Google検索でトップページが表示されない【9つの原因・理由】
更新日:2023年5月28日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
Google検索でトップページが表示されない【9つの原因・理由】
要約
Google検索でトップページが表示されない場合の主な原因・理由は下記のとおりです。
- まだサイトを立ち上げたばかりである
- Googleインデックス登録を拒否している
- トップページが検索者にとって有益でない
- 他ページがトップページより有益である
- 多くの競合ページの方が有益性に勝る
- 検索意図にトップページが合致していない
- トップページのSEO対策が不足している
- 他のページ内容とほぼ同じである
- Googleのペナルティを受けている
※ 上記の原因・理由の詳細、および、対策等については、本文をお読みください。
この記事は、
- Google検索でトップページが表示されない…
- Google検索でトップページ以外が表示される…
- 検索でトップページが表示されるようにするには?
といったような、お悩みや質問のある、SEOやWEBマーケティングの初心者の方へ向けてまとめています。
この記事を読むことによって、
- Google検索でトップページが表示されない原因がわかります。
- Google検索でトップページ以外が表示される理由が分かります。
- 検索でトップページが表示されるようになる方法が分かります。
ちなみに、今見ていただいてるこのサイトのトップページは、次の検索キーワードのいずれのパターンでも、おそらくGoogle検索結果の1位か2位に表示されると思います(広告表示を除いて)。
- ホームページ集客 オンライン講座(1位)
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あなたのホームページやブログのトップページも、上記にようにGoogle検索で表示されたいですか?1位や2位など上位に表示されたいですか?
なぜ、あなたのサイトのトップページページは、Google検索でトップページが表示されないのか?どのようにすれば表示されるようになるのか?
以降で詳しく説明していきます!
【 目次 】
Google検索でトップページが表示されない原因・理由・対策
Google検索でトップページが表示されない原因や理由は、ある程度明確に説明することができます。原因や理由がわかれば対策も見えてきます。
まず最初に、Google検索でトップページが表示されない原因や理由を説明し、後半で、それに対する対処方法や対策を説明していきます。
それではまず、「検索でトップページが表示されない9つの原因・理由」から説明していきますね。
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WordPressを使っている場合で、もし、トップページ編集はどこから?ということが分からない場合は下記の記事を参考にしてください。
➡︎ ワードプレスのトップページ編集どこで?【切り替え設定も解説】
検索でトップページが表示されない9つの原因・理由
Google検索でトップページが表示されない主な原因や理由は、次の9つです。
検索でトップページが表示されない原因・理由
- まだサイトを立ち上げたばかりである
- Googleインデックス登録を拒否している
- トップページが検索者にとって有益でない
- 他ページがトップページより有益である
- 多くの競合ページの方が有益性に勝る
- 検索意図にトップページが合致していない
- トップページのSEO対策が不足している
- 他のページ内容とほぼ同じである
- Googleのペナルティを受けている
ひとつ一つ詳しく説明していきます。
1.まだサイトを立ち上げたばかりである
あなたのサイトは、まだ立ち上げたばかりではありませんか?
立ち上げたばかりのサイトは、まだGoogleに認知されていない可能性があります。
WEBサイトは現在、世界に約19億は存在すると言われています。
Googleはその 19億 × ページ数 = ?兆ページ という膨大な数のWEBページを検索結果に表示する役目を担っています(全ページではありませんが)。
なので、普通に考えて、立ち上げたばかりのサイトは、まだGoogleに認知されていない可能性が高いのです。認知されるまで時間がかかる場合があるんですね。Googleに認知されていなければ、Googleの検索結果には表示されません。
2.Googleインデックス登録を拒否している
あなたのサイト、もしくは、トップページは、Googleのインデックス登録を拒否していませんか?
