WordPress固定ページとランディングページの違い
更新日:2023年12月2日 筆者:鈴木俊雄（@smart_plan_ts、Facebook）
WordPress固定ページとランディングページの違いとは？
要約
WordPress固定ページとランディングページ（略：LP）の違いとは？…について、わかりやすく説明しています。
WordPressの固定ページとランディングページの違い
- 固定ページ：ほぼ固定となる情報を記載しておくページのこと。たとえば、会社概要ページや問い合わせページなど。
- ランディングページ（LP）：サイト内で最終的に訪問者を着地（ランディング）させたいページのこと。たとえば、メルマガ登録ページや商品販売ページなど。
さらに詳しく知りたい場合は本文をご覧ください。
この記事は、
- WordPressの固定ページとは何ですか？
- ランディングページとは何ですか？
- WordPress固定ページとランディングページの違いとは？
といったような質問に対して、WEBマーケティングやWordPressの初心者の方に向けて答えています。
この記事を読むことによって、
- WordPress固定ページとランディングページの違いが分かります。
- 固定ページやランディングページの活用方法も分かります。
- WordPressの固定ページと投稿ページの使い分けについて分かります。
以降、実例やサンプル、図も使いながら、WordPressの固定ページとランディングページの違いについて、くわしく説明していきます。
固定ページやランディングの効果
WordPressの固定ページ、および、投稿ページ、そして、ランディングページ。これらを上手に組み合わせて活用できるようになると、アクセス数、PV数、新規見込み客数など、あなたは大きな利益を手に入れられるようになります。
たとえば、WordPressの固定ページで作成した私のランディングページでは、毎月安定して、新規見込み客リストを38ヶ月以上連続で獲得し続けられています。しかも完全自動で。※ 現在継続中
成果例：ランディングページからの新規見込み客リスト数の推移グラフ
固定ページやランディングページをどう作り、どう活用するかで、売上さえも大きく変わっていきます。
ぜひ、この記事で、固定ページやランディングページについての一歩目を学んでください。あなたのWordPressサイト（ホームページやブログ）を、集客やマーケティングの基盤にしていきましょう！
【 目次 】
WordPress固定ページとランディングページ（LP）の違いとは？
それでは、WordPress固定ページとランディングページ（略：LP）の違いについて説明していきます。
まず、名前・呼び方の話から。
WordPressの固定ページは、ページの形式に対する呼び方です。一方、ランディングページは目的や役割を示す呼び方です。
このように、固定ページとランディングページは、そもそも何をもってそう呼ぶかの視点がまったく異なっています。
冒頭でも説明しましたが、固定ページとランディングページの定義をもう少しだけ具体的にまとめると、
WordPressの固定ページとランディングページの違い
- 固定ページ：ほぼ固定となる情報を記載しておくページのこと。たとえば、会社概要ページや問い合わせページなど。
- ランディングページ（LP）：サイト内で最終的に訪問者を着地（ランディング）させたいページのこと。たとえば、メルマガ登録ページや商品販売ページなど。
となります。
なんとなくでも固定ページとランディングページの違いがイメージできるでしょうか？
でも、言葉だけの説明だとピンとこないですよね？
固定ページとランディングページの違いを下記の図でも説明しておきます。（WordPress以外でサイトを作成する場合でも下記の説明は当てはまります。）
図：WordPressの固定ページとランディングページの違い
上記の図から、WordPressの固定ページとランディングページの違いが、なんとなく分かってきたでしょうか？
難しく考える必要はありません。なんとなくのイメージで理解できれば、今のところは十分です。
WordPressの固定ページとは？
では、WordPressの固定ページについて、もう少し詳しく説明していきましょう。
WordPress固定ページのルール
WordPressの固定ページには、何を記載しろ…とか、何々であれば固定ページで作成すべき…といったようなルールはありません。自由でＯＫです。
WordPressの固定ページで作成するページ
固定ページ作成のルールはありませんが、一般的に下記のような情報は、固定ページで作成します。なぜなら、ほぼほぼ固定的な情報だと言えるからです。
固定ページで作成するページ（一般的に）
- トップページ
- 会社概要ページ
- プロフィールページ
- お問い合わせページ
- サービス紹介ページ
- お役立ち情報ページ ※
- etc
※ お役立ち情報：投稿ページにて次々とブログのように発信していくのが一般的です。ただし、代表的な情報コンテンツや体系化された普遍的なコンテンツは、固定ページとして発信する方が構成としては綺麗にまとまるケースがあります。
