね」を返したり。コメントを入れたり、コメントが来たらコメントを返してあげたり。
顧客になる可能性のある人とはいえ、知らない人に「友だち申請」したりもしなければなりません。逆に、あなたを顧客にしたい人からの「友だち申請」も多く来ます。
SNSが好き、SNSは仕事だと割り切れる、SNSは苦にならない、といったコミュニケーション上手な人は良いですが、そうでない場合、大きなストレスになる場合があります。
白状しておきますが、私はSNSが苦手です。。。
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アカウント停止で全滅
ワードプレスで作成したような自己資産となるWEBサイトであれば、自分がサイトを削除しない限り、永遠に自己メディアとして使っていけます。コンテンツも全て自分の資産です。
ですが、全てのSNSは、そのSNSサービスを提供している企業側の資産です。ルールも権限も全てSNSサービスを提供している企業側にあります。投稿コンテンツも自己資産になりません。
また、SNSアカウントの停止は、頻繁に発生しています。何か悪質な発信をしているユーザーであれば納得ですが、真面目に運用しているユーザーのアカウントも予告無しで、ある日突然アカウント停止になる場合があります。
そうなると、友達もフォロワーも全滅です。ここがSNS集客の一番怖いところです。
あとは、SNSアカウントの乗っ取りも、よく聞くので注意が必要です。
外部サイトによるWEB集客
外部サイトとは、たとえば、仕事のマッチングサイトや、セミナーやイベントの告知サイトのことです。そのサイトの中に登録した情報を見てもらって、問合せなどをもらうというのが、外部サイトによるWEB集客です。
外部サイトで集客によく使われているものは、
- クラウドワークス(仕事のマッチング)
- ランサーズ(仕事のマッチング)
- ココナラ(仕事のマッチング)
- ストアカ(セミナー等の告知)
- こくちーずpro(セミナー等の)
- セミナー情報.com(セミナー等の告知)
- ホットペッパービューティー(店舗広告等)
などです。
上記以外にも、このようなサイトは色々あります。たとえば、車屋さんであればカーセンサーなど。自分に合ったものがないか探してみてください。
注)自分のWEBサイトへの誘導を禁止している外部サイトサービスが多いです。
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外部サイトによるWEB集客のメリット
外部サイトによるWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 半分集客済み状態
- すぐ始められる
半分集客済み状態
その外部サイトが有名であれば、そこには、既に毎日たくさんの人が訪れてきます。しかも、明確な目的を持ってそのサイトに訪れてきます。
検索上位に表示させることも、SNSのように日々の付き合いを行うことも不要です。もう既に半分は集客済みといった感じです。
すぐ始められる
外部サイトはプラットフォーム化されており、情報を登録するページもフォーマットが決まっています。あなたは、そのサービスにアカウントを作成し、あとは、フォーマットに従って情報を記入していくだけです。
登録情報の審査が入るサービスもありますが、何日もかかるわけではありません。ほとんどの場合、その日から集客を始められます。
外部サイトによるWEB集客のデメリット
外部サイトによるWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 埋もれる
- 有料の場合は利益率が下がる
- サービス終了時は集客の手立てが消える
埋もれる
告知サイトやマッチングサイトは、便利なので大変人気です。登録者がものすごく多くいます。すると、どうなるか?簡単に埋もれていきます。
テーマにもよりますが、告知する情報が差別化できていないと、さらに埋もれていきます。そうなると結果は全く得られません。
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有料の場合は利益率が下がる
無料で登録できるサービスも多いですが、掲載料が必要なサイト、売上の一部が引かれるサービスなどもあります。
そういう場合で、かつ、低単価の商品やサービスを扱っていると、なかなか思うような利益は出せません。
料金等については、各サービスの規定や規約を確認してください。
サービス終了時は集客の手立てが消える
告知サイトやマッチングサイトもSNS同様で、あなたの所有資産ではありません。アカウントの停止、サービスの人気下降、サービスの終了、いつどうなるか分かりません。