前項では、Googleに認知されている・されていない…という表現で説明しましたが、正式には、Googleインデックスに登録されている・されていないという表現になります。
Google検索エンジンの仕組み(インデックスとは)
検索結果は、Googleのインデックスというところに登録された情報から表示されるようになっています。サイトの実態から表示されるのではなく、Googleインデックスから表示する仕組みになっているんですね。
この仕組みを簡単な図で表すと下記のようになります。(「Aとは」がトップページ)
で、もしこのインデックス登録を、あなたのサイトが設定によって拒否をしているようだと、いつまでたってもGoogleインデックスに、あなたのサイトやページは登録されないままになってしまいます。
この場合、永遠にあなたのサイトが検索結果に出てくることはありません(トップページに限らず)。
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➡︎ Google検索セントラル「Googleの検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について」
インデックス登録されているかを確認する方法
Googleのインデックスに登録されているかどうかは、以下のいずれかの方法で確認することができます。
- Googleサーチコンソールで確認する
- siteコマンドを用いた検索で確認する
Googleサーチコンソールで確認する
インデックス登録の有無は、Googleサーチコンソールという無料ツールの「インデックス作成」の「ページ」からのインデックス登録レポートで確認することができます。
例)サーチコンソールによるインデックス登録状況の確認
緑の部分は、インデックス登録されているページ数で、グレーがインデックス登録されていないページ数です。
少し下にスクロールすると、インデックスされてるページ、されていないページ(理由別)の詳細が確認できます。
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Googleインデックスの登録状況の確認方法の具体的な手順については、下記の記事で画像付きで詳しく説明しています。
➡︎ Googleインデックス登録3つの確認方法【無料ツールで簡単に】
インデックス登録レポートについての詳細は、下記のGoogleの説明ページを参考にしてください。
➡︎ Googleサーチコンソールヘルプ「ページ インデックス登録レポート」
Google検索で「site:」検索を行う
インデックス登録の有無は、Google検索で「site:」コマンドを用いることでも確認することができます。
Google検索で、「site:」+「確認したいURL」で検索します。すると、インデックス登録されているページ情報が検索結果に出てきます。
site:xxxxxx.com
例)site検索実行の模様(動画(無音))
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site検索について詳しくは下記のGoogleの説明ページを参考にしてください。
3.トップページが検索者にとって有益でない
あなたのサイトのトップページは、検索者にとって有益でない(浅い、薄い、役立たないなどの)内容になっていませんか?
インデックスの登録を拒否していないからといって、世の中のすべてのページ情報がGoogleのインデックスに登録されるわけではありません。
Googleは、“検索者にとって有益なページではない”と判断すると、Google側からインデックスの登録を拒否します。
また、たとえインデックスに登録されたとしても、Googleが、“検索者におすすめできないページだ”と判断すると、検索結果には出してもらえません。
なので、もし、あなたのサイトのトップページが有益でない(浅い、薄い、役立たないなど)と判定された場合、トップページはインデックスに登録されないか、または、登録されても検索結果に表示されないということになってしまいます。
4.他ページがトップページより有益である
トップページよりも他のページの内容の方が有益ではありませんか?
Googleは、検索者におすすめできる順に、検索結果の一番上からページ情報を表示していきます。
なので、シンプルに、
- あなたのサイトのトップページ……有益でない
- あなたのサイトの別のページ………有益である
といったような場合、トップページではなく、別のページの方が検索結果に表示される可能性が高くなります。
5.多くの競合ページの方が有益性に勝る
あなたのサイトのトップページよりも有益である競合他社のサイトやページが数多く存在しませんか?
Googleは、“このページは検索者にとって有益でおすすめできる!”という、おすすめ順に、検索結果の一番上から、そのページ情報(タイトルなど)を表示していきます。
なので、多くの競合他社のサイトやページよりも、あなたのサイトのトップページの内容が大きく下回っている場合、たとえインデックスに登録されていたとしても、検索順位が100位、200位、それ以下、、、となってしまいます。
この場合、実際には下位の方までいくとトップページが表示されているかもしれません。でも、検索者側から見ると後ろすぎて表示されていないに等しい……という状況になってしまいます。(最悪の場合は検索結果から切られてしまいます…)
6.検索意図にトップページが合致していない
検索意図にトップページが合致していないのではないですか?
