コーポレートサイトの構成【4パターンを解説!】
更新日:2020年6月28日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
コーポレートサイトの構成【4パターンを解説】
要約
コーポレートサイトには、どのような構成でページを用意すれば良いのか?コーポレートサイトの構成について、いくつかのパターン別に説明しています。
この記事は、
- コーポレートサイトの構成要素は何ですか?
- コーポレートサイトの構成はどうすれば良いですか?
- コーポレートサイトは何ページくらいあれば良いですか?
といったような、悩みや疑問に答えていきます。
この記事を読むことによって、
- コーポレートサイトの構成要素が分かります
- コーポレートサイトの構成が決められるようになります
- 集客できるコーポレートサイトの構成が分かります
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➡︎ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編
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【 目次 】
コーポレートサイトの構成
コーポレートサイト(会社のホームページ)を作る際に、皆さん、よく悩むのが、構成をどうするか?です。
どんなページが必要なの?こういうページも入れておいた方が良い?何ページくらいあれば良いの?などなど。
この記事では、その辺りがクリアになるよう、以下の項目に分けて説明していきます。
- コーポレートサイトとは
- コーポレートサイトの目的と役割
- コーポレートサイト構成要素
- コーポレートサイト構成例
- コーポレートサイトの作り方
- コーポレートサイトのデザイン
- コーポレートサイト構成図(テンプレート)
上記のうち、コーポレートサイト構成例では、以下の4つのパターンをあげて説明していきます。
- コーポレートサイト(社会的信用獲得)
- コーポレートサイト(採用)
- コーポレートサイト(集客〜販売)
- コーポレートサイト(集客〜リスト構築)
コーポレートサイトとは
まず、コーポレートサイトとは?について、明確にしておきます。なぜならば、この、コーポレートサイトとは?の定義内容によって、構成の考え方は全く変わってくるからです。
コーポレートサイトとは、即ち、会社のホームページです。一般的な説明はこれで十分かもしれません。でも、これだけでは何も明確になっていません。なぜならば、目的が定義されていないからです。
あなたのコーポレートサイト(ホームページ)は、
- 誰に何を伝えるものなのか?
- 閲覧者にどんな行動を起こして欲しいのか?
- 自社が得たい効果は何なのか?
この辺りを明確にしてください。そして、たとえばですが、
「ウチの会社のコーポレートサイトとは、〇〇へ向けて、〇〇を伝えて、見込み客に〇〇してもらうサイトです。」
といったように、明確に言えるようにしておいてください。それが、コーポレートサイトとは?の意味ある定義です。
コーポレートサイトとホームページの違いとは
コーポレートサイトとは、ホームページとは、…といった明確な定義はありません。人によって捉え方が様々です。
- 会社案内としてのWEBサイト
- 商品案内としてのWEBサイト
- 商品販売用ランディングページ
- 自社が運営するブログ
- 自社が発信する情報メディアサイト
- 上記の全てを包括したWEBサイト
- オウンドメディアサイト
- トップページのこと
など。
一般的には、コーポレートサイト=ホームページと言われる場合が多いですが、自社が運営するWEBサイトの全てはホームページの一種だと言うこともできます。
ちなみに、私の場合は、ホームページという言葉の定義を
- 情報メディア+ランディングページ+etc
としています。
これが今のところベストだと思っています。
その他の会社案内的な要素は、必要があればetcに含まれるといった感じです。いわゆるオウンドメディア型のホームページだと思ってください。
でも、呼び方にはあまり意味がありません。呼び名は人が適当に勝手につけたものです。
何のためのWEBサイトなのか?どんな内容にするのか?が明確でさえあれば、呼び名なんて何だっていいんです。
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コーポレートサイトとホームページの違いについては、下記の記事で詳しくまとめています。
➡︎ 【簡単に】コーポレートサイトとホームページの違いとは?
