Google検索上位表示の条件とは?【31個をわかりやすく解説】
更新日:2021年1月9日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
Google検索上位表示の条件とは?【31個をわかりやすく解説】
要約
Google検索結果の上位に表示されるための条件を初心者向けにまとめてあります。合計31個の条件を記載してあります。分かるもの、できることから対応してみてください。100%の約束はできませんが、きっと順位がアップします。お試しください。
この記事は、
- Google検索上位表示の条件とは?
- Google検索上位表示のためにやるべきことは何ですか?
- Google検索上位表示の条件を初心者にも、わかりやすく教えてください
といったような、質問や要望のある初心者の方へ向けて、わかりやすく、まとめていきます。
この記事を読むことによって、
- Google検索上位表示の条件が分かります
- Google検索で上位表示できるようになります
この記事に書いてある、Google検索上位表示の条件は、実際に私が意識していることです。また、それに対する対応も実施しています。
その結果、以下のように多くの検索キーワードで、多くのページがGoogle検索で上位表示されるようになりました。
ですが私は、技術的に難しいことは何もしていません。私はパソコンも苦手です。このページもパソコンを使わずにiPadで作成しています。HTMLとかも分かりません。
ですが、上記のような結果は得られます。
なので、初心者のあなたでも、「Google検索上位表示の条件」を理解し、やるべきことを行っていけば、Google検索で上位表示できるようになります。
注:成果は、WEBサイト(ホームページやブログ)内のコンテンツテーマ(記事内容テーマ)や個人差によって結果度合いは異なります。
参考
初心者の方で、WEBサイト(ホームページやブログ)で成果を得たい場合は、以下も参考になるので、おすすめしておきます。
➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け』
こちらの記事もおすすめです。
➡︎ ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編
➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】
【 目次 】
- 1 Google検索上位表示の条件一覧
- 2 Google検索上位表示3種の条件
- 3 検索上位表示のためのGoogle向けの条件
- 4 Google検索上位表示のためのコンテンツ条件
- 4.1 検索者の意図に対する答えとなっている
- 4.2 専門性や信用性や権威性のある内容である
- 4.3 概要や結論などが冒頭序章にある
- 4.4 必要な説明が網羅されている
- 4.5 横道に逸れた話題を含んでいない
- 4.6 1ページ1テーマとなっている
- 4.7 関連性の高い他ページを紹介している
- 4.8 関連性の高い他ページから紹介されている
- 4.9 関連性の高い外部ページを紹介している
- 4.10 既に公開済みの情報と重複していない
- 4.11 独自性の高い一次情報である
- 4.12 見やすい読みやすい分かりやすい
- 4.13 読み手を邪魔する表示や広告がない
- 4.14 表示やスクロールに時間がかからない
- 4.15 スマホ表示に最適化されている
- 4.16 画像の説明が入れてある
- 4.17 常に追加し常に最新化している
- 5 Google検索上位表示のための対外的な条件
- 6 Google検索上位表示その他の条件
- 7 Google検索で上位表示となる条件は常に改訂されている
- 8 Google検索で上位にこない8つの原因
- 9 まとめ
Google検索上位表示の条件一覧
以下は、Google検索で上位表示させるための条件一覧です。
ちょっと多いですが、必ずしも、全てが全員に当てはまるわけではありません。ですが、これらは、検索で上位表示させるのに重要なことを厳選してあります。少し大変ですが、がんばってチェックしておいてください。
Google検索上位表示の条件一覧
Google向けの条件
- “インデックスする”になっている
- XMLサイトマップを送信している
- 分かりやすいサイト構成になっている
- メタディスクリプションで説明している
- タイトルに検索キーワードを含んでいる
- 見出しに検索キーワードを含んでいる
- 本文に検索キーワードを含んでいる
コンテンツ条件
- 検索者の意図に対する答えとなっている
- 専門性や信用性や権威性のある内容である
- 概要や結論などが冒頭序章にある
- 必要な説明が網羅されている
- 横道に逸れた話題を含んでいない
- 1ページ1テーマとなっている
- 関連性の高い他ページを紹介している
- 関連性の高い他ページから紹介されている
- 関連性の高い外部ページを紹介している
- 既に公開済みの情報と重複していない
- 独自性の高い一次情報である
- 見やすい読みやすい分かりやすい
