記事タイトルの付け方【クリック率が3倍】になる25個のコツ
記事タイトルの付け方【クリック率が3倍】になる25個のコツ
この記事は、
- 「記事のタイトルをどう付けて良いのか分からない」
- 「記事のタイトルを上手に付けられない」
- 「記事タイトルの付け方のコツを教えて」
という方へ向けてまとめてあります。
記事タイトルの付け方がわからない方でも、この記事を読んで、コツさえ分かれば、時間をかけずに簡単にタイトルを付けていくことができます。
もし、現在のクリック率が、平均よりも低いのであれば、タイトルを変えるだけで、クリック率は、2倍、5倍、10倍にアップする可能性が十分にあり得ます。
記事タイトルは、いつでも変更できます。ぜひ、記事タイトルの改善にも応用し、ホームページ集客やブログ集客にお役立てください。
【 目次 】
- 1 記事タイトルの付け方25個のコツその前に
- 2 記事タイトル3つの重要ポイント
- 3 記事タイトルの付け方25個のコツ
- 3.1 検索キーワードを入れる
- 3.2 あれもこれも入れ過ぎない
- 3.3 タイトル文字数は30文字前後
- 3.4 左側に重要ワードを
- 3.5 普通の言葉を使用する
- 3.6 売る気を出さない
- 3.7 お得感を伝える
- 3.8 最新さを伝える
- 3.9 好奇心を刺激する
- 3.10 唯一性を伝える
- 3.11 ベネフィットや未来を伝える
- 3.12 苦痛が解消できると伝える
- 3.13 快楽を満たせると伝える
- 3.14 約束できる結果を伝える
- 3.15 答えを見せない
- 3.16 数字で具体性を示す
- 3.17 リスト形式であると伝える
- 3.18 数字は奇数にする
- 3.19 簡易性を示す
- 3.20 強調や煽りを入れ過ぎない
- 3.21 括弧を使って強調する
- 3.22 本文との一貫性を保つ
- 3.23 重複タイトルは避ける
- 3.24 最低5個のタイトルを
- 3.25 テストを繰り返す
- 4 注意:検索結果のタイトルの書き換え
- 5 まとめ
記事タイトルの付け方25個のコツその前に
まず、初心者の方へ向けて、最初に、伝えておきたいことが、いくつかあります。既に知っている部分は、読み飛ばしてください。
記事タイトルとは
「記事タイトルとは何ですか?」
ここで言う記事タイトルとは、ホームページ内のコンテンツ記事やブログ記事の、1ページ毎に付ける題名(タイトル)のことです。
記事タイトルは、検索結果に出てきます。上記画像で示した部分です。
あなたと見込み客(検索者)との最初の出会いです。第一印象は、この記事タイトルで決まります。
なので、とても重要です。記事タイトルは、クリック率を左右します。
記事タイトルはどこに書くのか
「記事タイトルはどこに書くのですか?」
上記の例は、ワードプレス(WordPress)の場合になります。記事タイトルは、上記の画像で示した場所に書きます。後から何度でも変えられます。
おそらく、他のツールやサービスも同様で、タイトルは、何度でも変えられると思いますが、ツールやサービスによって異なります。
記事タイトルはいつ決めるのか
「記事タイトルはいつ決めますか?」
タイトルを決めるのは、記事を書く前なのか、それとも記事を書き終えた後なのか。これが良いという順番はありません。先でも後でも良いです。あなたのやり方で良いで問題ありません。
ちなみに、私の場合は、
- 適当に仮の記事タイトルを先に決めます
- 記事の構成をしっかり設計します
- 記事を書きます
- タイトルを付け直します
という順番でタイトルを付けています。
タイトルとキャッチコピーとの違い
「タイトルとキャッチコピーとの違いは何ですか?」
キャッチコピーは、たとえば、ヘッダー画像内などに書くものです。記事タイトルもキャッチコピーの一種かもしれません。ノウハウやコツもほとんど同じです。ですが、決定的に違う点が少しあります。
記事タイトル
