SNS集客のメリットとデメリット【19のポイント】個人ビジネス向
更新日:2021年6月16日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
SNS集客のメリットとデメリット【19のポイント】個人ビジネス向
要約
個人ビジネス向けに、SNS集客のメリットとデメリットを包み隠さず全て公開します。SNS集客を始める前に必要なことは全て書いたつもりなので、ぜひ、参考にしてください。
この記事は、
- SNSってやらないとダメですか?
- そろそろSNS集客も必要かなぁ……
- SNSで本当に集客できるの?
- SNS集客ってどんなメリットがあるの?
- SNS集客で知っておくべきデメリットや注意点は何ですか?
といったような、SNS集客に興味や疑問がある、SNS集客やウェブ集客の初心者の方へ向けてまとめています。
この記事を読むことによって、
- SNS集客のメリットが全てわかります。
- SNS集客のデメリットが全てわかります。
- SNSで集客できるかどうかを知ることができます。
- どんなSNSを使えば良いのかがわかります。
- SNS以外の集客方法も使うべきかどうかが分かります。
…という私ですが、実は今現在は、SNS集客には取り組んでいません。
過去に、わりと多額を投資して、SNS集客の専門家にSNS集客を学びましたが、私には向いていませんでした。
なので、SNS集客のメリットについての知識はありますが、成功の体験はありません。「そんな奴の説明じゃだめだ!」という方は、他の記事を検索してください。
「一応、読んでみるか」という方はこのまま読み進めてください。
SNS集客 7つのメリット・効果
- 無料で使える
- スマホで簡単に使える
- 自然と興味や嗜好の似た人が集まる
- 勝手に拡散される
- 新しい層にアプローチできる
- 売り込まずに売れる
- 成果が出るまで早い
SNS集客 12のデメリット・注意点
- いきなり使用不可・全滅となる
- 流行り廃りがある
- 制限やルールがあり自由ではない
- 自己資産にならない
- 炎上や誹謗中傷のリスクがある
- 乗っ取られるリスクがある
- 常に投稿し続ける必要がある
- 気が散り本業に影響が出る
- タレント性が必要
- 全ての見込み客を対象にはできない
- BtoBには向いていない
- SNSが苦手な場合は苦痛となる
SNS集客のメリットとデメリット、その他必要な情報をできる限り網羅したので、少し長めの記事になってしまいましたが、SNS集客に取り組むか否かは、この記事1つで判断できるようにとまとめたつもりです。
ぜひ、参考にしてください。
この記事で参考にした各種統計データやWEBサイト
平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要>令和元年9月 総務省情報通信政策研究所
総務省トップ>政策>白書>30年版>ソーシャルメディアの利用状況
総務省トップ>政策>白書>令和2年版>インターネットの利用状況
関連記事
➡︎ SNS以外の集客【個人でもできる効果的な3つの方法とコツ】
【 目次 】
SNS集客のメリットとデメリットをわかりやすく解説
「これからはSNS集客だ!」と多くの人が言いますが本当でしょうか。
本当です。
これからのSNS集客は重要です。それは間違いありません。なぜなら、SNSは流行りではなく、既に数千万人が利用している「文化」になっているからです。なので、もう無視はできません。
但し、集客方法は、SNSオンリーというわけではないし、SNS集客オンリーだと、かなりリスクを伴います。
何事もそうですが、メリットとデメリット、両側面があるということです。
SNS集客の専門家は、「時代はSNSです!SNS集客以外はもうダメ!SNSだけやれば大丈夫!」と言います。他を必ず否定します(自分に目を向けてほしので)。でも、それは違います。
正しい助言としては、
「もしできるのなら、今の時代、SNSもやった方が明らかに有利ですよ。」
といったような言い回しになると思います。
ですが、結論を出すのは、あなた自身です。本当に正しい答えは、あなた自身にしか出せません。
