検索上位表示でアクセス数を増やす方法【7ステップで】
更新日:2023年4月22日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
検索上位表示でアクセス数を増やす方法【7ステップで】
もし、あなたの投稿する記事が、SEO対策などの工夫により、より多くより検索上位に表示されるようになったら、アクセス数はどのくらい増えますか?新規の見込み客は何倍に増えますか?売上はどのくらい増えるでしょうか?
要約
検索上位表示でアクセス数を増やすには、下記の7ステップ(SEO対策等)を実践します。
- ターゲット(検索者)を絞り込む
- ターゲット(検索者)をよく知る
- ターゲット(検索者)の質問を洗い出す
- 検索キーワードを選定する
- 質問に対する答えを記事にする
- 必要なSEO対策を施す
- 記事改善を施す
この記事では、上記の他、初心者向けの基本知識として「検索順位とクリック率の関係」なども合わせて解説しています。
この記事は、
- 検索上位に表示された方が良いのですか?
- 検索上位に表示されるとアクセス数はどのくらい増えるの?
- 検索上位に表示されてアクセス数を増やしたいです!
といったような質問や要望のある、ホームページ集客やブログ集客の初心者の方へ向けてまとめてあります。
あなたはこの記事を読むことによって、
- 検索上位表示の仕組みが分かるようになります。
- 検索上位表示とアクセス数の関係が分かるようになります。
- 検索上位に表示させてアクセス数を増やす方法が分かるようになります。
この記事は、「検索マーケティングの入門的なガイド」の役割を果たせればいいな…と思いながらまとめてあります。ぜひ、参考にしてみてください。
・・・
この記事で説明していく、「検索上位に表示させてアクセス数を増やす方法」は、実際に私自身や、私のクライアントさん(ほとんどが初心者)が実践している手順と同じです。
なので、あなたにもできると思ってください。
・・・
まず始めに、私が教えている方法の最大のポイントを先に言っておきますね。
最大のポイントは、
Googleや検索キーワードではなく、人(ターゲット、検索者、見込み客または潜在顧客)にフォーカス(焦点)をあてる。
ということです。
これが、SEO対策の基本の中の基本です。
上記のポイントは、基本とはいえ、かなり奥深いポイントです。でも、もしこれができれば、多くの記事が検索上位に表示されるようになり、アクセス数も増えていくことになるでしょう。
あなたも、私や私のクライアントさん達のように、検索上位に表示されるようになって、アクセス数を増やしていけるようになってください。
そうなっていただくよう、なるべく分かりやすく説明していきますので、最後までじっくりと読んでもらえれば…と思います。
注意:この記事は、「自分が商品」となるようなビジネスをされているWEBマーケティング初心者の方へ向けて最適化したものになっています。物販ビジネスや店舗ビジネスをされている方には一部適さない箇所があることをご理解願います。
参考
「自分が商品」となるようなビジネスをされている初心者の方へ向けて、「【無料】ホームページ集客メール講座」というコンテンツも提供しています。今なら無料で購読できますので、興味ある方はこの機会に手に入れてください。➡︎ 無料で今すぐ手に入れる
【 目次 】
検索上位表示でアクセス数を増やす方法【7ステップで】
この記事は、下記の構成となっています。
- 検索上位表示でアクセス数を増やすため知っておくこと
- 検索上位表示でアクセス数を増やす方法
- 検索上位表示とアクセス数に関する課題の対応
- 検索順位やアクセス数の確認方法(ツール)
- まとめ
概要を下記に示しておきます。
検索上位表示でアクセス数を増やすため知っておくこと
まずは、基本的なことである、検索順位とクリック率の関係や、検索結果に表示される仕組み、検索上位順位の決め方、などを説明していきます。(既に知っている人は読み飛ばしてください)
検索上位表示でアクセス数を増やす方法
検索上位にあなたのページ(記事)を表示させ、アクセス数を増やす手順について説明していきます。(私が今現在も行なっている実証済みのSEO対策手順です)
検索上位表示とアクセス数に関する課題の対応
上記の手順で実践してみたけれど結果が悪い…という場合もあります。そんなときに考えられる原因や対策についても説明しています。(あきらめないでください)
検索順位やアクセス数の確認方法(ツール)
無料のツールを使って、検索順位やアクセス数を確認する方法について説明します。(既に知っている人は読み飛ばしてOKです)
検索上位表示でアクセス数を増やすため知っておくこと
検索上位表示でアクセス数を増やす方法を説明する前に、前提知識として知っておいた方が良いことを先に説明しておきます。
基本的なことなので、「もう知っているヨ」という人は読み飛ばしてください。
ただし、基本を知っておくことは重要です。なので、「不安かも」という人は、おさらいの意味も兼ねて読んでんおくことをおすすめしておきます。
このパートで、説明する項目は下記の内容となります。
- 検索上位表示とは?