SEO(検索エンジン最適化)を意識し、検索結果の上位表示を目指す必要あり。基本的に、検索キーワードをタイトルに入れる必要性あり。
キャッチコピー
SEOは関係なし。検索キーワードは、ほぼ意識しなくても良い。また、自由に修飾したり、サブコピーや画像との組み合わせで、より、際立たせることが可能。
タイトル付けにセンスは必要か
「タイトル付けにセンスは必要ですか?」
全く必要ありません。よくある勘違いです。タイトルに限らず、コピーライティング全てに対してなのですが、良い記事タイトルを付けるのにセンスは一切必要ありません。
もし、センスが必要ならば、私も私のクライアントさんも、クリックされない記事ばかりになっているはずです。でも、そんなことはありません。
センスが必要なのは、一流企業のポスターやCMといったイメージ広告。それらのキャッチコピー(イメージコピー、ブランディングコピー)を作る人達だけです。
私たちには、センスは一切必要ありません(注:基本的なノウハウの学習・訓練や練習は必要=当たり前ですね)。
本当にクリック率はアップするのか
「記事タイトルを変えただけで、本当にクリック率はアップするのでしょうか?」
元のタイトルや、クリック率の低さにもよりますが、2倍、5倍、10倍というクリック率のアップが見込めます。
以下は、私の場合の事例ですが、平均クリック率の2〜4倍となっています。この場合は、タイトルだけが要因ではありませんが、クリック率のアップは見込めます。
今現在のあなたの、各ページのクリック率は、確認できていますか?まず、自分のホームページの各ページ毎のクリック率を知っておきましょう。
補足
タイトルだけでクリック率アップと言ってきましたが、記事内容がスカスカで良いとは言っていません。タイトルで与えた期待感を裏切らない記事内容にすることは、最低限のルールと思っておきましょう。
クリック率を調べる方法
「クリック率の調べ方が分かりません。」
自分のホームページのクリック率は、Googleのサーチコンソール(無料)というツールで確認できます。各ページ、各検索キーワード別、期間別など、細かく知ることができます。
Googleのサーチコンソール(無料)は、ウェブサービスなので、端末・時・場所を選ばずに使えます。私はiPadで好きな場所でアクセスして使ってます。
検索順位別クリック率の目安・平均値
「クリック率が良いのか悪いのか分かりません。目安となる指標値はありますか?」
下記の記事を参考にしてください。
記事タイトル3つの重要ポイント
記事タイトルの付け方やコツを知る前に、次の3つのポイントをクリアしておく必要があります。でないと、細かなコツや手法やテクニックを学んでも、結果にはつながらないからです。
- ターゲットをとことん絞る
- ターゲットの欲求をとことん理解する
- ベネフィットをとことん追求する
ターゲットをとことん絞る
その記事は、誰に読んでもらいたいのか?
ターゲットを絞りに絞って具体性を強めてください。でないと、いくらコツを学んでも、読み手に合った刺さる言葉は思いつきません。
ターゲットを明確にする有名なフレームワークは、ペルソナの設定ですが、ペルソナは曖昧になりがちです。また、あなたにとって、都合の良い人物像を設定しがちです。
もし存在するのであれば、この人に読んでもらいたい!という実在する見込み客を思い浮かべてください。これが一番です。
ターゲットの欲求をとことん理解する
ターゲットは、どんな苦痛を解消したいのか?どんな願望があるのか?
ターゲットの欲求(苦痛または願望)を深く理解してください。ターゲットの欲求を理解しなければ、ターゲットのことを何も分かっていないのと同じです。それだと、いくらコツを学んでも、読み手に刺さる言葉は思いつきません。
できれば、ターゲットから、実際に話しを聞くようなステップを事前に踏んでおきましょう(想像や空想だけで相手を深く理解することは不可能なので)。
ベネフィットをとことん追求する
その記事を読むと何が得られますか?