検索キーワードは「質問」です。検索結果は「質問」に対する「答え」の一覧です。すなわち、検索結果に出てくるページの内容は、「質問」に対する「答え」になっていないといけません。
下記例のように、検索キーワードと検索結果に出てくるページは一対になります。
例)
- 検索キーワード……「カレー 美味しい 作り方」
- 検索結果に出てくるページ……カレーの美味しい作り方を教えてくれる、さまざまな記事達
なので、以下のような状態の場合は、検索結果に表示されません。
- 検索キーワード……「カレー 美味しい 作り方」
- トップページ内容……シチューの美味しい作り方
なので、以下のような状態の場合は、検索結果に表示されません。
- 検索者(質問者)が望む答え ≠ 検索者(質問者)が望んでいない答え(ページ内容)
- 検索者(質問者)が望む答え ≠ あなたが言いたいことをアピール ※
※ 特に後者はマーケティング全般に悪影響を及ぼします。自分中心から相手中心のメッセージに変えていきましょう!
トップページに対する検索キーワードの想定が間違っていたり、想定している検索キーワードに対する答えがトップページの内容になっていなかったりすると、そのトップページは検索結果に出てきません。
7.トップページのSEO対策が不足している
SEOを意識したトップページになっていますか?
※ SEO:Search Engine Optimizationの略で「検索エンジンに向けた最適化」(検索結果の上位に表示させるようにすること)という意味。
トップページの内容が検索者にとって有益であることが一番重要であり、それ自体が一番重要なSEO対策の一つになります。
なんですが、他にも、もう少し細かなSEO対策が必要となる場合があります。
それらのSEO対策が不足していると、有益で高評価にあたいする内容のトップページだったとしても、Googleに上手く内容が伝わらず、低評価だと誤解されてしまう場合があります。
すると、本来なら、検索結果の上位に表示されるレベルのトップページなのに、下位に表示されたり、インデックスに登録されなかったりして、検索結果に表示されなくなることがあります。
8.他のページ内容とほぼ同じである
トップページとほぼ同じ内容のページが他にも存在していませんか?(競合のサイトも含む)
Googleは、同じような内容のページは検索結果に表示しないようにしています。
たとえば「AはBです」という内容のページが、あなたのサイト内に3種類3ページと複数存在したら、そのうち1ページしか検索結果には表示されません。
なので、もしトップページと同じような内容のページが他にもあれば、トップページが表示されず、他のページが表示されるということも十分に考えられるわけです。
これは、他社のサイトを含めて見ても同じようなことになります。
たとえば、別々の3社が、ほぼまったく同じような内容で「AはBです」というページを用意していれば、そのうち1社のページしか検索結果には表示されません。
9.Googleのペナルティを受けている
トップページ(もしくはサイト全体)で、Googleが禁止していることをしていませんか?
普通にまじめにサイトを作って運用しているのであれば、まずペナルティなんて関係ない話です。なので、ほとんどの人は関係ありません。
たとえば、、、
- 嘘、デタラメ、知ったかぶりを書いている
- 極めて質の低い内容になっている
- 検索キーワードを詰め込みすぎている
- 目に見えない色や小ささの文字がある
- 不自然な発リンク被リンクが多くある
- 偽ってリンク先のページを見せようとしている
- AIが作成した文章を自分が書いたように見せている
などに該当するサイトやページでなければOKです。
まぁ普通のまともな人なら、上記に示したことは、いずれもやらないことばかりです。大丈夫ですよね?
ですが、悪意なく、気づかず、いつの間にか、無意識のうちに禁止されていることをしてしまっている…というケースはあるかもしれません。
その場合、Googleがペナルティ(罰として検索順位を大きく下げたりインデックスから削除したりする)を課す場合があります。
すると、そのトップページは、検索結果に表示されなくなってしまいます、、、
検索でトップページが表示されない場合の対策
原因に当てはまりそうなものはありましたか?
