セミナー集客媒体7選【サイト、広告、SNSなどメリットとデメリットも】
更新日:2021年7月23日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
セミナー集客媒体7選【サイト、広告、SNSなどメリットとデメリットも】
要約
この記事では、セミナー集客できる媒体には、どんなものがあるのかをまとめてあります。セミナー集客できる媒体は下記の通りです。
- イベント告知サイト
- SNS
- ホームページやブログ
- メール
- LINE
- アナログ媒体
- WEB広告
この記事は、
- セミナーをやりたいけど、どんな媒体で集客すれば良いの?
- セミナー集客できる告知媒体って何?
- 各集客媒体の注意点などもあれば教えて
といったような、お悩みや要望に答えるためにまとめました。
この記事を読むことによって、
- セミナー集客できる告知媒体が分かります。
- 自分に合ったセミナー集客媒体が何か判断できるようになります。
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セミナー集客を成功させるためには、下記の記事も参考にしてください。
セミナー集客媒体の内、セミナー・イベント告知サイトにどんなサイトがあるのか詳細を知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
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セミナーはバックエンド商品よりもフロントエンド商品として最適です。セミナーをフロントエンド商品とする場合は、フロントエンド商品の作り方も参考にしてください。
➡︎ フロントエンド商品の作り方【5ステップで初心者向け簡単に】
セミナー集客できる媒体7選
セミナー集客できる媒体は下記の通りです。
- イベント告知サイト
- SNS
- ホームページやブログ
- メール
- LINE
- アナログ媒体
- WEB広告
上記の媒体について、下記の分類に分けて説明していきます。
- セミナー集客できる媒体(無料)
- セミナー集客できる媒体(有料)
- セミナー集客できる媒体(その他)
※ ほとんどの媒体は、無料に分類しています。有料に分類した媒体は広告のみとなっています。
セミナー集客できる媒体(無料)
無料でセミナー集客できる媒体について説明していきます。
- イベント告知サイトでセミナーに集客
- SNSでセミナーに集客
- ホームページやブログからセミナーに集客
- メール配信でセミナーに集客
- LINE配信でセミナーに集客
- アナログ媒体でセミナーに集客
これらは、基本的に全て無料で実施することができます(ツールやサービス使用料等は除く)。
イベント告知サイトでセミナーに集客
世の中には、セミナーやイベントの開催を告知できるイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)がたくさんあります。しかも、ありがたいことに無料で掲載できるサイトがほとんどです。
ホームページやブログを持っていなくても、SNSを行っていなくても、これらのイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)を使えば、誰でもセミナーに集客していくことが可能です。
※ 一部のサイトは自社のホームページが必要だったり、一部のサイトは有料となる場合があります。
現在、無料で活用できる、有名なイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)には、
注)一部、グレードアップした機能を使う場合や、手数料が引かれるイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)もあり。
などがあります。その他もたくさんのイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)が無料でサービスを提供しています。
詳しくは、下記の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
注意点
人気のイベント告知サイト(セミナーポータルサイト)には、同じようなセミナー告知が大量に溢れかえっています。
その中で、どうすれば目立てるか?どうすれば差別化できるか?どうすれば選ばれるか?などを考え抜かないとセミナー集客は難しくなっています。※特にオンライン形式のセミナー
SNSでセミナーに集客
日本でSNSを使っている人は、それぞれ数千万人という単位です。
- Facebook:2600万人
- Instagram:3300万人
- Twitter:4500万人
- YouTube:6500万人
SNSには、セミナーの開催告知を無料で投稿することができます。通常の投稿と同じように投稿するだけです。(Facebookにはイベント告知機能などもあり)
既に信頼関係のある、友達やフォロワーが多い場合は、簡単にセミナー集客が行える可能性があります。友達やフォロワーが、いいねやシェアや紹介などを行なってくれたら、さらに多くの集客につながっていきます。
注意点
SNSが苦手な人や、信頼関係を構築できている友達やフォロワーが少ない場合は、集客効果をあまり期待できません。また、SNSはある日突然アカウント停止で利用不可になり、復活もできなくなる場合があります。メインの集客媒体にするにはリスクが大きいので注意してください。
参考)
ホームページやブログからセミナーに集客
自分のホームページやブログ内に、セミナーの告知ページを用意しておきます。そして、セミナー告知ページに、検索からアクセスを集め、セミナー集客につなげていきます。