- 読み手を邪魔する表示や広告がない
- 表示やスクロールに時間がかからない
- スマホ表示に最適化されている
- 画像の説明が入れてある
- 常に追加し常に最新化している
対外的な条件
- 多くのサイトからリンクされている
- 多くのメディアで紹介されている
- 既読率が良い
- アクセスが増えてきている
その他の条件
- 独自ドメインである
- SSL化対応済みである
- サイト公開からの時間
注:Googleは検索上位表示の具体的な条件を一切公開していません。上記の表は、Googleのオフィシャル情報(検索品質評価ガイドライン)や、私の経験や各種調査データに基づいてはいますが、実際のGoogleの条件とは異なる場合があります。
それでは、上記一覧の詳細について説明していきます。
Google検索上位表示3種の条件
Google検索上位表示のための条件は、大きく以下の3つに分けられます。
- Google向けの条件
- コンテンツ条件
- 対外的な条件
Google向けの条件とは
Google検索順位は、Googleの検索エンジン(Googleのコンピュータ・プログラム)が、全世界の全サイトの全ページを評価して決めています。
まずは、Google検索エンジンに、あなたのサイトを認識してもらわないと土俵に上がれません。また、サイトの正しい情報を渡してあげないと、Googleは正しく順位の評価ができません。
Googleの検索エンジンに、あなたのWEBサイト、および、各WEBページの情報を正しく渡してあげることが1つ目の条件となります。
コンテンツ条件とは
嘘やデタラメが書いてあるコンテンツ(ページ)を検索上位に表示させるわけにはいきません。内容が薄くて役に立たないコンテンツ(ページ)を検索上位に表示させるわけにもいきません。
なぜなら、上記のようなページが検索上位に表示されるようだと、誰もGoogleを使わなくなり、Google社は潰れてしまうからです。
そもそも、あなたのサイト(ホームページやブログ)は、人を助けるための情報メディアにならないとなりません。
なので、私たちは、良質なコンテンツ(ページ)を用意する必要があります。これが、2つ目の条件です。
対外的な条件とは
Googleの検索エンジンも完璧ではありません。なので、あなたのサイトやページに関する、世の人々の評判なども参考にします。その結果も合わせて検索順位を決めていきます。
たくさんの人が読んでいる・多くの人にシェアされている・その業界の権威ある人のサイトからリンクされている(被リンク)など。
このような対外的な評判が、3つ目の条件です。
検索上位表示のためのGoogle向けの条件
検索上位表示のためのGoogle向けの条件を説明していきます。
- “インデックスする”になっている
- XMLサイトマップを送信している
- 分かりやすいサイト構成になっている
- メタディスクリプションで説明している
- タイトルに検索キーワードを含んでいる
- 見出しに検索キーワードを含んでいる
- 本文に検索キーワードを含んでいる
“インデックスする”になっている
WEBページがGoogleにインデックスされるように設定しておいてください。
Googleの検索結果は、Googleインデックスという場所に登録されている情報をもとに表示されます。下記の図のようなイメージです。
あなたの書いたページがインターネット上に公開されていても、Googleのインデックスに登録されていなければ、検索結果に表示されません。
なので、Googleが“インデックスする”という設定をしておかないとなりません。
もし、“インデックスしない”という設定にすると、一生誰にも検索されないということになります。
以下のような設定箇所には十分に注意してください。
※ 上記の例は、はWordPress(ワードプレス)の場合です。
注:”インデックスする”にした場合でも、インデックスは、Googleが、いつ行なってくれるか分かりません。明日かもしれないし、1ヶ月後かもしれません。
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XMLサイトマップを送信している
XMLサイトマップがGoogleに送信されるようにしてください。
XMLサイトマップというのは、「これが私のサイトの構成ですよ。」とGoogleに教えてあげるための「お知らせ情報」です。
このXMLサイトマップを常にGoogleに送信しておくと、Googleは、あなたのサイトを把握しやすくなり、インデックスがされやすくなります。
WordPress(ワードプレス)の場合は、XMLサイトマップの無料プラグインがあるので、それを使うと、楽にXMLサイトマップの作成と送信が行えます(Googleサーチコンソールへの登録も必要です)。
おすすめのWordPressプラグイン
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➡︎【初心者向け】Googleインデックスの時間を早める5つの方法
分かりやすいサイト構成になっている
分かりやすいサイト構成にしてください。
XMLサイトマップをGoogleに送っても、サイトの構成がグチャグチャだと、Googleは、サイトの把握に手惑います。
