ひとり起業の成功パターン【12のポイントをわかりやすく解説】
ひとり起業の成功パターン【12のポイントをわかりやすく解説】
要約
筆者の2度の起業経験(1回目:仲間と起業、2回目:ひとり起業)をもとに、「ひとり起業の成功パターン」を12のポイントに分けて、わかりやすく説明しています。
この記事は、
- はじめての起業なので右も左も分からないんです…
- 1人で起業する予定ですが成功できるかどうかとても不安です…
- ひとり起業してみたけれど集客もできず売上も上がらずで困ってます…
- ひとり起業で成功するのに決まったパターンがあれば教えてほしい!
といったような、お悩みや要望に答えていきます。
あなたは、この記事を読むことによって、
- ひとり起業で成功するための重要なパターンやポイントを全て知ることになります
- 起業の失敗を事前に回避できます(これからひとり起業する人)
- 足踏み状態から前進していくことができます(既にひとり起業し停滞中の人)
【 目次 】
- 1 ひとり起業の成功パターン(はじめに)
- 2 ひとり起業の成功パターン12のポイント
- 3 ひとり起業の成功パターンその1:経営者マインド
- 4 ひとり起業の成功パターンその2:ビジネスモデル
- 5 ひとり起業の成功パターンその3:スモールスタート
- 6 ひとり起業の成功パターンその4:ポジショニング
- 7 ひとり起業の成功パターンその5:商品コンセプト
- 8 ひとり起業の成功パターンその6:テスト販売
- 9 ひとり起業の成功パターンその7:フロントエンド商品
- 10 ひとり起業の成功パターンその8:ウェブ集客
- 11 ひとり起業の成功パターンその9:見込み客教育
- 12 ひとり起業の成功パターンその10:セールス
- 13 ひとり起業の成功パターンその11:真似る
- 14 ひとり起業の成功パターンその12:指導を受ける
- 15 ひとり起業FAQよくある質問
- 16 まとめ
ひとり起業の成功パターン(はじめに)
ひとり起業で成功することは簡単ではありません。ですが、難しくもありません。年齢や能力や運は全く関係ありません。誰でも成功できる可能性を秘めています。
ひとり起業成功のポイントは、正しいノウハウを、正しい順序で、正しく実施していけるかどうか?正しいパターンにはまるかどうか。ただそれだけです。
パターンを誤れば誰でも失敗しますし、パターンを守ることができれば誰でも成功します。これが、ひとり起業成功の本質です。
起業の成功率(生存率)
世の中に発表されている起業の成功率(生存率)では、あまり良いデータは示されていません。ですが、その信憑性は大きく疑って見た方が良いです。
なぜなら、理由の一つとして、誤った起業と正しい起業で、分けて集計していないからです。
たとえば、
- きちんとマーケティングやセールスを教えてくれる起業コンサルタントの個別指導を受けながら、ひとり起業する人。
- 独学自力で、ひとり起業する人。
この場合、当然ながら前者が、ひとり起業の成功パターンです。
正しいパターンで起業したケースに絞って統計をとれば、起業の成功率(生存率)は跳ね上がるはずです。
なので、世に公開されている、起業の成功率や失敗率は、気にしないで大丈夫です。
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起業の成功率(生存率)については下記の記事で詳しくまとめています。
➡︎ 脱サラ起業:成功率の目安【失敗しないための10大原則も!】
ひとり起業のメリットとデメリット
仲間と起業するか、ひとりで起業するかは、精神的にもパワー(受注量や作業量など)的にも、だいぶ違います。
まずは、ひとり起業のメリットよりも、ひとり起業のデメリットの方をしっかり認識しておいてください。
なぜなら、デメリットのマイナスをいかに小さくするかを考えることも、成功するための重要なポイントの一つだからです。
ひとり起業のデメリット
- とにかく孤独で不安
- 厳しい自己管理はかなり難しい(私の場合は…)
- 1人分の仕事しかできない(外注する場合は別です)
- 誤りに気づけない(自分のことは自分が一番見えていない)
- etc
そして、上記のデメリットと引き換えに、下記のようなメリットを得られるようになります。
ひとり起業のメリット
- とにかく自由で気が楽
- 真っ直ぐ自分のやりたいことができる
- 対お客様に集中できる
- 無駄な議論や検討がなく常に即決できる
- 余計な会社運営費や運営事務が一切不要
- etc
起業前に注意しておくべきポイント
ひとり起業後に、スタートダッシュできれば良いですが、滅多にスタートダッシュはできません。
起業で成功することは、決して難しいことではありませんが、簡単とも言えません。
いくら正しい方法で起業しても、どんなに努力しても、現実的には、1年間は売上がゼロなんてことは普通にあり得ます。
なので、下記のアドバイスを参考にしてください。
起業前に注意しておくべきポイント