コーポレートサイトの目的と役割
まずは、あなたのコーポレートサイト(会社のホームページ)の目的を再確認してください。もし、まだ目的を設定していない場合は、目的を定めてください。
目的によって、コーポレートサイトに対する構成の考え方は全く変わってきます。
よくある代表的な目的は以下の通りです。参考にしてください。
- 社会的信用
- 採用
- 集客(販売)
- 集客(リスト構築)
社会的信用目的のコーポレートサイト
対外的に社会的信用を得るためというのが、コーポレートサイトの目的となる場合です。
対取引先会社、元請け会社、銀行…などは、ホームページが無いというだけで、信用してくれません。ホームページが立派なだけで中身の無い会社は山ほどありますが、これが現実です。
なので、コーポレートサイトを作るのは、仕方なく…といった場合も少なくありません。
採用目的のコーポレートサイト
コーポレートサイトから採用につなげていきたい!というのが、コーポレートサイトのメインの目的となる場合です。
取引先や顧客向けのホームページ内に、採用に関するリクルートページを混在させているケースがよくありますが、伝える相手が全く違うので、結局は双方の反応が落ちます。
できれば、別々のサイトにした方が効果的です。少なくとも、混在イメージを与えないような構成にすることが重要です。
集客〜販売目的のコーポレートサイト
来店やネット販売など、直販売・直取引となるような集客が、コーポレートサイトの目的となる場合です。
最近は、車でさえネットで売買される時代ですが、このような目的設定は、基本的には、薄利多売ビジネス(安価な商品)向きです。
また、商品が、モノ(有形)なのか、コト(無形)なのかで、設計や構成は大きく変わってきます。
尚、この場合も、できれば別途、販売専門のサイトを構築した方が効果的です。
集客〜リスト構築目的のコーポレートサイト
見込み客リストの獲得・構築となるような集客が、コーポレートサイトの目的となる場合です。
コト売り、無形商品、高額商品をメイン(バックエンド)とするビジネス向きです。特に、個人や小人数で起業される場合は、見込み客の獲得に徹底すると効果的です。
たとえば、下記は、私や私のクライアントさんの集客サイト(ホームページ)のアクセス数の推移です。アクセス数の増加と共に、見込み客が、どんどん溜まっていきます。
コーポレートサイト構成要素
コーポレートサイトの構成要素は主に以下となります。もちろん、全て用意しろということではありません。目的に応じて選択してください。
コーポレートサイトの構成要素
- トップページ
- 情報コンテンツ
- 主力商品の紹介
- 集客商品の提案
- 選ばれる理由
- お客様の声
- 経営理念
- 代表メッセージ
- 社員スタッフ紹介
- ブログ
- 会社概要
- 採用情報
- よくある質問(FAQ)
- お問い合わせ
- 特定商取引に基づく表示
- プライバシーポリシー
- その他
上記のコーポレートサイトの構成要素について、一つずつ説明していきます。
トップページ
トップページの役割は、訪問者が、各コンテンツへスムーズに遷移できるようにすることです。即ち、ガイド・メニュー的な役割を担います。
なので、なるべくシンプルに、かつ、何を知りたいならココ。といったような明確なアナウンスがされるような設計にしてください。
尚、トップページのヘッダーは、コーポレートサイトの顔になります。訪問者に刺さるキャッチコピーは必須です。ヘッダーにおしゃれな画像なんていりません。
トップページでは、キャッチコピーが9割!と思っておいてください。
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情報コンテンツ
素人である見込み客の皆さん(検索者、訪問者)へ向けて、専門家として教えてあげられること、役立つ情報を開示してあげてください。
