ホームページのキャッチコピー作り方【反応を得る9つのポイント】
ホームページのキャッチコピー作り方【反応を得る9つのポイント】
この記事では、
- ホームページのキャッチコピーができない
- ホームページのキャッチコピーの作り方を教えて
- 反応が得られるキャッチコピーの作り方とは?
といったような、悩みや質問に対して、初心者にも分かるように、ホームページのキャッチコピーの作り方を説明していきます。
この記事を読むと、
- 反応が得られるキャッチコピーの作り方が分かります
- ホームページのキャッチコピーが作れるようになります
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【 目次 】
ホームページのキャッチコピー作り方(反応を得る9つのポイント)
たかがキャッチコピー、されどキャッチコピーです。わずか1行2行のキャッチコピーですが、そこには、重要な要素やポイントが、たくさん含まれています。ビジネス自体を左右する、要素も含まれます。
なので、ホームページのキャッチコピーを変えただけで、アクセス数や集客や売上がアップするというようなことが実際に起こります。
ホームページのキャッチコピー作り、がんばってみてください!
ホームページのキャッチコピーの種類【重要】
一言にホームページのキャッチコピーと言っても、キャッチコピーの目的や指定場所などは様々です。あなたが作ろうとしているキャッチコピーはどの種類ですか?
ここを明確にしておかないと、間違ったキャッチコピーを作ってしまう可能性が大きくなってしまいます。
いくつかの切り口ごとに、ホームページのキャッチコピーの種類を説明していきます。切り口は以下の3つです。必ず理解しておいてください。
- ホームページへのアクセス方法によるキャッチコピーの種類
- 見せられるか見に行くかの違いによるキャッチコピーの種類
- イメージが重要か反応が重要かの違いによるキャッチコピーの種類
ホームページへのアクセス方法によるキャッチコピーの種類
ホームページはどうやって見られるのか(アクセス)?という切り口からの種類分けから説明していきます。
この観点については非常に重要なのに、他のどのサイトやブログでも書かれていません。ぜひ、ここで覚えておいてください。
ここで言う種類とは以下の2つです。
- 検索からのアクセス
- URLからのアクセス
検索アクセスで見られるキャッチコピー
おそらく、このページを読んでいる何%かの人は、〔ホームページ キャッチコピー 〜〕とGoogle検索してから読みにきているはずです。
その時、検索結果に出てきたのは、私のホームページのキャッチコピーではありません。このページの記事タイトルが出ていたはずです。
なので、検索からアクセスを得る目的の場合は、ホームページのキャッチコピーより、記事のタイトルの方が100倍重要となります。
また、アクセスして、このページを開いた後も同じです。ホームページのキャッチコピーなんて、あなたは興味ないはずです。ホームページのキャッチコピーは目に入りましたまか?入っていませんよね?
あなたが興味あるのは、〔ホームページ キャッチコピー 〜〕という検索で見つけた「ホームページのキャッチコピー作り方(反応を得る9つのポイント)」という記事の内容だけなはずです。
検索からのアクセスは集客や売上につながります。なので、ホームページのキャッチコピー同様に、記事のタイトルも重要視するようにしてください。
URLアクセスから見られるキャッチコピー
検索によるアクセスではなく、名刺に書いてあるホームページのURL、SNSのプロフィールに書いてあるホームページのURLなど、直接URLを指定してアクセスされる場合もあります。
名刺やSNSプロフィールなどには、ほとんどの場合は、あなたのホームページのトップ(ホーム)のURLを記載していると思います。なので、記事ページではなく、トップページが見られることになります。
