老後でも稼げる資格とは?【定年後も稼ぐための資格102選】

老後でも稼げる資格とは?【定年後も稼ぐための資格102選】

老後でも稼げる資格とは?【定年後も稼ぐための資格102選】

結論

老後に限らず、世の中に稼げる資格というものは一つもありません。

この記事は、

  • 老後でも稼げる資格はありますか?
  • 老後でも稼いでいける方法はありますか?
  • 定年後にどう稼いでいけばいいか分からない…

といったような、お悩みや質問に答えていきます。

この記事を読むことによって、

  • 老後でも稼げる資格が分かります
  • 老後でも稼いでいける方法が分かります
  • 定年後にどう稼いでいけば良いのか分かります

冒頭の結論で、「老後に限らず、世の中に稼げる資格というものは一つもありません。」と言ったのは真実ですが、いきなりそう言われても「???」と思う方が多いと思います。

順を追って説明していきます。

老後でも稼げる資格とは?

この記事を執筆している私は、まだ50代です。ですが、49歳の時に、会社を追い出されるような形で辞職しました。。。

もう50代だと、まともな職なんてありません。年齢は50代でも、定年後や老後とほぼ同じだなと思いました。

その後、色々もがいた結果、“老後も稼げる”ということを重視するのであれば、資格を取得するよりも1日でも早く起業する方が正解だという結論に至りました。

その時、色々と資格について調べた資料があるので、それをもとに、最新の見解や動向も含めて「老後でも稼げる資格」についてまとめていきます。

老後でも稼げる資格102選

先ほど、老後でも稼げる状態になるには、資格を取得するより、1日でも早く起業する方が正解だと言いました。それは、今でも正しいという確信があります。

でもこれは、私の場合です。教育費、家のローン、親の介護にかかる費用……私は今も老後も稼ぎ続ける必要がありました。

ですが、

  • お金の心配はそんなにしていない
  • 少しでも稼げることができればいい
  • 起業なんてしたくない

という人も多くいると思います。そんな方は、何らかの資格を手にして、少しでも働くのに有利な状況にした方が良い場合があるでしょう。

なので、“資格”について説明していきます。

但し、

資格=稼げる…にはなりません。

さらに、50歳を超えていると、さらに資格の効力は薄れていきます。就職にすら有利に働いてくれません。

その辺りは十分に認識しておいてください。

ではまず、資格の種類と意味から説明していきます。

資格の種類

資格には以下のように大きく3つの種類があります。それは、

  • 国家資格
  • 公的資格
  • 民間資格

です。

国家資格とは

国家資格とは、国が認定する資格です。国家資格を大きく2つに分類すると、その仕事(たとえば医師など)を行うのに必須となる免許的な国家資格(業務独占資格)と、単に専門知識があることの証明にしかならない国家資格(たとえば中小起業診断士など)があります。

国家資格の例

社会保険労務士、税理士、宅地建物取引士、管理栄養士、柔道整復師、中小企業診断士、情報処理技術者など。

公的資格とは

公的資格とは、民間や公益法人が試験を実施し、官庁や都道府県が認定する資格です。国家資格ではありませんが、信用度や知名度が高いものもあるので、就職等に有利となる場合があります。

公的資格の例

日商簿記検定、カラーコーディネーター、介護支援専門員、ビル経営管理士、秘書検定、販売士検定など。

民間資格とは

民間資格とは、企業や民間団体が独自に自由に設定している資格です。民間とはいえ、一部、公的に値するような資格もあり、就職等に有利となる場合があります。但し、民間資格は、言い方を変えれば勝手に誰でも設定できる資格なので盲信は危険です。

