SEOが時代遅れではない4つの理由【オワコンではないデータ有り】
更新日:2023年7月19日 筆者:鈴木俊雄(@smart_plan_ts、Facebook)
SEOが時代遅れではない4つの理由【オワコンではないデータ有り】
要約
SEOが時代遅れではない理由は次の通りです。
- 最新のSEO対策で検索経由のアクセス数が今も伸びている
- 経験や専門性がある場合は検索経由のアクセス数は今も伸びている
- SNS全盛の今でも検索ニーズ(検索数)は減少していない
- AIは平気で不完全な答えを出してくる
詳しくは本文で説明しています。また、SEOが時代遅れと言われている理由も明らかにしています。
この記事は、
- SEOは「時代遅れでオワコンだ、意味ない、古い」と聞いたけど本当なの?
- SEOは時代遅れかも?と思いSEO対策をすべきかどうか迷っている
- SEO対策をしても結果が出ないのはSEOが時代遅れだからなの?
といったような質問や悩みがある、WEBマーケティングの初心者の方へ向けて、まとめてあります。
この記事を読むことによって、
- なぜSEOが時代遅れや意味ないなどと言われているかがわかります
- 実態はSEOが時代遅れでもオワコンでもないということがわかります
- まだまだSEOはホームページ集客やWEBマーケティングにとって重要だということがわかります
結論としては、一言、
SEOは時代遅れではありません
という答えで終わりですが「本当に?」と不安がある人もいると思いますので、以降、詳しく理由などを説明していきます。
ちなみに、私は、ホームページへのアクセス数が今もなお検索経由で増え続けています。この結果からもSEOは時代遅れでないことを確信しています。
その経験や実感も含めて、SEOは時代遅れでないことを説明していきます。
例)当サイトのアクセス数の推移(〜2023年6月分まで)
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【 目次 】
SEOが時代遅れではない4つの理由【オワコンではないデータ有り】
この記事では、まず最初に、SEOが時代遅れと言われてしまっている理由についてお伝えしていきます。次に、本当はSEOが時代遅れではないという理由について説明していきます。
これでスッキリしてもらったら、あとはSEO対策をやるかやらないかです。あなたご自身で判断してください。
SEOが時代遅れ・意味ない・オワコンと言われる理由
では、まず最初に、SEOが時代遅れと言われる理由についてお伝えしていきます。
SEOは時代遅れだ、SEOは意味ない、SEOはやめておけ、SEOはオワコンだ…などと、いろいろ言う人が多くいます。
なぜ、そんな風にSEOのことを悪く言うのでしょうか?その理由は下記の通りです。
SEOが時代遅れ・意味ない・オワコンと言われる理由
- 時代遅れのSEOで利益を得てきた人の声
- 経験や専門性がない信頼性に劣る運営者の声
- SEO対策しても成果が出なかった人達の声
- SNSの普及による情報収集方法の多様化
- AI(ChatGPTなど)の出現による検索不要説
- SNS集客サービスなどを提供する人の広告文句
ひとつ一つ説明していきますね。
時代遅れのSEOで利益を得てきた人の声
昔のSEO、言い換えると、時代遅れのSEO対策ですね。その時代遅れのSEO対策には以下のようなものがありました(現在は無効または影響の小さなSEO対策なので覚えたり理解する必要はありません)。
時代遅れのSEO対策とは、たとえばですが、
- meta keywords(メタキーワードタグ) の設定で検索順位アップ
- 本文等への検索キーワード記述の仕方で検索順位アップ
- とにかく被リンクを多く獲得して検索順位アップ
などです。
これらは、機械的なテクニックというか、小手先のテクニックというか、そういう類いのSEO対策と言うことができます。昔は、このようなSEO対策が重要でした。
ですが今では、こんなSEO対策は通用しません。
その結果、
小手先のテクニックなどだけで成果や利益を得てきた人は、アクセス数が激減し大きく利益を落としていきました。そうなってしまうと、ついつい、人は、いろいろと文句を言いたくなってしまいます。