- 検索順位とクリック率の関係とは?
- 表示回数とクリック率とアクセス数の関係とは?
- Google検索結果が表示される仕組みは?
- 検索上位の順位は何順?どう決まるのか?
順に説明していきますね。
少しややこしい、難しい、と思うかもしれませんが、なんとなくでも分かってくるだけで、後続の説明の理解度は変わってきます。なので、サラっとでも良いので読んでみてください。
検索上位表示とは?
検索上位表示とは、検索結果の1ページ目、さらには、1ページ目の上の方に表示されることです。
全体で見れば、検索結果の1ページ目(上位10記事ほど表示)であれば十分に上位表示です。
ですが、多くのアクセス数を得たい場合は、さらなる上位として、1ページ目の5位、3位、できれば1位を目指す必要があります。
例)検索上位表示例(広告なし)
なお、広告表示はカウントしません。広告を除いて一番上に表示されているページが1位で、次が2位、…となります。
例)検索上位表示例(広告あり)
検索結果の2ページ目以降も同様です。2ページ目の広告を除いた一番上が11位、次が12位…となります。
検索順位とクリック率の関係とは?
検索順位とクリック率の関係を示しておきます。
一般的に、検索順位が上位であるほど、検索者はクリックする傾向が強くなります。検索上位であるほどクリック率は高くなります(平均値として)。
Google検索上位表示1位のクリック率は?
検索上位表示1位になると、平均だいたい20%〜40%のクリック率になることが多いです。
たとえば、1000人の検索者がいれば、検索上位表示1位で、200人〜400人のアクセス数が得られるということになります。
クリック率に幅があるのは、検索キーワードの種類などによって平均クリック率が異なってくるからです。稀に50%超え、10%以下というクリック率になることもあります。
例)平均以上のクリック率(1位表示の場合)
例)平均以下のクリック率(1位表示の場合)
検索上位1ページ目(10位以内)のクリック率は?
上位1ページ目の表示でも、2位、3位、4位、、、と検索結果の表示順位が下がるほどクリック率は落ちていきます。順位により得られるアクセス数は変わっていきます。
下記に、検索順位とクリック率の関係についてまとめたものを載せておきます(あくまでも平均値であり目安です)。
検索上位の平均クリック率
画像:「検索順位別クリック率の目安【7つの調査データ】」より
検索上位2ページ目以降のクリック率は?
下記は、2ページ目の検索順位(11位〜)とクリック率をまとめたものです。
検索結果2ページ目も含む平均クリック率
画像:「検索結果2ページ目の平均クリック率」より
検索結果の2ページ目以降になると、ほとんどクリックされなくなります。というか、そもそも2ページ目まで見てくれる人自体が減ります。(一部突出しているのは異常値です)
2ページ目でもクリックされるケース
ただし、検索者にとって有益な記事が、1ページ目にない場合は、2ページ目の表示であってもクリックされます。なので、ケースによりますが、2〜3ページ目くらいまではクリックされる可能性はあります。
さらに、ケースややり方によっては、上記例のように、2ページ目以降の表示にもかかわらず、1位表示と同等のクリック率を得られるケースもあります。
例)平均以上のクリック率(25位前後の表示の場合)
とはいえ、これは稀なケースとも言えます。基本は1ページ目表示を狙っていきましょう。
表示回数とクリック率とアクセス数の関係とは?