その答えを導き出せるヒントとして、以降、SNS集客のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
SNS集客とは
SNS集客とは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を使った集客方法のことです。
SNSには多くの種類があります。
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツイッター)
- YouTube(ユーチューブ)
- TikTok(ティックトック)
- Pinterest(ピンタレスト)
- LinkedIn(リンクトイン)
- Clubhouse(クラブハウス)
- アメブロ(アメーバブログ)
- LINE(ライン)
- etc
これらのサービスを1つまたは複数使って、メッセージを発信し、見込み客とつながり、関係性を築いていき、リスト獲得やお申込みなどにつなげていくことがSNS集客です。
SNS集客には、いくつかの大きなメリットがあります。ですが、メリットがあればデメリットもあります。次の項では、SNS集客のメリットとデメリットを詳しく説明していきます。
SNS集客7つのメリット・効果
SNSにはメリットがたくさんあります。
SNS集客のメリットを活かして、リスト獲得・勉強会募集・セミナー申し込み・お問い合わせ、などなど。実際に、SNSだけで十分な集客を行えている人はたくさんいます。
SNS集客のメリットや効果は下記の通りです。
SNS集客 7つのメリット・効果
- 無料で使える
- スマホで簡単に使える
- 自然と興味や嗜好の似た人が集まる
- 勝手に拡散される
- 新しい層にアプローチできる
- 売り込まずに売れる
- 成果が出るまで早い
無料で使える
全てのSNSは基本的に完全無料で使えます(SNS広告やLINE公式アカウントでの配信数超過時などは有料)。しかも、色々な便利機能が無料で使えます。
無料で何でもできるのは、起業初期で資金不足の場合や、私たち個人で営むビジネスにとって、とても大きなメリットです。
スマホで簡単に使える
SNS集客はスマホさえ有れば簡単に何でもできます。むしろ、パソコンよりスマホでないとSNSを活用しきれません。
ですが、人によっては、色々な機能があって難しいと感じる場合もあります。私も未だにSNSを使いこなせていません。。。
とはいえ、パソコン苦手な人も多い中、スマホだけで集客できるのは大きなメリットです。
自然と興味や嗜好の似た人が集まる
SNSにもよりますが、SNSは、コミュニケーションツールなので、興味や嗜好が、あなたに似た人が集まるように設計されているので、自然とあなたに興味や好感を持てる人が集まってきます。
従って、似たもの同士なので、その後の関係性を深めやすくなります。よって、その後の集客もしやすくなります。これぞSNSといった大きなメリットです。
勝手に拡散される
運も大きいですが、SNSに投稿するメッセージの内容によっては、シェア・紹介・リツィート、などによって、何千人、何万人と一気に拡散する場合があります。いわゆる「バズる」と言われる事象です。
但し、余程の内容でないとバズりません。ですが、たとえ30人や50人という少人数でも、知らない人にまで勝手にメッセージが拡散されるのは、間違いなくプラスでメリットです。
新しい層にアプローチできる
テレビは見ない、雑誌も読まない、検索もしない、でもSNSはよく見ているという人が増えてきています。特に若者には多いですよね。
その場合は、SNS上にしか存在しない普段では出会えない、あなたのターゲットにアプローチできます。新しい顧客層を開拓できるかもしれません。これもSNS集客のメリットです。
売り込まずに売れる
「自然と興味や嗜好の似た人が集まる」のメリットで説明した続きになります。
・興味や嗜好が似た人が集まる
↓
・あなたに興味や好感を持てる人が集まる
↓
・関係性を深めやすい
↓
・集客しやすい
↓
・関係性が築けているので、あとは商品(サービス)をかるく紹介するだけです(紹介すら不要となるのがベスト)。
売り込まずでも、あなたにお願いしたいという人が出てきやすくなります。
成果が出るまで早い
関係性を築くのが上手な人や、見込み客(フォロワーやSNS上の友達)の関心や興味をひくのが上手な人は、見込み客とすぐに仲良くなれて、すぐに集客できて、すぐに契約の獲得などにつながっていきます。
