コンサルのオンライン化【対面サービスを自宅で成功させる方法】

コンサルのオンライン化【対面サービスを自宅で成功させる方法】
この記事は、
- 対面コンサルの需要が落ちてきた
- 対面コンサルをオンライン化したい
- 対面コンサルをオンライン化する方法を教えて
- ビジネスを自宅完結型にしていきたい
といったような、お悩みや質問に答えていきます。
この記事を読むことで、
- 対面コンサルをオンライン化する方法が分かります
- 自宅(または自社内)でビジネスが全て完結できます
ちなみに、私も現在は、コンサル等の対面サービスは、全てオンラインです。コンサルに限らず、営業もオンラインのみ。集客もウェブのみ。全て自社(自宅)で完結しています。
その経験をもとに説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
【 目次 】
コンサルのオンライン化
対面サービスのオンライン化は昔から既に行われています。ですが、ここにきて(コロナの影響)で一気に注目度が上がり、必要性も増してきました。
そして、既に各種サービスのオンライン化は当たり前の事となっています。
対面コンサルに限らず、対面カウンセリングや対面セミナーなど、多くのサービスがどんどんオンライン化されています。
トレーニングやヨガなどまでオンライン化されています。脱毛施術などまでオンライン化されています。
もしかしたら、オンライン化されていないサービスを探す方が難しいかもしれません。
なので、あなたも今すぐ対面コンサルのオンライン化に取り組むことを検討してください。
コンサルのオンライン化は特に簡単
コンサルのオンライン化は、対面サービスのオンライン化の中でも、特に簡単です。
なぜなら、そもそもコンサルティングというものは、場所も関係ありませんし、器具や機材も使いませんし、身体にも触れません。対話さえできれば十分です。
なので、コンサル系のサービスは、オンライン化することが非常に簡単です。
とはいえ、ITやWEBやパソコンに弱い方は「いやいや私には無理…」と思ってしまうかもしれません。
ですが安心してください。私もパソコンに弱いのです。私のクライアントさんもITやWEBやパソコンに弱い方ばかりです。ITやWEBやパソコンに弱くてもオンライン化は可能です。
たとえば、パソコン苦手な私は、iPadのみでオンライン化を実現しています。パソコンは一切使っていません(iPadの方が圧倒的に楽なので)。
あとは、オンライン化に関する正しい知識と、ちょっとしたコツと、ちょっとの場数を踏めばOKです☺️
コンサルのオンライン化で失敗するケース
コンサルのオンライン化は簡単だと言いましたが、以下の場合は失敗する可能性があります。注意しておいてください。
- 対面コンサルで上手くいっていなかった
- セッション時の通信環境が悪い
- コンサルで使うテキスト類が充実していない
対面コンサルで上手くいっていなかった
たまに「オンライン化するだけで売れる……」と勘違いされる方がいますが、リアル対面のコンサルで上手くいっていないものは、オンライン化してもダメです。
あくまでも、リアル対面で既に売れていたサービスでなければ、オンライン化しても上手くいきません。失敗します。当然ですね、、、
もし、あなたのコンサルサービスが、リアルでも売れていない場合は、オンライン化よりも、ポジショニングやコンセプトの検討からやり直してください。
もし、あなたのコンサルサービスが、リアル対面で結果(お客様の成果)を出せていないのであれば、コンサルティングの中身の改善から取り組んでください。
オンライン化は、あくまでも単なる手法にすぎません。サービスの本質部分を確立させる方が先ですし、圧倒的に重要です。
セッション時の通信環境が悪い
ZOOMなどのビデオ通話ツールを使ってコンサルする場合、通信環境が悪いと、頻繁に画面が止まってしまったり、声が聞き取り難かったりします。
ただでさえ、オンラインセッションだと、コミュニケーションがリアル対面より難しくなる上、先に述べたような障害が起こると、まともな対話が全くできません。
先方の通信環境はコントロールできませんが、自社・自宅の通信環境は、ある程度整えておくようにしましょう。
コンサルで使うテキスト類が充実していない
これは、先の2点と比べると重要度は低いかもしれませんが、私は重視しているので、あげることにしました。
はっきり言って、コンサルサービスの内容によっては、音声電話だけでも高価値を与えるコンサルティングは可能です。チャットだけでも可能です。
ですが、私の場合、オンライン化やウェブマーケティングの初心者の方がクライアントになるので、理解度を高めるために、頻繁にスライドやテキストを使用します。
また、オンライン化すると情報の伝達力も多少落ちてしまう場合があります。なので、オンライン化するコンサルの内容によっては、スライドやテキストの充実させないと上手くいかない場合があります。
ZOOMなどであれば、画面共有という機能で、それらのスライドやテキストをクライアントに見せながらコンサルティングが可能です。
また、そのスライドやテキストは全てクライアントに提供するので、セッション後の復習や、次回セッションへ向けての予習にも有効活用できます。
コンサルのオンライン化手順
では、次にコンサルのオンライン化手順を説明していきます。
コンサルのオンライン化手順は以下の通りです。
- カリキュラムを見直す
- スライドやテキストを追加する
- ZOOMを導入する
- リハーサルを行う
- ZOOMのIDやパスワードを伝える
- コンサルセッションを開始する
カリキュラムを見直す
オンライン化したからといって、コンサルのプログラムやカリキュラムが変わることは基本的には無いと思います。
ですが、以下のような点はありませんか?