- 会社に在籍しながら副業で起業する(軌道に乗りそうになったら辞める)
- 最低でも1年から1年半くらいの生活費を確保しておく
- 上記の生活費に加えて+100万〜200万円ほど用意しておく(自己投資やビジネスへの投資額)
- 戻れる場所を考えておく(退路を絶つ!なんてカッコつけてはダメです)
- 会社在籍中から人脈を広げておく(SNSや異業種交流会を活用)
- 会社在籍中から見込み客リストを集めておく(SNSやブログやLINEやメルマガ配信を活用)
全てはクリアできないかもしれませんが、付くチェックが多いほど、かなり安心して起業をスタートすることができます。
ひとり起業の成功パターン12のポイント
前置きが長くなってしまいましたが、ひとり起業の成功パターン12のポイントについて説明していきます。
ひとり起業の成功パターン12のポイントは、下記の通りです。
ひとり起業の成功パターン12のポイント
- パターンその1:経営者マインド
- パターンその2:ビジネスモデル
- パターンその3:スモールスタート
- パターンその4:ポジショニング
- パターンその5:商品コンセプト
- パターンその6:テスト販売
- パターンその7:フロントエンド商品
- パターンその8:ウェブ集客
- パターンその9:見込み客教育
- パターンその10:セールス
- パターンその11:真似る
- パターンその12:指導を受ける
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下記の記事もおすすめです。
➡︎ 新規顧客獲得プロセス11ステップ【ネット集客営業のテンプレート】
それでは、「ひとり起業の成功パターン12のポイント」について、ひとつ一つ、順に説明していきます。
ひとり起業の成功パターンその1:経営者マインド
会社員時代に、どんなに偉くても、どんなにデキると言われていても、そういうことは、起業の成功とは一切関係ありません。
なぜなら、それらは全てサラリーマン時代の話しだからです。会社という看板もあり、チームもあり、分業もあり。そのようなサラリーマンと、ひとり起業家は全く別ものです。
ですが、多くの人は、起業してもサラリーマン思考のままです。サラリーマン時代が長ければ、それも仕方ありません。
でも、そのままではダメなんです。
まずは経営者マインドを身につけること。これが、ひとり起業の成功パターンその1です。土台の土台の土台です。
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マインドについては「脱サラ起業で失敗しないための10大原則」というのを下記の記事でまとめてあるので、そちらを参考にしてください。※一部、本記事の内容と重なります。
➡︎ 脱サラ起業:成功率の目安【失敗しないための10大原則も!】
ひとり起業の成功パターンその2:ビジネスモデル
あなたが天才でない場合、新しいビジネスモデルなんて考え出そうとしないでください。今、既に多くの人が上手くいっている既存のビジネスモデルを採用してください。
これが、ひとり起業の成功パターンのその2です。
人のやっていないこと、斬新で驚きのアイデア、考え抜いた新しいビジネスモデル……などに憧れる気持ちはよく分かります。
ですが、それは、成功するパターンではありません。ほぼ間違いなく失敗するパターンです。
まずは、既に多くの人が上手くいっているビジネスモデル(型)を守ってください。冒険するのは儲かって安定したその後にしてください。
「いや、それでもチャレンジしたい!」という場合は、それでOKです。あなたが世の中を変えるかもしれません。とても素晴らしいと思います。心から本気で応援します。但し、失敗覚悟でお願いします。
ひとり起業の成功パターンその3:スモールスタート
ひとり起業の成功パターンその3は、スモールスタートです。
ひとり起業1年目で、いきなり年収1千万円。実はこれは十分に可能です。ですが誰もがそうなるわけではありません。
最初は、超現実的な計画で稼いでいってください。まずは目の前の1人に、そして、次にまた目の前の1人に。いきなり何十人集客して…なんて思わないでください。
あとは、固定費や大きな資金が必要なビジネスには手を出さないことも重要です。資金を借金してのスタートは絶対にやめてください。危険すぎます。
事務所や店舗がいらないビジネスにしてください。仕入れや在庫のないビジネスにしてください。システム等の開発費がかかるビジネスなどは論外です。
自分自身の経験、知恵、スキル、などを用いて、人に教える、人を助ける、人を救う、といったような、資金も物品も不要な「自分が商品」になるようなビジネスがおすすめです。
とにかく、スモールスタートにしてください。
ひとり起業の成功パターンその4:ポジショニング
ひとり起業の成功パターンその4は、ポジションを絞ることです。
あなたは、どこにポジションをとりますか?そこにターゲットはいますか?ライバルはどのくらいいますか?ポジションはどのくらい絞れていますか?