検索でトップページが表示されない原因がわかったら、以降で示す各原因に対応する対処や対策を行ってください。
検索でトップページが表示されない場合の対策は下記のとおりです。
※ 原因の番号と対になっています
検索でトップページが表示されない場合の対策
- 気長にあともう少し待ってみる
- Googleインデックス登録を許可する
- トップページを有益な情報にする
- トップページと他ページの構成を見直す
- 有益な記事コンテンツページを増やす
- 検索者の検索意図を見直す
- トップページにSEO対策を行う
- オリジナルのページ内容にする
- ペナルティ要素を取り除く
1.気長にあともう少し待ってみる
原因:まだサイトを立ち上げたばかりである
Googleインデックスへの登録が単に遅れている(数週間かかる場合あり)だけであれば、気長にあともう少し待ってみましょう。
いずれインデックス登録されて、検索結果に表示されるようになります。
補足:サイトを立ち上げてしばらく期間が経ち、かつ、Googleにサイトが認知され「なかなか良いサイトだね」と認められると、90%以上は新規投稿ページでも数時間〜1日内にインデックス登録されます。
臨時対応
でも、「それにしても遅いなぁ…」という場合は、Googleサーチコンソールという無料ツールの「URL検査」→「インデックスリクエスト」という機能で、トップページのURLをGoogleに通知してみてください。
必ずではありませんが、この「インデックスリクエスト」により、インデックス登録される場合があります(数時間後〜数日後)。
注:新規サイトの場合や有益でないページの場合はもっと時間がかかったり登録されないこともあります。
関連記事
「インデックスリクエスト」の手順については、下記の記事で説明しています。
➡︎ インデックス登録が遅い原因【登録期間を早めるツールの紹介も】(URL検査ツールの使い方)
恒久対応
インデックスリクエストは一時的な臨時対応です。恒久的な対応としては、XMLサイトマップ(あなたのサイトの更新情報)というデータをGoogleに自動で常時送信するようにしておいてください。
これにより、「こんなページあるよ!このページを更新したよ!」と、常に自動でGoogleに伝えられるようになります。
関連記事
WordPressの場合のXMLサイトマップ送信については、下記の記事を参考にしてください。
➡︎ 【初心者向け】Googleインデックスの時間を早める5つの方法>「XML Sitemapsの設定手順」
他のCMS、ツール、サービスを利用している場合は、各社のヘルプページ等でXMLサイトマップの設定〜送信方法を確認してください、
それでもインデックスされない場合
それでもなかなかインデックスに登録されないようであれば、別の原因かもしれません。以降を引き続きお読みください。
2.Googleインデックス登録を許可する
原因:Googleインデックス登録を拒否している
Googleに見つけてもらうこと(専門用語:クロール)、および、インデックスの登録を拒否している設定があれば、その設定を外してください。
お使いのサービスやツールによって、該当する設定項目の表示や設定仕様は異なります。各サービスやツールにの仕様をよく確認して設定するようにしてください。
例:WordPressの場合
たとえば、WordPressの場合は、下記のような設定項目と設定仕様になります。
サイト全体の設定
サイト全体に対する設定は、設定>表示設定の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」の部分です。チェックを外してください。
ページ毎の設定
ページ毎の設定は、noindex設定の「検索結果に表示されないようにnoindexタグを出力する」の部分です。チェックを外してください。
※当例はWordPressテーマ「Lightning」の場合となっています(注:WordPressテーマによって仕様が異なります)。
3.トップページを有益な情報にする
原因:トップページが検索者にとって有益でない
次の質問に答えてみてください。
- そのトップページを検索したいと思っている人はいますか?
- そのトップページを見たいと思っている人はいますか?
- そのトップページは人々にとって必要なものですか?
- そのトップページは人々の役に立つ内容ですか?