- リアルや対面でしかできないこと
- オンライン化すると大きく質が落ちること
- オンラインでこそ可能となること
リアルや対面でしかできないこと
中にはリアルや対面でしかクライアントに提供できない内容や価値があるかもしれません。
そこはどうしますか?捨てますか?他の形で提供しますか?それとも、異なる価値で埋め合わせますか?
リアルや対面でしかクライアントに提供できない内容や価値があった場合は、カリキュラムやセッション内容に対して、何らかの変更が必要です。
オンライン化すると大きく質が落ちること
オンライン化しても提供できるけど、リアル対面と違って、大きく質が落ちてしまうようなものはありませんか?
この場合も先述同様、カリキュラムやセッション内容に対して、何らかの工夫や変更が必要です。
オンラインでこそ可能となること
先述の2点の逆で、リアル対面では不可能だったことが、オンライン化することによって可能となることはありませんか?
オンライン化でこそ、クライアントに提供できるようになる、そんな新しい顧客価値はありませんか?これは、あなたのコンサルサービスの価値や単価を上げることにもつながっていきます。
先述の2点までは皆さんよく考えますが、この、オンラインでこそ可能になる価値というところまで考える人は、なかなかいません。
思いもよらぬ発見で、ライバルとの差別化ができるかもしれないので、ぜひ、オンラインでこそ可能になる価値がないかを探ってみてください。
スライドやテキストを追加する
既に述べましたが、セッションがリアル対面から、オンライン化となることによって、コミュケーションや伝達は多少難しくなります。
クライアントのために追加した方が良いスライドやテキストはありませんか?
必要だと思うのであれば追加しましょう。
ZOOMを導入する
もう既に導入済みかもしれませんが、まだの方は、ZOOMというビデオ通話ツールを導入してください。
他にも同様のツールはありますが、利用者の多いもの、認知度の高いものを選んでください。今はZOOMです。
機能がどうだセキュリティがどうだと言う人もいますが大差ありません。こういうものは、皆んなが既に使ってるもの、皆んなが既に知ってるものというのが重要です。
利用端末は何でも良いです。スマホでも良いです。でもさすがに、発信者側としてはスマホは小さ過ぎます。パソコンやiPadを使いましょう。
ちなみに、ZOOMのプランは、最初は無料プランで問題ありません。個別コンサルであれば1対1の利用となります。1対1であれば時間無制限で使えるので全く問題ありません(画面共有などの各種機能も使えます)。
リハーサルを行う
リハーサルというより、テストと言った方が合っているかもしれません。
初めてのZOOM使用、もしくは、初めてのZOOM発信者(主催者)になる場合は、簡単にテストしておくと、本番でスムーズにセッションできるでしょう。
たとえ1人でも、自分のパソコンを主催者にして、自分のスマホをクライアントにして、といった感じでテストできます。操作なども練習できます。
操作等はすぐ慣れると思いますが、オンラインコンサルの実施が初めての方は、一応軽くでも、リハーサル・テストは行っておきましょう。
ZOOMのIDやパスワードを伝える
クライアントに、ZOOMの参加用URL、または、ミーティングIDとパスワードを伝えてください。
クライアント(参加者)がアクセス(参加)してきたら、オンラインでのコンサルセッションが開始できます。
コンサルセッションを開始する
あとは普通にリアル対面のつもりでコンサルセッションを進めてください。リアル対面でできていたのであれば難しくないはずです。
僅かに音声のズレが発生するので、テンポ良いかけ合いの対話にならなかったり、会話が被ったりするので、多少やり難さを感じるかもしれません。
ですが、それでコンサルティングの質が落ちるわけではありません。音声のズレは仕方ないので、そこは我慢しましょう。