具体例で説明していきます。
たとえば、あなたは、経営コンサルタントで起業するとします。
「私は経営コンサルタントです」
これではポジショニングができていないに等しいです。
「私は組織力を伸ばす経営コンサルタントです」
これで、ある程度のポジションは決まりました。でも、スポーツで言えば、オフェンスかデフェンスかが決まった程度です。
「私はIT企業専門の組織力を伸ばす経営コンサルタントです」
これで、かなりポジションが明確になりました。スポーツで言えば、たとえばですが、私はJリーグのセンターフォワード(点取りポジション)ですといった感じです。
「私はIT企業専門の組織力を伸ばし生産性を2倍にする経営コンサルタントです」
これで、揺るがないポジションとなります。先の例えの続きで言えば、私は得点力を2倍にするJリーグのセンターフォワードですといった感じです。
あなたの目の前に、生産性に悩むIT起業の社長さんがいたとします。
- 「私は経営コンサルタントです」
- 「私はIT企業専門の組織力を伸ばし生産性を2倍にする経営コンサルタントです」
どちらのポジションが成功すると思いますか?
※ 絞ることを恐れないでください。失敗する人の多くは、絞り込みを恐れています。
ひとり起業の成功パターンその5:商品コンセプト
商品コンセプトは、事業のポジショニングが決まれば、ほぼ決まってしまう場合もありますが、そうでない場合、商品コンセプトを具体的にどう定義するかで、成功か失敗かが大きく変わってきます。
ひとり起業の成功パターンその5は、売れる商品コンセプトを設定することです。
先の例の続きとして、「IT企業専門の組織力を伸ばし生産性を2倍にする経営コンサルタント」が販売する商品で考えてみます。
- 商品:コンサルティング
- コンセプトA…風通しの良いチームを作るコンサルティング。
- コンセプトB…実際に生産性が2.4倍となった独自開発のメソッドを、あなたの会社用にカスタマイズしてフィットさせ、規定の成果が出るまでサポートし続ける「生産性倍増チーム育成コンサルティング」。
AとB、どちらの商品が売れると思いますか?
具体的で、かつ、相手の心に刺さる商品コンセプトにしてください。
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➡︎ サービスコンセプトの作り方【自分という名の商品を売る秘訣】
➡︎ ブルーオーシャンの見つけ方【ひとり起業は業界や仕事選びが9割】
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➡︎ バックエンド商品の作り方【7ステップで初心者向け簡単に】
➡︎ フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】
ひとり起業の成功パターンその6:テスト販売
ポジショニング良し!商品コンセプト良し!これは売れるぞ!
といった場合でも残念ながら売れません。絶対売れないとは言いませんが、まず売れません。顧客が本当に求めているものなんて、机上では絶対に分からないからです(どんなに分かってるつもりでも)。
なので、テスト販売が必須です。モニター販売とも言います。安くしても良いので、テストとしての試し売りをしてください(注:無料にはしない方が良いです)。
反応はどうか?売れるか?売れないか?なぜ売れなかったのか?買った後の感想は?改善点は?などを確かめて、商品に反映させてください。必要があれば、コンセプトまで戻って変更してください。
こうして、できれば数回ほど(最低3例ほど)テスト販売を行い、調整しながら、あなたにとっての売れる型(商品自体やセールスの流れなど)を作っていきます。
テスト販売が終わると、実績が数例できているはずです。この実績は後の集客時に大きく効いてきます。なので、テスト販売だからといって決して手を抜かないようにしてください(質の良いお客様の声をゲットしてください)。
これで、失敗する確率はグーンと低くなります。
ひとり起業の成功パターンその7:フロントエンド商品
さぁ!売れる商品ができた!次は集客だ!どんどん集客して、どんどんセールスして、どんどん売っていくぞ!