コーポレートサイトを見て、いきなり問い合わせてくるような新規顧客はいません。まずは、役立つ情報を提供して信頼を獲得してください。信頼を得られれば問い合わせにもつながってきます。
コーポレートサイトに限らず、集客目的があるサイトの場合は、コンテンツが全てです。
サイトの中身については、コンテンツが9割!と思っておいてください。
主力商品の紹介
あなたの会社の主力商品(利益商品・バックエンド商品など)を紹介してください。何を提供してくれる会社なのかを明確にしてください。
商品の内容や機能よりも、独自性、メリット、ベネフィット(得られる効果や成果)、未来、などを訴求してください。
尚、WEBページ上では説明が難しく、対面で人が説明しないと伝わらないような無形商品や高額商品などは、あえて紹介ページを用意しないという場合もあります。
なぜなら、
伝わらない・理解できない=興味が失せる
となり、せっかくの訪問者が簡単に去っていくからです。
集客商品の提案
集客商品(フロントエンド商品・無料プレゼントなど)を紹介、というよりも提案してください。
集客商品とは、
PDF小冊子、チェックリスト、テンプレート、無料メール講座、無料動画講座、お試し商品、お試し期間、お試しコンサル、無料相談、などです。
必要であれば、下記の記事も参考にしてください。
➡︎デジタルコンテンツ24種類を解説【今すぐ作れる商品一覧!】
➡︎PDF小冊子の作り方【iPadでの簡単自作も可能!ツールも紹介!】
いきなりの主力商品は躊躇するけど、安い商品、または、無料の商品であれば、手にいれたいと思う人は多くいます。
なので、まずは集客商品で、見込み客情報(メールアドレスなど)を集めておきます。その後、信頼関係を構築していきます。そして、その後に、主力商品を紹介していきます。
信頼関係構築については下記の記事を参考にしてください。
➡︎メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】
選ばれる理由
サイトを公開する最大のメリットは、24時間365日、日本全国に訴求できるということです。そして、検索された時に、大企業よりも上位で表示されれば、大企業に勝つこともできます。
ですが、逆に日本全国のライバルが一斉にインターネット上に並ぶということにもなります。
なので、独自性(USP)、差別化、ポジショニング、コンセプトなどが、ものすごく重要になってきます。
- あなたの会社は他の会社と何が違うのですか?
- あなたの商品は他の商品と何が違うのですか?
- なぜ、あなたの会社から買わなければならないのですか?
- なぜ、その商品を買わなければならないのですか?
- 既存顧客は何と言って喜んでいましたか?
お客様に選ばれる理由を明確に伝えてください。
お客様の声
お客様の声さえあれば、他のページはいらない。と言ってもよいくらい「お客様の声」の力は強力です。
「商品紹介」や「選ばれる理由」で、ああだこうだ会社側が一生懸命に説明しても、結局は信用してもらえません。
人は圧倒的な証拠を見ないと信用しません。数字などで証拠を見せられる場合は、それでもOKですが、そうでない場合は、お客様の声が必須です。
お客様の声は、顔出し、実名で、多ければ多いほど効果を発揮します。なるべく多くのお客様の声を掲載するようにしてください。
(※ お客様の声の掲載は必ず本人に許可をとってから掲載してください。)
信用されるかどうかは、お客様の声が9割!です。
経営理念
経営理念で法人としての意思を明確にしておきます。もし、社長が変わっても変わることのない不変の定義が望ましいです。また、経営理念は全社員が理解しておくべき重要な定義です。
ですが、立派な理念を定義しっつもりでも、当たり前のことしか書いていない場合や、何を言っているのか分からないもの、実態と全く合っていないもの、なども多いです。
もし、理念の定義が難しければ、ひとまず、コーポレートサイト上には書かなくてもOKです。そのかわり、次項の「代表メッセージ」は必須です。そこで、しっかり語ることができれば経営理念は、ひとまず省略しても良いでしょう。