早い人は数週間あれば信頼関係を築けるので、あっという間に成果に至ります。上手な人は……という条件は付きますが、この早さはSNS集客の最大のメリットです。
SNS集客のデメリット・注意点
SNS集客には多くのメリットがありましたが、実際には、SNS集客が上手くできない人もたくさんいます(私とか…)。また、ビジネスで使う前提だとしたら、致命的なデメリットもあります。
しっかりとデメリットも把握した上で、SNSを活用してください。
SNS集客のデメリットや注意点は下記の通りです。
SNS集客 12のデメリット・注意点
- いきなり使用不可・全滅となる
- 流行り廃りがある
- 制限やルールがあり自由ではない
- 自己資産にならない
- 炎上や誹謗中傷のリスクがある
- 乗っ取られるリスクがある
- 常に投稿し続ける必要がある
- 気が散り本業に影響が出る
- タレント性が必要
- 全ての見込み客を対象にはできない
- BtoBには向いていない
- SNSが苦手な場合は苦痛となる
いきなり使用不可・全滅となる
SNSは、ある日突然いきなり使用不可(アカウント停止)となる場合がよくあります。何も悪いことしていなくても、ある日突然、使用不可となります。使用不可となった理由をSNS提供企業側は教えてくれません。
使用不可(アカウント停止)になると、今まで頑張って投稿した内容も、苦労して集めたフォロワーや友達も、全て一瞬で消滅します。
想像してみてください。あなたが何年もかけて投稿したものや、何年もかけて集めたリストが一瞬で消えます。完全にゼロスタート時に戻るわけです。
これは、あまりにも痛すぎるSNS集客の一番大きなデメリットです。
※ SNS提供企業に異議申し立てで復活できるケースもあり。
私も一度、LINE公式アカウントの停止を喰らって、そのアカウントに紐付く見込み客リストは全滅しました。本当にシャレになりません。泣けます。
だけど、メルマガを行なっていたおかげで、大事には至りませんでした。(なのでLINEリストでなくメルアドリストは今後も必須です)
流行り廃りがある
SNSには流行り廃りがあります。生まれては消え、生まれては消え、そんなSNSが何十個とあることをご存知ですか?
王道のFacebookやInstagramやTwitterやYouTubeなどは、まだしばらくは大丈夫だと思いますが絶対ではありません。いつ消えてもおかしくありません。
その時はその時という考え方でも良いのかもしれませんが、念のため、デメリットとしておきます。
制限やルールがあり自由ではない
全てのSNSは、Facebook社(Facebookや Instagram)やGoogle社(YouTube)やTwitter社(Twitter)などの企業が運営しています。
SNSの利用規約やルールは、全てその企業が決めています。
なので、私達はSNS提供企業の決める規定やルールに従わなければなりません。SNSを完全に自由に使えるわけではないのです。
少しでも規定に触れていると思われると、たとえそれが企業側の勘違いであってもアカウント停止(利用停止・投稿やリスト消滅)などにつながっていきます。
規定やルールに縛られるのはデメリットです。規定やルールはよく確認しておくようにしてください(途中で更新や変更となる規定も見逃さないように)。
自己資産にならない
SNSに自分のアカウントを持っていても、その所有権はSNS提供企業側にあります。だから、企業側は、勝手にアカウントの停止もできるし、勝手にフォロワーも投稿も消せるわけです。
たくさん時間をかけて投稿した記事やメッセージも、あなたのものにはなりません。全てはSNS企業側も資産であり、あなたの自己資産にはなりません。
なので、何をされても文句を言えません。
お金にしても時間にしても、投資する価値があるかどうかを判断するポイントの1つに、自己資産になるかどうかというポイントがあります。
SNSは自己資産になりません(ちなみに、無料のブログサービスやWixなど無料のホームページサービスなども自己資産にはなりません)。
炎上や誹謗中傷のリスクがある
炎上や誹謗中傷。これは、ある程度あなたの名が売れるまでは心配する必要はありません。それに、世の中、イイ人の方が多いです(と思う)。