WordPressの固定ページの例
いくつか、固定ページのページ例を紹介します。
プロフィールページ例
今見ていただいている私のサイトの「プロフィールページ」はWordPressの固定ページで作成しています。
問い合わせページ例
同じく、このサイトの「お問い合わせページ」もWordPressの固定ページで作成しています。
セミナー募集ページ例
以下のような「セミナー募集ページ」も固定ページで作成しています。なお、このページはランディングページでもあります。
WordPress固定ページの作り方
WordPressの固定ページは、ダッシュボードメニューの「固定ページ」の「新規追加」から作成することができます。
WordPressブロックエディタで固定ページを編集する
WordPressでページを作るには、固定ページも投稿ページも、ブロックエディタという機能を用いて作成していくことになります。
その作成方法は、会社概要ページでもランディングページでもブログ記事でも、どのようなページを作る場合でも同じです。
ブロックエディタの使い方については、多くの情報が公開されています。いくつかの参考となる情報を紹介しておきます。参考にしてください。
- ワードプレスのホームページ編集方法【70枚の画像付き】
- WordPress公式 ブロックエディターハンドブック
- WordPress公式 ブロックエディターの使い方（ビデオ）
- いちばんやさしいWordPressの教本（インプレス社）※
※ 書籍「いちばんやさしいWordPressの教本」については、「WordPress入門書【初心者向け参考書おすすめの1冊】ランキング付」という記事で詳しく説明しています。
参考）WordPressの固定ページと投稿の違いとは？
WordPressの場合、「固定ページ」ではなく「投稿」からもページを作成することができます。一般的な総称として、投稿のことをブログと呼んだりもします。
固定ページと投稿の違いをまとめると次のようになります。
固定ページと投稿の違い
- 固定ページ：ほぼ固定となる情報を記載しておくページのこと。たとえば、会社概要ページや問い合わせページなど。
- 投稿ページ：次々に発信していく情報を記載するページのこと。たとえば、お役立ち情報、ニュース、お知らせなど。
投稿ページも固定ページ同様、何を記載しろ…とか、何々であれば投稿ページで作成すべき…といったようなルールはありません。自由でＯＫです。
ちなみに、今読んでいただいている、このページは投稿ページ（ブログ記事）として作成したものです。
WordPressのランディングページ（LP）とは？
次はランディングページ（LP：Landing page）について、もう少し詳しく説明していきます。
参考）
➡︎ Wikipedia(英語)による Landing page の説明
➡︎ Googleによるランディングページの説明（広告経由のランディングページの場合）
ランディングページのルール
ランディングページについても、こう作りなさい…といったようなルールはありません。自由でＯＫです。
ただし、ランディングページで成果（登録、申し込み、購入など）を得るためには、それなりの原則やコツがあります。そのルールには従う必要があります。
もし、あなたが、これからランディングページを作成するのであれば、下記の記事をチェックしてからにしてください。目的が達成できる確率が上がります。
➡︎ ランディングページ１５の鉄則ポイント【見込み客獲得編】
ランディングページとして作成するページ
ルールや決まりはありませんが、どのような情報の場合に、ランディングページとして作成するのでしょうか？
一般的には下記のような情報はランディングページとして作成します。
ランディングページとしてで作成するページ
- メルマガの案内＆登録用ページ
- LINE公式アカウントの登録ページ
- セミナーの案内＆申し込みページ
- 商品の案内＆販売購入ページ
- etc
「ゴールを決めるページ！」をランディングページとして作成するといったイメージです。
WordPressのランディングページの例
いくつか、ランディングページの例も紹介しておきます。
セミナー募集ページ
先ほど固定ページの例で紹介した、「セミナー募集ページ」は固定ページですが、目的や役割としては、ランディングページでもあります。
無料メール講座募集ページ
以下のランディングページからは、私の無料メール講座に登録できるようになっています。もし興味があれば登録してみてください（すぐに購読解除もできます）。
WordPressを使ってランディングページを作る方法
ランディングページを固定ページで作らなければいけないというルールはありませんが、一般的には固定ページで作成します。
WordPressを使ってランディングページを作る方法については、下記の記事で、より詳しくまとめているので、そちらを参照してください。
➡︎ WordPressでLPを自作する８ステップ【成果の出る作り方とは？】初心者向け完全ガイド