表示回数とはクリックされるされないに関係なく、検索結果に表示される回数のことです。
※ 表示回数は、Googleサーチコンソールという無料のツールで簡単に確認することができます。
したがって、検索する人が多ければ表示回数も多くなり、少なければ表示回数は少なくなります。結果、表示回数が少ない場合は、検索上位でもアクセス数は少ないものとなります。
たとえば、検索上位1位表示(クリック率30%とした場合)であっても、表示回数の違いによって、次のような差が出てきます。
- 表示回数(10)→アクセス数(3)
- 表示回数(100)→アクセス数(30)
- 表示回数(1000)→アクセス数(300)
要するに、検索ニーズ(検索ボリューム(月間検索件数))の大小も重要になってくるということですね。
- 検索ニーズ多 = 検索ボリューム多 = 表示回数多 = アクセス数多
- 検索ニーズ少 = 検索ボリューム少 = 表示回数少 = アクセス数少
絵で表すとこんな感じ↓
表示回数が少なくてもOKのケース
ですが、たとえ検索ニーズが小さくて、検索者が少なく、表示回数が少ないとしても、その検索者にとって頼れる記事が、この世にあなたの書いた記事だけだったらどうなるでしょうか?
あなたを頼って、問い合わせの獲得や、見込み客リスト獲得に大きく作用するはずですよね。
なので、単に、検索ニーズが小さい、アクセスが少ない、という理由だけで記事コンテンツを作成しない公開しないというのは浅はかな行為となる場合もあります。注意してください。
Google検索結果が表示される仕組みは?
検索結果が表示される仕組み・流れは、下記の図の通りです。
②Googleのインデックスに記事が登録される → ③検索キーワードがGoogleに届く → ④Googleが検索キーワードの答えとなる記事を選び出す & 選び出した記事で検索者におすすめできる順にランキングする & ランキングした順で検索結果に表示する
補足:他の検索エンジンも存在しますが、Google検索のシェアは、ほぼ90%を占めるので以降も「Google検索」で説明していきます。参考➡︎「GoogleやYahooなど検索エンジンの違い【全7種を比較確認!】」
Googleインデックスに登録される
まずは、Googleのインデックスという場所に、あなたのページ情報が登録されないと何も始まりません(登録は1記事1ページ毎に行われています)。
なぜなら、検索結果は、Googleインデックスに格納されている内容から表示されるからです。
Googleインデックスには自然に登録されていきますが、登録まで何週間もかかる場合もあります(特に新しいサイトの場合)。
なるべく早くインデックスされるためには、下記のようなポイントがあります。
早くインデックス登録してもらうには
- XMLサイトマップ(サイトの更新情報)をGoogleに自動送信する
- あまり深い階層にページを作成しない(シンプルなリンク構造にする)
- 定期的にコンテンツの追記・更新をしていく
- noindex(インデックス拒否の意味)の指定をしない
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インデックス登録に関して詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
➡︎ 【初心者向け】Googleインデックスの時間を早める5つの方法
検索キーワード毎にランキングされる
検索者が検索すると、検索キーワードがGoogleに渡ります。その検索キーワードの答えとして、最も良い記事ページはどれか?という観点で、Googleはランキング(検索順位)を決めていきます。
そして瞬時に、その結果が、検索結果に表示されます。
なお、1つの記事1つのページでも、検索キーワードによって、検索順位は異なります。
たとえば、
「A1」という記事ページがあったとします。すると、
- 検索キーワード「A1」→ 検索結果1位
- 検索キーワード「A2」→ 検索結果20位
- 検索キーワード「B1」→ 検索結果にまったく出てこない
といったような検索結果表示になります。
この場合、A1について書いているわけですから、A2やB1での検索結果は完全に無視して良いです。A1の検索結果だけで上位表示なら大成功です。
検索上位の順位は何順?どう決まるのか?
検索順位は、
その検索キーワードの答えとして、最も良い記事ページはどれか?
という観点で決まっていきます。
ただし、「良い記事」を判断する要素は多岐に渡っています。Googleは具体的なことを公表していませんが、順位付けに関する要素や条件は、数百〜数千はあると言われています。
順位決めはGoogleのAIプログラムが自動で決めています。そして、日々そのプログラムは調整(改善)されています。なので、Googleに所属している人達も、細かい要素や条件については、もうよく分からなくなっているようです。
ですが、
いずれの要素や条件も、ずーっと遡っていくと、全ては、
その検索キーワードの答えとして、最も良い記事ページはどれか?
という、核となるポイントに辿りつきます。
これを言い換えると、
その人(検索者)にとって、最も良い記事ページはどれか?
となります。
もっと言い換えると、
あなたの見込み客(または潜在顧客)にとって、最も良い記事ページはどれか?
