Googleインデックス登録されるまでの時間を早める5つの方法
更新日:2021年11月27日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
【初心者向け】Googleインデックスの登録されるまでの時間を早める5つの方法
この記事は、
- Googleにインデックス登録されるまでの時間がすごいかかってる、、、
- Googleにインデックス登録されるまでの時間はどのくらいですか?
- Googleにインデックス登録されるまでの時間を早める方法はありますか?
といった疑問や質問に答えていきます。
この記事を読むと、
- Googleにインデックス登録されるまでの時間の目安が分かります
- Googleにインデックス登録されるまでの時間を早める方法が分かります
私も最初の頃はGoogleにインデックス登録されるまで何日もかかっていました。でも、今は、ページを公開すれば、遅くとも翌日にはGoogleインデックスに登録反映されています。
このように、Googleのインデックス登録を早めるには、何をすれば良いのでしょうか。順に説明していきます。
【 目次 】
Googleインデックス登録されるまでの時間を早める5つの方法
早速ですが、以下にあげる5つが、Googleインデックス登録されるまでの時間を早める方法です。
Googleインデックス登録されるまでの時間を早める方法
- Googleにサイト更新情報を教える(XMLサイトマップ)
- サイト更新情報収集場所にサイト更新情報を教える(ping送信)
- 人気のサイトやページからリンクを貼る
- サイトを放置せず追加・改善を続ける
- Googleにインデックス登録をリクエストする
後ほど、詳しく説明していきます。
その前に、かるくGoogleにインデックス登録される意味をおさらいしておきましょう(分かる方は読み飛ばしOKです)。
Googleインデックス登録の意味
Googleにインデックス登録されないと、検索結果一覧に、あなたの作成したウェブページが表示されることはありません。一生、表示されません。
なぜなら、検索結果一覧は、Googleインデックスから表示されるからです。※詳しくは下記「検索エンジンの仕組み図解」で解説しています。
参考)検索エンジンの仕組み図解
Googleインデックス登録の時間を早める5つの方法を行なっても、検索順位は上がらないのですが、インデックスに登録されないと、検索という名の土俵にすら上がれないということになってしまいます。
ぜひ、上記5つの方法を参考にし、少しでも早く、検索という名の土俵に上がれるようにしてください。
作りたてのウェブサイトがインデックス登録されるまでの時間
但し、作成したばかりのウェブサイト(ホームページやブログなど)だと、上記を行なっても、なかなかインデックスに登録されない場合があります。
なぜならば、産まれたばかりの赤ちゃんサイトは、信頼性が判断できないからです。入社したその日の新人君を重要な取引先に1人で向かわせませんよね?それと同じです。
Googleは検索結果に、産まれたての赤ちゃんサイトや新人サイトを表示するわけにはいかないのです(Google検索サービス自体の信用性に関わってくるからです)。
なので、Googleは、しばらく様子見します。おそらく、最初は、インデックスされるのに数週間はかかります。下手するとインデックス登録されるのに、数ヶ月かかるかもしれません。正確な答えはGoogleにしか分かりません。
とはいえ、上記のインデックス登録を早める方法のいくつかは、最初から行なっておかないと、もっともっとインデックス登録されるのが遅くなります。特に①XMLサイトマップについては最初から行っておきましょう。
それでは、Googleインデックス登録の時間を早める方法を、ひとつ一つ説明していきます。
Googleにサイト更新情報を教える(XMLサイトマップ)
Googleに対して、自分のサイトの構成や更新情報を通知する仕組みが用意されています。その仕組みはXMLサイトマップと呼ばれています。GoogleにXMLサイトマップを送信するように設定しておきましょう。
GoogleにXMLサイトマップを送信するイメージは下記の絵のような感じです。
ワードプレスでウェブサイト(ホームページやブログなど)を作成している場合は、以下のプラグインを使えば、簡単にXMLサイトマップの生成と送信を行えます。
使用するプラグイン:XML Sitemaps
以下で「 XML Sitemaps 」の設定手順を説明していきます。
XML Sitemapsの設定手順
① XML Sitemapsをインストールし有効化
「XML Sitemaps」をインストールして有効化します。(以前は「Google XML Siremaps」という名称でした)
② 各種初期設定
〔設定〕>〔XML Sitemap〕で、以下の画面を参考に設定してください。細かい数値等については、それほど大きな影響はありません。ちなみに、下記は全て私の場合の設定です。同じでも構いません。
↑特別な場合がなければ指定不要です。
最後に〔設定を更新〕で設定内容を更新します。
③ XMLサイトマップのインデックスファイルのURLコピー
〔設定〕>〔XML Sitemap〕の「サイトマップのインデックスファイルのURL」をコピーしておきます。
④ XMLサイトマップの送信
Googleサーチコンソールにログインし、〔サイトマップ〕の「新しいサイトマップの追加」に先ほどコピーした「サイトマップのインデックスのURL」を設定し〔送信〕します。
⑤「送信されたサイトマップ」に上記画像の下線部分のようなメッセージが出るようになれば完了です。あとは、放っておいて構いません。
XMLサイトマップを送信しても、すぐにインデックスされる保証はありませんが、少なくてもGoogleに気付いてもらうためにもXMLサイトの送信は必須だと思ってください。
サイト更新情報収集場所にサイト更新情報を教える(ping送信)
サイト更新情報を収集しているPingサーバというものが世の中にはいくつか存在しています。そのPingサーバに、自分のサイトの更新情報を通知するようにしておきましょう。
なぜならば、GoogleがPingサーバを見に行けば、あなたのサイトの更新情報を見つけてくれるかもしれないからです。それが、気付いてもらう契機となりインデックスされるかもしれません。