代表メッセージ
代表は会社のトップです。私も数年前に、ひとり起業するまで、長年、会社の経営に携わってきたので、よく分かるのですが、トップがダメなら、その会社はダメになります。トップの器以上に会社は成長しません。
どんなに素晴らしい商品でも、どんなに素晴らしいスタッフがいても、トップがダメなら顧客から敬遠されます。顧客もバカではないんです。会社組織はトップが全てということを顧客は知っています。
代表メッセージでは、あなたの熱い思いを語ってください。
ちなみに、嘘や芝居のかかったメッセージは、簡単に見抜かれます。常に人間性を磨くよう努めておいてください。
社員スタッフ紹介
「ウチの社員はダメだ」と言っている社長は、自分がダメだと言っているのと同じです。でも、トップ代表が素晴らしければ、社員やスタッフは、勝手に素晴らしい人材へと成長していくものです。
ですが、素晴らしいスタッフだということを、しっかりと伝えないと、相手には伝わりません。
商品などでは差別化できなくても「人間性」で差別化できるという場合も多々あります。
人は、何を買うかではなく、誰から買うかを一番重要視しているからです。
代表メッセージ同様、社員やスタッフのプロフィールや生の声やメッセージなども、できるだけ多く掲載してください。
ブログ
ブログは、情報コンテンツを執筆して、数多く投稿していくのが一番おすすめです。
社内の出来事など日記的なブログは、書くなとは言いませんが、そういう記事を顧客は必要としていません。なるべく情報コンテンツを投稿してください。
日記的でも、たとえば、接客レポートなどは、顧客の擬似体験につながるので、そういう記事はOKですが「スタッフ皆んなでバーベキューをしました」みたいな記事は不要です。
ブログ投稿で、質の良い情報コンテンツ記事が増えていくと、アクセス数も増えていき、集客にもつながります。
なので、できれば、社員スタッフ総出で記事を投稿していくことをおすすめします。そうすることによって成果が出るのが早まります。(なぜ、ブログを書くべきなのかは、トップダウンで説明して理解してもらってください。)
会社概要
会社概要では、主に以下のような項目を箇条書きや表などで、簡潔にまとめておきます。以下にその項目をあげておきます。
これら全てを必ず掲載する必要はありませんが、閲覧者に伝えられることは全て伝えておく方が良いでしょう。
- 会社名
- 代表者名
- 所在地
- 資本金
- 設立
- 事業概要
- 取引銀行
- 役員名
- 従業員数
- 電話番号
- FAX番号
- Eメールアドレス
- 営業時間
- 地図
- 実績一覧
- 取引先企業
採用情報
採用広告はかなり費用がかかりますが、コーポレートサイトで募集するならゼロ円です。しかも、上手くアピールできれば、実際に募集もきます。
但し、ここで注意したいのが、コーポレートサイトは誰向けか?ということです。顧客向け?見込み客向け?求職者向け?
採用情報を別ページでまとめるとしても、採用情報は異質な情報であることには変わりありません。すると、顧客向けのサイトとしては悪影響が出る場合があります。
採用情報は、採用サイトを別途用意して運営した方が良いです(ワードプレス等であれば、ほぼ無料で初心者でも簡単に作れます)。その方が間違いなく募集も増えます。顧客向け、求職者向け、両方メリットです。
尚、採用サイトとコーポレートサイトで、お互いリンクを貼って、つなげておけば、求職者は全ての情報を見れます。別サイトにすることによるデメリットは一つもありません。
よくある質問(FAQ)
コーポレートサイトの各ページに、必要なことを全て書き入れたつもりでも、漏れてしまうことがあります。また、何から何まで書き入れてしまうと、そのページの本来の訴求ポイントが薄まる場合もあります。
そのような類いのものも含めて、よくある質問(FAQ)をまとめておくと、訪問者も大変助かります。