となります。
この辺りを強く意識して、記事コンテンツを作成していけば、検索順位も自然と上位となっていきますし、アクセス数も増えていきます。そして、競合との差にもなり、問い合わせや見込み客リスト獲得数も増えていきます。
検索上位表示でアクセス数を増やす方法
それでは、検索の上位に表示させてアクセス数を増やす方法を7ステップで説明していきます。手順は下記の通りです。
検索上位表示でアクセス数を増やす7ステップ
- ターゲット(検索者)を絞り込む
- ターゲット(検索者)をよく知る
- ターゲット(検索者)の質問を洗い出す
- 検索キーワードを選定する
- 質問に対する答えを記事にする
- 必要なSEO対策を記事に施す
- 記事に改善を施す
今現在でも、私は上記の手順で記事コンテンツの作成をしています。そして、何年も連続で成果につながっているので、今後もこの手順を変えるつもりはありません。
再現性のある普遍的な手順だと思いますので、ぜひ、あなたも参考にしてください。
1.ターゲット(検索者)を絞り込む
「まずは誰に届けるのか?」を明確にします。もちろん、相手は、あなたの見込み客(または潜在顧客)になると思います。
ですが、広くボヤっとしたターゲット定義になっている場合が少なくありません。誰に?が絞れて明確になっていないと、良い記事コンテンツにはなっていきません。
であればペルソナを決めて…と思うかもしれませんが、ペルソナ設定は自分にとって都合の良い属性になりがちなので、私はおすすめしていません。
ペルソナではなく、1人の実在する人物の顔を思い浮かべながら、その人にメッセージを届けるように記事を作成していきましょう。すると、自然と良い記事コンテンツになっていきます。
2.ターゲット(検索者)をよく知る
ターゲットが絞れたら、徹底的にそのターゲットをよく知るようにしてください。相手のことをよく知らなければ、どんなにSEOを学んでも、ライティング(書き方)を学んでも、良いコンテンツにはなっていきません。
できれば、ターゲットの潜在的な課題や感情も把握できると尚良しです。
潜在的な部分は、ターゲット本人も気付けていないことがほとんどです。などで把握することは難しいのですが、そこまで把握できたら記事に深みが出てきて読者を引き込むことができます。
もし、潜在的な課題や感情に気づかせてあげられれば、読み手(あなたの見込み客や潜在顧客)は、感動を覚え、感謝し、あなたを信頼し始めます。
できる範囲でも良いので、潜在部分も含めて、徹底的にターゲット(検索者)をよく知るようにしましょう。
3.ターゲット(検索者)の質問を洗い出す
ターゲットをよく知ることができれば、ターゲットがもつ疑問、不安、悩み、願望などが、よく分かってきます。たくさん分かってきます。深く分かってきます。
通常これらは、ターゲットをよく知る工程の中で分かってきます(ヒアリング等のリサーチを通して)。想像ではなく事実として分かってきます。
ターゲットがもつ疑問、不安、悩み、願望。これらは、質問(検索キーワード)として検索窓に入力され、検索が実行されます。
人は、誰かに聞きたいけれど聞ける人が近くにいないので検索してきます。ものによってはSNSで検索します。それはTwitterかもしれないし、YouTubeかもしれません。
ですが、より深い悩みや、より詳しく知りたいことは、今でも人々はGoogle検索で調べようとしていることがデータで分かっています。
疑問、不安、悩み、願望などから、ターゲットがどのような質問を思い浮かべるのか?を徹底的に洗い出しましょう(可能な限りすべて)。
4.検索キーワードを選定する
質問が洗い出せたら、ターゲットはどのような検索キーワードに変換して検索してくるかを探りましょう。
検索キーワード(=検索意図)に合致する記事ページでなければ、検索上位に表示されることはありません。
検索キーワードと、記事内容は一対でセットです。なので、検索キーワードの選定はとても重要です。
どんなに良い記事が書けても、検索キーワードを選定し間違えていたら、検索上位に表示されることはなく、アクセス数も得られません。