読み手(見込み客)が望むベネフィット(利益や効果などの価値)を追求してください。ターゲット(検索者)は多忙です。もし、その記事を読む価値が無いと思われたら、クリックはされません。時間の無駄になると思うからです。
ベネフィットが明確に定まると、タイトル〜記事の本文に、自然と1本の筋が通ります。記事本文に、あなたらしさも自然と表れていきます。
記事タイトルの付け方25個のコツ
たった30文字前後の記事タイトルに、あれもこれものコツを一度に適用することはできません。その時々に応じて、いずれかコツを適用させてください(コツの組み合わせはOK)。
記事タイトルの付け方25個のコツ
- 検索キーワードを入れる
- あれもこれも入れ過ぎない
- タイトル文字数は30文字前後
- 左側に重要ワードを
- 普通の言葉を使用する
- 売る気を出さない
- お得を伝える
- 最新さを伝える
- 好奇心を刺激する
- 唯一性を伝える
- ベネフィットや未来を伝える
- 快楽を満たせると伝える
- 苦痛が解消できると伝える
- 約束できる結果を伝える
- 答えを見せない
- 数字で具体性を示す
- リスト形式であると伝える
- 数字は奇数にする
- 簡易性を示す
- 強調や煽りを入れ過ぎない
- 括弧を使って強調する
- 本文との一貫性を保つ
- 重複タイトルは避ける
- 最低5個のタイトルを
- テストを繰り返す
検索キーワードを入れる
狙っている検索キーワードを記事タイトルに含ませてください。
あなたの記事ページと見込み客(検索者)を会わせてくれるのが、検索キーワードです。見込み客(検索者)の頭の中には、そのキーワードが浮かんでいます。
従って、狙っている検索キーワードが、タイトルの中に有るか無いかで、見込み客(検索者)の文字認識率が大きく変わります(科学的に)。
また、SEO(検索エンジン最適化)から見ても、検索キーワードを記事タイトルに含ませでください。検索順位アップに関係してきます。
補足
最近は、記事タイトルに検索キーワードが入っていなくても、良質な記事であれば、検索上位表示されるケースが見られます。ですが、ページ数がまだ少ない初期のうちは、検索キーワードをタイトルに入れることは必須と思っておく方が良いでしょう。
あれもこれも入れ過ぎない
記事タイトルに検索キーワードをあれもこれも入れないでください。
このキーワードでも、こっちのキーワードでも、あっちのキーワードでも検索されたい!と思ってしまいますが、色々なキーワードを入れると、人間もGoogleも何の記事だか分からなくなります。
そうなると、必然的に検索順位も上がりませんし、仮に検索結果に出てきても、誰もクリックしようとはしません。
X『ラーメンとピザとマグロ丼が美味しい店』
◎『特性味噌ラーメン専門店【日本厳選3種の味噌をブレンド】』
前者(X)のタイトルだと、ラーメンでも、ピザでも、マグロ丼でも、どれで検索されても検索順位は低く、もし、見つけてもらっても誰もクリックしてくれません。
後者(◎)のタイトルだと、ピザやマグロ丼では検索表示されませんが、〔ラーメン 味噌 専門店〕検索で、上位表示される可能性大です。検索意図とドンピシャでクリックも大いに期待できます。
タイトルに入れる検索キーワードは1パターンにしてください。
タイトル文字数は30文字前後
記事タイトルの文字数は、30文字以内に読んで欲しい言葉を入れてください。その後は表示されずに尻切れになるからです。
検索結果に表示される記事タイトルの文字数は、だいたい決まっていますが、Googleの仕様や端末の種類によって前後します。
《2020年2月8日時点での調査結果》
スマホ(iPhone8 Safari)
32文字〜34文字
iPad(iPad Air3 Chrome)
30文字〜32文字
パソコン(5年くらい前のMAC Safari)
26文字〜31文字
最小が26文字で尻切れとなっていました。ですが、かなり稀のようです。だいたい30文字という基準で良いでしょう。
尚、長いタイトルより、短いタイトルの方が、ややクリック率が良いというデータもあります。でも、逆に省略し過ぎると検索者に刺さらないタイトルとなります。長い短いというより、簡潔で分かりやすいかどうかがポイントです。
左側に重要ワードを
検索キーワードやベネフィットなど、その記事タイトルで最も重要なワード(見て読んでほしいワード)は、できるだけ左側に寄せてください。
人間は左側から文字を読みます。そして、人間が一瞬で識別できる文字数は、わずか9〜13文字くらいしかないことが分かっています。
SEO的にも検索キーワードは左側の方が良しと言われています(最近はあまり関係なくなってきたようですが)。
検索キーワードを優先するか、ベネフィットなど他の重要ワードを優先するか、クリック率を考えると非常に難しいところですが、初期のうちは、検索キーワードを優先的に左側に寄せておけば良いでしょう。
但し、左寄せによって、タイトルの文脈がおかしくなることは、絶対に避けてください。左寄せは、そこまで重要ではありません。
普通の言葉を使用する
専門用語、難しい言葉、カッコつけた言葉などは、一切不要です。
あなたは何かの専門家だと思います。専門用語や難しい言葉を使った方が、それらしいし、カッコ良いタイトルになるかもしれません。でも無意味です。マイナスです。
普通のビジネス用語にも注意してください。カタカナ語や難しい漢字の言葉など。エリートに見せたい?お役所の公式文書?無意味です。マイナスです。
見込み客(検索者)は、あなたの助けを必要としている人たちです。知識も経験も無いから検索しています。そんな人たちに、カッコつける必要はありません。逆に、何も伝わらなくなります。
X『CTRにフォーカスしたtitleタグの論理的解説とTips』
◎『記事タイトルの付け方【クリック率が3倍】になる21のコツ』
今、読んでいただいている記事が、同業者向けのホワイトペーパーであれば、前者のタイトルが良いかもしれません。でも、この記事は違います。後者のタイトルの方が良いですよね?