もしくは、集客用の記事(見込み客のためになるブログ記事等)に検索からアクセスを集め、セミナー告知ページに誘導し、セミナー告知ページにアクセスを集めます。
検索からのアクセスを安定して集められるようになれば、どの方法よりも、安定したセミナー集客を実現していけます。ほぼ何もせず、自動で集客サイクルを回していけるようになります。
※ 私は主にこの方法を採用してきました。
注意点
アクセスを集めるのは簡単ではありません。セミナー告知ページや、セミナー告知ページに誘導できる記事コンテンツを公開(SEO(検索エンジン最適化)の考慮要)していく必要があります。
尚、アメブロなどの無料ブログサービスは、SNS同様のデメリット(規制やアカウント停止など)があります。なので、ホームページやブログは、できる限り自己資産となる形で用意しておきましょう(おすすめ:WordPress(ワードプレス))。
参考)
➡︎ オウンドメディアの作り方【個人向け9ステップ】事例も紹介
➡︎ ランディングページ15の鉄則ポイント【見込み客獲得編】
➡︎ ホームページとSNSとブログの違い【始めるならどれ?】WEB集客の初心者向け
➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】
メール配信でセミナーに集客
イベント告知サイトやSNS、ホームページやブログ、これらは全てターゲット側から見に来てくれるのを待つ媒体です。
それとは異なり、セミナーの主催者側がコントロールでき、ピンポイントでターゲットにセミナー開催告知のメッセージを届けられる媒体があります。代表的なものはメールです。
メールが出せるということは、既に1回以上、相手との接触があるということです(リアルでなくWEBページを介しただけの場合も含む)。
メールは、直接、相手に語りかけられます。個別メールではなく、メルマガなどの一括送信だとしても、こちらから相手に語りかけられます。
メールは信頼関係を築いていけます。見込み客の教育や育成も行なっていけます。その後に、セミナー集客を行います。
すると、かなり良い反応率で申し込みが発生するようになります。
注意点
セミナー集客の前に、リスト集めとターゲットとの信頼関係の構築が必須です。そのためには、相手のためになる情報を提供し続けていく必要があります(ステップメールやメルマガで)。その結果、高い反応が得られるわけです。
参考)
➡︎メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】
LINE配信でセミナーに集客
LINEもメールと同じくピンポイントでターゲットにメッセージを届けられる媒体です。ビジネスの内容やターゲットの属性によっては、メールより反応が良い場合もあります。
あとは、前述のメールの説明と同じです。信頼関係を構築していくことが最大のポイントです。
尚、LINEは普通のLINEではなく、ビジネス用のLINE公式アカウントを取得して、プライベートとは別のLINE運用をするようにしてください。
注意点
LINEは、ある日突然、アカウントが停止される場合があります。ターゲットをたくさんLINE友達に登録できても、アカウントが停止されると一瞬で全滅です。なので、メールリストとの併用が必須です。
アナログ媒体でセミナーに集客
チラシなどのアナログ媒体も、アプリなどを使えば、無料で簡単に作れます。
パソコンなどは使わずに、手書きだってOKです。綺麗で整ったチラシより、手書きのチラシの方が反応率が良いケースは山ほどあります。
注意点
紙代や印刷代コストがかかることに注意してください。DM郵送する場合などは郵送費もかかります。地域密着型のビジネスでなければ、ウェブ一本のセミナー集客に、お金や時間を集中投資した方が吉と出るかもしれません。
セミナー集客できる媒体(有料)
お金を使って、有料でセミナー集客をしていける媒体について説明していきます。※ 有料に分類した媒体はWEB広告のみとしています。
- WEB広告でセミナーに集客する
WEB広告でセミナーに集客
WEB広告は当然有料ですが、これまで紹介してきた、どの媒体(どの方法)よりも、圧倒的な早さで結果を得ることができます。広告を出稿した翌日には確実に結果が出ます。しかも、明確な数値で結果を把握できます。
お金に余裕があり、かつ、広告費がプラスに転じる計算ができるのであれば、積極的にWEB広告は行うべきです。
代表的なWEB広告の種類には、
- リスティング広告(検索結果と共に表示されるテキスト広告)
- ディスプレイ広告(各種サイトに埋め込まれて表示されるバナー広告など)
- SNS広告(Facebook広告、Instagram広告、YouTube広告などSNSの一般投稿に差し込まれる広告)
などがあります。
注意点
広告費を回収できなければ赤字です。WEB広告は翌日にすぐ「結果」を得られますが、結果を得られても「成果」が得られるとは限りません。
また、広告には、広告単価の高騰、広告規制の強化、広告ブロックや広告反応率の低下など、予測し難くコントロールできない要素が多々あります。
広告は必須とも言えるマーケティング戦術の一つですが、お金が関わってくるので、慎重に運用するようにしてください。
セミナー集客できる媒体(その他)
ここまで紹介した媒体以外にも、色々な媒体があります。
- テレビ
- ラジオ
- 新聞
- 雑誌
- FAX
- ハガキ
- DM
- 電話
- フリーペーパー
- :
ですが、私自身、詳しくないもの、および、経験していないものは、責任を持って詳細に説明できないので、申し訳ないのですが、上記についての説明は省略させていただきます。
