【簡単に】WEBページとWEBサイトとホームページの違いを解説
更新日:2022年4月10日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
【簡単に】WEBページとWEBサイトとホームページの違いを解説
要約
要約
「WEBページ」と「WEBサイト」は何がどう違うのか?「ホームページ」とどう違うのか?…を、初心者向けにわかりやすく簡単にまとめました。
この記事は、
- 「WEBページ」と「WEBサイト」の違いがイマイチよく分からない…
- 「WEBサイト」と「ホームページ」に違いはあるの?
- 「WEBページ」と「WEBサイト」と「ホームページ」の違いについて教えてほしい
といったような、お悩みや質問のある、WEB集客やWEBマーケティングの初心者の方へ向けて説明しています。
注:この記事は、技術者向けではなく、経営者や起業家向けとなっています。
この記事を読むことで、
- 「WEBページ」と「WEBサイト」の違いが分かります。
- 「ホームページ」との違いも分かります。
- 「WEBページ」「WEBサイト」「ホームページ」をビジネスやマーケティングに活かすヒントが得られます。
何がどう違うの!?……と、モヤモヤしていたものが無くなることを願って説明していきますので、ぜひ、参考にしてください。
【 目次 】
WEBページとWEBサイトとホームページの違い
WEBページとWEBサイトとホームページの違いを簡単にまとめると、下記のようになります。
- WEBページ…1画面に表示される1枚の情報
- WEBサイト…上記WEBページを束ねたもの
- ホームページ…自分(自社)のWEBサイト
これだけだと、まだピンとこないかもしれないので、もう少し詳しく説明していきますね。
WEBページとは
まずは、WEBページ(ウェブページ)から説明します。
インターネット上で画面に表示されるものの全ては、1枚のWEBページです。何かをクリックして別の画面になれば、それはまた別のWEBページが表示されたということです。
ホームページだろうがブログだろうが、どんな検索をしてどんな情報を見てるとしても、その画面に表示されるどのページも1枚のWEBページです。
本だと、どんな本のどこを開いても、1枚の紙ページですよね。WEBページも紙ページと同じだという感覚で捉えてもらえれば良いです。紙かデジタルかの違いがあるだけです。
WEBサイトとは
WEBページを束ねたものがWEBサイト(ウェブサイト)です。ホームページも個人ブログも、Yahoo!もAmazonも、全ては1つのWEBサイトです。
もし、WEBページが、たった1ページしかないとしても、それもWEBサイトです(WEBページが1ページしかないWEBサイト)。
また本でたとえてみます。小説も新書もビジネス本もレシピ本も雑誌も辞典も、全ては1ページ1ページが集まって、そのかたまりで「本」となってますよね。WEBサイトも本と同じだという感覚で捉えてもらえれば良いです。
WEBページとWEBサイトの違いは理解できたでしょうか。
でも、もし1ページのWEBサイトであれば、本とは言えませんね。であれば、1枚の紙チラシと同じだという感覚で捉えてもらえれば良いです。
ホームページとは
ホームページという呼び名の定義は曖昧です(特に日本では)。ホームページの本来の意味・定義は、
ホームページ:WEBサイトの最初の先頭ページ(またはトップページ、またはホーム)
となります。特に英語圏では、上記の意味で「ホームページ」という言葉を使う場合が多いです。
なので、上記以外を指して「ホームページ」と呼ぶと、もしかしたら、誤用だと言う人がいるかもしれません。ですが、日本では気にする必要はありません。無視してOKです。
なぜなら、
日本では、自分(自社)のWEBサイトを一般的に「ホームページ」と呼んでいるからです(インターネットが日本に入ってきた当初からの解釈)。
一般の人はもちろん、取引先や役所や銀行が口にする「ホームページ」も、上記図のような意味・解釈で使っています。
たとえば、「御社はホームページがありますか?ホームページが無いと受付られないんですよね。」「こちらに御社のメールアドレスとホームページのURLをご記入ください。」みたいに。
なので、日本では、
ホームページ:自分(自社)のWEBサイト
という捉え方で問題ありません。
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➡︎ 良いホームページの条件とは?【48のポイントと例や作り方】
紙ページや本とWEBページやWEBサイトとの違い
WEBページとWEBサイトとホームページの違いは、なんとなく理解できたでしょうか。
ここで、アナログの紙ページや本と、デジタルのWEBページやWEBサイトとの違いについてもまとめておきます。
ビジネスやマーケティングに、WEBページやWEBサイトを活用したいと考えている人は、ここで説明する「違い」は、かなり重要ポイントとなってきます。しっかりと理解しておくようにしてください。
紙ページや本とWEBページやWEBサイトの違い
- 誰でも自由に低コストで世に出せる
- 修正や改版が極めて簡単
- ハイパーリンクが貼れる
- 様々なシステムやサービスと連携が可能
- 読み手とつながる仕掛けを組み込める
- データ分析が可能
WEBページとWEBサイトは、本などと比較して、これらの違いがあるから、マーケティングや集客に活用できるわけです。
重要な違いなので、もう少し詳しく説明していきます。
違い1.誰でも低コストで
WEBページやWEBサイト、ホームページやブログは、昔と違い、制作業者に頼らず、初心者でも、ほぼ無料で自作できる時代になっています(WordPressなどのツールを使用すれば)。
それでもって、何千人、何万人、何十万人に情報やメッセージを届けていくことができます。これはもうマーケティングや集客に活用するしかありませんよね。
本や紙では、こうはできません。大きな違いです。
関連記事
➡︎ ホームページの始め方【重要な9ステップ】失敗しないポイント集
➡︎ ホームページ自作【初心者入門ガイド】全7章で分かりやすく解説!
