WEBサイトでのキービジュアルとメインビジュアルの違い【図解】
更新日:2024年7月16日 筆者:鈴木俊雄
キービジュアルとメインビジュアルの違いとは何でしょうか?
キービジュアルもメインビジュアルも、ほぼ同じで違いはありません。直訳そのままです。鍵となり主となるビジュアルイメージ(画像など)です。
【 目次 】
WEBサイトでのキービジュアルとメインビジュアルの違い
キービジュアルとメインビジュアルの定義や違いに、はっきりとした正解はありませんが、キービジュアルもメインビジュアルも、鍵となり主となるイメージ画像という意味では同じなので、同義語と思っておいて問題ありません。
ですが、私は次のように定義しています。
キービジュアルとメインビジュアルの使い分け
キービジュアルとメインビジュアルは同じという解釈でも問題ないのですが、次のように理解しておくと、キービジュアルとメインビジュアルという用語を切り分けて使う意味が出てきます。
注:以降は私の個人的な使い分け基準の定義になります。
キービジュアルとメインビジュアルの違い
- キービジュアル……各媒体や各コンテンツに使い回して載せるビジュアルイメージ(認知性重視)。
- メインビジュアル…あくまでも、そのコンテンツのメインのビジュアルイメージ(訴求力重視)。
文章だと少しわかりにくいですかね?
では下記を見てください。
例)キービジュアルとメインビジュアルの違い
これで、キービジュアルとメインビジュアルの違いが、何となく分かっていただけたでしょうか。
補足)ティザービジュアル:ティザービジュアルという用語もありますが、これは主に、映画、ドラマ、ゲームなどの予告等に用いる画像や短い動画のことなので説明を省きます。
WEBサイトでのキービジュアル
大企業や特別なビジネスでない限り、WEBサイトで、キービジュアルを意識しないとならないケースはそう多くありません。
ただし、ロゴやロゴマーク、プロフィール画像などは、キービジュアルの一つとして捉えておいた方が良いです。
ロゴやロゴマークは一貫性を崩しようながないですが、プロフィール画像などは、あちらこちらで使う画像を変えないようにしてください。
たとえば、
- 名刺のプロフィール画像
- SNSのプロフィール画像
- ホームページのプロフィール画像
- ランディングページのプロフィール画像
- LINE公式アカウントのアイコン画像
など。
これらがバラバラだと見る人の混乱につながりますし、一貫性が疑われるかもしれません。すべて、「あ、同じ人だ」「同じ会社だ」と簡単に分かるようにしてください。
また、明確にコレっていう商品がある場合は、商品のキービジュアルも決めておくといいでしょう。「あ、同じ商品だ」「同じサービスだ」と簡単に分かるように。
注意:もちろん、ビジュアルだけでなく、主張やメッセージなど、中身的にも一貫性がないとダメです。
WEBサイトでのメインビジュアル
メインビジュアルは、キービジュアルと違って、企業やサービスの規模に関係なく、たとえ個人事業だとしても全員、多くのケースで重要となってきます。
WEBやデジタルで、何かのコンテンツを用意する場合、とくにホームページのトップページやランディングページ(LP)では、そのページのメインビジュアルアルをどうするかで、成果は大きく変わってきます。(リアル・アナログではチラシなども)
なぜなら、メインビジュアルは、キービジュアルのような認知性ではなく訴求力が求められるからです。
メインビジュアル(またはトップ画像やファーストビュー)次第で、ページの既読率やサイト滞在時間、申込率や登録率などのコンバージョン率が大きく変わることは少なくありません。
たとえば、WEBページ(ランディングページ)のメインビジュアルと、あと一箇所だけをちょこっとだけ変えただけで、+60億円以上のプラスを生み出した事例などもあります。
なので、メインビジュアル(またはトップ画像やファーストビュー)は、多少時間をかけてでも、じっくり考えるようにしてください。超重要です。
注意:メインビジュアルの正解はテストをしないと見極められません(たとえプロ中のプロでも)。なので、机上で考える時間はほどほどにしておいて、さっさとテストするようにしましょう。
WEBサイトでのメインビジュアルの決め方やコツ
メインビジュアル(またはトップ画像やファーストビュー)について、もっと詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
より成果につながるヒントが得られると思います。
➡︎ ファーストビューとメインビジュアルとトップ画像の違い【図解】
まとめ
キービジュアルもメインビジュアルも、ほぼ同じという定義で問題ありません。でも、私は以下の定義で使い分けています。
- キービジュアル……各媒体や各コンテンツに使い回して載せるビジュアルイメージ(認知性重視)。
- メインビジュアル…あくまでも、そのコンテンツのメインのビジュアルイメージ(訴求力重視)。
・・・
参考)キービジュアルなど小難しい用語について
用語の定義は、人によって異なることも多いです。用語と意味を覚えるのではなく、その用語の裏にある、背景や理由を知っておくことが重要です。
そこが把握できれば、用語なんて覚えなくても知らなくても問題なしです!
たとえば、こんな感じならOKです↓
「キービジュアル? メインビジュアル? は? ナニそれ知らな〜い。ところで、プロフィール画像ってどれも同じにすることが重要だよね。あと、トップページの一番上に表示する画像とかキャッチコピーって重要だよね。なぜなら〜だからね。」
……とはいえ、
用語を知っている方が、検索など調べごとをするときは有利になりますよね。なので、覚えておいて損はありません。もし、余裕があれば覚えておきましょう。
筆者情報
小さな会社の経営を25年続けるも両親の介護負担により辞任。その後、個人起業するも4年以上も低迷。その後、ホームページを起点とした安定自動集客を実現。そのノウハウや実践サポートを提供中。(スマートプランオフィス代表)
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