検索からの記事ページアクセスでは、見る側は目的を明確に持っていますが、URL直接指定で検索する場合は、「一応、確認しておくか…」「何者なんだ?…」といった目的が曖昧の場合がほとんどです。
なので、この場合は、キャッチコピーでガツんと興味をもってもらう必要があります。この場合のキャッチコピーは、通常、トップのヘッダー画像部分に書いておきます。(注:ホームページのデザインテンプレートなどにより異なる場合があります)
見せられるか見に行くかの違いによるキャッチコピーの種類
次は、見せられるか見に行くか。この違いによるキャッチコピーの種類分けです。
受動型キャッチコピー(見せられる)
テレビCM、新聞広告、チラシ、これらは読み手の意思に関係なく見せるものです。これが受動型です。
なので、受動型キャッチコピーとする場合は、何よりも、強烈に興味をひくキャッチコピーにする必要があります。
ホームページは受動型の媒体・メディアではありません。
能動型キャッチコピー(見に行く)
ホームページは、能動型の媒体・メディアです。読み手(見込み客または潜在顧客)側から意思や意図を持って見にきます。
なので、興味もひく必要はありますが、それより、何よりも読み手の意思や意図を十分に理解したキャッチコピーにする必要があります。
検索からアクセスされる、他ページ(ブログ記事ページ等)のタイトルも、この能動型であることを理解してください。
非常に重要なことなので、もう一度繰り返します。
読み手(や検索者)の意思や意図を十分に理解してください。
イメージが重要か反応が重要かの違いによるキャッチコピーの種類
最後は、イメージが重要か、反応が重要か。この違いによるキャッチコピーの種類分けです。
イメージコピー(イメージが重要)
イメージコピーとは、印象・イメージを植え付けるものです。カッコよかったり、オシャレだったりといったキャッチコピーです。
大企業・有名企業以外で、このイメージコピーを選んでは絶対にいけません。以下がイメージコピーです。
- Mobility for All すべての人に移動の自由と楽しさを
- 通信とライフデザインの融合〜おもしろいほうの未来へ〜
- 水と生きる
上記のコピーを見ても「何?誰?で?だから?」となりませんか?上記は、順にトヨタ、au、サントリーです。誰でも知っている有名企業です。だから、これでも良いのです。イメージコピーは、あなたが大企業や有名企業になってから考えてください。
でないと「何?誰?で?だから?」と言われて終わりです。
せっかく自分で所有するホームページ、下記のトヨタのように、カッコ良くしたくなるのは分かります。ですが、トヨタならOKでも私たちにとっては、むしろマイナスとなります。。。
出典:トヨタ
私たちのように、自分自身が商品となるような個人事業主や中小企業が、イケてるイメージコピーを誰かに見せても何も起こりません。ただの自己満足で終わってしまいます。。。
レスポンスコピー(反応が重要)
私たちが用意すべきなのは、レスポンス(反応)が得られるキャッチコピーです。感情の変化・行動、すぐさま何らかの反応につながるようなキャッチコピーを私たちは用意しなければなりません。
たとえば、あなたが家庭教師なら、
- サイト名:オンライン家庭教師のススメ
- キャッチコピー:学年ビリから1年で偏差値を40上げて大学に現役合格させた方法
こんな感じですね。上記は、ヒットした「ビリギャル」のコピーを例として流用したものですが、刺さりますよね。学年ビリでなくても感情が動きます。学年ビリなら(またはその親なら)行動(問い合わせ)を起こす可能性大です。
キャッチコピーの種類まとめ
といったように、一言でキャッチコピーと言っても色々です。ここまでのポイントを簡単にまとめておきます。
- キャッチコピーはトップページのヘッダーに書く。
- 読み手の意思や意図を十分に理解したキャッチコピーを書く。
