オンラインニーズ36種類【例:オンラインカウンセリング市場など】

オンラインニーズ36種類【例:オンラインカウンセリング市場など】
在宅ワーク、リモートワーク、テレワークというビジネススタイルが、当たり前となってきた今、「オンライン」に関する市場・ニーズは広がっているのでしょうか?
たとえば、「オンラインカウンセリング市場は?」など。
この記事では、
- オンラインに関するニーズって増えているの?
- オンラインに関する市場って伸びてるの?
- 顧客はオンラインサービスを求めている?
- リアルサービスからオンラインサービスに変えるべき?
- アフターコロナではどうなる?
といったような、疑問やお悩みに対して、いくつかの統計データを見ながら解説していきたいと思います。
色々な統計データがあると思いますが、この記事では、Googleトレンドを用いて、ざっくりとした「オンライン化」に関するインターネットの検索市場で見ていくことにします。
なぜなら、下手に偏った政府や民間の統計データより、GoogleトレンドやGoogleキーワードプランナーなどで調べる方がデータ的に信頼できると思うからです。
Googleトレンド:
その検索キーワードで人々がどのくらい検索してきたかの推移が分かるGoogleの無料WEBツールです。

当記事に出てこない検索キーワードが気になる場合は、以下からGoogleトレンドにアクセスし、あなたの気になる検索キーワードを入力してください。
【 目次 】
- 1 オンライン36の検索市場【例:オンラインカウンセリング市場など】
- 2 オンライン36種類の検索市場
- 2.1 オンラインの検索市場
- 2.2 オンライン化の検索市場
- 2.3 在宅ワークの検索市場
- 2.4 リモートワークの検索市場
- 2.5 テレワークの検索市場
- 2.6 オンライン業務の検索市場
- 2.7 オンライン仕事の検索市場
- 2.8 オンライン営業の検索市場
- 2.9 オンライン商談の検索市場
- 2.10 オンライン商品の検索市場
- 2.11 オンライン接客の検索市場
- 2.12 オンライン会議の検索市場
- 2.13 オンライン対応の検索市場
- 2.14 オンライン指導の検索市場
- 2.15 オンライン相談の検索市場
- 2.16 オンライン学習の検索市場
- 2.17 オンライン授業の検索市場
- 2.18 オンライン教室の検索市場
- 2.19 オンラインセミナーの検索市場
- 2.20 オンラインライブの検索市場
- 2.21 オンラインコミュニケーションの検索市場
- 2.22 オンライン飲み会の検索市場
- 2.23 オンラインサロンの検索市場
- 2.24 オンラインダイエットの検索市場
- 2.25 オンライントレーニングの検索市場
- 2.26 オンラインフィットネスの検索市場
- 2.27 オンラインカウンセリングの検索市場
- 2.28 オンラインコンサルティングの検索市場
- 2.29 オンライン介護の検索市場
- 2.30 オンライン医療の検索市場
- 2.31 オンラインツールの検索市場
- 2.32 ZOOMの検索市場
- 2.33 Slackの検索市場
- 2.34 ワードプレスの検索市場
- 2.35 iPadの検索市場
- 2.36 パソコンの検索市場
- 3 オンライン市場の今後
- 4 まとめ
オンライン36の検索市場【例:オンラインカウンセリング市場など】
オンラインに関する検索キーワードでの検索件数の増減・推移で、オンライン化に関するの市場やニーズを見ていこうと思います。
たとえば、
例)オンラインカウンセリング市場の場合
〔オンライン カウンセリング〕
という検索キーワードでの検索件数が増えていれば、
「カウンセリングはオンラインで受けたい!」
という市場・顧客ニーズが高まってるということです。もしくは、
「オンラインでカウンセリングできるようにしなければ!」
というサービス提供者側のニーズが高まってるといういうことです。
こんな感じで市場やニーズを見ていきましょう。
オンライン36種類のキーワード
以下36種類の検索キーワードの検索数の増減・推移を見ていきます。
キーワードは私が思いつくまま出したものです。考えていけば、まだまだ出てくるかもしれませんが、とりあえず36個で止めました。
- オンライン
- オンライン化
- 在宅ワーク
- リモートワーク
- テレワーク
- オンライン業務
- オンライン仕事
- オンライン営業
- オンライン商談
- オンライン商品
- オンライン接客
- オンライン会議
- オンライン対応
- オンライン指導
- オンライン相談
- オンライン学習
- オンライン授業
- オンライン教室
- オンラインセミナー
- オンラインライブ
- オンラインコミュニケーション
- オンライン飲み会
- オンラインサロン
- オンラインダイエット
- オンライントレーニング
- オンラインフィットネス
- オンラインカウンセリング
- オンラインコンサルティング
- オンライン介護
- オンライン医療
- オンラインツール
- ZOOM
- Slack
- ワードプレス
- iPad
- パソコン
オンライン36種類の検索市場
各検索キーワード毎に、過去5年間の検索件数の推移をGoogleトレンドで調べました。
※グラフ縦軸の数値は検索件数ではなくマックスを100とした場合という数値です。
※Googleトレンドのデータは2020年9月28日取得のデータです。
オンラインの検索市場