ですが、芸能人と一緒で、名前が売れてくると(たとえば1人で年商10億とか)、炎上や誹謗中傷は発生する可能性が出てきます。
私もお世話になった、あるコンサルタントさんも、有名人になってきたら、ああだこうだ言う人が出てきました。
人間的にも素晴らしいコンサルタントなのに、適当な嘘ばかりの誹謗中傷です。悪い人も多いのですね、、、残念です。
乗っ取られるリスクがある
SNSのアカウントは、他人に乗っ取られることが、ちょくちょくあります。
そうなると、変な投稿やメッセージが、あなたのものとして発信されていきます。これは非常に怖いことです。
SNSのセキュリティシステムの改善や、SNSアプリのセキュリティ設定などで回避できる可能性は高くなりますが、100%ではありません。
SNSに限らず、パソコン、スマホ、WordPress、このようなIT機器やアプリやソフトは、いつも悪者が狙っています。気をつけましょう。
常に投稿し続ける必要がある
ホームページやブログは、自己資産として構築することが簡単にでき、かつ、投稿したコンテンツは、きっちりストック(蓄積)されていきます(なので検索もされやすい)。
ですが、SNSの投稿は、どんどん下へ下へと流れ去っていきます。投稿データは消えはしませんが、下へ下へとどんどん埋もれていきます。
なので、人の目に触れてほしいのであれば、常に日々SNS投稿を続けていく必要があります。
場合によっては1日に数回、特にツイッターは、流れ去るスピードが速いので、毎日十数回なんていう回数が必要となることもあります。
これは、結構キツいです。デメリットだと思います。
※ YouTubeやアメブロなどは、ストック型に近いので、流れ去るといったようなSNSとは少し違います。
気が散り本業に影響が出る
毎日毎日数回投稿したり、イイねをしたり、されたり、コメントが来たり、コメントを返しをしたり、見知らぬ人の友達申請がきたり、逆にこちらから友達申請をしたり、あぁ忙しい、あぁ気をつかう。。。
ということで、時間が割かれるのは、仕方ないとしても、気が散るのは大きなデメリットです。
SNS集客を行うのなら、時間の使い方や、集中力を維持する工夫が必要です。(私の場合はダメでした…)
タレント性が必要
SNSで、普通に料理や景色の投稿ばかりしていても、一切集客にはつながりません。
自分を出すのが得意な人、ある程度強い主張が堂々とできる人、ある程度の社交性、多少のタレント性、多少のクセと個性、こういうものがある人でないと、SNS上ではつまらない人になってしまいます。
特にYouTubeなどはタレント性やキャラが必要となる場合が多いので注意してください。
投稿するコンテンツの内容が素晴らしければ、そんなタレント性なんて気にする必要ありません。でも、毎回毎回、最高の内容を投稿するのは困難です。
ファンを作れるかどうかがポイントです。
全ての見込み客を対象にはできない
SNSの利用者数は、既に伝えてある通り数千万人に達しています。ですが、逆に数千万人はSNSを利用していないということになります。
また、たとえば、Facebookを活用する場合、 Instagramなど他のSNSしか利用していないという人にアプローチすることはできません。
なので、状況によっては、複数のSNSを活用する必要があります。また、SNSを利用していないターゲット層にアプローチするには他の方法(検索SEOマーケティングなど)を使って集客する必要があります。
BtoBには向いていない
SNSの基本はプライベートサービスです。よって、BtoC(ビジネス→カスタマー、会社→個人)のアプローチの方が向いています。
ですが、BtoB(ビジネス→ビジネス、会社→会社)には向かないケースがあります。
なぜなら、会社支給の端末(主にパソコン)でのデスクワークで、SNSは使わないからです。
最近は公的業務でも個人のスマホを活用するケースが多いので、BtoBでもSNSでアプローチできる可能性もありますが、BtoBの場合は、パソコン→検索→ホームページやブログ…の流れがまだまだ主流です。
但し、個人事業主、フリーランス、ひとり社長などをターゲットとするBtoBであれば、BtoC同様に、SNSを活用した集客も効果的です。
SNSが苦手な場合は苦痛となる
