50代からの起業で失敗しない22のコツ【よくある特徴や原因とは?】
筆者: 鈴木俊雄(Smart Plan Office)
要約
50代に限らずですが、起業して失敗する人はたくさんいます。50代で起業した私もその一人でした。でも、いくつかの起業に失敗しないコツやポイントをおさえておけば、起業で失敗する確率はグンと低くなります。
この記事では、私や私のクライアントさんの経験、および周りで起業した知人の経験をもとに、起業に失敗しないコツやポイントを漏れなくまとめてあります。
この記事は、
- 50代で起業して失敗しないか不安だ…
- 50代からの起業で失敗しないコツを知りたい
- 50代からの起業で成功したい!
といったような、お悩みや質問や願望がある方に向けて、まとめました。
この記事を読むことで、
- 50代からの起業で失敗しないコツが分かります。
- 50代からの起業で成功するポイントが分かります。
- 無駄な時間やお金を費やさずに済むようになります。
関連記事
50代からの起業で、何ができるのか?どんな職種が良いのか?そのようなことで悩んでいる場合は、下記の記事も参考にしてください。
➡︎ 50代一人でも起業できる職種は?【低資金OKおすすめ11選】
50代からの起業でも成功するには?実際に50代起業を経験した筆者が提供する重要な7つのアイデアとは?
➡︎ 50代起業でも成功する7つのアイデア【個人や初心者や女性でも】
【 目次 】
- 1 50代からの起業で失敗しない22のコツ
- 2 50代からの起業で失敗しない22のコツ
- 2.1 起業準備をしっかりする
- 2.2 経費不要のビジネスにする
- 2.3 1日でも早く起業する
- 2.4 メンターを見つける
- 2.5 過去の常識は捨てる
- 2.6 プライドは捨てる
- 2.7 消費者思考をやめる
- 2.8 1分で決断する
- 2.9 必要より重要を優先する
- 2.10 やりたいことをやらない
- 2.11 とにかく絞る
- 2.12 差別化を考え抜く
- 2.13 自分目線をやめる
- 2.14 超スモールスタートとする
- 2.15 高価高額商品を用意する
- 2.16 不完全でもまず売る
- 2.17 手法ではなく本質を学ぶ
- 2.18 とにかく見込み客を集める
- 2.19 ウェブ集客力を身につける
- 2.20 セールス力を身につける
- 2.21 ライティング力を身につける
- 2.22 諦める前に改善する
- 3 まとめ:50代からの起業で失敗しない22のコツ
50代からの起業で失敗しない22のコツ
50代からの起業で失敗しない22のコツは以下の通りです。これらは全て、私や私のクライアントさんや知人の実体験に基づくものです。確信をもって言えることばかりなので、ぜひ参考にしてください。
50代からの起業で失敗しない22のコツ
- 起業準備をしっかりする
- 経費不要のビジネスにする
- 1日でも早く起業する
- メンターを見つける
- 過去の常識は捨てる
- プライドは捨てる
- 消費者思考をやめる
- 1分で決断する
- 必要より重要を優先する
- やりたいことをやらない
- とにかく絞る
- 差別化を考え抜く
- 自分目線をやめる
- 超スモールスタートとする
- 高価高額商品を用意する
- 不完全でもまず売る
- 手法ではなく本質を学ぶ
- とにかく見込み客を集める
- ウェブ集客力を身につける
- セールス力を身につける
- ライティング力を身につける
- 諦める前に改善する
上記の22のコツの説明に入る前に、まず、この『50代からの起業で失敗しない22のコツ』の筆者である、私の自己紹介を簡単にお伝えしておきます。(興味がない場合はスキップしてください)
私が50代で起業した理由
20代で最初の起業
私は、24歳の時に仲間と共に、一度起業しています(代表ではなく取締役)。でも、下請けの下請けという形態だったので、大した話ではありません。
下請けなので、マーケティングも営業セールスも不要という世界です。ある意味、誰でもやれます。なので、このとき、起業に成功するためのノウハウは蓄積できませんでした、、、
その後、社員は40人近くに増えて順調でしたが、私は40代後半の時に親の介護を行わなければならなくなりました。
介護に時間を取られて、思うように働けなくなった私は、会社を追い出されるような形で辞めることになります(経営者でしたがリストラされたと同じです)。
50代で2度目…というか、はじめての起業
でも、家族もいます。生活費、学費、家のローン。50代、60代、70代と食べていくためにも、私は起業する必要がありました。
そして私は、あらためて1人で個人事業主として起業しました。50代で2度目の起業です。というか実質は、はじめての起業です。
ですが、、、それからの4年間は、多くの失敗を経験します。その全てを紹介すると一冊の本になってしまいます。なので、この記事では、ポイントを絞って説明していきますね。
尚、私のみでなく、40代起業、50代起業された他の方の失敗や成功も数多く見てきたので、それらも含めた結論として、この記事はまとめてあります。