よくある質問(FAQ)の内容が充実していると、訪問者の会社に対する印象も良くなる場合が多いです(しっかり顧客の声を聞いてるし、きちんと答えてくれている)。
よくある質問(FAQ)を一気に完成するのが難しければ、気づいた度に、随時書き足していくような運用をしていけばOKです。
お問い合わせ
お問い合わせは、コーポレートサイトの構成の中で、出口に相当する部分です。入り口があって出口のないサイト構成にしてはいけません。
出口(問い合わせページ)があれば、顧客や見込み客からの問い合わせはもちろん、出版社からの問い合わせ、同業者からの問い合わせ(ジョイントやコラボ)、なども期待できます。
お問い合わせページを利用して、煩わしいセールスも来てしまいますが、そこは我慢です。
尚、出口としては、先述の集客商品の申し込みを最優先する方が、早く成果の出るコーポレートサイトになります。覚えておいてください。
特定商取引に基づく表示
特定商取引に基づく表示は、法律で決まっているルールです。
ネット上で取引がある場合は、必ず掲載しなければなりません。
特定商取引に基づく表示について詳しくは下記をご覧ください。
➡︎ホームページ作成ルールまとめ【おすすめGoogleガイドラインも紹介】
プライバシーポリシー
メールアドレスなど見込み客の個人情報を入力してもらうようなページがある場合は、個人情報保護法に基づく、プライバシーポリシーも必須です。
プライバシーポリシー(個人情報保護法)について詳しくは下記をご覧ください。
➡︎ホームページ作成ルールまとめ【おすすめGoogleガイドラインも紹介】
その他
その他、職種によっては、役所への届け出や、登録番号の表記(例:中古販売業ホームページの場合の古物商標許可番号表示など)が必要となる場合があります。
コーポレートサイト構成例
コーポレートサイトの構成、および、構成要素は、その目的によって全く違うものになっていきます。
先ほど説明した4つのパターンに分けて、コーポレートサイトの構成要素・構成例を示しておきます。
- コーポレートサイト(社会的信用獲得)
- コーポレートサイト(採用)
- コーポレートサイト(集客〜販売)
- コーポレートサイト(集客〜リスト構築)
コーポレートサイト(社会的信用獲得)の構成例
コーポレートサイト(社会的信用獲得)の構成例です。
- トップページ
- 主力商品の紹介
- 選ばれる理由
- お客様の声
- 経営理念
- 代表メッセージ
- 会社概要
- お問合せ
- プライバシーポリシー
上記は、より相手に信用してもらうために、情報要素を多めに定義していますが、上記のページを全て用意しろというわけではありません。ですが、上記くらいあると訪問者が信頼に値する会社かどうか判定する材料に不足はないかと思います。
コーポレートサイト(採用)の構成例
コーポレートサイト(採用)の構成例です。
- トップページ(求職者向け)
- 選ばれる理由(求職者向け)
- 社員スタッフの声(求職者向け)
- 代表メッセージ(求職者向け)
- 待遇(給与や福利厚生等)
- その他(社内の雰囲気等)
- 会社概要(→コーポレートサイトにリンク)
上記は、社会的信用獲得用のコーポレートサイトとは、別のコーポレートサイト(採用専門サイト)を作成する場合を想定しています。この方が求職者の反応は格段にアップします。
コーポレートサイト(集客〜販売)の構成例
コーポレートサイト(集客〜販売)の構成例です。
- トップページ
- 主力商品の紹介
- 選ばれる理由
- お客様の声
- 代表メッセージ
- 社員スタッフ紹介
- よくある質問(FAQ)
- 情報コンテンツ
- 会社概要
- お問合せ
- 特定商取引に基づく表示
- プライバシーポリシー
販売が絡んでくると、どうアクセスを集めるのか?いかに〔購入〕ボタンを押させるのか?というように、マーケティング〜セールスの要素が一気に色濃くなります。売れるためのコピーライティングやセールスライティングなども必須です。