たとえば「SEOは時代遅れだ」「SEOは意味ない」「SEOはやめとけ」「SEOはオワコンだ」「ブログはオワコンだ」などと……
経験や専門性がない信頼性に劣る運営者の声
実務経験もない、専門家でもない、プロでもない、そんな素人でも、正しいSEO対策を行っていれば、昔は、そこそこの成果が得られました。
ですが、誤った情報や質の低い情報が増えてきたので、経験や専門性がなく信頼性に劣る執筆者や運営者のサイトやページを、Googleは検索結果に出さないようにしました。
その結果、専門家のように見せていた素人さんは、アクセス数が激減し、大きく利益を落とすことになりました。なので、ついつい、いろいろと文句を言いたくなっているわけです。
「SEOは時代遅れだ」「SEOは意味ない」「SEOはやめとけ」「SEOはオワコンだ」「ブログはオワコンだ」「Google最悪」などと……
SEO対策しても成果が出なかった人達の声
なにごともそうですが、少ない投資(時間も含む)や、少ない努力で成果が出ることなんてありませんよね。特にビジネスやマーケティングではなおさらです。SEO対策も例外ではありません。
ですが、世の中には、ほんの少しの投資や努力で上手くいかないと、自分ではなく、その手法やツールなどに責任を押し付ける人が少なくありません。
また、誤った知識や誤ったやり方だと、どんなに投資し努力しても成果は得られません。すると、人は、手法やツールなどに責任を押し付けたくなります。
その結果、「SEO対策なんて無駄、意味ない、SEOは時代遅れだ!」と言う人が出てくるわけです。
SNSの普及による情報収集方法の多様化
Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、他にもTikTokや音声系のSNSなど、多くのSNSの出現と普及により、情報の収集方法は検索だけではなくなってきました。
実際、SNSの中で検索する人は非常に多くいます。私も、交通情報やWordPressのアップデート不具合情報などは、検索ではなくTwitterでリアルでタイムリーな情報を検索して調べるようにしています。
また、動きや動作が中心となる情報、および、エンタメ情報などは、動画メディアであるYouTubeで検索するのが普通になっています。
よって、
「Google検索は終わった」「SEOは時代遅れだ終わったオワコンだ」「これからはSNSの時代だ」という人が増えてきたわけです。
AI(ChatGPTなど)の出現による検索不要説
AI(ChatGPTなど)の注目度や活用が驚くほどの勢いで伸びています。
その結果、「AIが答えを教えてくれるなら、もう検索で調べる必要はないよね」というようなことを安易に言う人が増えてきました。
もし検索が本当に不要になるなら、ホームページやブログや、その他のオウンドメディアも含めて全ての情報メディアは不要ということになります(あり得ませんが)。
であれば、SEOも意味ないよね、SEOは時代遅れだよね、SEOはオワコンだよね、ブログは時代遅れだよね、という理屈です。
SNS集客サービスなどを提供する人の広告文句
集客は、ビジネスやマーケティングの成功へ向けて、最も重要で、最も大変なことの一つです。その集客の手段(ウェブ集客)は、大きく言うと次の3つです。
- 検索からアクセスを集めて集客
- SNSにアクセスを集めて集客
- 広告にアクセスを集めて集客
そして、それぞれの分野での専門家や専門業者が多くいます。
集客という顧客の目的は同じなので、各専門家や業者は、「自分の専門分野の集客方法が良いですよ」と言いたくなります。どうにか、自分の得意な集客方法に興味を持ってもらおうとします。
なので、「SEOは時代遅れれですよ!SNS集客しましょう!」とか、「もうブログはやるなオワコンです!ウェブ広告で集客しましょう!」といったようなセールフレーズがどんどん出てくるわけです。
まとめ(SEOは時代遅れと言われる理由)
まとめると、
「SEOは時代遅れだ、意味ない、オワコンだ、やらない方が良い」と言っている人達のケースは、
- 自分が上手くいかなかったから
- AIを過信し過ぎているから
- 競合を蹴落としたいから
大きく言うと、このどれかに当てはまるはずです。
あなたは、これらの「SEOは時代遅れだ、意味ない、オワコンだ、やらない方が良い」という主張を信じますか?それとも信じませんか?