- イメージコピーではなくレスポンスコピーを書く。
では次に、ホームページのキャッチコピー9つのポイントを説明していきます。
ホームページのキャッチコピー9つのポイント
ホームページのキャッチコピーを作る際におさえておくべき9つのポイントは下記のとおりです。
- 目的を明確に
- 読み手の意図の理解
- 具体的に
- 検索キーワードを入れる
- ターゲットを絞り込む
- サービスを絞り込む
- 型・テンプレートを使う
- 売れているコピーを参考にする
- 何度も変更する
順に説明していきます。
目的を明確に
ホームページのキャッチコピーの目的は以下の3つです。
- 注意を引く
- 興味を持たせる
- 行動させる
注意を引く
ウェブサイト(ホームページやブログ)は、基本的にザっとしか読まれません。木漏れ日の中でゆっくりと読書している読者とは違います。急いでザっと読まれます。なので、キャッチコピーには読み手の注意を引くという仕事をしてもらいます。
興味を持たせる
「お!?」と注意は引けても、そこで終わっては意味がありません。二度見させるくらい、読み手の興味を引かないと続きを読んでもらえる可能性は低くなります。なので、キャッチコピーには読み手に興味を持たせるという仕事もしてもらいます。
行動させる
ホームページの最終的な目的は何ですか?リスト取りですか?お問い合わせですか?購入ですか?いずれにしても何らかの行動ですよね?なので、キャッチコピーには読み手に行動させる(もしくは行動につながるような)という仕事をしてもらいます。
では、どうすれば、注意を引き、興味を持たせ、行動させるようにできるのでしょうか。もう少し細かいポイントを次から見ていきましょう。
読み手の意図の理解
もう既に説明済みなのですが、読み手(見込み客や潜在顧客)の意思や意図を十分に理解することが、とっても重要です。
読み手の意思や意図の理解が半端だと、キャッチコピーも半端なものになってしまいます。
ここ本質部分ですので、ここがNGだと、どんなテクニックを使ったキャッチコピーでもNGとなります。反応はとれません。最重要ポイントの1つと思っておいてください。
具体的に
先述したイメージコピーは、正に具体的の真逆、超抽象的なコピーでしたよね。私たちのコピーは、いかなるコピーでも具体的でなければなりません。
分かりやすく、かつ、効果的な具体化のテクニックの1つとして、数字を使うという方法があります。覚えておいてください。
だとえば、
- 髪質改善が得意な美容師
- アクセス数をアップさせる講座
と
- 3万人の髪質を改善してきたヘアケアマイスター
- たった3日間でアクセス数0を抜け出すプログラム
を比較した場合、どちらが具体的でしょうか。そして、具体的な方が刺さりそうでしょうか?
といった感じです。また先述した
- 学年ビリから1年で偏差値を40上げて大学に現役合格させた方法
も、しっかり数字が入って具体化されていましたね。
検索キーワードを入れる
検索からアクセスしてくる人向けには、キャッチコピー内に検索キーワードを入れるようにしてください。
なぜなら、検索してくる人は、必ず意思や意図を持って検索してきます。その意思や意図が形(言葉)となって表れたものが検索キーワードだからです。
検索してくる人の頭の中には、その検索キーワードが浮かんでいます。他の思考に移ったとしても、検索キーワードの残像が脳に残っています。
キャッチコピーにその検索キーワードが入っている場合、入っていない場合、どちらが効果的だと思いますか?
たとえば、キャッチコピーではありませんが、今読んでいただいてるこの記事タイトルで代替して説明してみます。あなたは〔ホームページ キャッチコピー 作り方〕で検索してきたとします。
以下の2つ、内容は全く同じだとします。
- WEBサイトのメインフレーズの考察
- ホームページのキャッチコピー作り方【反応を得る9つのポイント】
さて、あなたは、どちらをクリックしますか?