綺麗な構成や階層にしておきましょう。以下の図でイメージしておいてください。
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メタディスクリプションで説明している
メタディスクリプションを書いてください。
メタディスクリプションは、その記事ページの概要説明です。検索結果のタイトルの下に表示される数行の部分(下記画像の赤枠部分)です。
このメタディスクリプションが書かれていない、もしくは、適した説明になっていない場合には、Googleは勝手に本文から一部を抜粋して検索結果に表示します。
メタディスクリプションは、検索順位を決める条件ではないと言われています。ですが、私としては、とても重要だと思っているので、条件の1つとしておきます。
どんなページ内容なのか?が、Googleにも、そして検索者にも、しっかり伝わるようにメタディスクリプションは、きちんと書いておくようにしましょう。
タイトルに検索キーワードを含んでいる
各記事のタイトルに、検索されたい検索キーワードを含めてください。
なぜなら、キーワードが入っていないと、何について書かれてある記事ページなのか分かり難いからです。
たとえば、
〔Google 検索上位 条件〕🔍
で検索されたい場合、その記事の内容が、検索キーワードにぴったりの記事であっても、
もしタイトルが、
「WEBマーケティングの必須ポイント」
だったら、〔Google 検索上位 条件〕が書かれていると思う人は、どのくらいいるでしょうか。
それよりも、
「Google検索上位表示の条件とは?」
というタイトルの方が、ストレートで分かりやすいですよね。
検索者に対してもGoogleに対しても、検索キーワードはタイトルに入れるようにしてください。
見出しに検索キーワードを含んでいる
見出し2、見出し3(h2、h3)あたりまで、検索キーワードを含めてください(無理矢理入れる必要はありません)。
理由は、前述の、タイトルに検索キーワードを入れてくださいという理由とほぼ同じです。
本屋さんで本を買う時、パラパラっと目次や見出しをチェックしますよね。なぜなら、書いてある全体像が分かるからです。
それと同じです。Googleに対しても、閲覧者・読者に対しても、見出しに検索キーワードを入れるようにしてください。
但し、検索キーワードは、自然に含めるということに注意してください。必ず入れろということではありません。入れすぎには注意です。
なぜなら、不自然に検索キーワードが大量に出現する見出しは、何かおかしい!とGoogleがペナルティ扱いする場合があるからです。
本文に検索キーワードを含んでいる
本文に検索キーワードを含めてください。
これも、前述のタイトルや見出しに検索キーワードを入れてくださいという理由とほぼ同じです。
たとえば、タイトルや見出しには、検索キーワード〔XX〕が入っているのに、本文中に“XX”というワードが全く出てこないのは普通に変ですよね。
もしかしたら、同じ意味合いの違うワードを本文で使っているのかもしれませんが、それだと読者もGoogleも混乱します。
Googleに対しても、閲覧者・読者に対しても、本文に検索キーワードを入れるようにしておいてください。
但し、検索キーワードを本文中に異常に大量に書くと、何かおかしい!とGoogleがペナルティ扱いする場合がありますので、注意してください。(普通に書いてねということです。)
タイトル・見出し・本文の全てに、検索キーワードを自然に適切に入れてください。イメージは下記図のような感じです。
尚、キーワードは完全一致でなくても、Googleが同じ言葉だと認識してくれる場合があります。たとえば、上記図のように、使い方・使用法・やり方…などです。Google=グーグル、WordPress=ワードプレスなども、もちろん同じキーワードとして扱われます。
Google検索上位表示のためのコンテンツ条件
Google検索で上位表示させるためのコンテンツ条件の詳細を説明していきます。
- 検索者の意図に対する答えとなっている
- 専門性や信用性や権威性のある内容である
- 概要や結論などが冒頭序章にある
- 必要な説明が網羅されている
- 横道に逸れた話題を含んでいない
- 1ページ1テーマとなっている
- 関連性の高い他ページを紹介している
- 関連性の高い他ページから紹介されている
- 関連性の高い外部ページを紹介している
- 既に公開済みの情報と重複していない
- 独自性の高い一次情報である
- 見やすい読みやすい分かりやすい
- 読み手を邪魔する表示や広告がない
- 表示やスクロールに時間がかからない
- スマホ表示に最適化されている
- 画像の説明が入れてある
- 常に追加し常に最新化している
検索者の意図に対する答えとなっている
検索者の意図に対する答えを記事ページに書いてください。
これは、Google検索で上位表示させる各種条件の中で、最も重要な条件の1つです。
なぜ、その人は、そのキーワードで検索してくるのか?何に悩んで、何に困って、何を知りたがっているのか?そして、何を答えてあげれば、その人は満足するのか?助かるのか?