まずは、シンプルに「オンライン」という単語から。緊急事態宣言の辺りでドンと検索件数が増えて、今もまだ昔の倍の検索件数が続いています。しばらく落ちていかなそうですね。
オンライン化の検索市場

“化”を付けた「オンライン化」という単語も「オンライン」同様です。それにしても、一時期の検索件数の跳ね上がりは凄いです。一種のパニック状態だったということでしょう。
在宅ワークの検索市場

「在宅ワーク」は以前からニーズが高いキーワードだったので目立ちませんが、微妙に増えています。在宅ワークはもう既に定番ワードです。ニーズが減ることはないでしょう。
リモートワークの検索市場

「リモートワーク」は2019年頃から増えています。私もそうですが、やってる人は何年も前からリモートワークを既にしています。ですが、コロナで一気に皆が使う言葉になりました。今後も一定量のニーズはずっと続くでしょう。
テレワークの検索市場

「テレワーク」もリモートワーク同様の推移です。
オンライン業務の検索市場

ある程度の規模の企業は、大昔から業務のオンライン化を行なっています。ですが、ここにきて、ようやく中小から個人企業まで「オンライン業務」に目を向けるようになってきたのだと思います。
オンライン仕事の検索市場

多くの仕事がオンラインでも可能ということ、オンラインの方が便利で楽だということ、コロナをきっかけで、ようやく皆が気づけました。もうリアルやアナログには戻れない仕事がいっぱいあります。
オンライン営業の検索市場

「オンライン営業」も昔からやっている人はやっていました。でも今は、リアル営業派だった人も、コロナの影響でオンライン営業が必須となっています。そしてオンライン営業のメリットにやっと気づき始めました。今後もオンライン営業のニーズは続くでしょう。
オンライン営業のメリット・デメリットについては以下の記事を参考にしてください。
➡︎オンライン営業のメリットとデメリット【10の集客アップ事例つき】
オンライン商談の検索市場

オンライン営業より一歩進んだイメージの言葉「オンライン商談」は、一気に市民権を得たような伸びを見せています。契約時も印鑑不要の時代です。オンラインで全て完結できます(私もそうしてます)。オンライン営業やオンライン商談のニーズはもっと増えていくかもです。
オンライン商品の検索市場

「オンライン商品」はコロナを機にゆっくり大きく伸びているように見えます。ニーズは今後も伸びていきそうです。
オンライン商品、即ち、デジタルコンテンツとも言えます。デジタルコンテンツには、どんな種類があるのか?を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
➡︎デジタルコンテンツ24種類を解説【今すぐ作れるのはコレ!】
オンライン接客の検索市場

リアルな接客業務は、基本的にお客様と「密」になります。なので、明らかに「オンライン接客」の検索ニーズがドンと増えています。かつ、あまり落ちてませんね。ということは、オンライン接客について、未だ皆んな悩んでる…のかもしれません。
オンライン会議の検索市場

「オンライン会議」は、やっている人は既に何年も前からオンラインメインでやっています。そして、検索件数が一気に増えたのを見ても分かるように、今は皆が当たり前のようにオンライン会議をやっています。今後も当たり前に続いていくでしょう。
オンライン対応の検索市場

「オンライン対応」しなきゃ!と一気に検索件数が跳ね上がりましたが少し落ち着いたようですね。それは、オンライン化が済んだからなのか、リアルの世界に戻っていったのか……どちらでしょうか?でもコロナ以前よりは多い検索が続いています。
オンライン指導の検索市場

伝える・教える・指導する、ほとんどのことはオンラインでもやれます。なので、「オンライン指導」の検索件数は徐々に減ってきてるように見えますが、昔のレベルに戻ることはないでしょう。私もクライアントさんへのコンサル指導などはオンラインでやっています(全く問題なしです)。
オンライン相談の検索市場

「オンライン相談」の検索件数は、跳ね上がってからあまり落ちてません。オンライン化やオンライン対策をしたいけど、分からない・できない……という人が多いのでしょうか?ちょっと気になる推移ですね。
オンライン学習の検索市場