検索キーワードの選定は奥深いです。少し面倒なリサーチをする必要もあります。いろいろコツもあるのですが、ここでは、選んではいけない結果キーワードを載せておきます。これだけでも、だいぶ精度が高まると思います。
選んではいけない結果キーワード
- 月間検索ボリュームがゼロ
- 検索意図が曖昧(NG「ワードプレス」OK「ワードプレス 集客できない」)
月間検索ボリュームがゼロ
月に検索ボリュームがゼロということは、誰も検索する人がいないということです。ですから、そのキーワードで検索上位されてもアクセス数はゼロになります。
検索意図が曖昧
検索意図が曖昧ということは、ターゲットが、なぜそのキーワードで検索してきたかが、よく見えてこないということです(Googleにも見えてこない)。
そもそも曖昧な検索キーワードだと、あなたは記事に何を書けば良いかすら分からないはずです。たとえ何か書けたとしても、検索者の意図と合致する可能性は極めて低いです。
例)検索キーワードが曖昧な場合と具体的な場合
- 検索キーワード「ワードプレス」
- 検索キーワード「ワードプレス 集客できない」
前者はめちゃくちゃ曖昧です。ワードプレスについて何を知りたいのかさっぱり分かりませんよね。後者は悩みが明確です。
- 検索キーワード「ワードプレス 集客できない 原因」
上記のような検索キーワードになると、さらに検索者の知りたい具体的な内容まで明確になってきます。
検索意図を明確にした方が、記事の品質も良くなりますし、検索上位に表示させやすくなります。
ちなみに、上記であげた例の「ワードプレス 集客できない」や「ワードプレス 集客できない 原因」で検索してみてください。おそらく、私の記事が検索上位に表示されるはずです。
5.質問に対する答えを記事にする
ターゲットをよく知り、質問をよく知り、検索キーワードも選定できたら、あとは記事を書いていくだけです。
書く…というよりも、ターゲットの質問に答えてあげる…という感覚でいた方が良いですね。その方が自然と良いコンテンツになっていきます。
あとは、下記の点などにも気をつけるようにしてください。
- 答えや結論は前めで(焦らさない)
- 難しく書かない(単語や言い回しも)
- 情報を網羅させる(下手に省略しない)
- 簡潔に答えていく(余談は少なめに)
- オリジナリティ(他者の記事とは違う)
細かく言うと、もっと多くのポイントがあるのですが、ひとまずは、上記に気をつけてコンテンツを執筆してみてください。検索上位表示に近づいていくはずです。
補足1:いきなり書きはじめない
いきなり書きはじめないこと。見出し構成などを十分に練って書き出しておき、あとは本文だけを書けば良い状態にしておき、それから書き始めること。これだけでも記事の品質はかなりアップします!(生産性もアップします!)
補足2:完璧を求めない
完璧を求めない。どんなに時間をかけても、記事は、100点、いや80点の内容にすらなりません。一生かけても。そう思っておいてください。あなたはプロのライターになる必要はないんです。情報を伝えれられればOKです。それで救われる人がいます。30点の記事だと思っても、今すぐ世に公開しましょう。
6.必要なSEO対策を記事に施す
検索上位に表示させるには、昔ほどではないにしてもSEOを意識して記事を作成していく必要があります。
SEO対策:検索結果の上位に表示されるようにサイトや記事を最適化する工夫や対策のこと
SEO対策も多岐に渡るので、この記事だけで全てをまとめることはできないのですが、いくつか重要なチェックポイントを下記に示しておきます。
- 記事タイトル(ページタイトル)は検索意図の答えだと明確に分かるようになっていますか?
- 本文内に見出し(H2やH3などの見出しタグ)は適切に入っていますか?
- 検索キーワードを必要以上に多用していないですか?
- スマホで見ても読みやすいページになっていますか?
- 前項で示した記事執筆時のポイントをクリアしていますか?