そういうことを一生懸命に考えてから記事を書いてください。
検索キーワード(クエリ:検索者の質問)に対する最良の答えが、検索結果の1位に表示されます。検索意図に対する良い答えが、検索上位に表示されます。
これは、間違いなく、Google検索上位に表示させるための一番重要な条件の1つです。そして、これからも、ずっと変わることのない条件です。
専門性や信用性や権威性のある内容である
専門性、信頼性のある記事コンテンツとしてください。
検索者の質問に対して、最良の答えになるには、その記事に対して、
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
といった3つの条件(E-A-T)を満たしている方が、より最良となります。これらも、Google検索の上位に表示させるための重要な条件になります。
たとえば、「最新のスマホの選び方」についての記事を、
- スマホメーカー在籍の著名な専門家が独自データを元に書く
- スマホにめちゃくちゃ詳しい大学生が書く
といった2人が書いた場合、たとえ後者(大学生)の書いた記事の方が、詳しく分かりやすく役立つ内容だとしても、前者(専門家)の書いた記事の方が検索上位に表示される可能性が高いです。
なぜなら、後者の方が、3つの条件(E-A-T)を満たしているからです。
- 専門性(スマホメーカー在籍)
- 権威性(著名人)
- 信頼性(独自のデータ)
専門性、権威性、信頼性という、3つの条件(E-A-T)を満たせるようにしていきましょう。
注)権威性については、普通の私たちは、そう簡単に出していくことはできません。無理なものは無理で仕方ないです。無断で権威ある人を使うようなことは、決してしないでください。
補足)
特に、医療系や健康系の分野(YMYL分野)については、他の分野よりも、このE-A-Tの条件がものすごく厳しく見られます。実質、医者や医療メーカーなどでないと、検索結果の100位以内に入るのですら困難です。
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➡︎YMYL系ジャンルとは何ですか?(この領域を避けるべき3つの理由)
概要や結論などが冒頭序章にある
概要や結論などは、冒頭序章で書いてください。
検索者は小説やエッセイを読みにきているのではありません。質問の答えを読みにきます。答えを早く知りたがっています。
なので、冒頭序章で概要や結論を書いてあげることは、Google検索上位に表示する条件になります。
小説なら、最後にどんでん返しの結論でOKです。エッセイなら、「今朝は窓からのこぼれ日が…」で始まってOKです。
でも、検索マーケティング、SEOマーケティング、WEBコンテンツマーケティングでは、そういう記事はダメです。
概要や結論などを冒頭や序章に書くようにしてください。検索者や閲覧者は1秒でも早く答えを知りたがっていることを忘れないようにしましょう。
必要な説明が網羅されている
必要な説明は全て網羅して書いてください。
当たり前ですが、説明不足よりも説明が足りている方が、検索者の質問の答えとして最良です。なので、網羅性は、Google検索上位表示の条件になります。
ごちゃごちゃしても良くないので、どこまで説明を網羅させるかは難しいところですが、読者の頭の中に「?」が残らないようにしてください。
読者は、あなたの記事を読んで、以下のようなことを言い出しませんか?
- たとえば?具体的には?
- ここ補足してほしい!
- 関連するあれも知りたい!
- でも○○だったら?