……という、やり方で、今は売れる時代ではありません。。。
これだけモノが溢れ、これだけ情報が氾濫している時代では、たとえどんなに良いものでも、人はいきなり買うという行為には出ません。
しかも、無名のあなたです。無名の商品です。たとえどんなに良いものでも、どんなにアピールしても、いきなり売れることはありません。
そこで、必要なのがフロントエンド商品です。いわゆる、集客用の商品です。
具体例として分かりやすいのは、食品売り場のウィンナーの試食です。あとは、小瓶のお試し化粧セット、初回だけ無料、お試し体験教室、簡単なPDF小冊子、1本の動画講座などです。できれば、無料で提供するのが良いです。
利益商品(バックエンド商品)が高価な場合は、見込み客の行手を阻むハードルが安価な商品よりも高いので、もう1つのフロントエンド商品を挟んだ方が良いです。
たとえば、セミナーとか勉強会とかお茶会とかです。なるべく、この場合は、見込み客と実際に会える商品が良いです(オンラインでも可)。ここは、無料ではなく、千円〜数千円の料金設定にした方が良い結果となる場合が多いです(無料だとひやかし客が増える)。
※ セミナー集客を成功させるためには、下記の記事も参考にしてください。
➡︎ セミナー集客を成功させる16のコツ【上手くいく告知や宣伝の方法】
このように、フロントエンド商品を挟んでいかないと、本当に売りたい利益商品(バックエンド商品)は売れません。
集客できる無料商品、および、安価なフロントエンド商品を用意してください。これが、ひとり起業の成功パターンその7です。
注)フロントエンド商品で利益を出そうと思わないでください。利益はバックエンドで得る仕組みとしてください。
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➡︎ ドアノックツールとは?営業に効果的な使い方【自動化の方法も!】
ひとり起業の成功パターンその8:ウェブ集客
全てのビジネスとは言いませんが、ほとんどのビジネスは、インターネットの恩恵を受けていかないと、なかなか上手くいきません。
特に集客(=リスト化(見込み客名簿))においては、インターネットを使ったウェブ集客が必須と言って良いでしょう。
但し、ウェブ集客は、ただホームページを作ればOK、ただブログ書けばOK、ただSNSを始めればOK、ただウェブ広告を出せばOK…といった単純なものではありません。
ウェブ集客を成功させるには、それなりの正しいノウハウが必要です。それを正しい順番で、正しく実践し、正しい改善を正しく繰り返し継続していくことが必要です。
まずは、マーケティングの原理原則、および、ウェブマーケティングのノウハウを身につけてください。
難しそうだな…面倒だな…と、ホームページやウェブ集客を業者に丸投げすると99%失敗します。丸投げは絶対にやめてください(スタッフに丸投げもダメです)。
ひとり起業のビジネスオーナーであるあなたは、マーケティングの原理原則、および、最低限のウェブマーケティングのノウハウを身につけてください。マーケティングはビジネスの核です。嫌でも学んでください。
マーケティング、および、ウェブマーケティングを学び、実際に自分自身でウェブ集客に深く関わっていくこと。これが、ひとり起業の成功パターンその8です(実作業は誰か他の人にやらせてもOKです)。
参考)
➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け』
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➡︎ ホームページ集客できない12の原因【保存版】初心者向け
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ひとり起業の成功パターンその9:見込み客教育
ウェブから集客もできた。見込み客が集まった。さぁ、フロントエンド商品を売ろう!バックエンド商品の販売につなげていこう!
……あれ?安いフロントエンド商品なのに売れない。どうして?なぜ?