もし、何かあった場合は、一気に集客できなくなる可能性大です。
WEB広告によるWEB集客
WEB広告とは、WEB上で表示される、様々なメディアやサイトに表示される広告のことです。
その広告のクリックから、あなたの管理するWEBページがアクセスされ、見込み客リストに登録(もしくは問合せや購入)してもらうまでの一連の流れが、WEB広告によるWEB集客です。
WEB広告には色々な種類がありますが、ひとまず、次の3つだけを知っておけば十分です。
- リスティング広告…検索結果に出てくる広告
- ディスプレイ広告…よく見るサイトの中に表示されるバナー広告
- SNS広告…SNSの投稿欄に出てくる広告
リスティング広告のイメージ例(Google広告)
ディスプレイ広告のイメージ例
SNS広告のイメージ例(Instagram広告,Facebook広告)
WEB広告によるWEB集客のメリット
WEB広告によるWEB集客のメリットは下記の通りです。
- すぐに結果が得られる
- 良い広告と仕組みで安定集客ができる
すぐに結果が得られる
広告というものは、たとえ相手が嫌がっているとしても、その目に強制的に情報を触れさせるというものです。
なので、良くも悪くも、必ず結果が分かります。その日すぐに分かります。また、WEB広告は、アナログのチラシなどと違って、反応率などの数値データも分かります。
ですが、早いのは、あくまでも“結果”であり“成果”ではありません。その結果を、次の広告に活かせるかどうかで、成果までの早さは大きく変わってきます。
“結果”を上手に活かせれば(改善)、“成果”までのスピードは早いです。
良い広告と仕組みで安定集客ができる
反応とれる広告と、成約率の良い登録ページ(もしくは販売ページ)が完成してしまえば、あとは、広告を出し続けていくだけです。
広告の表示回数(広告費)を増やせば増やした分だけ、売上も利益も計ったように大きくなります。
もし、顧客が捌ききれない場合は、広告をオフにすれば簡単にコントロールできます。顧客が必要になったら、また広告をオンにするだけです。
売上を上げている個人事業主、中小企業、大企業は、もれなく全員、全社、WEB広告を上手に実施しています。
WEB広告によるWEB集客のデメリット
WEB広告によるWEB集客のデメリットは下記の通りです。
※お金がかかること自体は当たり前なのでデメリットとしていません。
- 大赤字になる可能性あり
- 広告単価の高騰
- 広告を回避する流れ
大赤字になる可能性あり
当然ながら広告は費用がかかります。数千円からでも出稿できる広告はありますが、大きな売上につなげるためには、何十万、何百万、という広告費が必要になります。
他の集客方法にも絶対はありませんが、広告にも絶対はありません。
広告が全くクリックされない。広告がたくさんクリックされても、その後、売上につながらない。……などの場合は、確実に大赤字です。お金をドブに捨てるようなものです。
尚、WEB広告代理店業者は多くいます。ですが、成果に導いてくれる業者は本当に稀です。気をつけてください。
広告単価の高騰
広告単価はいつも同じとは限りません。どんどん高騰していくことも少なくありません。
以前の広告単価では利益が出ていても、高騰後の広告単価では、利益が出なくなってしまう場合があります。広告単価の動向に注意しておきましょう。
広告を回避する流れ
広告を好む人はいません。広告スキップ、広告ブロック、広告無視、できれば皆が広告を避けたいと思っています。
広告に触れる機会が多ければ多いほど、広告をいかに無視するかという意識が強く働いていきます(無意識に)。
すると、以前は広告効果があったのに、最近は広告効果が大きく落ちてきた……といった状況になっていきます。
その中でも引き続き効果を得ていくには?広告も常に改善が必須です。
アフィリエイトによるWEB集客
アフィリエイトとは、WEB上(サイトやブログやメルマガなど)で、第三者が広告主の商品などを紹介することです。アフィリエイターとは、それを行う人のことです。
紹介を介して成約につながった場合は、成約に対する対価をアフィリエイターに支払います。なので、アフィリエイトは紹介広告というWEB広告の一種とも言えます。
アフィリエイトによるWEB集客のメリット
アフィリエイトによるWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 成果報酬である
- すぐに結果が得られる
- 一気に大量の集客を行いやすい
成果報酬である
アフィリエイターに支払う費用は、成果報酬です。即ち、成果に至った時だけ費用がかかります。成果に至らなかった場合は費用は発生しません。
なので、アフィリエイトの場合は、通常の広告のように、空振りしたら大赤字ということにはなりません。