ぜひ、参考にしてください。
50代からの起業で失敗しない22のコツ
それでは『50代からの起業で失敗しない22のコツ』をひとつ一つ説明していきます。
- 起業準備をしっかりする
- 経費不要のビジネスにする
- 1日でも早く起業する
- メンターを見つける
- 過去の常識は捨てる
- プライドは捨てる
- 消費者思考をやめる
- 1分で決断する
- 必要より重要を優先する
- やりたいことをやらない
- とにかく絞る
- 差別化を考え抜く
- 自分目線をやめる
- 超スモールスタートとする
- 高価高額商品を用意する
- 不完全でもまず売る
- 手法ではなく本質を学ぶ
- とにかく見込み客を集める
- ウェブ集客力を身につける
- セールス力を身につける
- ライティング力を身につける
- 諦める前に改善する
起業準備をしっかりする
だらだら時間をかけてはなりませんが、起業準備はしっかり行なっておくようにしてください。50代起業に限らず、準備不足は起業失敗につながります。
私の場合は、会社をすぐにでも出てほしいと言われていたので、何も準備ができませんでした。無収入になってからの準備開始でした。これはダメです。
もし、あなたがまだ会社に在籍中であれば、在籍中に準備を進めておいてください。
ただし、細かい事業計画書なんて書く必要はありません。なぜなら、用意周到に立てた計画であっても1日で崩れるからです。それが起業です。それがビジネスです。
起業準備は、しっかり行っておきましょう。
注意)創業融資等を考えているのであれば対銀行向けに細かい事業計画書が必要です。
経費不要のビジネスにする
経営を圧迫するのは経費です。固定費、人件費、その他販売管理費。家賃、給与、仕入れ費用。50代起業に限らず、経費が多くかかるビジネスは失敗の確率が高くなります。
たとえば、
- 事務所や店舗の家賃…20万円
- スタッフ2名人件費…60万円
- 商品の仕入れ代金……50万円
- その他色々含めて……10万円
これだと月の経費は140万円です。売上が140万円あったとしても利益0円です。あなたの収入は0円です。なので、毎月、200万、300万円と稼いでいくことが必須になります。
ですが、
もし、家賃やスタッフ、仕入れの必要ないビジネスであれば、
- その他色々含めて……10万円
でやっていけます。
50万円の売上で利益40万円。100万円の売上なら利益90万円です。あなたの収入は0円にはなりません。
経費が少なくて済むビジネスや職種を選ぶようにしましょう。
経費が少なくて済む職種は、以下の記事を参考にしてください。
➡︎ 50代一人でも起業できる職種は?【低資金OKおすすめ11選】
1日でも早く起業する
50代になると、残りの健康寿命は限られていきます。若いころにあった、この野郎!ちくしょう!絶対に負けない!という気力も衰えてきます。
逆に、良い意味での落ち着きが増していくので、その点はプラスに働きますが、起業はマイペースでやるとしても、やはり、かなりのパワーを必要とします。
健康と気力がまだ多く残っているうちに、1日も早く起業した方が有利です。
メンターを見つける
50代起業に限らず、メンター(師匠や先生やコンサル)をつけないと、高い確率で起業は失敗します。
私は経営経験があったので、自信過剰でした。高額な報酬を支払う必要もあるメンターなんか必要ないと思っていました。ですが、結果は、それが大失敗の大元でした。
私には、マーケティングについても、セールスについても、全然ノウハウが足りていませんでした。ひよっ子でした。
一人で上手く進めていけるはずがないです。
必ず、早いうちに、信頼できるメンター(師匠や先生やコンサル)を見つけてください。普通に100万円とかかかますが、結果、100万円でも安いということが分かるでしょう。
過去の常識は捨てる
50代となれば、それなりの常識や成功体験があると思います。それらを忘れることができないと起業は失敗します。
サラリーマンから経営者になります。会社の看板が外れます。慕ってくれる後輩はいません。協力してくれる仲間はいません。やることが変わります。顧客が変わります。
過去の常識や成功体験は、一部を除いて、ほとんど通用しません。
過去の常識や成功体験は忘れてください。
プライドは捨てる
50代となれば、何度も修羅場を潜り抜けてきたはずですから、それなりの自信があると思います。プライドもあると思います。ですが、プライドは捨てないと起業は失敗します。
とにかく、あなたは、起業1年生となるわけです。自分を信じる自信は必須ですが、他の自信は無い方がマシです。特にプライドは1ミリもいりません。
私もプライドが高かったです。今だから分かりますが、プライドは成功を邪魔します。
くだらないプライドは捨ててください。今後は、プライドよりも、素直さが一番重要になってきます。
ちなみに、大企業に勤めていた方ほど、この傾向が強いです。自己紹介では、元〇〇会社で部長をやってました…と過去を語ります。名刺やホームページにわざわざ書いている人もいます。
はっきり言って、そんな感じだと他の起業家に笑われます。過去もプライドも捨てましょう!