といったことがよくあります。そうなってしまう理由は、見込み客との信頼関係が築けていない場合が多いです。(もしくは、フロントエンド商品に魅力がないから)
安価で魅力的な商品でも、信頼していない人からは買いません。たとえ無料でも手を出しません。
人は、何を買うかでなく誰から買うか?を最重視します。
なので、見込み客と信頼関係を築きましょう。電話、LINE、メール、動画配信、メルマガ、見込み客と信頼関係を築く方法はいくつかあります。
有知識者であるあなたから、見込み客に役立つ情報をどんどん教えてあげてください。時には、見込み客の間違った考えに気づかせてあげましょう。
教育という表現が正しいのか分かりませんが、教育しながら信頼関係を築いていくといったイメージです。
見込み客との間に信頼関係を築いてください。これが、ひとり起業の成功パターンその9です。フロントエンド商品を売るのは信頼関係を築いたその後です。
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➡︎【売上アップ】信頼関係構築力を上げてビジネスを好転させる方法
ひとり起業の成功パターンその10:セールス
フロントエンド商品がよく売れるようになった!さぁバックエンド商品を買ってもらおう!いざ、セールスです。
がしかし、、、セールスが苦手な人は多いです。強く売りに出れない人や、逆に強く押し売りする人など。セールスができないと売上は得られません。
どんなに多くの人を集客できても、どんなに良い商品があっても、きちんと正しく「売る」という行為をしない限り、見込み客は大切なお金を払おうとはしません。
- 「今じゃなくてもいいか」
- 「とりあえず一旦見送っておこう」
- 「また今度でいいかな」
- 「持ち帰ってゆっくり考えよう」
このように、全てが水の泡とならないよう、最後に見込み客の背中を押してあげること(=セールス)が必要です。これを、きちんとしてあげてください。それが、相手を救うことになるのですから。
その際、商品の凄さやメニューや機能の説明は、ダラダラ説明しないでください。相手は、口では「良いですね」「すごいですね」と言ってくれますが、心の中では「退屈…」と思って無視しています。
そんなことよりも、ただただ相手を深く理解し、ただただ話しをよく聞いてあげ、この商品だと救えるよ、変われるよ、望む未来が得られるよ、ということをサラっと伝えてください。それが売れるセールスです。
このような形で、きちんとセールスできる人になってください。これが、ひとり起業の成功パターンその10です。
※ セールスは才能や向き不向きではなく、科学です。法則です。型があります。売れるセールスは誰でも実現できます。
ひとり起業の成功パターンその11:真似る
ここまで、色々なポイントを説明してきました。でも、頭で理解できたとしても、いざやるとなると具体的なイメージがわかない。できない。となる場合は多いですよね。
すると、結局、アウトプットしたものや行動は、我流で独自のパターンを生み出してしまい、失敗につながっていきます。
なので「真似」です。ひとり起業で成功する人は、必ず、既に上手くいっている人の「真似」から入ります。
もちろん、盗用は訴えられます。また、形をそのまま真似ても上手くいきません。そこまでビジネスは単純ではありません。
なぜなら、そのサンプルは、その人、その商品、その人のターゲットに最適化されているものだからです。あなたの商品、あなたのターゲットには、微妙に合いません。
ビジネスでは微妙なズレがあるだけで結果が大きく変わってきます。
真似るのは、上手くいっている人の戦略や考え方や型、上手くいっている原理などです。それを、自分に当てはめて応用してください。
既に上手くいっている人のパターンを真似てください。これが、ひとり起業の成功パターンその11です。
注意:ステージが異なる人(たとえば大成功者)を真似ても上手くいきません。自分の一歩先か二歩先を行っている人を真似るのがコツです。
ひとり起業の成功パターンその12:指導を受ける
前項では、上手くいっている人を真似ろと言いました。ですが、なかなか真似るべきポイントをつかめないという人も多いでしょう。ポイントがつかめたとしてもアウトプットできず形にできない人も多いでしょう。
そういう人は、迷わず個別のコンサルティング指導を受けてください。高額な投資にはなりますが、間違いなく「結果的に安かった!」となります。(私自身も経験済みです)
もちろん、信頼できそうなコンサルタントを選んでください。世の中には、驚くほどレベルの低いコンサルタントもいるので気をつけてください。ですが、素敵なコンサルタントも多いです。
ちなみに、私が知っている成功者(年商1千万円以上)は、その全員がコンサルタントをつけていました。これが現実です。結局、人はひとりではダメだということなのでしょうかね。。。
時間とお金を無駄にしたくない場合は、早めに指導を受けるようにしてください。塾などではなく、カリキュラム形式の個別コンサルが有益です。これが、ひとり起業の成功パターンの最後の12個めです。
注意:知識が豊富なだけのコンサルはアウトです。決まったメソッドを押しつけてくるようなコンサルもアウトです。あなたと一緒に悩み、あなたにとって最適な指導をしてくれるような人を選ぶようにしてください。
関連記事
➡︎オンライン化コンサルの選び方【失敗しないコツを伝授します!】
ひとり起業FAQよくある質問
一人起業におすすめの職種は何ですか?