売る気を出さない
記事タイトルにわずかでも売る気を匂わせないでください。
コンテンツ記事の中で、直接何かを売ることが無いとしても、心のどこかで、いつかは顧客に、いつかは購入に、と思っています。これは、当たり前で普通のことです。
ですが、記事タイトルを通しての出会いは、まだ売るステップの前の前の段階の、そのまた前の段階です。(販売目的の記事型広告ページの場合を除く)
売る気をわずかでも感じたら、そのタイトルはクリックされません。
お得感を伝える
記事タイトルでお得感を伝えてください。
前項で売る気は出すなと言ったのに、お得を伝えろとは、少し矛盾しているように思えますが、お得とは、お金のことだけではありません。
お得には様々なものがあります。たとえば、
「記事タイトルすぐに使える30パターン無料テンプレート」
無料で30パターンものテンプレートが手に入るの!?こりゃお得だ!
売る気は感じませんが、お得感は感じます。お得(クリックするメリット)を感じるとクリックされやすくなります。
最新さを伝える
記事タイトルで最新さを伝えてください。
人は「最新」に弱いです。単純に新しいものが好きです。
X『記事タイトルの付け方』
◎『記事タイトルの付け方【最新版】』
◎『【2020年版】記事タイトルの付け方』
◎『記事タイトル【まだ誰も知らない】付け方』
好奇心を刺激する
記事タイトルで好奇心をくすぐるようにしてください。
人はなぜ、秘密の箱を開けたがるのでしょうか?好奇心が抑えられないからです。検索者の好奇心をくすぐることができれば、ページを開きたくなります。
X『記事タイトルの付け方』
◎『クリック率が3倍になるタイトルの付け方とは?』
唯一性を伝える
その記事でしか手に入らない情報であることを伝えてください。
他に情報が無いのであれば、その記事を読むしかありません。人は、未知のものに大きく興味を持ちます。そして、希少性により、その興味は増大します。
X『記事タイトルの付け方』
◎『誰も教えてくれない記事タイトルの付け方』
◎『まだ誰も知らない記事タイトルの付け方』
ベネフィットや未来を伝える
記事タイトルにはベネフィットや未来を入れてください。
既に説明済みですが、繰り返します。ターゲット(検索者)は多忙です。もし、その記事を読む価値が無いと思われたら、クリックはされません。
その記事を読んだだけで、読み手の未来を100%保証することなんてできません。ですが、知識や気づきを与えられれば、その後の読み手の行動によって、未来は良い方に変わります。
デタラメな夢物語的で未来を語ってはいけませんが、たとえ100人に1人でも、到達できるような未来なら、ベネフィットの1つとして問題ありません。
記事の種類にもよりますが、ノウハウ系の記事などのタイトルには、できるかぎり、ベネフィットを入れるようにしてください。
苦痛が解消できると伝える
記事タイトルで、苦痛が解消できると具体的に伝えてください。
「苦痛が解消できる」は、ベネフィットの1つです。ですが、具体的に、どんな苦痛が、どう解消され、そして、私は具体的にどうなるの?そこまで見えてこないと「ふーん」で終わってしまいます。
苦痛が解消できると具体的に伝えてください。
快楽を満たせると伝える
記事タイトルで、快楽が満たされると具体的に伝えてください。
「快楽が満たされる」は、ベネフィットの1つです。ですが、具体的に、どんな快楽が、どう満たされて、そして、私は具体的にどうなるの?そこまで見えてこないと「ふーん」で終わってしまいます。
快楽が満たされると具体的に伝えてください。
可能であれば「もっと」を満たすように。(もっと痩せたい!もっと稼ぎたい!もっと楽になりたい!)