答えが「はい」なら問題ありません。でももし答えが、「いいえ」または「わからない」となる場合は、「はい」になるようなトップページにできないかを考えてみましょう。
4.トップページと他ページの構成を見直す
原因:他ページがトップページより有益である
トップページではなく、他のページが検索結果に表示されてしまう場合、そのページはトップページよりも有益である可能性が高いです。
このような場合は、他ページが子供、トップページが親、と、きれいな親子関係(階層)になるようなページ構成にしてみてください。
そして、トップページページ(親)から対象の他ページ(子)に明に内部リンクを貼ってください。そして、対象の他ページ(子)からトップページ(親)にも内部リンクを明に貼ってください。
トップページを表示させるためのサイト構成例
このようなページ構成にすることで、Googleの認識は、トップページが親である(重要である)という認識に変わるかもしれません。結果、トップページが表示されるようになる可能性が高まります。
5.有益な記事コンテンツページを増やす
原因:多くの競合ページの方が有益性に勝る
検索されたい検索キーワード(テーマ)に関する、良質な記事ページを増やしてください。その記事ページの親ページがトップページになるようにしてください。
トップページを表示させるための記事構成例
これにより、このサイトは、この検索キーワード(テーマ)に関して、包括的である・専門的である・他社のサイトより有益である、と評価される可能性が高まります。すると、トップページが検索結果に表示される可能性が高まります。
6. 検索者の検索意図を見直す
原因:検索意図にトップページが合致していない
そもそも検索キーワードが違う
まずは、検索結果に表示されない場合の検索キーワードの想定が間違っていないかを見直してみてください。
合致しない検索キーワードで、いくら検索しても検索結果に出てくることはありませんからね。
- NG:検索キーワード「A」≠ トップページ内容「B」
- OK:検索キーワード「B」= トップページ内容「B」
質問に対する答えになっていない
検索キーワードが正しいのであれば、トップページの内容が質問の答えに対してズレている、もしくは、質問の答えになっていない…という可能性が高いです。
トップページの内容を見直してください。
- NG:検索キーワード「A」≠ トップページ内容「B」
- OK:検索キーワード「A」= トップページ内容「A」
トップページの内容を見直す際の重要なポイントは下記のとおりです。
- NG…検索者が望んでいない答え
- NG…あなたが言いたいことをアピール
↓
- OK…検索者が望んでいる答え
- OK…あなたが言いたいことは抑える
7.トップページにSEO対策を行う
原因:トップページのSEO対策が不足している
検索されたいトップページは、SEOも意識してください。
SEOのポイントは何十個と数多くあるのですが、最もシンプルで基本的なポイントは下記の通りです。
- 読みやすくする
- わかりやすくする
- 詳しく具体的に説明する
- タイトルに検索キーワードを入れる(自然に)
- 全体概要が分かる見出し構成にする
まずは、上記だけでもしっかり取り入れてみてください。トップページが検索結果に表示される可能性が高まります。
8.オリジナルのページ内容にする
原因:他のページ内容とほぼ同じである
まず、あなたのサイト内に、トップページと内容が重複するページがないかを確認してください。
そして、もしトップページが他ページと重複しているようであれば、他ページの削除や統合を検討してみてください。
もし、競合他社のページと、あなたのトップページの内容が重複しているようであれば、オリジナリティ(独自性)のあるトップページにしてください。
これにより、トップページが検索結果に表示される可能性が高まります。
9.ペナルティ要素を取り除く
原因:Googleのペナルティを受けている
重度のペナルティと、軽度のペナルティにわけて説明します。
重度のペナルティ
重度なGoogleのペナルティの場合、Googleサーチコンソールの「手動による対策」というメニューからペナルティの有無を確認できます。
手動による対策:Googleの担当者がサイト上のページを目視で審査し、Googleの品質に関するガイドラインに従っていないと判断した場合、そのサイトに対して行うペナルティ対策。
ペナルティになり得る要因の例(原因のところからの再掲)
- 嘘、デタラメ、知ったかぶりを書いている
- 極めて質の低い内容になっている
- 検索キーワードを詰め込みすぎている
- 目に見えない色や小ささの文字がある
- 不自然な発リンク被リンクが多くある
- 偽ってリンク先のページを見せようとしている
- AIが作成した文章を自分が書いたように見せている など
Googleサーチコンソールにて、下記のように“問題は検出されませんでした”と表示されれば問題ありません。大丈夫です。