ここまでいくつかSNS集客に関するデメリットや注意点を述べてきましたが、私の場合の一番のデメリットは、
SNSが苦手な場合は苦痛となる
でした。
マーケティングや集客に活かせるのなら、嫌でも苦手でもやるしかないでしょ!という考えの人もいるかと思います。その通りです。でも、私の場合は無理でした。
少しは頑張ってみたのですが、多くのことが苦痛になってきました。
プライベート情報も含めた毎日のSNS投稿、ビジネス的な思惑のあるイイねや、気をつかったコメントをすること、会ったこともない人に“友達”申請する変な感じ……
このビジネスとプライベートの中間のグレーな感じが、どうしても私の場合はダメでした。苦手でした。
SNSが苦手な人が、無理して頑張ってSNS集客しても上手くいきません。疲れて終わりです。支障が出てきます。
であれば、SNSの時間を他のマーケティング活動などに回した方が良い。と私は判断しました。
SNS別に見る集客の特徴や違いを比較
SNSはサービスによって特徴も違いますし、利用者層も異なります。自分のやりたいSNSではなく、あなたの提供しているサービスと相性の良いSNS、あなたの見込み客が多く利用しているSNSを見つけて活用してください。
主なSNSの特徴を説明していきます。
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツィッター)
- LinkedIn(リンクトイン)
- YouTube(ユーチューブ)
- アメブロ(Amebaブログ)
- LINE公式(旧LINE@)
関連記事
Facebook(フェイスブック)
主な投稿内容:テキスト
文字数制限 :最大60000文字
主な年齢層 :20代〜50代
男女比率 :ほぼ同等
利用者数 :2600万人(人口の21.6%)
主な特徴やメリットとデメリット
- 実名登録で投稿者の所在が明確
- 上記理由によりネガティブ投稿が少ない
- グループコミュニティが作れる
- 個人とは別のFacebookページが作れる
- 若者のFacebook離れが進んでいる
Instagram(インスタグラム)
主な投稿内容:画像
文字数制限 :最大2200文字
主な年齢層 :10代〜50代(10代20代が多い)
男女比率 :女性の方が多い
利用者数 :3300万人(人口の27.5%)
主な特徴やメリットとデメリット
- 「映える(バエル)」写真投稿が中心
- 映えない写真でも内容次第では集客効果あり
- 最近はFacebookより反応が良いという話しをよく聞く
- 投稿にURLリンクを付けれない
Twitter(ツィッター)
主な投稿内容:テキスト
文字数制限 :最大140文字
主な年齢層 :10代〜50代(10代20代が多い)
男女比率 :ほぼ同等
利用者数 :4500万人(人口の37.5%)
主な特徴やメリットとデメリット
- ニュース性リアルタイム性はNo1
- 拡散性もおそらく一番
- 投稿が流れ去ってしまう早さも一番
- 140文字しか書けない
- デマが多く炎上しやすい傾向もあり
LinkedIn(リンクトイン)
主な投稿内容:テキスト
文字数制限 :最大3000文字
主な年齢層 :?(ビジネスマン層)
男女比率 :?
利用者数 :200万人(人口の1.6%)
主な特徴やメリットとデメリット
- 海外では人気(7億人以上)
- 日本では人気になっていない
- ビジネスに特化
YouTube(ユーチューブ)
主な投稿内容:動画
文字数制限 :最大5000文字
主な年齢層 :10代〜60代
男女比率 :ほぼ同等
利用者数 :6500万人(人口の54.1%)
主な特徴やメリットとデメリット
- 投稿内容がストックされる
- 第二の検索エンジンと言われている
- 収益化も可能(広告表示)
- コンテンツの修正が簡単にできない
- タレント性が必要となる場合あり
アメブロ(Amebaブログ)
主な投稿内容:テキスト
文字数制限 :最大5000文字
主な年齢層 :?
男女比率 :女性が多い
利用者数 :推定30万人(人口の0.2%)※Ameba会員数はもっと多い
主な特徴やメリットとデメリット
- 気軽に簡単にブログを始められる
- インターネット検索からのアクセスは見込めない
- ここ5,6年でアメブロ投稿数が半減(衰退期?)