などなど…。
上記はSEO対策の基本的なことのほんの一部でしかありませんが、もし、今現段階でNGのものがあれば対応してみてください。検索上位表示に一歩近づくはずです。
初心者向けワンポイントアドバイス
初心者の方は、まずは、SEOを意識せず、読み手だけを意識して記事を下書きしてください。SEO対策はその後の調整という感覚で施すのがおすすめです。(慣れてきたら同時進行でもOK)
7.記事に改善を施す
ここまで全ての工程を完璧に行なってきたとしても、現実はそう甘くはありません。全てのページが検索上位に表示されるわけではありません。
下手すると、何パーセントかの記事ページは、圏外(100位以下)ということだって普通にあります。
私のサイトでは、14.2% のページには、検索からのアクセスがありません。1.1%のページには、どこからもアクセスがありません。悲しい現実です、、、
でも、これはまだ良い方なんです。
下記のグラフを見てください。ahrefs の調査によると、「コンテンツの 90.63% は Google からのトラフィックを取得していません」という結果が出ています(10億ページ以上を調査した結果)。
私の場合は、上記の 90.63% と比べると、14.2%なので、だいぶ良いのかもしれません。ですが、たとえ14.2%でも、一生懸命に記事を作成した記事が1人にもクリックされないというのは悲しいものです。。。
でも、検索上位に表示されないページや、クリックされないページでも、ほんの少し改善することで、検索上位に表示させられるようになることも多々あります。
なので、良い結果が出ていないページは、もう一度、以下のポイントなどをチェックしてみましょう。
- ターゲットをリサーチし直す
- 検索キーワードを見直す
- 記事の品質を見直す
- SEO対策を見直す
そして、改善を施してみましょう。安易にあきらめないようにしてください。(でも、どうしてもダメそうなら、その記事の検索上位表示は諦めましょう…引き際も大切です)
手順のまとめ
手順の中でも、特に重要なのが最初の1〜3のステップです。要するにターゲット(あなたの見込み客もしくは潜在顧客)をどこまで理解することができるか?が特に重要です。
ここが甘いと、後続のステップをどんなに頑張っても、空振りする可能性が大きいです。
検索上位に表示させてアクセス数を増やしていく上で、最も重要なことは、テクニックやコツではありません。ターゲットをどこまで理解することができるか?です。
ここがめちゃくちゃ重要です。忘れないようにしておきましょう。
参考
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検索上位表示とアクセス数に関する課題の対応
検索上位表示とアクセス数に関する課題として、代表的なパターンは下記の2つです。
- まったくGoogle検索上位にこない場合
- 検索上位表示されてもアクセス数が増えない場合
まったくGoogle検索上位にこない場合
検索上位にこない場合は、下記の原因を疑ってください。
- コンテンツが低品質と見なされている
- 競合ライバルが多すぎる強すぎる
- YMYL分野に属するテーマである
- 最低限のSEO対策がされていない
コンテンツが低品質と見なされている
記事の品質が低いと、そのページは検索上位には表示されません。
品質が低いとは、たとえば、検索意図とズレている、質問にきちんと答えていない、難しい、わかりにくい、オリジナリティがない…などです。
文章を上手に書く必要はありません。でも、読み手のためになる記事コンテンツにする必要はあります。品質を改善して検索上位表示を目指してください。
競合ライバルが多すぎる強すぎる
高品質の記事にできても、さらに高品質の競合記事、さらに権威性の高い競合記事、…などが、既に多く公開済み(ライバル記事だらけ)であれば、後発記事として検索上位させることは非常に難しいです。
こういう場合は、記事のオリジナリティを磨くことで突破できる場合があります。
ただし、オリジナリティで差をつけることは簡単ではないので、強そうな競合過多となる検索キーワードについては、あきらめる…という手段も間違いではないということを覚えておいてください。
YMYL分野に属するテーマである
YMYL分野とは Your Money Your Life の頭文字をとったGoogleの造語です。人のお金や人生や生命に関する分野という意味です。
具体的には、医療、健康、投資、財産、法律、などがYMYL分野に該当します。これらYMYL分野の記事に関して行うGoogleの品質評価は、ものすごく厳しいです。
たとえば、
健康系のキーワードで検索しても、検索結果には、歴史ある病院、実績ある医師、大手製薬メーカー、大学教授、などが手がけた記事しか出てきません。
医療に携わっていない個人や、駆け出しの医師などが、投稿した健康に関する記事は、検索上位どころか100位にすら表示されることもありません。そのくらい厳しいです。
この場合は、本職の腕を磨く、実績を増やす、という過程を経ていかないと検索マーケティングは厳しいです。なので、その日がくるまでは、他のマーケティング手法に注力する方が良いかもしれません。。。
厳しい、、、ですね…
※ YMYL分野でも、特別な検索マーケティングの方法をとることで、上手くいくケースもあります。ですが、話が複雑になるので、ここでは省略しています。
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最低限のSEO対策がされていない