ワードプレスの場合は、記事を公開するタイミングで、自動的にワードプレス内で指定したPingサーバに通知されます。Pingサーバの設定箇所と、代表的なPingサーバのURLを以下に載せておきます。
Pingサーバ設定
Pingサーバの設定は、〔設定〕>〔投稿表示〕内で行います。下記の余白部分に設定してください。
Pingサーバ一覧
http://rpc.pingomatic.com/
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://ping.dendou.jp/
http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
http://pingoo.jp/ping/
http://ping.feedburner.com/
http://ping.rss.drecom.jp/
http://rpc.reader.livedoor.com/ping
ちなみに、以前は上記以外にも指定可能なPingサーバが多かったのですが、今は送信エラーとなるものがあります(2019年10月確認)。上記は、それらを除いてあります。
また、ブログランキングサービス等に登録している場合は、それらサービス向けのPingも設定しておいてください(詳細は各サービスの利用方法などを確認してください)。
尚、Pingサーバへの通知は、XMLサイトマップの送信ほどの効果は無いようです。なので、ついでに…というか、とりあえず設定しておくか…といったレベルで良いでしょう。
人気のサイトやページからリンクを貼る
Googleは巡回時、リンクをたどって、リンク先のページの存在に気付いて、そこからインデックスしてくれる場合があります。
Googleがリンクをたどるイメージは、下記の絵のような感じです。
人気のサイトやページは、頻繁にGoogleが巡回(専門用語:クロール)しに来てくれる傾向があります。
ということは、それらのサイトやページから、新しいページへのリンクを貼っておくとインデックスが早まる可能性があるということです。
ですが、だからといって、不自然なリンクは絶対に行わないでください。なぜならば、それは、一種のズルと見なされ、あなたのサイトの評価を大きく下げてしまうかもしれないからです(本当にバレますよ)。
サイトを放置せず追加・改善を続ける
計5つの方法の中で、この4つ目が、一番重要です。少し大袈裟かもしれませんが、飛び抜けて重要です。ぜひ、理解してください。
前項でも少し触れましたが、人気のあるサイトやページは、Googleが頻繁に巡回(クロール)しに来てくれる傾向があります。
人気ということは、人々の役に立っているサイトやページということです。だから、他の不人気サイトや赤ちゃんサイト、放置サイトなどよりも優先して巡回(クロール)しに来てくれるわけです。
ということは、あなたのサイトを人々の役に立つサイトにしていけば良いわけです。人々の役に立つページを追加していくようにしてください。困っている人たちの役に立つようサイトを改善していくようにしてください。
また、何日も更新されていないウェブサイトと、毎日情報が追加されているウェブサイトがあった場合、もし、あなたがGoogleだとしたら、どちらを優先的に巡回し「最近ページを追加しましたか?」と聞きに行きますか?
間違いなく後者ですよね。ウェブサイトを放置してはいけません。
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Googleにインデックス登録をリクエストする
「ここまでの4つの方法を全部行なっているけど、それでもインデックスされるのが遅いんだよぉ!」という場合は、Googleに「インデックスしてくださいよぉ」とお願いすることができます。
ですが、これは、恒久的な方法ではありません。お願い(インデックス登録のリクエスト)は、あくまでも臨時的な奥の手だと思ってください。
尚、お願い(インデックス登録のリクエスト)をGoogleがいつ聞いてくれるかは分かりません。ですが、お願いは必ず届きますので、より早くインデックスされる可能性は高まります。
実際、私の場合、インデックスされるまで何日もかかっていた初期の頃、記録をとっていなかったので、その程度は定かではないのですが、インデックス登録のリクエストをすると、通常よりは早くインデックスされていました。
インデックス登録のリクエストの方法は以下の通りです。
インデックス登録のリクエストの方法
インデックス登録のリクエストは、サーチコンソールの「URL検査」ツールから行えます。
〔URL検査〕を選んで、インデックス登録したいURLを設定(下記画像の赤枠内に)し送信してください。
インデックス登録されていない場合、下記のような結果になります。「インデックス登録をリクエスト」を選ぶとリクエストできます。
Googleサーチコンソール「URL検査」ツールの詳細については、以下の記事が参考になります。
URL検査ツールの使い方【Googleインデックス登録を早める方法】
その他注意事項
ウェブサイトの全体、又はページ単位の指定で、「インデックスしない」という設定項目にチェックを付けてしまうと、何をやってもインデックスはされません。ご注意ください。
⚠️特別な場合以外は絶対にチェックをつけない!
インデックス登録されているのに検索に引っかからない場合、、、
もし、インデックス登録されているのに、検索に引っかからない場合は、下記の記事も参考にしてください。
➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】
まとめ
以上、「【初心者向け】Googleインデックス登録の時間を早める5つの方法」でした。再度、まとめておきます。
Googleインデックス登録の時間を早める方法
- Googleにサイト更新情報を教える(XMLサイトマップ)
- サイト更新情報収集場所にサイト更新情報を教える(ping送信)
- 人気のサイトやページからリンクを貼る
- サイトを放置せず追加・改善を続ける
- Googleにインデックス登録をリクエストする
特に必須は①です。特に重要は④です。そして③も意識できるとさらに良し。④はSEO(検索エンジン最適化)にも大きく関係してきます。
では、できることから、取り組んでみましょう!
関連記事
➡︎ Google検索順位の決め方と仕組み【図解付:SEOの第一歩目】