LINE公式(旧LINE@)
主な投稿内容:テキスト(タイムライン投稿)
文字数制限 :最大10000文字(タイムライン投稿)
主な年齢層 :10代〜60代
男女比率 :ほぼ同等
利用者数 :8800万人(人口の73.3%)
主な特徴やメリットとデメリット
- ほぼ全員といっても良い普及率
- SNS投稿より連絡手段としての活用がメイン
- 自動配信や自動返信が可能
- 月間配信数に制限あり(超過時は有料プランに)(タイムライン投稿は無料)
SNS集客以外の集客方法との比較(無料・有料)
SNS以外の集客方法も簡単に説明しておきます。
SNS以外の主な集客方法(リアルやアナログは除く)は大きく言うと下記の2つです。
- 検索からの集客(SEO集客)
- ウェブ広告集客
関連記事
➡︎ SNS以外の集客【個人でもできる効果的な3つの方法とコツ】
➡︎ WEB集客方法8種類を比較【メリットおすすめポイントを解説】
➡︎ デジタルマーケティングの手法と種類【わかりやすく説明】図解あり
検索からの集客(SEO集客)
インターネット検索からホームページやブログにアクセスを集め、リスト獲得や申込み等につなげていく集客方法です。即ち、ホームページ集客やブログ集客のことです。
WEBコンテンツマーケティング、インバウンドマーケティング、オウンドメディアマーケティングなどと呼ばれる場合もあります。
ホームページ集客やブログ集客は、見込み客の検索意図と、SEO(検索エンジン最適化)を意識しながら、質の良い記事コンテンツを発信することで実現していけます。
「検索キーワード」=「ニーズ」=「記事コンテンツ」とつながっていくので、ホームページ集客やブログ集客は、わりとシンプルに集客設計を行えて、成果にもつながりやすいです。
この方法の最大の欠点は、検索されるようになるまで、時間がかかることです。その点ではSNSに劣ります。結果が見えてくるまで、最速でも3ヶ月はかかるものと思っておいてください。
ですが、集客力がついたホームページやブログは、ほぼ放置しても毎月安定した集客を行っていけます。これが最大のメリットです。
尚、ホームページやブログを活用する場合は、自己所有・自己資産となるようにしてください(おすすめはWordPress(ワードプレス)で作成)。
注意:無料のWixやjinmdoやペライチやブログサービス、その他、月額制のホームページサービスは自己所有・自己資産とならないので気をつけてください。
注意:WEBサイト制作業者は、綺麗なサイトは作成できても、集客できるサイトの作り方を知らない場合が多いです。集客後のマーケティングにつては、さらに知らないことがほとんどです。もし、ホームページやブログを制作代行業者に依頼する場合は、慎重に選んでください。
関連記事
情報発信型のホームページやブログ、すなわち、オウンドメディアを始めて作成する場合は、下記の記事も参考にしてください。
➡︎ オウンドメディアの作り方【個人向け9ステップ】事例も紹介
ウェブ広告集客
ウェブ広告で代表的なものは、以下の3つです。
- 検索連動型広告(インターネット検索結果に出てくる広告)
- SNS広告(SNSの投稿に混ざって出てくる広告)
- ディスプレイ広告(どこかのサイトに差し込まれて出てくる広告)
ウェブ広告の最大のメリットは、出稿したその日に結果(数値データで)が分かるということです。もちろん、広告出稿には、お金はかかりますが、集客スピードはSNSよりもはるかに上です。全ての集客方法の中で一番です。
但し、当然ながら、広告の内容や、広告の先のページの内容によっては、反応を得られず、広告費をドブに捨てることにもなり得ます。結果はすぐ出ますが、成果がすぐ出るとは限りません。その点は要注意です。
注意:成果の出せない広告代行業者は多いです。もし、代行業者に依頼する場合は、慎重に選んでください。
SNS集客事例集(レポート「経済産業省ソーシャルメディア活用ベストプラクティス」より)
SNS集客の事例については、私が半端に調べてまとめるより、以下の資料を参考にした方が良いと思いますので、次に紹介するものを参考にしてください。
経済産業省の「ソーシャルメディア活用ベストプラクティス」という資料があります。SNS集客事例や活用事例については、こちらをご覧ください。⬇︎
SNS集客で失敗しないための重要ポイント
最後に、SNS集客で失敗しないための重要なポイントをまとめておきます。
SNS集客に向く人・向かない人
SNSがこれだけ多くの人に利用されているのであれば、マーケティングに活用しない理由がありません。ですが、SNS集客に向く人と向かない人がいます。
SNSに向く人は、積極的にSNSを活用してください。プラスにしかなりません。