SEO対策がされていないと検索上位に表示される可能性は低いです。最低限のSEO対策がされていないと30位や50位の表示すら難しくなる場合が多いです。
たとえば、既に述べましたが、「記事タイトル(ページタイトル)は検索意図の答えだと明確に分かるようにする」がクリアできていない…など。SEO対策が甘い場合は、SEO対策を施す改善をしてみましょう。
検索上位表示されてもアクセス数が増えない場合
次に、検索上位表示されてもアクセス数が増えない場合です。
検索上位表示されてもアクセス数が増えない場合は、大きく言うと下記の原因が考えられます。
- 検索ボリュームが少ない
- クリック率が悪い
検索ボリュームが少ない
検索する人がゼロ、または少なければ、たとえ検索上位に表示されても、アクセス数がないのは当然です。
検索ニーズや検索ボリュームを意識した上で、狙う記事テーマ、狙う検索キーワードの選定を見直してみてください。
クリック率が悪い
検索上位に表示されていてもクリックされなければ、アクセスは発生しません。なので、こういう場合は、「なぜクリックされないのか?」を考える必要があります。
人がクリックするかどうかを判断するポイントは下記の通りです。
検索結果に表示される数少ない情報は、
- 記事タイトル
- 説明文
このくらいですよね。
なので、この数少ない情報を見て、興味がわかない、ひかれない、つまらなさそう、役に立たなそう、難しそう……と思われた場合、検索者はクリックしません。
その逆の場合はクリックされやすくなります。
記事のタイトル(title)、および、説明文(「抜粋」や「meta description」)を見直してみてください。
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タイトルの付け方や抜粋説明の書き方については、下記を参考にしてください。
➡︎ 記事タイトルの付け方【クリック率が3倍】になる25個のコツ
➡︎ WordPressの抜粋とは?【クリック率が5%以上アップする方法】
なお、たまに、記事のタイトルや抜粋説明をGoogleが勝手に書き換えてしまう場合があります(検索結果の表示上のみ)。その辺りについては、下記の記事で詳しくまとめています。
➡︎ Google検索結果タイトルなぜ違う?【書き換え12の理由】
➡︎ WordPressのメタディスクリプション(抜粋)が反映されない理由と対策
検索順位やアクセス数の確認方法(ツール)
検索順位やアクセス数を無料で簡単に確認できる方法は知っていますか?もし、ご存知ない場合は、参考にしてください。
- 検索順位が確認できるツール(無料)
- アクセス数が確認できるツール(無料)
- 検索ボリュームが確認できるツール(無料)
検索順位が確認できるツール(無料)
「SEOチェキ」というツールを使用すると、検索順位を簡単に無料で確認することができます。
関連記事
「SEOチェキ」の詳しい使い方は下記の記事を参照してください。
アクセス数が確認できるツール(無料)
「Googleサーチコンソール」および「Googleアナリティクス」というツールを使用すると、自分のサイトへのアクセス数が簡単に無料で確認することができます。
「Googleサーチコンソール」では、検索経由のアクセス数(=クリック数)が確認できます。(その他の分析も可能)
「Googleアナリティクス」では、全アクセス数が確認できます。(その他の分析も可能)
WordPressを使用している場合、かるくアクセス数を知りたい程度であれば、「WP Statistics」などのアクセス解析用プラグインを使用しても良いかもしれません。
関連記事
➡︎ WordPressサイトの閲覧数確認方法5選【ツールやプラグイン】
➡︎ 【WP Statistics】の使い方・設定・活用:初心者向ガイド
検索ボリュームが確認できるツール(無料)
「aramakijake」というツールを使用すると、検索ボリュームが簡単に無料で確認することができます。
関連記事
「aramakijake」の詳しい使い方は下記の記事を参照してください。
➡︎ aramakijakeアラマキジャケの使い方【初心者向け簡単マニュアル】
まとめ
ここまで読んでみて、分かっていただいたかと思いますが、検索上位に自分の記事を表示させてアクセス数を増やしていくのは、正直言って簡単なことではありません。
ですが、いくつかのノウハウを学んで、その通りにコツコツ実践していくと、たとえ初心者でも成果につながっていく可能性は高いです。
あなたのビジネスジャンルや競合の状況にもよりますが、SNSも広告も使わずに、あなたの記事が検索上位に表示され、毎月安定した多くのアクセス数を得て、売上を安定させていくことも決して夢ではないんです。
検索からのアクセス数が安定してくると、ビジネスやマーケティングが本当に楽になってきますよ。なので、ぜひ、あなたもがんばってみてください!
応援しています
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「自分が商品」となるようなビジネスをされている初心者の方へ向けて、「【無料】ホームページ集客メール講座」というコンテンツも提供しています。今なら無料で購読できますので、興味ある方はこの機会に手に入れてください。➡︎ 無料で今すぐ手に入れる
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