学びごとも、ある程度はオンラインで十分です。昔から通信教育というのがあります。それと変わりません。でも言葉として「オンライン学習」と使われることが多くなったのでしょう。間違いなく今後もニーズは続きますね。
オンライン授業の検索市場

「オンライン授業」は学校関係の方の検索でしょう。実習授業などは難しいと思いますが、座学ならオンラインで十分です。でも、学校は「学」以外を学ぶことも重要な場所です。なので、登校してワイワイガヤガヤの学校生活がベストです。
オンライン教室の検索市場

「オンライン教室」は、今まで対面教室形態のビジネスをされてた方、もしくは、学びたいけどコロナで対面は避けたいのでオンライン教室を探してる方、などが多く検索してるのだと思います。検索件数も落ちてません。教室ビジネスのオンライン化は必須ですね。
オンラインセミナーの検索市場

「オンラインセミナー」は明らかな変化です。検索件数も全く落ちてません。ということは、オンラインセミナーが今後の主流になることは間違いありません。というか、既に主流です。リアル対面セミナー集客、または、セミナー営業されてた方は、今からでもオンライン化必須です。
オンラインライブの検索市場

「オンラインライブ」は音楽系だけではなく、ビジネス系でも多用されています。YouTubeライブ、Facebookライブなどですね。要するにウェビナー(ウェブ上でのセミナー)です。これも検索件数が落ちることはないでしょう。
オンラインコミュニケーションの検索市場

コミュニケーションを深めるなら、オンラインはリアルに絶対勝てません。とは言え、コロナの状況的にも、効率的にも「オンラインコミュニケーション」は活用すべきでしょう。今後もニーズは続くと思います。
オンライン飲み会の検索市場

「オンライン飲み会」でも十分に楽しい…と言う人もいます。ですが、飲み会などは、やっぱりリアルが一番です。私個人的にはそう思います。(飲みに行きたいですね😢)
オンラインサロンの検索市場

「オンラインサロン」はもう数年前からのトレンドです。コロナも関係してると思いますが、オンラインサロンの検索件数の伸びは、コロナ関係なく伸びてきたものです。但し、サロン運営はわりと難しいと聞きました。安易に始めると失敗するそうです。注意してください。
オンラインダイエットの検索市場

「オンラインダイエット」は昔からそこそこ検索されてたようですね(私は知りませんでした)。そして、コロナでさらに検索件数が増えました。ニーズが無くなることはなさそうです。
オンライントレーニングの検索市場

「オンライントレーニング」もダイエットと同じような検索件数の推移です。ダイエットもトレーニングも結局は自分がどう頑張るか?ですから、オンラインでも十分なのかもしれません。私はトレーニングしない人なのでよく分かりませんが(^^;
オンラインフィットネスの検索市場

「オンラインフィットネス」もオンライントレーニングと同じような検索件数の推移です。
オンラインカウンセリングの検索市場

「オンラインカウンセリング」の検索件数は、一気に増えて、かつ、あまり落ちてません。カウンセリングやセラピーは、相手の状況によっては対面の方が良いですが、逆に、気軽に相談したい場合や顔を合わせたくない場合などは、オンラインの方が喜ばれます。オンラインカウンセリングのニーズは続くでしょう。
オンラインコンサルティングの検索市場

オンライン化に対するコンサルティングなのか、オンラインでコンサルティングして欲しいのか、検索ニーズは違うかもしれませんが、常に「オンラインコンサルティング」の検索件数があるという状態で安定してきています。しばらくニーズは続きそうです。
オンライン介護の検索市場

身体の介助が必要だとオンラインは無理です。ですが、様子見とかその程度のサポートであれば、オンラインでできることもあるでしょう。私も母の介護をしているので、介護のオンライン化が発展進化していけばいいなと思っています。そうなれば救われる人がいっぱいいます。
オンライン医療の検索市場

母の薬をもらうだけでも病院で1日つぶれます。「オンライン医療」も発展進化を望みます。もっと検索件数が増えるくらい大きな話題になってほしい。そう個人的には思っています。
オンラインツールの検索市場

おそらく、「オンライン化するには、どんなツールが必要?」といったような検索ニーズでしょう。徐々に検索件数は下降していますが、昔と比べると、まだ倍以上の検索件数です。まだオンライン化できていない人が多くいるということですかね、、、
ZOOMの検索市場