SEOが時代遅れではない4つの理由(例やデータあり)
それでは次に、SEOが時代遅れではない理由を説明していきます。
SEOが時代遅れではない4つの理由
- 最新のSEO対策で検索経由のアクセス数が今も伸びている
- 経験や専門性がある場合は検索経由のアクセス数は今も伸びている
- SNS全盛の今でも検索ニーズ(検索数)は減少していない
- AIは平気で不完全な答えを出してくる
ひとつ一つ説明していきます。
最新のSEO対策で検索経由のアクセス数が今も伸びている
誤った知識と誤ったやり方のSEO対策では、どんなに投資や努力をしても成果は出ません。
でも、正しい知識と正しいやり方で取り組むSEO対策であれば、今でも十分に成果を出していくことは可能です。
・・・
私のクライアントさんのKさんは、200記事以上のブログを頑張って執筆したのに、検索経由のアクセスはほとんど得られていませんでした。
ですが、私が伝授した最新のSEO対策に関する知識とやり方で実践すると、検索からのアクセス数が5倍以上に急増しました。
正しいSEO対策であれば、アクセス数は今でも増えていくということです。よって、SEOは時代遅れではありません。
経験や専門性がある場合は検索経由のアクセス数は今も伸びている
たとえば、医者でもないのに健康に関するブログを公開している…。このような実務経験も専門性も認められないブログやサイトは、今は検索結果に出てこないようになっています。
ですが、実績や実務経験が豊富なお医者さんの健康に関するブログは、今でも普通に検索結果に出てきます。もちろん、SEO対策も有効です。
むしろ、素人情報がカットされるようになっているので、経験豊富な専門家、プロ、本物、といった人達は、昔よりも検索からのアクセスが得られやすくなっています。
経験や専門性があり信頼性のある運営者やサイトであれば、SEO対策によってアクセス数は増えていきます。よって、SEOは時代遅れではありません。
SNS全盛の今でも検索ニーズ(検索数)は減少していない
今はSNS全盛期です。たしかに、SNS内で検索した方が良い情報もあります。タイムリーな情報、リアルな口コミや評判の情報、などは特にそうですね。
ファッション、食品、スィーツ、コスメ、店舗、これらの情報も、SNS検索の方が、リアルで生の情報が得られます。
でも、真剣な調べごとをする場合は、今でも人はSNSではなくGoogle検索やヤフー検索などを使用しています。
例)SNS検索
たとえば、「スィーツのお店」を探したい場合は、Google検索でも良いのですが、Instagramでリアルな画像や口コミや評判を検索する人の方が多いかもしれません。
〔#スイーツ巡り〕
例)Google検索
たとえば、「WordPressでホームページを自作したまではいいけど、まったく検索に引っかからない…なんで!?」といったような真剣な悩みがある場合、SNSで情報を探すでしょうか?あまりしませんよね。
Google検索やヤフー結果で、〔検索 引っかかるようにする〕や〔WordPress 検索されない 原因〕などと入れて検索するのではないでしょうか。
最新のSEO対策で検索結果の上位に表示される例
〔検索 引っかかるようにする〕1位表示
〔WordPress 検索されない 原因〕2位表示
➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】
➡︎ WordPressページが検索されない【19の原因と対策ガイド】
上記はいずれも私のサイトの今現在(2023年7月時点)の検索結果です。上記のページからは検索からのアクセスを毎月安定的に(減らずに)獲得することができています。
SEOは時代遅れではありません。
Googleトレンドで検索数の推移をチェック
また、Googleトレンドで、いくつかの検索キーワードを調べてみても、多くのキーワードの検索ニーズは落ちていないことがわかります(直近過去5年間の推移)。
いくつか例を載せておきます。
「WordPress」の検索ボリューム推移
「確定申告」の検索ボリューム推移
「SEO」の検索ボリューム推移
「カウンセリング」の検索ボリューム推移
あなたもGoogleトレンドでいろいろなテーマを調べてみてください。
もちろん、中には検索ニーズが減っているものもありますが、昔から減らずに変わらないものが多いということが分かると思います。
検索ニーズは減っていません。よって、SEOは時代遅れではありません。
➡︎ Googleトレンド
参考)若者10代や20代の検索ニーズは?