尚、あなたの商品が売れないものだと、逆にアフィリエイターの方から、その商品の紹介はできないと断られます。売れない商品を紹介しても売れないからです。紹介の労力が1円にもならないからです。
すぐに結果が得られる
人が一番よく購買行動を起こすのは、信頼している人から紹介された時です。
あなたの商品やオファーが大変魅力的であり、かつ、販売や登録ページが最適化されている場合、そして、アフィリエイターに人気や信頼がある場合、
その人が紹介するだけで、すぐに申し込みや購入につながる場合が少なくありません。
一気に大量の集客を行いやすい
アフィリエイターに人気や信頼がある場合で、かつ、そのアフィリエイターが大量のファン、リスト、などを持っている場合は、一気に大量の申し込みにつながる場合があります。
但し、もちろん、あなたの商品やオファーが魅力的であり、かつ、販売や登録ページが最適化されている場合でないと結果には至りません。
アフィリエイトによるWEB集客のデメリット
アフィリエイトによるWEB集客のデメリットは下記の通りです。
※お金がかかること自体は当たり前なのでデメリットとしていません。
- 見込み客の質が落ちる場合あり
- 評判が落ちる場合あり
見込み客の質が落ちる場合あり
アフィリエイターの紹介の仕方によっては、あなたが狙う見込み客層と異なる、質の低い見込み客ばかり増える場合があります。
なぜならば、アフィリエイターには素人さんも多いからです。自分の利益、即ち、成約量を増やしたいがために、変な紹介をしてしまう場合も多いからです。
厳しい目でアフィリエイターを選定したり、アフィリエイターに指示を細かくしたりしないと失敗する場合があるので注意してください。
評判が落ちる場合あり
アフィリエイターの紹介の仕方によっては、あなた自身や、あなたの商品の評判が落ちる場合があります。
理由は前述したことと同じです。変な紹介をされてしまう場合も多いからです。
プッシュ型媒体からのWEB集客
プッシュ型とは、WEBサイトやSNSのように、相手が見てくれるのを待つといったもの(プル型)ではなく、こちらから相手にピンポイントで届けるものを指します。
代表的なプッシュ型媒体は、下記の通りです。
- メール
- 公式LINE
※ アナログですが、手紙やハガキ、電話やFAXもプッシュ型です。
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プッシュ型媒体からのWEB集客のメリット
プッシュ型媒体からのWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 成約率が良い
- 費用がかからない
成約率が良い
相手(ターゲット)に届けられる状況ということは、既に、あなたは、その人の連絡先を知っているということです。ということは、あなたと相手は既に何回か接触済みのはずです(リアル対面でないとしても)。
なので、ある程度の信頼関係もできているはずです。信頼している人から、おすすめされれば、相手が、それを受け入れてくれる可能性は高くなります。
たとえば、同じ商品でも、ブログ上で売るのと、メールで売るのとでは、メールの方が何倍も良く売れるというデータがあります。一般的には5倍以上違うと言われています。
費用がかからない
メールや公式LINEは、始めるだけであれば、お金はかかりません。切手代も印刷代も紙代も何もいりません。
メルマガ配信スタンドや公式LINEの有料プランを使えば、多少のコスト(年間で数万円)はかかってしまいますが、集客効果を考えれば無料に等しいと言っても過言ではありません。
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プッシュ型媒体からのWEB集客のデメリット
プッシュ型媒体からのWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 届かない(メールのみ)
- 開かない
- リスト消滅(公式LINEのみ)
届かない(メールのみ)
近年のメールは、相手の迷惑メールフォルダに自動で入ってしまったり、届かなかったりすることが大変増えています。
なぜなら、悪質な迷惑メールが大量に送られてくる時代となったので、インターネットプロバイダやメールソフトが、自動でメールをブロックする仕組みを用意したからです。
その結果、まともなメールでさえ、ブロックされたり、迷惑メールに振り分けられるようになってしまっています。
開かない
来たメール、来たLINEの全てを読む人はいません。自分にとって重要な人から送られてきたものや、よほど興味のあることが書いてあるものしか開かないです。