これらの台詞を言い出すかもと思ったら、説明の追記を検討してください。
横道に逸れた話題を含んでいない
余計なことは書かないでください。
私もよくありますが、記事を書いていると、ついつい、関係ないことまで、色々と教えたり語りたくなってしまい、横道に逸れた話題をだらだらと書いてしまう場合があります。
日常会話内であれば、それも良いと思いますが、記事コンテンツとしては、マイナスになる場合があります。
でも、完全な横道ではなく、関連するエピソードを盛り込んでいくと、記事に独自性が出て面白くなるので、それはプラスに働きます。
ですが、エピソードトークだらけで、重要な質問に対する答えが疎かになってしまうとマズいです。
余計なことを書かないというのは、Google検索上位表示の条件になります。
1ページ1テーマとなっている
伝えるテーマは1ページ1テーマとしてください。
先ほど、網羅性は検索上位表示の条件であるとしましたが、あれもこれもと複数のテーマを1つの記事に盛り込んでいくと、逆に何についての記事なのかが曖昧になってマイナスとなります。
たとえばですが、
- 「最新のパソコンとタブレットとスマホの活用法」
といったような、“あれもこれも記事”を書くのではなく、
- 「最新のパソコンの活用法」
- 「最新のタブレットの活用法」
- 「最新のスマホの活用法」
といったように、1ページ1テーマを3つの記事(3つのWEBページ)で書くようにしてください。
関連性の高い他ページを紹介している
関連性の高い他ページがあれば紹介(内部リンク)してください。
1記事内で、関連する全ての情報を網羅させると、とてつもない長さになってしまう場合があります。前述の「あれもこれも記事」になってしまいます。
なので、網羅性は重要なのですが、その記事内にびっしり書くのではなく、場合によっては、適度に記事分割されているような構成が理想となる場合があります。
そして、他に関連性の高い記事がある場合は、その記事へのリンク(内部リンク)を貼っておいてください。それで、網羅性もクリアされます。
関連性の高い他ページから紹介されている
関連性の高い他ページがあれば、そこから自ページが紹介(内部リンク)されるようにしてください。
前述の逆です。自ページが呼ばれる側としての役割を果たせるケースです。
図の方がわかりやすいと思うので、下記イメージ図をご覧ください。前述の「関連性の高い他ページを紹介している」と合わせて理解してください。
関連性の高い外部ページを紹介している
関連性の高い記事が、第三者の運営する外部サイトに存在する場合は、その外部ページを紹介(外部リンク)してください。
下記図のようなイメージです。
また、あなたが二次情報を書いている場合などは、引用元・出典元を明記した上で、一次情報元のサイトのリンクを貼るようにしてください。
場合によっては、この外部リンクで、記事の専門性や信頼性(E-A-T条件)が上がる場合もあります。
既に公開済みの情報と重複していない
同じテーマの記事が複数存在しないようにしてください。
具体的に言うと、同じ検索キーワードを狙った記事ページを2ページ以上存在させないようにしてくださいということです。
キーワードや言い回しが異なっても、同じ検索意図、同じ内容のページを2ページ以上存在させないようにしてください。
なぜなら、読者もGoogleも、どちらのページが本当?どちらが最新?といったように混乱するからです。また、Googleの評価が分散してしまう可能性もあります。
下記図の場合はNGです。
- 作り方 = 作成方法 = 作る方法
1サイト内に同じテーマの記事が重複しないようにしましょう。
独自性の高い一次情報である
独自性の高い一次情報を発信するように努めてください。
独自性の高いオリジナルな一次情報を記載したページの方が、Google検索の上位に表示される可能性が高いです。
極端に言ってしまうと、元祖本店(一次情報)か偽物(二次情報)か…という比較です。
ですが、一次情報は、独自の研究や調査などを行なっていないと、なかなか出していけません。
今見ていただいる、私のこの記事の多くの部分も結局は二次情報です。というか、世の中の書籍やネット記事、動画、講座、教材、そのほとんどは二次情報です(どこかから仕入れた情報)。