アクセスが集まるかどうかは情報コンテンツ次第です(ブログでも可)。
尚、商品紹介ページは、1商品1ページがベターです。さらに言うと、1商品1サイトがベストです)。
コーポレートサイト(集客〜リスト構築)の構成例
コーポレートサイト(集客〜リスト構築)の構成例です。
- トップページ
- 集客商品の提案
- お客様の声
- 代表メッセージ
- 情報コンテンツ
- 会社概要
- お問合せ
この場合も、どうアクセスを集めるのか?いかに〔登録〕ボタンを押させるのか?というように、マーケティング〜セールスの要素が濃くなります。コピーライティングやセールスライティングなども必須です。
お客様の声は、集客商品の提案ページにも含めてください。アクセスが集まるかどうかは情報コンテンツ次第です(ブログでも可)。
最大のポイントは、集客商品の提案ページで、いかに魅力的なオファー(提案)を提示できるかです。
コーポレートサイト(集客〜リスト構築用)をお考えの場合は、下記にてもう少し詳しく学ぶことができます。
➡︎【無料】ホームページ集客講座(7つの特典付き)※初心者向け
コーポレートサイトの作り方
コーポレートサイトをこれから新規で制作する方は参考にしてください。
コーポレートサイトを制作する方法は、大きく言うと、次の2通りです。
- サイト制作会社に依頼する
- 自社で制作する
コーポレートサイト制作会社に依頼する
以下のような場合は、コーポレートサイトの作成をWEB制作会社に依頼してください。
- コーポレートサイトを作成する時間が全くない
- コーポレートサイトの見た目デザインを最高に仕上げる必要性がある
- コーポレートサイトに特殊な機能を折り込む必要性がある
上記に当てはまらない場合は、自社でコーポレートサイトを作りましょう。
尚、集客目的のあるコーポレートサイトを外注する場合は丸投げ厳禁です。きちんと、あなた(経営者)が業者に明確な指示をしてください。また、料金の安さで外注先を選ぶのも絶対ダメです。この2点に気をつけないと失敗します。
下記のの記事も参考にしてください。
➡︎格安ホームページのデメリットと注意点【99%集客に失敗します】
➡︎ホームページ外注28の注意点【失敗しない制作会社の選び方】
自社でコーポレートサイトを作成する
今現代では、WEBサイトは誰でも簡単に作れる時代です。メールすら出せないような、本当のIT音痴でなければ、WEBサイトは誰でも簡単に作れます。
コーポレートサイトを作成するのに、おすすめのツールは断然WordPress(ワードプレス)です。他にも、Wixやjimdoなど簡単ツールがありますが、総合的に見るとWordPress1択です。
その辺は、下記の記事で詳しくまとめています。
➡︎ホームページ用CMSおすすめ1択!ワードプレスが人気の秘密
➡︎CMSシェア率ランキング(WordPress圧倒的1位)
➡︎ペライチとWordPressとWixとjimdoの比較【ホームページ自作ツール】
WordPressを用いたコーポレートサイトの作り方
WordPress(ワードプレス)を用いたコーポレートサイトの作り方・手順は、だいたい以下の通りです。
WordPressコーポレートサイト制作手順
- サイトを置くサーバーをレンタルする
- 独自ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
- デザインテンプレート(テーマ)をインストールし有効化する
- 必要なオプション機能(プラグイン)をインストールし有効化する
- その他必要な初期設定をする
- ページ「新規作成」で1ページずつ内容を書いていく
- 必要に応じてバナー等を貼る
- ページの追加その他の追加や改善を続けていく
自作方法を細かく説明すると、ものすごく長くなるので、別の記事にまとめています。コーポレートサイトを自作する場合は、下記の記事を参考にしてください。
➡︎ホームページ自作【初心者入門ガイド】全7章で分かりやすく解説!