ちなみに、LINEはメールより開封率が圧倒的に良いと言われています。しかし、それは2020年までの話しです。今は、LINEマーケティングが流行ってきたので、LINEの開封率は既に落ちてきています。
メールもLINEも必ず読んでくれるわけではないので過信は禁物です。
リスト消滅(公式LINEのみ)
公式LINEのアカウントは、ある日突然に凍結され、全く使えなくなる場合があります。その瞬間、見込み客リストは全滅です。
これは、実際に私も経験しています。もちろん、真面目に普通に運用していただけです。なのに、ある日突然アカウントは停止されました。理由は一切教えてくれませんでした。
登録者数がまだ少なかったことと、メールマーケティングを主としていたので、被害は少なかったのですが、もしLINEだけやっていたらと思うとゾッとします。お気をつけください。
アナログからのWEB集客
アナログからのWEB集客とは、紙などアナログ媒体を起点としたWEB集客のやり方です。
たとえば、
- チラシ→WEB
- 手紙→WEB
- ハガキ→WEB
- FAX→WEB
- 電話→WEB
- 新聞広告→WEB
- 雑誌広告→WEB
- フリーペーパー→WEB
などです。(電話やFAXなどもアナログではなくデジタル?かもしれませんが、昔ながらの方法ということで、ここではアナログ扱いにしています。)
紙などに、「URLアドレス」を記載したり、「続きは〔○○〕で検索!」と記載して、あなたの運営するWEBページへ導く集客方法です。
アナログ媒体による広告は、時代遅れという部分もありますが、効果が無いわけではありません。ネット上に顧客がいない場合は、今でも大変有効な集客方法です。
アナログからのWEB集客のメリット
アナログからのWEB集客のメリットは下記の通りです。
- ネット上にいない顧客を集客できる
- アナログ特有の質感や温度感がある
ネット上にいない顧客を集客できる
アナログであれば、ネット上にいない顧客を集客できます。わかりやすいのは、ネットに疎いお年寄りなどがターゲットの場合ですね。
とはいえ、最近は70代、80代でも普通にインターネットを使いこなす時代です。私のクライアントさんの1人は、79歳、かつ初心者なのにもかかわらず、WordPressでブログを自作してしまいました。
年齢問わず全世代がインターネットという時代まで、あと数年ほんのわずかということは留意しておく必要があります。
インターネット利用状況(個人)
2018年調査→2019年調査
50代 …93.0%→ 97.7%( 4.7%up)
60代 …76.6%→ 90.5%(13.9%up)
70代 …51.0%→ 74.2%(23.2%up)
80以上…21.5%→ 57.5%(36.0%up)
出典:総務省 統計調査データ 通信利用動向調査 報道発表資料 『令和元年調査(令和02.05.29公表)PDF』
アナログ特有の質感や温度感がある
アナログ媒体には、それぞれ独特な質感や温度感があります。わかりやすいのは、手書きの手紙です。この温かみは絶対にWEBでは出せません。
WEBでは反応がとれなくても、アナログだと反応がとれる場合もあります。ネットの時代だからといって、アナログをバカにしてはいけません。
周りがWEBだオンラインだと言っている時こそ、アナログが輝くかもしれません。
アナログからのWEB集客のデメリット
アナログからのWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 顧客がいない
- 反応率が悪い
顧客がいない
ほとんどの潜在顧客、見込み客は、ネット上にいます。アナログ媒体で情報収集する人は少なくなっています。アナログだとメッセージは非常に届き難くなっています。
反応率が悪い
一般的には、WEBよりもアナログの方が反応率は悪いです。これは、コンセプトやターゲットや商品によっても変わりますが、WEBの1/10〜1/100程度の反応率となる場合が多いです。
リアルからのWEB集客
最後はリアルからのWEB集客です。
- 交流会→WEB
- イベント→WEB
- コミュニティ→WEB
- 名刺交換→WEB
などが、リアルからのWEB集客です。
何回かリアル接触を重ねた後にWEBへという流れもあります。
- 交流会やイベントなど
↓ - 情報交換会→WEB
- 食事会→WEB
- etc→WEB
リアルからのWEB集客のメリット
リアルからのWEB集客のメリットは下記の通りです。
- 深い信頼関係の構築が最も早い
- 最も成約に至る確率が高い
深い信頼関係の構築が最も早い
なんと言っても、リアルの一番のメリットは、深い信頼関係の構築を最も早く築けるということです。
やはり、何だかんだ言っても、人と人の関係は、WEBやオンラインではなく対面です。リアル対面に勝るものはありません。