消費者思考をやめる
料金が高いか安いか?を重視する消費者思考だと、50代起業に限らず、起業は失敗します。
もちろん、誰でも出費は少ない方が嬉しいです。ですが、成功する経営者は、高いか安いか?で購入や契約を決めません。
成功する経営者は、どんなに料金が高くても、重要かどうか?価値があるかどうか?で購入や契約を決めます。
消費者思考だと安くて価値の低いものだけを購入したり契約します。そして、変化は何も起こらない……。
そもそも安くて価値が高いものは存在しません。100均商品とかは価値が高いと思いますが、そういうものは例外と思ってください。
消費者思考を投資思考に切り替えてください。
1分で決断する
すぐ決断できない人は成功しません。これも50代起業に限らない話しですが、50代にもなって、経験もあって、世の中もよく分かっていて、それなのに、すぐ決断できないようであれば、起業は失敗します。
「持ち帰って検討します…。もう少し考えてみます…。家族に相談してみます…。」これらの台詞は、決断が遅い人の典型的な台詞です。
こういう台詞を言う人は、1つの行動を起こすのに、何週間も何ヶ月も、下手したら平気で何年もかけます。これでは成功しません。
成功してる人は、絶対に先にあげたような先延ばしの台詞を言いません。
やる・やらない、契約する・しない、攻める・ひく、1分…は言い過ぎだとしても10分で決断してください。ビジネスはスピードです。
必要より重要を優先する
仕方なく今必要なものと、今すぐ必要ではないけど近い将来へ向けて重要なこと。後者を優先できないと、50代起業に限らず起業は成功しません。
仕方なく今必要なものは誰でも気づきます。一方、将来へ向けて重要なことは誰でも気づけるわけではありません。
ですが、もし気づけたのであれば、それは大きなことです。他の人は気づいていない可能性が高いからです。もしくは、もし気づいていたとしても、行動を起こしていない可能性が高いからです。
成功したいなら必要なことではなく重要なことを優先し、そこに投資してください。
やりたいことをやらない
自分のやりたいことで起業するのが理想です。ですが、よほど運がないと、自分のやりたいことで起業すると失敗します。これも50代起業に限らない起業の鉄則の一つです。
当たり前ですが、需要と供給、ニーズと商品、これらが合致しないと1円も売上は得られません。
「いやいや、これは絶対売れるはずです!需要もニーズもあるはずです!だから私はこれで起業したいんです!」
はずです?
ビジネスは甘くありません。はずです…では99.9%売れないというのが実態なんですね、、、
絶対にやりたくないことで起業してはいけません。ですが、やりたいことで起業しても多くの場合は上手くいきません。売れるもの(かつ嫌ではないもの)で起業してください。
注意:起業成功の定義は人それぞれです。稼げなくても、好きなことをやれるなら幸せだ…という場合は、この提言は無視してOKです。
とにかく絞る
世の中、商品もサービスも情報も何もかもが溢れています。これも50代起業に限らない起業の鉄則の一つですが、ターゲット、ベネフィット、エリア、とにかく色々と絞らないと埋もれて起業失敗です。
色々と絞るとお客様がいなくなっちゃうのでは?という不安は無視して大丈夫です。もちろん絞りの限度はありますが、色々と絞ると逆にお客様は増えます。
ターゲットをとことん絞ってください。商品は1つにしてください。リアルでもホームページ上でも、あれもできるこれもできると言わないでください。
「〇〇向けの〇〇の〇〇についての専門家なら、あなたしかいないね♪」
と言われるようになってください。
差別化を考え抜く
上記に近い話しになってしまいますが、商品もサービスも情報も溢れている今、差別化は避けて通れません。上手く差別化できないと、50代起業に限らず、現代の起業は失敗します。
先述の絞り込みだけで差別化できる場合もありますが、もちろん、そうならない場合もあります。その場合は、さらに差別化を徹底的に考え抜いてください。
差別化には、ライバル競合分析が必須です。ライバルと比較しながら、ビジネスの要素を足す、増やす、引く、減らす、ズラす…などして差別化してください。
差別化必須です。
関連記事
コンセプトやポジショニングは起業成功の決め手になります。起業が成功するか失敗するかは、9割はコンセプトとポジショニングにかかっていると言っても過言ではありません。下記の記事も参考にしてください。
➡︎ サービスコンセプトの作り方【自分という名の商品を売る秘訣】
➡︎ ブルーオーシャンの見つけ方【ひとり起業は業界や仕事選びが9割】
➡︎ ポジショニングマップの作り方【簡単5ステップ】書き方や軸の例も
自分目線をやめる
自分目線をやめてお客様目線で。これ、できてると思っている人が多いですが、できていない人の方が多いです。。。
私も全くできていませんでした(たぶん今も完全ではない)。もの凄く難しいです。