参考）WordPressテーマLightningでランディングページを作る方法
もし、WordPressのテーマで、私と同じ「Lightning」を使用している場合は、下記の記事で詳しく「Lightning」でのランディングページの作り方を説明しています。参考にしてください。
➡︎ 【Lightning】ランディングページLP作成【初心者向ガイド】準備から作り方まで
WordPressの固定ページとランディングページに関するよくある質問
WordPressの固定ページとランディングページに関する、いくつかのよくある質問に対する答えを載せておきます。
Ｑ.WordPressの固定ページでランディングページを自作するには？
すでにお伝えしていますが、WordPressでランディングページを自作するには下記の記事を参考にしてください。
➡︎ WordPressでLPを自作する８ステップ【成果の出る作り方とは？】初心者向け完全ガイド
Ｑ.WordPressでランディングページを作成する際にHTMLなどの知識は必要ですか？
WordPressを使う際、HTMLなどの技術的な知識は必要ありません。ただし、細かな見た目デザインにこだわる場合などは、HTMLやCSSの知識が必要になることもあります（使用しているWordPressテーマによって異なります）。
ですが、見た目デザインでランディングページの成果が変わることはほとんどありません。なので、HTMLなど技術的な知識は必要ありません。
Ｑ.WordPressでランディングページを自作する際に、おすすめの無料テーマ（LPテンプレート）はありますか？
ランディングページを自作しやすいWordPressテーマは、先にも紹介した下記の記事の中でいくつか紹介しています。（※有名なWordPressテーマであればほぼ問題無いです。）
➡ WordPressでLPを自作する８ステップ【成果の出る作り方とは？】初心者向け完全ガイド
Ｑ. WordPressでランディングページを作成する際に使える無料のプラグインはありますか？
ランディングページを作成する際に使えるWordPressプラグインも、上記で紹介した記事「WordPressでLPを自作する８ステップ」で紹介しています。（※基本的にプラグインは不要です。）
例：WordPressで作成した他の固定ページやランディングページ
ここまで、固定ページ、ランディングページ共に、私のWordPressサイトの例しかお見せしていないので、他の例も参考にしてみてください。
WP-Search（運営者：マニュオン（manuon））というサイトで、私のサイトよりも綺麗な例をたくさん見ることができます。
いくつかの、WordPressのテーマ別の例へのリンクを載せておきます。
lightningテーマで作成した固定ページやランディングページの例
➡︎ lightningテーマで作成した固定ページやランディングページの例（WP-Search）
cocoonテーマで作成した固定ページやランディングページの例
➡︎ cocoonテーマで作成した固定ページやランディングページの例（WP-Search）
Xeoryテーマで作成した固定ページやランディングページの例
➡︎ Xeoryテーマで作成した固定ページやランディングページの例（WP-Search）
※ WP-Searchには、他のWordPressテーマの例も載っています。
まとめ
WordPress固定ページとランディングページの違いに対する理解は深まったでしょうか？実践に移していけそうでしょうか？
まとめます。
WordPress固定ページとランディングページの違い
- 固定ページ：ほぼ固定となる情報を記載しておくページのこと。たとえば、会社概要ページや問い合わせページなど。
- ランディングページ：サイト内で最終的に訪問者を着地（ランディング）させたいページのこと。たとえば、メルマガ登録ページや商品販売ページなど。
少しややこしいですよね、、、
もし、覚えられなくてもＯＫです
WEBマーケティングに取り組んでいくと、
WEBページ、固定ページ、投稿ページ、ブログページ、ホームページ、トップページ、ランディングページ（LP）、オプトインページ……
と、〇〇ページという呼び方がいっぱい出てきます。こんな感じでは混乱して当然です。誰でも混乱します。
でも、
小難しい呼び名や名前を覚えたからと言って、それが何かの成果につながるわけではありません。
なので、忘れちゃったら忘れたでＯＫです。覚えられなくても大丈夫。それは大きな問題ではありません。
もし、考えていないのならＮＧです
ですが、あなたのホームページやブログで、誰に何を発信するのか？どのようにアクセスを増やし、どのように見込み客や顧客に変換していくのか？そのためにどんなページが必要なのか？
もし、このあたりを一生懸命に考えていないようであれば…それは問題です。
固定ページ、ランディングページ、投稿ページ、何ページでも何と呼ぼうが何でもいいのですが、その中身は成果につながる内容となるようにしていきましょう。
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