強いて言うのであれば、オンラインでは、話し手、聞き手、をハッキリ上手く切り替えられるような会話の仕方が良いです。
たとえば、
「〜じゃないですか」
「〜じゃないですか」だと、
「〜じゃないですか、だから〜」と続くのか、「じゃないですか?……」と質問されているのか聞き手はよく分かりません。
なので、この場合は、
「〜です。だから〜」と続ける。「〜ということ知っていますか?」と明確に質問する。
といった感じで、どちらかハッキリさせるような会話にしてください。
コンサルをオンライン化することのメリット
リアル対面だったコンサルサービスを、オンライン化することのメリットは沢山あります。
コンサルサービスをオンライン化することのメリットは、あなただけではなく、クライアントさんにとっても大きなメリットを得られます。
この辺りは、以下の記事にまとめてあるので、そちらをご覧ください。
➡︎オンライン化のメリットとデメリット【脱リアルで現状打破】
オンライン相談会やグループコンサルなど
コンサルティングは基本的に個別1対1で行いますが、グループコンサルや、オンライン相談会やオンラインセミナーなど、1対多で行うイベントの場合は、少し手順やコツが変わってきます。
細かい部分は色々ありますが、大きな注意点は以下の通りです。
- 時間制限がある
- 参加者の音声の扱い
- 飽きる疲れる
時間制限がある
ZOOMの無料プランだと1対多の場合、時間制限があります。1対多のオンラインイベントを実施する場合は、迷わず有料プランにしましょう(参加者は無料アカウントで大丈夫です)。
参加者の音声の扱い
参加人数にもよりますが、場合によっては、音声が雑音だらけになり、収拾がつかなくなる場合があります。そうなりそうな場合は、聞き手側のマイクはオフにするというルールを設けましょう。
飽きる疲れる
リアル対面と違って、オンラインだと参加者の飽きや疲れが早く訪れます。なので、適度な休憩はもちろんですが、ワークを間に何回か挟むようにしてください。
同時に取り組むべきオンライン化
サービス(コンサルなど)のオンライン化をするのと同時に、以下のウェブ化やオンライン化も必ず行ってください。
- 集客
- 営業
ウェブ集客
あなたのホームページやブログは活かせてますか?ネットで集客できていますか?
ウェブ集客を仕組み化できれば、全国対象で集客していけます。集客を自動化できれば、集客が毎月安定して、他のことに時間を使えるようにもなります。
リアル、アナログ、対面での集客は、今後ますます難しくなっていきます。集客のウェブ化や自動集客も、サービス(コンサルなど)のオンライン化と合わせて対応してください。
ホームページやブログからの集客については、以下がおすすめです。
オンライン営業
リアル対面の営業も、今後ますます難しくなっていきます。
オンライン営業であれば、全国のターゲットに営業していけます。夜遅くでも営業できます。交通費も場所代も不要です。
正しくオンライン営業を実施すれば、成約率も落ちません。むしろ成約率アップする方もいます。
オンライン営業もサービス(コンサルなど)のオンライン化と合わせて対応してください。
関連記事
➡︎オンライン営業のメリットとデメリット【10の集客アップ事例つき】
まとめ
コンサルなどの対面サービスのオンライン化は、さほど難しくありません。
なので、まだの方は、今すぐ取り組んでください。
また、同時にウェブ集客やオンライン営業も今すぐ取り組んでください。
IT苦手でもパソコン苦手でも、オンライン化は可能です。ZOOMは無料から使えますし、パソコンかiPadがあれば、新たな機材も必要ありません。
ウェブ集客もワードプレスなどの無料ツールを使えば、低コストで始められます。オンライン営業もZOOMが使えればOKです。
何も不自由ありません。誰でもオンライン化は可能です。
なので、ぜひトライしてみてください。状況一変の可能性大です(^^)
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