もし、ペナルティが指摘された場合は、速やかに対応し、Googleに再審査リクエストを行ってください。
関連記事
➡︎ Googleサーチコンソールヘルプ「手動による対策レポート」
軽度のペナルティ
軽度のペナルティ(実際にはペナルティではなく低評価という意味)の場合は、わざわざGoogleからの通知は来ません。
なので、いつの間にかインデックスから外されたり、知らぬ間に検索順位が下降してたりします。ですから、気付けないことも多いです。
ですが、人々へ向けて、まじめにページを作っていれば、まず大丈夫です。
それでも、「何らかのペナルティを受けてるっぽいかも…」と思えたら、とにかく、トップページ、およびサイト全体の質を徹底的に見直してください。
Google検索エンジンアップデート
ペナルティではないのですが、Google検索エンジンの仕様変更(Googleアップデート)の影響を受けて、インデックスから外されたり、検索順位が下降することも稀にあります。
ですが、このケースも、トップページ、および、サイト全体が有益なものになっていればほとんど影響を受けることはありません。
検索者(あなたの見込み客や潜在顧客)にとって、有益で質の高いページ・サイトを目指してください。
ちなみに、私はGoogleアップデートの影響を受けたことはありません。(むしろ、Google検アップデートがある度に検索順位がアップし、アクセス数が増えることの方が多いです。
関連記事
過去のGoogleアップデートの履歴は下記から確認することができます。
➡︎ サーチコンソールの表示回数やクリック数が急に減少する3つの原因
検索でトップページ以外が表示されることを良しとする
ここまで、トップページが検索結果に表示されない原因、および、その対策について説明してきました。
ですが、
ホームページ集客やブログ集客といったオウンドメディア(自分のサイト)を活用して、ウェブ集客で上手くいっている人達は、次のように考えています。
- 検索でトップページ以外が表示されることを良しとする
- 検索でトップページが表示されなくてもいい
はぁ?…と思う人もいるかもしれませんね。
なぜ、トップページが表示されなくてもいいのか?他ページの表示を良しとするのか?
なぜかというと、
トップページは、どうしてもサイト全体のメニューやガイド的な役割のページになってしまうことが多いですよね。なので、そもそもトップページを有益な情報ページにすることはそもそも難しいわけです。
各々の記事コンテンツページの方が、トップページの何倍も有益な内容にできます。1つの質問(検索キーワード)に対して、その答えを詳しく説明していくことができます。
であれば、
トップページよりも、各々の記事コンテンツページが表示された方が、検索者(あなたの見込み客や潜在顧客)に、より早く、より多く、より確実に、認知・信頼獲得というステップに入ってもらうことができます。
トップページではなく、記事ページを検索結果に表示させ、記事ページにアクセスを集めていきます。
結果、その方がより早く、より確実に、アクセス数増・集客数増・新規見込み客リスト増・売上増、などにつながっていくんですね。
なので、私や私のクライアントさんも、トップページを検索結果に表示させたいとは思っていません。それよりも、各記事ページを検索結果に表示させたいと思っています。
その方が圧倒的に効果的だからです。
例)上記考え方でのアクセス数と新規見込み客リストの増加例
「トップページが検索結果に表示されない…」と、悩んでいる場合、もしかしたら本当の対策は、ここで示した“各記事ページが表示されることを良しとする”という考え方に変えること……かもしれません。
集客目的のあるウェブサイトの場合、最も重要なポイントは、
私は何を見せたいか?ではなく、誰の何に答えてあげるか?
です。
トップページではなく、各記事ページが表示されることを良しとする
あなたは、この考え方をどう思いますか?
まとめ
以上、「Google検索でトップページが表示されない【9つの原因・理由】」でした。
トップページの表示ということで説明してきましたが、トップページ以外のページに対しても、この記事の説明は当てはまる内容となっています。
なので、たとえば、とあるブログ記事が検索結果に表示されない…という場合であれば、「トップページ」を「ブログ記事」という言葉に置き換えて読んでみてください。改善につなげていけます。
以上、何か1つでもヒントが得られたでしょうか?もし、何か得られたのであれば、即行動に移してみてくださいね。
参考
ホームページやブログから集客できない…と悩んでいませんか?もし、ホームページやブログから集客していきたいと思うのであれば、下記のコンテンツもおすすめです。
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➡︎ WordPressページが検索されない【19の原因と対策ガイド】