なので二次情報でもOKです。但し、自分の経験からの視点や、自分というフィルターを通した言葉など、一次情報的な要素をなるべく多く含めてくださいということです。
一次情報が出せるのが理想ですが、無理な場合は、独自性のある二次情報といった認識で問題ありません。
見やすい読みやすい分かりやすい
見やすい読みやすい分かりやすいページとしてください。
これは、説明するまでもない、当たり前の条件ですね。
ですが、できていない人も多いです。文章が上手い下手ではありません。それよりも、
- カッコつけて難しい言葉を使う
- 気取ってカタカナ語を多用する
- 自慢げに専門用語を多用する
- 論文のような文章がいいと思ってる
- 1文章が長い
- 見出しもないままダラダラ…
- 改行しないでダラダラ…
となっていないかに気をつけてください。
細かなことを言うと、漢字をひらがなにした方が読みやすければ、ひらがなにしてください。文法上は「、」や「。」がおかしくても、必要であれば付けなかったり、付けたりしてください。などもポイントです。
即ち、読みやすければ、それが正解です。
読み手を邪魔する表示や広告がない
読み手を邪魔する表示や広告は避けてください。
センスあるWEBデザイナーにサイトを作ってもらうのも良いですが、ホームページやブログは、アートでも作品でもありません。
カッコいいとか、素敵とか、斬新さとか、一切不要です。デザインが良くても、もし、読み手を邪魔する表示があるようだと大きなマイナスになります。
同様に、アドセンスやアフィリエイトの広告バナーなどがベタベタと過剰に貼ってあるのも邪魔ですよね。実際にそういうページの順位は、検索上位からどんどん下がっています。
読み手を邪魔しないページであることは、Google検索で上位表示させる条件です。
表示やスクロールに時間がかからない
ページの表示スピードを可能な限り早くしてください。
クリックしてからページが表示されるまでに、何秒も時間がかかってイライラしたことはありませんか?
原因が通信環境という場合は仕方ないですが、表示速度が遅くて検索者や閲覧者がイライラするようなページは条件的にマイナスとなります。
たとえば、よくあるケースだと、サイズ容量の大きな画像を貼っている…といったような場合があります。サイズ容量の大きな画像は、ページ表示に時間がかかってしまいます。注意してください。
ページの表示スピードも、Google検索で上位表示させるための条件になります。
表示スピード等確認
あなたのWEBページの表示スピードについては、以下から確認できます。
確認結果の例として、私のサイトのある1ページの結果を載せておきます。
不合格でした!ちょっとマズいですね(^^;
関連記事
➡︎画像圧縮のやり方【無料サイトやWEBサービスで簡単圧縮!】
スマホ表示に最適化されている
スマホ表示に最適化してください。
今どき、パソコンで検索する人の方が少ないです。なので、スマホ表示に最適化されたページ(モバイルフレンドリーなページ)であることは、Google検索で上位表示させるための条件になります。
スマホ表示のNGパターンとOKパターンは下記の図を参考にしてください。
スマホ表示最適化(モバイルフレンドリー)になっているかどうかの確認
あなたのWEBページが、スマホ表示に最適化されているページかどうかは、以下から確認できます。
確認結果の例として、私のサイトのモバイルフレンドリーテストの結果を載せておきます。
合格でした。
画像の説明が入れてある
画像をページに貼る場合は画像の説明(alt:代替テキスト)を書いてください。
ホームページやブログに画像を貼るとき、画像の説明書き(alt:代替テキスト)を省略せずに入れておくようにしてください。
画像は、ファイル形式や閲覧者の端末仕様などによって、表示されない場合もあります。その場合、画像の説明(alt:代替テキスト)がテキストで画面に表示されます。
この画像の説明がある方が閲覧者のことを思っているので、条件的に良しと言うことになります。なので、書いておきましょう。
適切で自然であればですが、ここにも検索キーワードを含めておくとSEO(検索エンジン最適化)で効果的です。
注)画像の説明は alt(代替テキスト)という部分に書きます(画像タイトルやキャプション説明の部分ではありません)。
常に追加し常に最新化している