約束できる結果を伝える
未来までは描けない。でも、その記事を読んでもらうと、確実に手に入れられる。そんな約束できる結果があれば、それを伝えてください。
未来(期待できる姿や景色)
『クリック率が10倍アップするタイトルの付け方』
↓
結果(約束できるメリット)
『初心者でもよく分かるタイトル付け方』
答えを見せない
タイトルで答えを教えないでください。
記事本文の初めに答えを出すのは良いことです。検索者にとっては、タイトルで答えが分かるともっと良いかもしれません。でも、それだと、クリックしなくて済んでしまいます。
好奇心を引き出すためにも、答えをタイトルで示してはなりません。
〜とは?
〜になれた方法
なぜ〜なのか?
数字で具体性を示す
タイトルに数字を入れてください。
実際、数字が入るタイトルの方がクリック率が、やや良くなるというデータもあります。
タイトルに数字を入れると具体性が増します。具体性のあるタイトルの方がクリックされやすくなります。数字は目にもつきやすいので、それもあるかもしれません。
また、記事内容によりますが、量の多さがポイントとなる記事であれば、数字は大きい方がクリックされやすくなります。
以下は、数字入りタイトルのクリック率を示すデータ(海外データ)です。英文の場合、文法上、先頭に数字がくる場合が多く、より数字が目立つようになります。日本の場合のクリック率は、それよりは、少し低めになるかもしれません。
数字の入ったタイトルは、2位の読者宛てのタイトルよりも15%多い。
MOZ Nathan Safranの記事「Data Insights into the Headlines Readers Click」(和訳「読者の見出しクリックをデータから洞察」)より
X『記事タイトルの付け方』
〇『記事タイトルでクリック率が増えるコツ』
◎『記事タイトルでクリック率が3倍になるコツ』
リスト形式であると伝える
整理されて並んでいる記事(リスト形式)であることを伝えてください。
人は、チェックリストや一覧やまとめを好みます。ダラダラ文章より、リスト形式にまとめられていた方が良さそうだと思うのが普通です。
長さや深さが分かるように、リストの数は明確にしておいてください。
ヒント:
〜7つの理由
〜7つの方法
〜7つのコツ
〜7つのポイント
〜7つの秘密
〜7つのアイデア
〜7つのテクニック
〜7つの戦略
〜7つの事例
〜7つの〇〇
数字は奇数にする
タイトルに数字を入れる場合、数字のコントロールが可能な場合は、奇数を使うようにしてください。(もちろん嘘の数字はいけません。)
OutbrainとHubspotが、150,000件の見出しを調べた結果、奇数のリストの見出しは、偶数の見出しよりもクリック率が20%高いことが明らかになりました。
簡易性を示す
ノウハウ系の記事の場合、記事タイトルで、それがシンプルで簡単であることを伝えてください。
誰でも、難しいことは嫌いです。読んでも分からなそう…。読んでもワタシには無理そう…。こう思われたら、記事の中身が簡単だったとしても、クリックはしてもらえません。
X『論理的!内部構造から見たホームページ集客のコツ』
◎『シンプルで簡単!小学生でも分かるホームページ集客のコツ』
強調や煽りを入れ過ぎない
煽ることはOKです。でも、煽り過ぎてはいけません。
適度に強い言葉を使って、煽ることは良いことです。その結果、クリックしてもらえて、読んでもらえることは、その人のためになるからです(もちろん、それ相応の記事内容であること)。
ですが、あまりにも煽りが強すぎると、何だか怪しいと思われてしまいます。煽りが強い言葉を入れると、そのタイトルは避けられるというデータ(下記のグラフ参照)もあります。
読者が控えめなアプローチを好むが、妥協は避けるべきである。
MOZ Nathan Safranの記事「Data Insights into the Headlines Readers Click」(和訳「読者の見出しクリックをデータから洞察」)より
1つだけ強い言葉を入れるのが、一番良さそうです。
括弧を使って強調する
括弧記号を使って、記事タイトルで強調させたい部分を目立たせてください。
検索結果に出てくる、記事タイトルは修飾などできません。1位表示も10位表示も、全て同じように青い字で同じように表示されるだけです。
括弧記号を入れるだけで目立つようになります。括弧付きでクリック率が38%伸びたというデータもあります。
X記事タイトルの付け方無料セミナー
◎記事タイトルの付け方【無料】セミナー
本文との一貫性を保つ