初心者の方は、色々とあって、難しいと思うかもしれませんが、パソコンがちょっと操作できれば、とりあえず大丈夫です。
私なんかパソコン苦手なので、iPadでホームページを作成しました。私のクライアントさんも初心者でしたが、iPadでホームページを作って集客に活用しています。(ちなみに、今、見ていただいてる、このサイトもiPadで作成しています)。
➡︎iPadでホームページは作成できますか?【サイト自作レビュー】
WordPressコーポレートサイト用テンプレート
WordPress(ワードプレス)では、素人が作成しても綺麗なサイトになるように、様々なデザインテンプレート(テーマと呼ばれています)が用意されています。
ですが、テンプレート(テーマ)には当たり外れもあります。たとえば、おしゃれなテーマでも不具合があるといった場合もあります。
私が実際に使ってみて、おすすめできるのは、Lightning や Cocoon といった名前のテーマです。これらのテーマは、私のクライアントさんも使っています。
テーマの選び方などについて詳しくは下記の記事をご覧ください。
コーポレートサイトのデザイン
コーポレートサイトのデザイン(見た目のデザイン)は、よほどダサいものでなければ、特にこだわる必要はありません。
デザインが、カッコいい、かわいい、綺麗、素敵、どうでもいいです。
なぜなら、コーポレートサイトのデザインがいいからと言って、あなたの会社を信用する人なんて世の中に1人もいないからです。
大企業などのコーポレートサイトは、イメージも大切ですから、ある程度のデザインにする必要があります。ですが、中小やひとり社長のコーポレートサイトのデザインに意味は全くありません。
デザインを綺麗にしたら、逆にアクセスや売上が下がったという例も多くあります。なぜなら「訴求力>デザイン」が「デザイン>訴求力」となるからです。
訴求力はデザインではなく、言葉・文章です。
もし、素人っぽいデザインになってしまったら…という心配をする人もいますが、今のサイト作成ツール(WordPressなど)であれば、勝手にプロ並みに綺麗に仕上がるテンプレートが豊富に付いてきます。問題なしです。
とはいえ、見にくい、読みにくい、分かり難い、操作し難い、といったようなデザインはNGです。そういう面でのデザインは重要なので気にしてください。
あとは、顧客動線(どのページにアクセスして、どのページに遷移して、どのボタンが押されて…など)としてのデザイン(設計)も重要です。
見た目のデザインではなく、内容のデザインが9割!です。
コーポレートサイトのデザインのトレンド
コーポレートサイトのデザインには流行やトレンドも多少あります。ここ最近では、フラットデザインやアイソメトリックなデザインが人気です。
ですが、やはり、それらのデザインが集客や売上につながることはありません。それほど気にしなくて大丈夫です。
WEBサイトのデザインに関する関連記事
フラットデザインとかアイソメトリックなデザインとか言われても、よく分からないですよね。WEBサイトのデザインについては、以下の記事で詳しく説明しています。
➡︎売れるホームページ集客できるデザインとは【流行トレンド集あり】
コーポレートサイト構成図(テンプレート)
当記事と少し内容が重複していますが、下記の記事にて、ホームページ構成図のテンプレートを掲載しています。無料で登録無しでダウンロードできるので、ぜひ利用してください。
➡︎ホームページ構成図テンプレート【7パターン全てダウンロード可!】
まとめ:コーポレートサイトの構成
少しはあなたのコーポレートサイトの構成について、見えてきたでしょうか。
社会的信用を得るためだけのコーポレートサイトの場合は、構成についても、書く内容についても、それほど悩む必要はありません。良い意味で適当に作ってしまえばOKです。
採用目的がある場合は、その内容次第で、募集の数や人材の質が大きく変わってきます。なので、それなりに構成や書く内容を深く考えていきましょう。
集客目的があるコーポレートサイトの場合は、マーケティングやセールスの原理原則から基本的なノウハウまで、ある程度を経営者も知っておくことが必須です。
これは、コーポレートサイトの制作を外注する場合でも同じです。なぜなら、ホームページ制作業者はマーケティングノウハウなど持っていない場合がほとんどだからです。
サイト構成を考えたり、コンテンツを書く際に、マーケティングやセールスのノウハウをどこまで落とし込んでいけるかが、集客用コーポレートサイト作成の大きなポイントになっていきます。
関連記事
その他、WEBサイトの構成に関する記事
➡︎ホームページ構成の基本的な考え方【初心者向けにサクっと解説!】
➡︎ホームページを構成する各パーツの名称と役割【図解:保存版】
➡︎ブログ型ホームページおすすめ作り方ガイド【ワードプレス編】
ホームページやブログ集客全般の基本や基礎、および重要なポイントを学びたい方は、以下がおすすめです。
あなたのコーポレートサイトが、最適な構成になるよう願っています。