なぜなら、あなたは(私も)、どう頑張っても売り手だからです。決して買い手にはなれません。だから、分からなくて当たり前なんです。
であれば、お客様にとことん寄り添うしかありません。
よくお客様に聞け!ヒアリングしろ!と言いますが、上っ面のヒアリングをしても、お客様目線には絶対になれません。
お客様にとことん寄り添うしかありません。
それが、私が思う、自分目線をやめるということです。
超スモールスタートとする
起業前は大きな夢、理想的な世界を想像しがちです。目標は大きくとよく言われます。でも違います。目標は小さく超スモールスタートとしてください。
もちろん最終的な夢や目標は大きくても構いません。ですが、まずは、はじめの一歩です。その一歩のスタートとゴールを小さく設定してください。
まず、一歩進まなければ、二歩目の足は出ません。
リスク等も考慮して、最初は超スモールスタートとしてください。
高価高額商品を用意する
安さこそ正義と思っている方が多いですが違います。安かろう悪かろうです。高価高額商品を用意できないと個人や中小企業でのビジネスは上手くいきません。
- a) 5千円の商品で月商100万円
- b) 50万円の商品で月商100万円
上記の場合、何人に売れば実現できるでしょうか? 答えは下記のとおりです。
- a) 200人
- b) 2人
さて、あなたは1ヵ月に200人もの人に売れますか?毎月です。
200人に売るということは、見込み客の集客は2000人くらい必要です。毎月です。可能ですか?
20人集客して2人に販売が現実的ではないでしょうか。
高価な高額商品は必須です。
料金を単純に高額にとは言っていません。価値を高くし、その結果、高価な商品としてください。価値が高ければ50万円でも「安い買い物でした」と必ず言っていただけます。
高価で高額な商品を用意しましょう。
不完全でもまず売る
商品は100点満点中の40点くらいの出来で売りに出してください。
商品を実際に販売〜サービス提供していかないと、50点以上の商品にはなりません。なぜなら半分以上の点数は、お客様が持っているからです。
40点で世に出して反応見て改善して50点に。販売・提供して改善して60点に。それを繰り返して70点に。80点に。一生かけて100点に。……が商品完成までの流れです。
尚、最初は価格を下げて販売でも良いですが、60点くらいとれたら、正規の高価高額料金を設定してください。でないと、商品の改善は止まります。
商品は「ちょっと今いち…」あたりが最初の売り時です(それ以上の質に…と思っていると、あっという間に月日が過ぎていき、競合にどんどん抜かれていきます。)
手法ではなく本質を学ぶ
世の中には、テクニック、手法やツール、テンプレートやフレームワークなどの情報が溢れています。で、皆んなそこを学びたがります。そこに手を出します。
でも、それだと、使いこなすまでには行けません。本人は使えてるつもりでも、結果は全く出ません。それは使いこなせていないということです。
先に、経営、ビジネス、マーケティング、セールス、サービス、これらの本質や原理原則や真理を学び理解していないと、テクニックや手法やツールをいくら駆使しても何も結果は出ません。
先に本質や原理原則や真理を学び理解してください。
とにかく見込み客を集める
起業成功の生命線は、既存顧客リストと見込み客リストです。これさえあれば、どうにかなります。リストが命です。
新規顧客を集めることが、ビジネスで最もお金がかかります。1人の見込み客リストを獲得するのに、2000円とか3000円とかコストがかかります。
世の中に売上アップの手法は沢山あります。ですが、ほとんど全ては顧客リスト(既存顧客リストか見込み客リスト)有りきの手法です。
リストが無ければ始まりません。新規起業では、とにかく、まずは新規の見込み客リスト集めに全力を注いでください。
ウェブ集客力を身につける
説明するまでもなく、今現代では、インターネット活用が有効とならないビジネスはほとんどありません。70代の方でさえスマホで余裕で検索しています。私のクライアントさんには80歳の方もいます。
インターネットを活用したウェブ集客力は必須です。
もちろん、紹介だけでビジネスがまわるような場合、下請け業で集客やマーケティングが必要ではない場合、などであれば必須ではありませんが、そうでなければ、ウェブ集客力は必須です。
ウェブ集客を始める場合、ホームページの作り方やワードプレスの操作…などを学ぶより、WEBマーケティングを先に学んでください。手段やツールより本質や原理原則を学んでくださいということです。
でないと、ホームページの作り方やワードプレスをどんなに勉強しても上手くいきません。何も結果は出ません。
セールス力を身につける
100万人を集客できても販売できなければ売上0円です。集客よりも先に身につけるべきものがセールス力です。
1万人集客しても1人にも売れなければ売上0円。1人しか集客できなくても1人に売れれば売上数十万円。どっちが良いですか?