最も成約に至る確率が高い
リアル対面から築き上げた深い信頼関係があれば、成約率が高くなるのは必然です。
なぜなら、人は「何を買うかではなく誰から買うか」で、商品の購入や契約を最終的に決めるからです。
リアルからのWEB集客のデメリット
リアルからのWEB集客のデメリットは下記の通りです。
- 効率が極めて悪い
- 商品よりコミュニケーション力
効率が極めて悪い
リアルの最大のデメリットは、効率が極めて悪いということです。
WEB上であれば、一気に、しかも数分で、100人、1000人へとアプローチしていけますが、リアルだと数時間かけても少ない人数にしかアプローチできません。
リアルだと、何度も日程調整して、わざわざ会って、雑談も混ぜて、一緒に食事して……という時間が必要になってきます。しかも、たった1人に対して。。。
だからこそ、信頼関係がWEBより深まるのですが、効率で見るとリアルの効率は極めて悪いです。
商品よりコミュニケーション力
リアル集客では、コミュニケーション力も重要になってきます。人間力も重視されます。相性なども大きく影響してきます。
もちろん、WEB集客でも、コミュニケーション力、人間性や人間力、相性などは重要です。たとえば、WEBサイトやブログを吟味すると運営者の人間性は浮き出てきます。
でも、リアルの場合は、もっと直接的に見られてしまいます。たとえ素晴らしい商品があったとしても、コミュニケーションが下手だと相手にしてもらえない場合があります。
WEB集客サービスの種類と選び方
WEB集客に関する会社は、
ウェブ制作会社、ウェブ広告代行会社、SEO対策代行会社、WEBコンサルティング会社、SNSコンサルティング会社、、、
と多くの種類があります。
そして、そのような会社が販売しているシステムやサービスも何百種類とあります。
このようなWEB関連の会社やサービスを、どう比較し、どう選定していけば良いのでしょうか?
WEB集客サービスや会社のまとめサイトに注意
数えきれないほど多いWEB集客サービスや会社を「おすすめ」と言って一覧で紹介しているまとめサイトやランキング記事が多くあります。
ですが、それを鵜呑みにしては絶対にいけません。そういうサイトや記事も実は広告という場合がほとんどだからです。
- お金を払う → サービス一覧に載せてもらう
- お金を払う → ランキング上位に表示させる
- サービス一覧に載せてもらう → 成約に至る → 成果報酬を支払う
本当のおすすめではない可能性大です。注意してください。
WEB集客サービスや会社の選び方
各社や各サービスのホームページを見ることも重要ですが、当然ながら良いことしか書いていません。
お客様の声が載っているか?デメリットもきちんと公表しているか?などの見極めチェックポイントもありますが、嘘を書かれていたら終わりです。
なので、結局は、実際にその会社やサービスを利用した人の意見を聞くのが一番です。
まずは自分でWEB集客してみることが重要
まずは、自分でWEB集客をしてみてください。やり方が分からなければ学んでください。それは、あなたの財産になっていきます。
それに、自分でWEB集客できるようになれば、業者やサービスは不要となります。
もし外注する場合でも、自分でWEB集客の重要ポイントがつかめていれば、業者選定時に正しい目利きができます。正しい指示が出せます。騙されずに済みます。
最低限のレベルでも良いので、WEB集客に関する目を養っておかないと、業者やサービスの選定は失敗する可能性大です。
なので、可能であれば、自分でWEB集客をしてみてください。
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まとめ
以上、「WEB集客8種類を比較【メリットやおすすめポイントを解説!】」でした。
- 検索エンジンによるWEB集客
- SNSによるWEB集客
- 外部サイトによるWEB集客
- WEB広告によるWEB集客
- アフィリエイトによるWEB集客
- プッシュ型媒体からのWEB集客
- アナログからのWEB集客
- リアルからのWEB集客
WEB集客で成果を得るのは簡単ではありません。ですが、WEB集客を始めること自体はそこまで難しくはありません。パソコン不要でも取り組めるくらい簡単です。
1人では無理な人でも、誰かに教えてもらえれば、WEB集客は誰でも取り組んでいけます。
あなたにピッタリのWEB集客が見つかることを願っています。
参考)
ホームページやブログを用いた検索エンジンからのWEB集客を学んでみたい方は、下記から無料で学べるようになっています。
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