整体士、カイロプラクター、臨床心理士、証券アナリスト、アロマテラピー、TOEIC、Googleアナリティクス個人認定資格など。

資格の意味

資格の意味は大きく言うと2つあります。それは、

  • 知識や技能があることを証明できる資格
  • その仕事や行為を行うことが認められる資格

です。

知識や技能があることを証明できる資格

ある事柄についての勉強や訓練を行い、知識や技能がある程度身に付いた場合に得られる資格です。

その仕事や行為を行うことが認められる資格

その資格が無いと、その行為や仕事を行えません。行うと違法となります。国家資格の業務独占資格がこれに値します。

国家資格であっても、前者のみの効力しかないものがあります(たとえば中小企業診断士や情報処理技術者など)。

逆に公的資格や民間資格であっても、違法にはなりませんが、その仕事に付けないものもあります。

たとえば、分かりやすいところで言うと、大相撲の親方になる資格や、芸事の師範となる資格などもその一種です。

ですが、親方になる資格が無くても子供に相撲を教えても構いません。師範の資格がなくても芸事の教室を開いて構いません。

なので、ほとんどの資格は、ただのバッチ、ワッペン、名札……程度の意味合いしかないと思っておきましょう。

いずれにしても、必ず職につける・仕事がある・稼げる、といったような資格は一つもありません。ここを分かっていない方が多いので気をつけてください。

老後も稼げる?国家資格36選とその他66選

全てではありませんが、国家資格を36種類と、公的資格・民間資格66種類、合わせて102種類の資格を紹介します。

国家資格36選

注:全てではありません。掲載順は50音順です。

  1. あん摩マッサージ指圧師
  2. ウェブデザイン技能
  3. 介護福祉士
  4. 管理栄養士
  5. 管理業務主任者
  6. 危険物取扱者
  7. 行政書士
  8. 建築物環境衛生管理技術者
  9. 言語聴覚士
  10. 公認会計士
  11. 公認心理師
  12. 歯科医師
  13. 司法書士
  14. 社会福祉士
  15. 社会保険労務士
  16. 柔道整復師
  17. 情報処理安全確保支援士
  18. 情報処理技術者
  19. 税理士
  20. 全国通訳案内士
  21. 第二種自動車運転免許
  22. 宅地建物取引士
  23. 中小企業診断士
  24. 調理師
  25. 電気工事士
  26. 電気主任技術者
  27. 土地家屋調査士
  28. 美容師
  29. 不動産鑑定士
  30. ファイナンシャルプランニング技能士
  31. 弁護士
  32. 弁理士
  33. 保育士
  34. マンション管理士
  35. 薬剤師
  36. 理容師

上記以外にも、多くの国家資格があります。免許的な意味合いのある業務独占資格については、以下も参考にしてください。

➡︎業務独占資格(フリー百科事典『ウィキペディア』)

その他資格(公的・民間)66選

注:全てではありません。掲載順は50音順です。

  1. ITコーディネータ
  2. 歩き方インストラクター
  3. アロマテラピー
  4. 安眠インストラクター
  5. 遺品整理士
  6. インテリアコーディネーター
  7. ウェブ解析士
  8. エクステリアプランナー
  9. SEOマーケティングアドバイザー
  10. エスティシャン
  11. 介護予防運動指導員
  12. カイロプラクター
  13. 家電製品アドバイザー
  14. カラーコーディネーター
  15. Googleアナリティクス個人認定
  16. 介護支援専門員(ケアマネ)
  17. 個人情報保護士
  18. 子育て支援員
  19. 古民家鑑定士
  20. サプリメントマイスター
  21. 産業カウンセラー
  22. 終活アドバイザー
  23. 住宅販売士
  24. 住宅ローンアドバイザー
  25. ジュエリーコーディネーター
  26. 樹木医
  27. 証券アナリスト
  28. 照明コンサルタント
  29. 食育インストラクター
  30. 食生活アドバイザー
  31. 森林インストラクター
  32. スキンケアマイスター
  33. 整体士
  34. 整理収納アドバイザー
  35. 葬祭ディレクター
  36. 相続診断士
  37. ソムリエ
  38. 中古自動車査定士
  39. DIYアドバイザー
  40. 登録販売者
  41. トリマー
  42. TOEIC
  43. 日商簿記
  44. 日本語教師
  45. 認知症介助士
  46. ネイルアートデザイナー
  47. ネットショップ実務士
  48. パソコンインストラクター
  49. 販売士
  50. パーソナルカラリスト
  51. ひきこもり支援相談士
  52. 秘書検定
  53. PRプランナー
  54. 不動産コンサルティング
  55. フードコーディネーター
  56. ベビーシッター
  57. ホームページWEBデザイナー
  58. 翻訳専門職資格
  59. POP広告クリエイター
  60. マイクロソフト認定トレーナー
  61. メンタル心理カウンセラー
  62. 薬膳コーディネーター
  63. 野菜ソムリエ
  64. リフォーム取引販売士
  65. 臨床心理士
  66. レクリエーション介護士

上記以外にも数えきれないほどの資格があります。民間資格については、新規や廃止も多いので、正式な数はとても把握しきれません。

企業が自社製品や自社サービスに対する民間資格を用意している場合もあります。これはIT業界に多く見られます。GoogleやMicrosoftやOracleなど。

たとえば、Googleであれば、

分類資格
Google AnalyticsGoogle アナリティクス個人認定資格
Google広告Google 広告「ディスプレイ広告」認定資格
Google広告Google 広告の測定認定資格
Google広告「ショッピング広告」認定資格
Google広告Google 広告の動画広告認定資格
Google広告Google 広告「検索広告」の認定資格
Google広告Google 広告「アプリ広告」認定資格
Google Marketing PlatformCreative 認定試験
Google Marketing Platformキャンペーン マネージャー認定試験
Google Marketing Platformディスプレイ&ビデオ 360 認定試験
Google Marketing Platform検索広告 360 認定試験
YouTubeYouTube Music 認定資格