違い2.修正や改版が簡単
ホームページやブログなどWEBページやWEBサイトは、修正や改版、ページの追加、ページの削除、構成の組み替え、グラフィックの変更など、何を行うにしても簡単に、かつ、何度でも行っていけます。
なので、非常に小回りが効くというか、臨機応変に様々なマーケティング施策に対応していけます。ビジネスにスピード感が出てきます。
紙の本などのアナログ媒体だとこうはいきません。これも大きな違いです。
違い3.ハイパーリンクが貼れる
本や紙と、WEBページやWEBサイトとの最大の違いは、ハイパーリンクが貼れることと言っても良いでしょう。
ハイパーリンクとは、他のWEBページ(自サイトまたは他サイトの)に遷移・移動する指定のことです。
たとえば、〔詳しくはこちら〕などをクリックすると、別のWEBページに飛びますよね。そういう指定をハイパーリンクと言います。
例)
下記の文字列「ハイパーリンクの例」には、私の「【無料】ホームページ集客講座」という別のWEBページへのハイパーリンクが貼られています。
➡︎ ハイパーリンクの例(私の「【無料】ホームページ集客講座」のページが表示されます)
本だと〔詳しくは198ページを参照〕とか〔参考文献「XXX」〕と書いて終わりです。なので、読者は自分で該当ページを探すか、他の書籍を手に入れるかしないと、その内容を見ることができません。
ハイパーリンクは、ユーザの利便性から見ても大きな違いになりますね。
違い4.システムやサービスと連携が可能
WEBページやWEBサイトは、様々なシステムやサービスとの連携が可能です。
たとえば、
- メール配信ツールとの連携
- アクセス解析ツールとの連携
- 動画配信サービスとの連携
- SNSとの連携
- LINE公式アカウントとの連携
- その他いろいろ
様々なシステムやサービスと連携することにより、様々なマーケティング活動が可能となります。紙や本では絶対に不可能ですね。これも大きな違いとなります。
違い5.読み手とつながる仕掛け
WEBページやWEBサイトは、前述の「メール配信ツールとの連携」を組み込めば、見込み客リスト(メールアドレス)の獲得〜管理が行っていけます。
現代のビジネス、マーケティングでは、リストを核にしていかないと、安定した集客や売上は実現できません。読み手(あなたの見込み客)のリスト化は、マーケティングでは必須中の必須事項となります。
本でも、返信ハガキなどをセットにすれば、リスト獲得につなげていけますが、ちょっと大変ですし、有限ですし、コストもかかります。
WEBサイトやWEBページでは、読み手とつながる仕掛け(リスト化の仕掛け)を簡単に組み込んでいけます。これは、売上も左右するとても大きな違いになります。
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➡︎ ランディングページ15の鉄則ポイント【見込み客獲得編】
➡︎ メルマガ配信のやり方【初心者向けガイド:図解付き簡単解説】
違い6.データ分析が可能
WEBページやWEBサイトを、「アクセス解析ツール」類と連携すれば、どのページを何人が何分見て、何人がボタンを押して、などのデータが細かく全て分かるようになります。
なので、数値データを見ながら的確な改善を素早く行なっていくことができるようになります。すると、検索順位が上がったり、アクセス数が増えたり、申し込み数が増えたりしていきます。
本やチラシでは、何人が何分見て……なんて絶対に分かりませんよね。すなわち、的確な改善を素早く行えないということです。これも、決定的な違いです。
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➡︎ Googleアナリティクス(WordPress設定手順例)
➡︎ Googleサーチコンソールのワードプレスサイト設定方法【初心者向け】
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ホームページとブログとSNSの違い
WEBページやWEBサイトを活用すれば、マーケティングや集客にとってプラスになることがイメージできたでしょうか。
マーケティングや集客で活用できる、WEBサイトの種類としては、以下の3つが一般的です。
- ホームページ
- ブログ
- SNS
ホームページについては、先ほど、説明しましたが、あなたは、ホームページとブログの違い、SNSとの違い、などは分かりますか?