10代や20代の若者層でも検索を活用しているというデータがあります。10年後20年後はどうなるかわかりませんが、若者層でも検索ニーズは減っていません。
…というか、どの世代でも検索ニーズは減っていません。
参考)Google検索とヤフー検索のユーザー数推移
Google検索とヤフー検索のユーザー数の推移を示したデータがあります。利用者数は減っていません。
参考)その他のデータ
総務省の情報通信白書にも、インターネットの各種動向がわかるデータが多くまとめられています。より多くのことを確認したい場合は参考にしてください。
➡︎ 総務省の情報通信白書
AIは平気で不完全な答えを出してくる
ご存知だとは思いますが、AI(ChatGPTなど)は、まるで本当で正しいことのように平気で嘘を教えてくることが少なくありません。
なので、仮にざっくり調べてみる…程度であれば、AIの利用で良いのですが、本気できちんと調べごとをしたい場合は、AIだけに答えを求めることは非常に危険です。
あなたが、すでにAIを使っている場合は、この辺りのことは、もうお気付きかもしれません。真剣なことほど、検索してきちんと調べ直しますよね。
よって、AI活用が浸透しても検索行為は無くなりません。であれば、SEOも時代遅れとは言えません。
関連記事
➡︎ AI(ChatGPT)記事文章作成【5つのメリットと18ものデメリット】
まとめ(SEOは時代遅れではない理由)
以上、SEOが時代遅れと言われている理由と、SEOは時代遅れではないという理由をお伝えしました。スッキリできたでしょうか?それともまだ不安でしょうか?
でも安心してください。SEOは時代遅れではありません。
ただし、以下のポイントには注意してください。
注意すべきポイント
- 最新の正しいSEO対策を行うこと(誤ったSEO対策をしないようにしてください)。
- 経験を積み専門性を高めること(実務経験を積まず、知ったかぶりの情報発信をしないように気をつけてください)。
- 検索ニーズが落ちていないテーマか確認すること(Googleトレンドなどで検索にニーズがSNS検索にシフトしているテーマでないかを確認してください)。
この辺りに注意すれば、検索マーケティング、および、SEO対策は、今でも有効で効果的です。時代遅れではありません。
SEOの将来性は?時代遅れになる日は来るのか?
「今は大丈夫でも、いずれ検索ニーズは少なくなっていくのではないか?」「今は効果的でもSEO対策を軸とした検索マーケティングは衰退していくのではないか?」このような懸念もあると思います。
でも、さすがに先のことは明言できません。
AIがどこまで進化し発展するのか?新たなメディア形態が出現するのか?それらによって、検索マーケティングやSEOがどう変化していくのか?先のことは私にはわかりません。
少なくともあと10年は大丈夫
ですが、個人的には、少なくとも、あと10年は大きく変わらないかな?と思っています。なぜなら、こんな前例もあるからです。
ブログの場合
SNSの登場により「ブログは時代遅れだ終わったオワコンだ…」と言われ始めてからもう何年も経っています。でも、全然ブログは終わっていません。
メルマガの場合
LINEの普及により「メルマガは時代遅れだ終わったオワコンだ…」と言われ始めてからもう何年も経っています。でも、メールマーケティングは今でも最高のROI(投資利益率)を示しています。
このように、一般的には、時代遅れだ、終わった、オワコンだ、と言われているのに、実態はまったく違っていることが多いからです。
検索マーケティングやSEOも同類だと思っています。
すなわち、
王道的な手法は、変化が生じても決して終わることはない。
ということが言えるのではないでしょうか。
あなたは、検索マーケティングやSEOの将来性をどう考えますか?
まとめ(まだまだSEOは効果的で重要な対策の一つです)
ビジネスやマーケティング、集客や売上アップ、アクセス数アップ、などの成果を得るために、まだまだSEOは効果的で重要な対策の一つです。
ですが、業種や商品サービス、ターゲット属性、その他状況によっては、SNSマーケティングの方が良いかもしれません。広告マーケティングの方が良いかもしれません。または、ネットを使わないリアル施策の方が良いかもしれません。
何でもかんでもインターネット、何でもかんでも検索マーケティングやSEO対策が良いわけではありません。
でも、
検索からのアクセスを大量に安定的に集め続けていきたい場合は、王道的な検索マーケティングやSEO対策は、今もなお効果的で重要な施策の一つです。
成果を信じて、検索マーケティング、および、SEOへの取り組みを続けてみてください。大変なことも多いですが、継続こそが成功への決め手です。そして、その先には想像以上の成果と安定が待っています。
なので、がんばってみてください。
あなたの検索マーケティングが成功しますように願っています
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注:自分が商品となるようなビジネスをされている方向けです。モノ売りや店舗型ビジネス以外の方が対象です。
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