といったように、一企業だけで12の資格を用意しています(2020年時点)。

こういうものもあるので、正式な数はとても把握しきれません。

資格があれば老後に稼げるとはならない

各種資格をザッと説明してきましたが、資格があれば老後に稼げるとはなりません。

なぜなら、資格があるということと、稼ぐということは、全く別だからです。何の関係性もありません。本当に1ミリも関係ありません。

○○資格で○○の職種だと年収○○万円…というような目安をまとめている情報もありますが、鵜呑みにしてはいけません。

たとえば、国家資格を取得して士業(たとえば税理士や社労士など)をしているにもかかわらず、今月は売上0円……というような話しはゴロゴロ転がっています。これが現実です。

なので、ほとんどの資格は、ただのバッチ、ワッペン、名札……程度の意味合いしかありません。

資格がお金を生むのではなく、ビジネス、マーケティング、工夫、努力、経験、信頼、がお金を生むという、本質を理解しておいてください。

老後に稼げる本当の資格とは

老後へ向けて本当に稼げる資格は、ここまで説明してきたような資格ではありません。

老後へ向けて本当に稼げる資格とは、人間性があるか?だったり、お客様と向き合う姿勢が持てるか?だったり、ビジネススキルがあるか?だったり、そういう本質的な部分です。

職種や目的にもよりますが、ここまで説明してきたような、名札代わりの資格は必要ありません。

難しい資格に時間やお金をかけて取得するのであれば、その時間やお金をビジネスをスタート(小さくスタート)させることに使う方が何十倍も有益です。

ここで、稼げる資格を、もう少し具体的に教えておきます。

稼げる具体的な資格は、

  • リサーチスキル
  • マーケティングスキル
  • セールススキル

この3つです。

これらを勉強し、これらを1日でも早く経験し、老後へ向けて身につけておいてください。

今は、なかなかピンとこないかもしれませんが、実際に老後も稼いでいる人に聞いてみてください。立派だけど名札代わりにしかならない資格と上記3つのスキル、どちらが稼ぐ上で重要ですか?と。

きっと10人中10人がこう言うでしょう。

○○資格を取得する時間があるなら、さっさと何かを売りなさい。

人が悩み欲していることをリサーチしてください。そして売るものを決めて、見込み客をあなたの目の前に連れてきます。即ち、マーケティングをしてください。そして、セールスして売ってください。

このようにビジネスをしていかないと老後に稼ぐことはできません。

資格を取得しても老後に稼げる就職はできません。まだ50歳だったのに稼げる職に就けなかった私はそう思います。

であれば、

  • リサーチスキル
  • マーケティングスキル
  • セールススキル

これらのスキルを1日も早く身につけるべきだと思います。これらがあれば、老後も稼いでいけます。

最初に身につけたい稼げる資格とは

稼げる資格、

  • リサーチスキル
  • マーケティングスキル
  • セールススキル

の3つうち、最初に身につけてほしいのが、マーケティングスキルです。

他のスキルもめちゃくちゃ重要ですが、マーケティングが分かってくれば、リサーチやセールスも身につきやすくなります。

さらに、

現代では、ホームページやSNSなど、インターネットを活用するWEBマーケティングが分からないと、なかなか稼ぐことはできません

マーケティングなかでも、特にWEBマーケティングを中心に勉強し行動し、1日も早く稼げる資格となるスキルを身につけていくようにしてください。

参考)WEBマーケティング入門

もし、起業し自分で稼いでいく場合で、ホームページやブログを核にした集客を想定している場合は、無料なので、下記の講座を学んでみてください。

➡︎【無料】ホームページ集客講座(7つの特典+αつき)※初心者向け

まとめ

では、最後にまとめです。

資格の種類には、

  • 国家資格
  • 公的資格
  • 民間資格

という3つがありました。

資格の意味には、

  • 名札レベルの資格
  • 免許的な資格

という2つの意味がありました。

そして、

  • 稼げる資格は世の中に存在しない

ということをお伝えしました。

稼げる資格は、

  • リサーチスキル
  • マーケティングスキル
  • セールススキル

これら3つがあるかどうか?です。(あとは人間性っていう資格も不可欠ですかね)

そして、なかでも、

  • WEBマーケティング

をまずは身につけてほしい。

ちなみに、WEBマーケティングのノウハウやスキルを身につけておけば、ネット集客、オンラインでセールス、オンラインで商品提供といった具合で、在宅で全国対象にビジネスをしていけます(業種やサービス内容によりますが)。

在宅で稼げるのであれば、コロナ…のような有事にも影響は受けにくいですし、足が痛くても関係ありません。パソコン1台、もしくは私のようにiPad1台(+スマホ)さえあれば稼げるようになります。

でも、

すべては、身体、心、頭が元気であれば……なので、稼ぐために本当に一番重要な資格は、健康であることかもしれません。健康も重要な資格の一つとして認識しておきましょう。

とにかく、

資格の取得に時間やお金を投資するのは、ほぼ無意味です。

資格取得よりも、もっと他にやるべきことがないか?資格のための時間やお金は、もっと他に使った方が良いのではないか?

ぜひ、ご一考ください。

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