常に情報をサイトに追加し拡充してください。常に最新化もしてください。
常に新しいページ(情報)を追加している、常に古くなった情報を最新情報に書き替えて更新している。
こういった行動をしているサイトと、ずっと放置しているサイトでは、当然ながら、前者の方がサイト全体の評価も各ページの評価も高くなります。
ホームページやブログの放置は検索上位表示の条件的に大きなマイナスです。
常に追加や更新を行っていくことは、Google検索で上位表示させるための重要な条件です。
Google検索上位表示のための対外的な条件
Google検索上位表示のための対外的な条件を説明していきます。
- 多くのサイトからリンクされている
- 多くのメディアで紹介されている
- 既読率が良い
- アクセスが増えてきている
多くのサイトからリンクされている
多くのサイトからリンクされるような記事コンテンツを執筆してください。
多くの第三者のサイトやブログから「このページおすすめ」「このページ参考になる」と紹介されること(被リンク)は、Google検索で上位に表示される条件です。
なぜなら、被リンクが多いページは、良いページだという一つの証拠になるからです。なので、上位の表示順位となる可能性が高まります。
但し、不当な自作自演の被リンクや、お金を使った不当な被リンクは、簡単にGoogleにバレて、逆に大きなペナルティを受けます。
自然な被リンクを目指してください。
多くのメディアで紹介されている
SNSなどでシェアされるような記事コンテンツを執筆してください。
SNS上(Facebook、Instagram、Twitterなど)でのリンク紹介は、前述の被リンク効果は無いと言われています。
ですが、SNS上で話題になっているということは、Googleは察知できるみたいです。SNS以外の露出も察知されているかもしれません。
このように、世の中で話題になっていることを、専門的にはサイテーションと言います。悪評ではなく、良いサイテーションは、Google検索で上位に表示される条件の1つになります。
既読率が良い
最後まで読まれるような記事コンテンツを執筆してください。
仮に最初はGoogleの順位付け評価が低くても、既読率が良ければ、「ん?しっかり読まれている記事だな」とGoogleは気づいてくれます。
本当にそうであれば、少しずつ検索順位が上がっていきます。
既読率が良くなるようなコンテンツ記事にしていきましょう。
アクセスが増えてきている
アクセス数を増やしてください。
仮に最初はGoogleの順位決め評価が低くても、アクセスが増えてくれば、「ん?この記事は皆に求められているのかな」とGoogleは気づいてくれます。
本当にそうであれば、少しずつ検索順位が上がっていきます。
アクセス数を増やすには、検索上位に表示されるとか、被リンクを受けるとか、SNSなどで話題になるとか、プッシュマーケティングで告知するとか、様々な要素や方法があります。
ですが、コンテンツ内容が薄ければ、アクセス数は増えていきません。まずは、アクセス数が増えるような良質のコンテンツ記事を作成していきましょう。
Google検索上位表示その他の条件
Google検索上位表示のための、その他の条件の詳細を説明していきます。
- 独自ドメインである
- SSL化対応済みである
- サイト公開からの時間
独自ドメインである
借りてるドメインやサブドメインではなく、独自ドメインを取得してください。
ドメインとは、XXXX.comといったようなURLアドレスの最初の部分のことです。
あなたが料金を支払って取得している、オリジナルな名前のドメインを独自ドメインと言います。
たとえば、
- XXXX.com(独自ドメイン)
- ameblo.jp/XXXX(アメブロの中の一部)
- XXXX.ameblo.jp(アメブロの中の別もの(サブドメイン))
みたいな感じです。
独自ドメイン以外がダメということではありませんが、検索上位表示の条件でいうと、独自ドメインが強い場合が多いです。
資産効果という面からも、独自ドメインを取得して、サーバーをレンタルして、WordPressを使ってといったような、自己所有・自己資産となるサイト作成をおすすめします。
関連記事
➡︎ホームページ自作【初心者入門ガイド】全7章で分かりやすく解説!