素晴らしいタイトルにするのはいいのですが、タイトルと記事の内容が乖離しないようにしてください。一貫性は重要です。
素晴らしいタイトルでクリックされても、タイトルで感じ取ったイメージと記事本文の内容がズレていると、すぐにブチっと閉じられてしまいます。
そんなタイトルは、大袈裟に言えば、詐欺タイトルです。でも、タイトルは変えずにそのままでOKです。記事本文、コンテンツの内容をタイトルに寄せて追いつかせてください。
重複タイトルは避ける
過去の記事タイトルと同じようなタイトルにはしないでください。
厳密に言うと、過去の記事で狙った検索キーワードと全く同じ検索キーワードを狙わないでください。という意味です。
なぜならば、Googleの評価が複数ページに分散してしまうからです。
たとえばですが、ある検索キーワードに対して、Googleが、あなたのサイトを100点満点で評価するとします。
その検索キーワードに関して、もの凄く良く書けている記事ページが1ページあったとします。そのページは100点となります。
同じような記事ページが、もう1ページあったとします。計2ページです。50点と50点になってしまいます。(厳密には違いますが考え方として)
狙う検索キーワード
〔記事タイトル 付け方〕
- 1記事目…記事タイトルの付け方
- 2記事目…記事タイトルの付け方(X絶対にダメ)
- 3記事目…記事タイトルの決め方(△類似語)
- 4記事目…記事タイトルの事例集(◎完全に別)
2記事目と3記事目は書かない方が良い。書くなら4記事目のように、狙う検索キーワードを変えて、記事を起こします。
狙うキーワード
〔記事タイトル 付け方〕
〔記事タイトル 事例〕
最低5個のタイトルを
記事のタイトルは、いきなり正解を1つ作るのではなく、少なくとも5つ程度のバリエーションを用意してください。記事タイトルは、その複数の中から1つ選んで採用してください。
プロのコピーライターは、1行のコピーを作るために、数百のコピー候補を考えるそうです。もちろん、そこまでは必要ありません。ですが、理屈は一緒です。数を出せば良いものが見つかります。
内容やメリットは伝わるか?目立つか?リズムが良いか?検索者に刺さるか?1つ選んでください。
テストを繰り返す
ここまで述べたコツを応用できれば、クリック率は向上します。ですが、もちろん、100%向上するとは言えません。
なぜなら、実際にクリックするのは、私でもなければ、あなたでもなく、まだ会ったこともない検索者だからです。
クリックしてくれる記事タイトルかどうかは、実際に試してみなければ分かりません。内容によっては、ここであげたコツと真逆の方が良い場合だってあるかもしれません。
だからテストです。とにかく、いまいちだと思っても、タイトルを決めてしまい、すぐに公開してください。そして、検索者の反応を見てください。その反応によって改善してください。それしか本当の答えを得る方法はありません。
注意:検索結果のタイトルの書き換え
ページタイトルが「わかりにくい」とGoogleに判断されると、Googleの検索結果に表示されるタイトルは、書き換えられて表示される場合があります。
タイトルを「キャッチー」にできても、「わかりにくい…」ではNGなんです。。。
この点にはご注意ください。
検索結果のタイトル書き換えについては、別の記事で詳しくまとめています。興味ある場合は、下記の記事を参照してください。
➡︎ Google検索結果タイトルなぜ違う?【書き換え12の理由】
まとめ
記事タイトル付け3つの重要ポイント
- ターゲットをとことん絞る
- ターゲットの欲求をとことん理解する
- ベネフィットをとことん追求する
記事タイトルの付け方25個のコツ
- 検索キーワードを入れる
- あれもこれも入れ過ぎない
- タイトル文字数は30文字前後
- 左側に重要ワードを
- 普通の言葉を使用する
- 売る気を出さない
- お得を伝える
- 最新さを伝える
- 好奇心を刺激する
- 唯一性を伝える
- ベネフィットや未来を伝える
- 快楽を満たせると伝える
- 苦痛が解消できると伝える
- 約束できる結果を伝える
- 答えを見せない
- 数字で具体性を示す
- リスト形式であると伝える
- 数字は奇数にする
- 簡易性を示す
- 強調や煽りを入れ過ぎない
- 括弧を使って強調する
- 本文との一貫性を保つ
- 重複タイトルは避ける
- 最低5個のタイトルを
- テストを繰り返す
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以上です!
ありがとうございました。