ターゲットを絞り込む
ターゲットを絞り込む。これは、基本中の基本です。キャッチコピーに限らず、ビジネスコンセプト、サービスコンセプト、マーケティング戦略、セールス、これら全てに関わってくる重要なポイントです。
ターゲットが曖昧だったり、広かったり、少しズレているだけで、キャッチコピーは全く刺さらなくなります。もしくは、あなたの望んでいないターゲットに刺さってしまいます。
ターゲットを絞ると、ホームページを見てくれる人がいなくなってしまうんじゃないか?と不安になる方が多いですが、全く逆です。反応が上がります。勇気を持って、ターゲットを絞ってください。
サービスを絞り込む
ターゲットと同じく、サービスの絞り込みも基本中の基本です。キャッチコピーに限らず、ビジネスコンセプト、サービスコンセプト、マーケティング戦略、セールス、これら全てに関わってくる重要なポイントです。
あれもできます、これもできます、それもあります、これもあります。って、全部そこそこレベルなんですね。と思われて終わりです。
特にウェブサイト(ホームページやブログ)の場合は、とことんサービスを絞った方が反応が良くなります。実際には、あれもこれもできて良いのですが、表に出すのは1つでということです。
もし、どうしても、2つ表に出したいなら2つ目のウェブサイトを作ることをおすすめします。
型・テンプレートを使う
キャッチコピーには、ある程度の型があります。フレーズを0から考えるのは、慣れていないと大変だと思います。なので、型・テンプレートを使いましょう。
但し、ここまで説明してきたポイントが疎かだと、どんな型やテンプレートに当てはめても、反応が得られる良いキャッチコピーにはなりません。その点は、十分に意識するようお願いします。
キャッチコピーとしてまとめたものではないのですが、型・テンプレートについては、以下の記事を参考にしてください。
➡︎記事タイトルの付け方【クリック率が3倍】になる25個のコツ
売れているコピーを参考にする
あなたの同業者で売れている人のキャッチコピーを分析して参考にしてください。でもマネてはダメですよ。もちろん、モラル的にもNGですが、マネただけでは絶対に結果は出ません。
なぜなら、そもそも、マネようとしている、そのキャッチコピーは、あなたとは全く違う個性や背景を持っている、その人だからこそのキャッチコピーだからです。
あなただからこそのキャッチコピーにならなければ、それは、もはやキャッチコピーではありません。
そこを注意してもらえてば、売れている同業者のキャッチコピーは大いに参考とすべきです。だって結果が出ているわけですから。参考にしないという手はありません。
何度も変更する
キャッチコピーは一度決めたら変えられない?そんなことはありません。特にホームページのキャッチコピーなんて、数分あれば修正できてしまいます(たとえばワードプレスの場合など)。
はっきり言って、最初から最高のキャッチコピーなんてできません。もしかしたら一生かかってもできません。たとえ、あなたがプロのコピーライターだとしてもです。読者やお客様の反応を見ながら、改善していくようにしてください。
あれ!?キャッチコピー変えたの!?と、変に思う人も、文句を言う人も、誰1人としていません。安心して良いキャッチコピーにどんどん何回でも変えていきましょう。
私なんか、キャッチコピーは、既に十数回は変えてきましたし、これからも変えていきます。なぜなら、改善がプラスに働くからです。それに、時代も常に変化しますしね。
キャッチコピー自動作成ツール
おまけです。
キャッチコピーやタイトルを自動生成ツールというものが世の中にはあります。全て無料で登録不要で使えます。全てインストール不要のウェブサービスです。なので、私のようにパソコンを一切使わない人でも、iPadやスマホさえあれば使えます。
- メガトリ
- ブログ作成支援
- コピーメカ
- Blog Title Generator
- コピースロット
メガトリ、ブログ作成支援、コピーメカ、Blog Title Generatorの4つについては、以下の記事で使い方を詳しく説明しています。
➡︎ブログ記事タイトル作成ツールおすすめ無料3選【2020年最新版】
注意点としては、上記のツールに頼らないことです。AIが進化した10年後は分かりませんが、上記ツールは、この記事で説明した本質部分は考慮できていません。単にパターンを機械的に見せてくれるだけです。
遊びがてら、参考までに、といった感覚でお使いください。
まとめ
最後に、もう一度ポイントをあげておきます。
- キャッチコピーはトップページのヘッダーに書く。
- 読み手の意思や意図を十分に理解したキャッチコピーを書く。
- イメージコピーではなくレスポンスコピーを書く。
- 目的を明確に
- 読み手の意図の理解
- 具体的に
- 検索キーワードを入れる
- ターゲットを絞り込む
- サービスを絞り込む
- 型・テンプレートを使う
- 売れているコピーを参考にする
- 何度も変更する
たかがキャッチコピー、されどキャッチコピーです。わずか1行2行のキャッチコピーですが、そこに含まれる要素やポイントがたくさんありましたね。
ビジネス自体を左右する、ターゲットやサービスの絞り込みなんていう要素もありました。
だから、キャッチコピーを変えただけで、アクセス数や集客や売上がアップするということが実際に起こり得るんですね。
なので、私が、クライアントさんにご指導する場合は、ホームページ云々の前に、まずキャッチコピーの作り直しから一緒にやっていく場合がほとんどです。
キャッチコピー作り、ぜひ、あなたもがんばってみてください!
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