SSL化対応済みである
SSL化(通信の暗号化)対応を済ませてください。
URLの先頭につける、httpとかhttps://といった部分の話しです。SSL化とは通信の暗号化のことです。
- http(SSL化未対応)
- hrrps(SSL化済み)
SSL化対応してあると、「s」を付けたhttps://〜でアクセスすることができるようになり、通信は暗号化されます。
httpだと絶対にダメというわけではありませんが、セキュリティ上、SSL化対応されているページの方が、検索上位に表示される可能性は高いです。
サイト公開からの時間
Googleは、あなたのサイトをしっかり認識するまで、数日から数ヶ月かかる場合があります。
特に、開設から間もないホームページやブログは、アクセスが得られていくようになるまで、数ヶ月かかるのが普通です(おおよそ2ヵ月〜6ヵ月)。
また、生まれたばかりのサイトは信頼性が低いです。
- 昨日開設したサイト
- 運用歴豊富なサイト
2つのサイトに、同じ内容の記事があったら、どちらを検索結果の上位に表示させますか?後者のはずです。
なので、ホームページやブログを立ち上げてすぐに、検索上位に表示されることはありません。最初の2ヶ月〜半年は、仕込み(記事コンテンツ投入)の期間と割り切ってください。
ここまでに、Google検索で上位に表示させるための条件を多くお伝えしてきましたが、このように時を待たないと、結果が見えてこない場合があることを覚えておいてください。
Google検索で上位表示となる条件は常に改訂されている
ここまで説明してきた条件は、おそらく、今後も大きく変わることはないと思います。
ですが、Google検索で上位表示となる条件は常に改訂されています。この条件の改訂のことを、Googleアップデートと言います。Googleアップデートは、年に何千回(2019年は3260回)も行われています。
中でも大きな変更のこと、Googleコアアップデートと言います。こちらは、多くても年に2〜3回です。
このGoogleアップデートによって、条件が追加されたり、条件の重みの配分が変わったりします。
なので、その結果、検索順位が下落することもあります。
検索順位が下落した場合は、ここまで説明してきた「検索上位表示に関する条件」に対する対応が、甘くないかを確認してください。多くの場合は、甘い部分を強化すれば順位が戻ると思います。
もし、検索順位が下位に下がった場合であれば、本記事と合わせて、下記の記事も参考にしてください。
➡︎Google検索順位が下がった原因と対策【初心者向けポイント集】
Google検索で上位にこない8つの原因
Google検索で上位にこない原因は、
- Googleインデックスを許可していない
- WEBサイトを立ち上げてまだ日が浅い
- GoogleにWEBサイトの情報が伝わっていない
- Googleからペナルティを受けている
- Googleの品質基準を満たしていない
- 検索者や読者のためにならない内容である
- 専門性や信頼性が劣る内容である
- ライバルのサイトやページ内容の方が優れている
のいずれかである場合がほとんどです。Google検索で上位にこない原因については、以下の記事でまとめてあります。
➡︎Google検索で上位にこない8つの原因【優先すべき対策方法も説明!】
まとめ
もっと細かいこと、たとえば、クリックされるタイトルの付け方や、内部リンクの貼り方や、SEO的な文章の書き方などなど。
これらまで、まとめていくと、ただでさえ長い記事なのに、その何倍も長い記事になってしまいます。
なので、細かい話しは省略しますが、この記事でまとめたことを理解して、実行に移すだけでも、十分に効果は出るはずです。
ケースによっては、たった1項目だけ対応するだけでも、Googleの検索結果順位がアップする場合もあります。
ここまで、色々とGoogle検索で上位表示させるための条件を言ってきましたが、落ち着いて考えれば、重要な条件は、どれも当たり前のことだと思いませんか?
検索者や読み手のために書く!
全ては、この一言に集約されています。
“言うは易く行うは難し”ですが、ここに書いてきた条件のほとんどは、クリアするのに専門的なスキルは必要ありません。iPadでもできちゃいます。
簡単だけど大変、大変だけど簡単…といったところでしょうか。
大変ではありますが、
検索上位表示 → アクセス増 → 見込み客増 → 成約数増 → 売上アップ!
上記を実現するのであれば、やっぱり頑張らないといけません。その先に待っているのは、安定集客&安定売上です。広告費も大きく削減できます。
なので、ぜひ、あなたもGoogle検索の上位表示を目指してください。応援しています!
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下記の記事では、ホームページやブログの作成や運営でやってはいけないことをまとめてあります。チェックリスト代わりとして参考にしてください。
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参考
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➡︎検索品質評価ガイドライン (Google Search Quality Rating Guidelines)
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