これが正解という職種はありません。人によって正解は変わってきます。ですが、次の記事が参考になるかもしれません。
ひとり起業の成功に必要なツールやアプリは何ですか?
人それぞれなので、ここで明確には言えませんが、モノで言うと、端末(パソコンかiPadとスマホ)は必須でしょう。ソフトやアプリは状況に応じてお探しください。但し、端末やツールやアプリで、起業の成否が決まることはありません。という意味では何でも良いかと。
ひとり起業で成功すると年収はいくらくらいになりますか?
成功の定義は人それぞれです。なので、いくらとは言えません。500が目標であれば年収500万円ですし、1千万が目標なら年収1千万円ですし、億なら億です。ちなみに、1千万くらいであれば、達成することはそう難しくありません。
個人事業主か法人(株式会社、合同会社)かどの形で起業するのが良いですか?
人それぞれの考え方なので、正解はありませんが、個人事業主でスタートして状況によって法人化という流れが進めやすいかと思います。ちなみに、私は最初の起業が法人(株式会社)で色々と面倒だったので、2回目の起業は、今のところ個人事業主で通したいと思っています。
ひとり起業で成功するのにおすすめの本はありますか?
起業に関する本はどれも一般的なことしか書いていないので、特におすすめの本はありません。それよりも、マーケティングやセールスについての原理原則、ウェブ集客、コピーライティング、などが具体的に学べる本を読んだ方が有益です。
起業するのにホームページは必要ですか?
ホームページというか、自分が所有するウェブサイト(ホームページ、ブログ、販売ページなど自由にマーケティング戦略に使えるサイト)は1つ用意しておきたいです。
ただの会社案内のようなホームページは必要ありません。ですが、対銀行などで必要となる場合があります。ですが、その場合は、お金をかけて作る必要はありません。サッと無料で自作してしまいましょう。
まとめ
最後に、ひとり起業の成功パターンの項目をまとめておきます。
- 経営者マインドになる
- ビジネスモデルは既存で
- スモールスタートでいく
- ポジショニングを絞る
- 売れる商品コンセプトにする
- テスト販売を実施する
- フロントエンド商品を用意する
- ウェブ集客を行う
- 見込み客教育を行う
- セールスをする
- 成功者を真似る
- 指導を受ける
これらには枝葉もありますが、枝根は上記の12です。
この12個が理解できれば、そして、その通り行動できれば、まず大きく失敗することはありません。ひとり起業で成功する確率は極めて高いものとなるでしょう。
ひとり起業は、決して簡単ではありません。「楽に稼げる方法」「たった○日で100万円」といったような広告などをよく目にしますが、それらは全て釣りコピーです。絶対にそんな方法はありません。
時間とお金と工夫と努力が、絶対に必要です。
でも、正しいノウハウを、正しい順序で、正しいパターンにはめて実施していけば、ひとり起業も、そこまで難しいものではなくなります。
最小限の時間とお金と工夫と努力にすることは可能です。
ぜひ、あなたの、ひとり起業を成功させてください。私も、ひとり起業した1人として、あなたを応援しています!がんばってください。
参考
ひとり起業の成功を支えてくれるホームページ集客。その基本を学んでみませんか?受講後は、特典や有益な情報を配信しているメルマガも受け取れるようになります(購読解除はワンクリックでいつでもできます)。
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