でも、私のようにSNSが苦手な人は無理にやる必要はありません。逆にマイナスとなってしまう場合があります。
SNS集客専門家の指導を受ける
SNS集客に本気で取り組むのなら、独学ではなく、そのSNSサービスの集客の専門家にきちんと指導を受けてください。
指導料は安くないと思いますが、たとえ高額だとしても、本気で取り組むのなら専門家の指導を受けてください。
なぜなら、SNS自体は、すぐに誰でも始められますが、SNS集客を実現することは大変で難しいからです。コツやノウハウも必要です。決して簡単ではありません。
何事もそうですが、独学や無料で学べる範囲で、成果が出るほどビジネスは甘くありません。投資せず独学で頑張っても失敗する確率大です。
自己投資してください。専門家にきちんと指導を受けてください。
SNSは集客や宣伝のツールではありません
SNSは、あくまでもコミュケーションツールです。ビジネスのための集客や宣伝のツールではありません。
SNSは従来からの知人・友人とのコミュケーションに使われるものです。もしくは、情報収集に使われるものです。または、単に暇つぶしとして使われるものです。
SNS利用目的
この前提を踏まえた投稿をしないと、SNS集客は上手くいきません。場違いな投稿をして嫌われて終わりです。当たり前すぎることですが、売り込みは絶対に厳禁です。
二刀流を身につけておく
SNSには大きなメリットがあり、そして、大きなデメリットがありました。また、ビジネスの基本中の基本ですが、集客チャネル(宣伝経路・販売経路)が1つというのはNGです。なぜなら、1つがダメになったら0になるからです。一瞬で即アウトになるからです。
なので、二刀流をおすすめします。
- SNS & ホームページやブログ
- SNS & ウェブ広告
- ホームページやブログ & ウェブ広告
二刀流(もしくは三刀流)であれば、どれか1つが突然ダメになっても、他から集客できるので、ひとまず大丈夫となります。特にSNSは、自分の所有物ではないので、いつどうなるか分かりません。二刀流は必須です。
コンセプトがNGなら何やっても無理
SNSにしても、ホームページにしても、広告にしても、その土台にあるのは、コンセプトです。コンセプトが悪ければ、もう本当に何をやっても成果にはつながりません。笑ってしまうくらい結果が出ません。
売れないものは何やっても売れません。。。
SNS集客を検討する前に、事業のポジショニングや商品(サービス)のコンセプトに問題がないかを、念のため、もう一度、チェックしておきましょう。
関連記事
➡︎サービスコンセプトの作り方【自分という名の商品を売る秘訣】
➡︎競合調査フレームワークおすすめ7選【一人でもできる競合分析】
➡︎ポジショニングマップの作り方【簡単5ステップ】書き方や軸の例も
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まとめ(SNS集客メリット・デメリット)
最後に、SNS集客のメリット・デメリットを再掲しておきます。
SNS集客 7つのメリット・効果
- 無料で使える
- スマホで簡単に使える
- 自然と興味や嗜好の似た人が集まる
- 勝手に拡散される
- 新しい層にアプローチできる
- 売り込まずに売れる
- 成果が出るまで早い
SNS集客 11のデメリット・注意点
- いきなり使用不可・全滅となる
- 流行り廃りがある
- 制限やルールがあり自由ではない
- 自己資産にならない
- 炎上や誹謗中傷のリスクがある
- 乗っ取られるリスクがある
- 常に投稿し続ける必要がある
- 気が散り本業に影響が出る
- タレント性が必要
- 全ての見込み客を対象にはできない
- BtoBには向いていない
- SNSが苦手な場合は苦痛となる
今後、何年後かに消えていくSNSサービスは間違いなくあると思います。ですが、SNSは無くならないでしょう。新しいSNSも出てくるでしょう。
なので、SNSが苦手でない人は、デメリットを把握した上で、SNSをマーケティングや集客に積極的に活用してください。
SNSが苦手な人は、ホームページやブログ、および、ウェブ広告、この辺りをマーケティングや集客に活用してください。無理にSNSを頑張る必要はありません。
参考
SNS集客が苦手な私が行っているホームページ集客について興味がある場合は、以下も参考にしてください。
➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け』
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➡︎ SNS以外の集客【個人でもできる効果的な3つの方法とコツ】
➡︎ホームページとブログとSNSの違い【集客を始めるならどれ?】