オンライン化・リモートワーク・テレワークに必要な代表的なツールの「ZOOM」。私はもう何年も前から使っていましたが、今はもう誰でも使ってるビデオ通話ツールですね。コロナを機に一気に広がりました。今後も一定数の検索件数は、しばらくずーっとあるでしょう。
Slackの検索市場

「Slack」もオンライン化・リモートワーク・テレワークに必要なツール、チャットツールの一つです。同類の「ChatWork」も同様です。これらの検索件数の伸びは、コロナを機にという理由だけではなさそうです。コロナ関係なくニーズが高まってきたツールですね。
ワードプレスの検索市場

オンライン化と合わせて集客の「ウェブ化」は必須です。これは既に当たり前のことなので対応済みの人も多いでしょう。WEBサイトを簡単に作れるシェアNo1のツール「ワードプレス」ですが微妙に検索件数が伸びてる?ように見えます。いずれにしても安定したニーズは続くでしょう。
集客をウェブ化したい。ホームページが活かせてない。という方は、以下がおすすめです。
iPadの検索市場

私は、リモートワークやオンライン業務でパソコンは使いません。iPadとスマホだけでビジネスを行なっています。なので「iPad」を調べてみました。コロナを機に微妙に伸びてるように見えます。(途中途中の山は新バージョン発表の時期です)
ちなみに、今ご覧いただいてるサイトもiPadだけで作成しました(当時は初心者)。その辺りの話しは以下にまとめてあります。
➡︎iPadだけでホームページは作成できるのか?【実録自作レビュー】
パソコンの検索市場

私は「パソコン」は使わないのですが調べてみました。「iPad」と似た推移でしょうか。コロナを機に「パソコン」や「iPad」を買った人がそれなりにいたようですね。でも、端末は活かせないと、ただの箱、ただのオモチャです。活かせていると良いのですが、、、
オンライン市場の今後
ここまで、全体的に見てきて分かるように、オンライン化のニーズは高まっています。
全体的には、コロナの始まりで、一気にニーズが高まり、その後は急下降しているように見えるものもありますが、その理由は2つあると思います。それは、
- 緊急事態宣言が解けた
- オンラインは既に当たり前になった
の2つです。
緊急事態宣言が解けた
緊急事態宣言は、絶対的な命令でなくても、外出禁止令でした。だから、その期間「こりゃかなりマズい!」と、オンライン化に関する検索件数がグンと一気に跳ね上がりました。
なので、緊急事態宣言の解除をきっかけに、オンライン化に関する検索件数は下がっていきました。多くの人がオンラインは一時的という発想でリアルに戻っていったわけです。
だから、オンライン関連での検索が下降した……のだと思います。
オンラインは既に当たり前になった
コロナが始まる前は、まだオンライン化が普通でなかった事も、今はオンライン化が当たり前となっている事が沢山あります。
そして、業務やサービスや商品のオンライン化対応が既に終わっているところも、どんどん増えています。
だから、もう対応済みの人達は、オンライン関連で調べる必要がなくなったわけです。なので、オンライン関連での検索が下降した……のだと思います。
コロナが完全に終息したら
オンライン関連の検索件数は、全体的にはピーク時より下がっています。
ですが、まだ多くの場合、コロナ前の検索件数の倍以上の検索件数が続いています。
これは、まだコロナが終息していないからでしょうか?コロナが終息したら、オンラインに関する検索件数やニーズは昔に戻るのでしょうか?
戻りませんよね。
たとえば、
オンラインカウンセリングの市場・ニーズ
減るはずがありません。
オンライン営業のニーズ
減るはずがありません。
なぜなら、これらの場合、オンライン化は、相手(顧客側)に大きなメリットがあるからです。もちろん、提供者側にも大きなメリットがあります。
ニーズが減る理由が1つも見当たりません。
まとめ
もはや、オンライン化は必然・必須の時代です。
でも、何でもかんでもオンライン化すれば良いってものでもありません。リアルの方が圧倒的に勝るものが世の中には沢山ありますから。
ですが、オンライン化が、お客様にメリットや利益をもたらすのであれば、オンライン化は必然・必須です。
あなたがオンライン化したいかどうかは全く関係ありません。お客様がオンライン化を求めているかどうかが重要です。
そして、お客様に大きな利益をもたらすオンライン化であれば、あなたにも大きな利益をもたらしてくれます。当然ですね。与えれば返ってきます。そうなるようになってます。
注)
「みんながオンライン化にしてるから……」「リアルが難しくなったから……」など安易で曖昧で、お客様に焦点を合わせていない目的だと、オンライン化しても失敗します。ご注意ください。
以上、『オンラインニーズ36種類【例:オンラインカウンセリング市場など】』でした。
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