嫌なセールスマンになる必要はありません。売り込まずでもセールスはできます。感謝されながらセールスを聞いてもらえます。売り手と買い手、共にストレスなく、高額な商品でも契約まで自然に流れていくことができます。
売れる商品があって、セールス力があれば、確実に売れていきます。確実に売上は得られていきます。セールス力を身につけてください。必須です。
ライティング力を身につける
マーケティングからセールスまで、ほとんどのコンテンツを構成しているのは文字です。文章の書き方次第で、集客数も販売数も大きく変わります。
集客できるか売れるかは、商品力や技術力ではありません。商品力や技術力は良くて当たり前の時代だからです。
集客できるか売れるかは、文章を書くスキル、コピーライティング力が左右します。
チラシ、ダイレクトメール、ホームページ、ブログ、メール、LINE、SNS、YouTube(台本)、ほとんどの場合、文字、言葉、文章が主です。
話しやトークがもし下手でも、人間性や情熱でカバーできる場面があるかもしれません。ですが、文章は、なかなかそうはいきません。
ライティング力も必ず身につけてください。
注意:書く力、ライティングは後天的スキルです。才能や能力では決まりません。苦手な人でも必ずスキルが身についていきます。
諦める前に改善する
ここまで、起業で失敗しないポイントを色々と説明してきました。でも、結局、一番のポイントは、聞き飽きているかもしれませんが、諦めないことです。心からそう思います。
私も何十回と挫けそうになったことか…。でも、諦めなければ、本当に道は開けます。必ずです。
但し、投資も努力も工夫も改善もせず、ただ「諦めない!」と叫んでいても何も変わりません。諦めない…というのは精神論ではありません。
- 何にどれだけ投資するか
- 何にどう努力するか
- 何をどう工夫するか
- 何をどう改善するか
何か上手くいかないのであれば、多少無理してでもお金を使って学んでください。多少キツくても行動量を増やしてみてください。頭に汗をかくくらい考え抜いて工夫してみてください。これでもかこれでもかと改善を繰り返してください。
睡眠を削る必要はありません。選択と集中、順番を守れば、効率良く頑張っていけます。
神様は乗り越えられない試練は与えないと言います。ですが、もし、1人で乗り越えられないようであれば、誰かを頼ってください。
誰かを頼ること = 諦めた…にはなりません。
まとめ:50代からの起業で失敗しない22のコツ
以上、『50代からの起業で失敗しない22のコツ』として、起業で失敗しないポイントを、私自身の経験や周りの人の経験をもとに、思いつく限り全てまとめてみました。
50代からの起業で失敗しない22のコツ
- 起業準備をしっかりする
- 経費不要のビジネスにする
- 1日でも早く起業する
- メンターを見つける
- 過去の常識は捨てる
- プライドは捨てる
- 消費者思考をやめる
- 1分で決断する
- 必要より重要を優先する
- やりたいことをやらない
- とにかく絞る
- 差別化を考え抜く
- 自分目線をやめる
- 超スモールスタートとする
- 高価高額商品を用意する
- 不完全でもまず売る
- 手法ではなく本質を学ぶ
- とにかく見込み客を集める
- ウェブ集客力を身につける
- セールス力を身につける
- ライティング力を身につける
- 諦める前に改善する
少しは参考になったでしょうか?
決して起業は簡単ではありません。本当に今まで無知だったと思い知らされます。ですが、チャレンジは、多くのことを学べます。若さも保てる気がします。
ギャンブル的な無謀なチャレンジ起業は絶対にダメですが、超スモールスタートの50代起業なら、50代以降の人生を価値あるものに変えれます。
同志、仲間の一人として、あなたも私と共に、50代以降の人生を価値あるものにしていきませんか?
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