ちなみに、私のクライアントさんの場合は、ここまで説明してきた7つの媒体のいくつかだけを使用し、十分にセミナー集客を行えています。セミナー集客に使っている媒体は、ホームページとメールの2媒体というケースが最も多いです(クライアントによってSNSやWEB広告を使用する場合あり)。
ケース別おすすめのセミナー集客媒体
最後に、ケース別の、おすすめセミナー集客媒体をまとめて終わりにしたいと思います。
尚、セミナー集客をどの媒体で行うか?といったことよりも、何倍も重要なことが沢山あります。セミナー集客の重要ポイントについては、下記の記事を参考にしてください。
既にメールリストがある場合のセミナー集客方法
既にメールリストがある場合は、
- メール配信でセミナーに集客
を中心にセミナー集客を行うのが最も効率的です。ステップメールやメルマガでのセミナー集客を行ってください。
メールリストの量が多い場合や、毎月安定的にメールリストが増えていく仕組みが完成していれば、メール以外は何もしなくてもセミナー集客していけると思います。
リストを増やす仕組みが無い場合は、早急にリストが自動で増えていく仕組みを作りましょう。
既にLINEリストがある場合のセミナー集客方法
既にLINEリストがある場合は、
- LINE配信でセミナーに集客
を中心にセミナー集客を行うのが最も効率的です。LINE配信を行いセミナー集客を行ってください。
LINEリスト(友達登録)の量が多い場合や、毎月安定的にLINEリストが増えていく仕組みが完成していれば、他に何もしなくてもセミナー集客していけると思います。
LINEリストを増やす仕組みが無い場合は、LINEリストが自動で増えていく仕組みを作っておきましょう。
但し、LINEはある日突然アカウントが停止する危険性があります。一瞬で全てを失う危険があります。メールマーケティングも並行運用することをおすすめします。
既にホームページやブログにアクセスがある場合のセミナー集客方法
既にホームページやブログにアクセスがある場合は、
- ホームページやブログからセミナーに集客
を中心にセミナー集客を行うのが最も効率的です。何もせずで毎月安定して自動でセミナーの申し込みが入ってくるでしょう(アクセスの質や量にが重要)。
より安定的に、より効率的にセミナー集客を行なっていくために、メールマーケティング、LINEマーケティングも併用することをおすすめします。
参考)
ホームページ集客の入門的なことは、以下から無料で学べるので、興味がある場合は活用してください。
➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け』
既にSNSの友達やフォロワーが多い場合のセミナー集客
既にSNSの友達やフォロワーが多い場合は、
- SNSでセミナーに集客
を中心にセミナー集客を行うのが最も効率的です。SNSでセミナー開催のお知らせを投稿してください。
但し、SNSはある日突然アカウントが停止する危険性があります。一瞬で全てを失う危険があります。ホームページやメールマーケティングも並行運用することをおすすめします。
リストもアクセスも何も無い場合のセミナー集客
リストもアクセスも何も無い場合のセミナー集客方法は2つあります。
1つ目は、
- イベント告知サイトでセミナーに集客
です。
この方法を使えば、誰でもすぐにセミナーを告知できます。しかも基本的に無料で。なので、お金が無くてもOKです。
但し、競合ライバルが非常に多いので、全く反応が無い場合も十分に考えられます。なので、なるべく早く、自分のメディア(ホームページやメルマガなど)を活用できるようにしましょう。
もう1つは、
- WEB広告でセミナーに集客
です。
但し、利益が出るマーケティング設計になっていないと、赤字が膨らんでいくだけです。有料広告は、慎重に取り組んでください。
尚、よほど魅力的なセミナー内容でないと、見込み客ターゲットは、「広告→セミナー申込」という行動はしません。ご注意ください。
例:私のベストなセミナー集客方法と媒体
私や私のクライアントさんが用いる代表的な基本パターンです。スタート時点は、アクセス無し・リスト無しというケースを想定しています。
ステップ1:アクセス無し&リスト無し
- イベント告知サイトでセミナーに集客する
- ホームページにメールリストを自動獲得できる仕組みを作る
- ホームページへのアクセスが増えるようにする
※ セミナーはテストレベルに達したら即開催します(机上で良いセミナーは作れないので)。“まずは1人集客”をスタートラインに設定します。
ステップ2:アクセス有り&リスト有り
- 検索からホームページでセミナーに集客する(自動)
- ステップメール(自動)又はメルマガ(自動または半自動)でセミナーに集客する
※ ケースにより、広告、SNS、LINEも併走させます。
まとめ
以上、「セミナー集客できる媒体7選」でした。
セミナー集客できる媒体7選
- イベント告知サイトでセミナーに集客する
- SNSでセミナーに集客する
- ホームページやブログからセミナーに集客する
- メール配信でセミナーに集客する
- LINE配信でセミナーに集客する
- アナログ媒体でセミナーに集客する
- WEB広告でセミナーに集客する
関連記事
セミナー集客媒体も大切ですが、セミナー集客を成功させるのは、もっと重要なことが沢山あります。私の過去の失敗経験も含めてまとめた下記の記事も参考にしてください。
ホームページもSNSも始めたばかりの場合でも、セミナーやイベントの告知サイトに登録していけば何人かは集客できます。1つのポイントは、なるべく多くのサイトに登録することです。セミナーやイベントの告知サイトには、どんなサイトがあるのか?については、下記の記事を参考にしてください。
ホームページとブログとSNSとの違いって?…と、そもそも違いがよく分からない人は下記の記事が参考になります。