今まで、ホームページもブログもSNSもやっていない場合は、もしかしたら、少し混乱しているかもしれません。そういう場合は、下記の記事も参考にしてください。
➡︎ ホームページとブログとSNSの違い【集客を始めるならどれ?】
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➡︎ オウンドメディアとホームページの違いをわかりやすく説明
その他のWEBページやWEBサイトとの違い
WEBページやWEBサイトの種類や呼び方は、前述のホームページ、ブログ、SNSだけではありません。たくさんあります、、、。下記に、WEBページやWEBサイトの種類や呼び方を思い付く限り列挙してみました。
- ホームページ(HP)
- コーポレートサイト
- ブランドサイト
- サービスサイト
- ECサイト
- リクルートサイト
- ブログ
- ビジネスブログ
- オフィシャルサイト
- オウンドメディア
- ソーシャルメディア(SNS)
- マッチングサイト
- ポータルサイト
- サテライトサイト
- ランディングページ(LP)
- オプトインページ
- スクイーズページ
- サンキューページ
- アフィリエイトサイト
- WordPressサイト
- WordPressブログ
・・・まだまだ、あるかもしれません。
多すぎますね。。。
でも、それぞれの意味や違いは、ひとまずは、分からなくても良いです(ひとまずは)。
なぜかと言うと、
本にも、さまざまな種類や呼び名がありますよね。
- 文庫本
- 新書
- ハードカバー
- 小説
- 推理小説
- 文学小説
- フィクション
- ノンフィクション
- ビジネス本
- レシピ本
- 雑誌
- 辞典
- etc
そして、たとえば、あなたが「文庫本とは〜」や「文庫本と新書の違いとは〜」などをとても詳しく説明できるとします。
さて、あなたに何かメリットは生まれるでしょうか?あなた以外の誰かにプラスが生まれるでしょうか?
…何も生まれませんよね。
なので、ひとまずは、分からなくても良いよと言いました。
WEBサイトやWEBページの種類や形や呼び名の正確な定義は、それほど重要ではありません。そこに何を書くか?誰に何を伝えるのか?何のために?といった内容が重要です。それが分かっていれば問題ありません。
とはいえ、
これから、WEBマーケティングやWEB集客を学んでいくとすると、上記のような、様々な呼び名が多く出てきます。すると、各呼び方とその意味も分かっておいた方が良いかもしれません。
各種WEBページ・WEBサイトの種類や呼び方や意味については、下記の記事にまとめてあります。詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。※ごめんなさい現在まだ執筆中です
WEBページとWEBサイトとホームページの違いを知ってマーケティングや集客に活かしていく
まとめです。
WEBページやWEBサイトで実現できることは多いです。アナログ媒体と比較すると効果も絶大です。
もう一度、「紙ページや本とWEBページやWEBサイトとの違い」を読み直しておきましょう。何かマーケティングや集客のアイデアが浮かぶかもしれません。ヒントが得られるかもしれません。
- 誰でも自由に低コストで世に出せる
- 修正や改版が極めて簡単
- ハイパーリンクが貼れる
- 様々なシステムやサービスと連携が可能
- 読み手とつながる仕掛けを組み込める
- データ分析が可能
WEBページやWEBサイト(ホームページやブログなど)を活用して、あなたのビジネス・マーケティング・集客を成功させてください。
参考)
あなたのホームページやブログを見込み客に検索してほしい…見つけてほしい…集客につなげていきたい…という思いがある場合は、下記も参考にしてください。
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