競合サイトの見つけ方10選【初心者でも簡単に見つけられます】
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更新日:2025年12月19日
この記事では、下記のような悩みや疑問を解決していきます。
- ビジネスを始める前に競合サイトを知りたいけれど見つけ方がわからない
- SEO対策のために競合サイトをチェックしたいけれど見つけられない
- WEB集客していきたいので、成功している競合サイトを見つけたい
「競合サイトを見つけること」は、ビジネスを成功させるためには、必須の重要なステップです。
でも、WEBマーケティングに詳しくないと、どうやって見つければいいのか、見つけた後にどうすればいいのか、などを悩みますよね。
そこで、
この記事では、初心者の方でも簡単にできる「競合サイトの見つけ方」を10個の切り口でわかりやすく紹介していきます。
実際に私は、この競合サイトの調査を行うことで、SNSも広告使わずに、月間5万2700のアクセスを得ることができました。
この記事を読むことで、たとえ、あなたがWEBマーケティング初心者でも、競合サイトを見つけて分析できるようになります。あなたのビジネスやSEO対策は大きく前進することでしょう。
【 目次 】
競合サイトの正しい見つけ方

競合サイトを見つけるには、下記の方法があります。
競合サイトの正しい見つけ方10選
- Google検索の上位表示から競合サイトを見つける
- 比較記事やおすすめ記事から競合サイトを見つける
- SNSの人気者から競合サイトを見つける
- Google広告から競合サイトを見つける
- YouTube広告から競合サイトを見つける
- Meta広告から競合サイトを見つける
- 競合調査ツールを使って競合サイトを見つける
- 成功事例から競合サイトを見つける
- 生成AIに競合サイトを教えてもらう
- 顧客へのヒアリングや市場調査から特定する
競合サイトを見つけたい目的の確認
このあと、上記の「競合サイトの見つけ方10選」について、詳しく解説していきますが、その前に、今、あなたが競合サイトを見つけたい目的を確認しておきます。
あなたにとっての目的は、
- ビジネス分析用の競合サイトを見つけたい
- SEO対策用の競合サイトを見つけたい
どちらでしょうか?
上記のどちらかで、使える「見つけ方」は違ってきます。どう違うのかを下記にまとめたので、まずは確認しておいてください。
ビジネス分析用の競合サイトの見つけ方
上記で示した見つけ方の1〜10すべてが活用できます。
さまざまな切り口から、あなたの競合となるサイトを見つけ出し、事業規模、ターゲット、コンセプト、強み、弱みなどを洗い出してください。
その市場に乗り込んでいけるかどうか、ターゲットは誰にするか、差別化、強みの創出、などにつなげてください。
ビジネスの成否は、ポジショニングとコンセプトで9割決まります。
SEO対策用の競合サイトの見つけ方
見つけ方の1、7、8 が活用できます。
検索結果で上位表示順位の競合サイトを見つけ出し、サイト構成、コンテンツ量、記事の質、上位表示キーワードなどを洗い出してください。
競合サイトよりも上位に表示されるSEO対策につなげてください。
上位に表示されると毎月安定したアクセスが得られるようになります。そのアクセスを売上に変換できる仕組みがあれば、売上も毎月安定です。
注意:異業種のサイトでも検索結果に出てくるのであれば、それはSEO上の競合サイトです。異業種のサイトも競合対象にしてください。
競合サイトの見つけ方の詳細説明
それでは、10通りの競合サイトの見つけ方について、1つずつ解説していきます。
Google検索の上位表示から競合サイトを見つける
一番基本となるのが、Googleでお客さんが検索しそうなキーワードを入力して、上位に表示されるサイトを見つける方法です。
たとえば、あなたが「神奈川県の横浜市でホームページ集客講座」を開こうとしているとします。であれば、[横浜 ホームページ集客 講座]「横浜 ホームページ集客 初心者」など複数の検索キーワードでで検索してみましょう。
ちなみに、上記の例をGoogleで検索すると、私のサイトが一番上に出てくるはずです。

シークレットモードで検索する
この時、必ず「シークレットモード(プライベートブラウジング)」を使ってください。
普段使っているブラウザだと、あなたの好みに合わせた検索結果になってしまい、正確な順位がわからなくなる場合があるからです。
1位から5位、または10位までをチェックする
件差結果の1ページ目(上位10位以内)に出てくるサイトは、Googleが「優秀だ」と認めている最強の競合サイトたちです。
10個はちょっと多い…と思うのであれば、1位〜5位だけでもチェックするようにしてください。
比較記事やおすすめ記事から競合サイトを見つける
「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」というキーワードで検索してみてください。
そこには、複数のサービスや商品をまとめて紹介している「ランキングサイト」や「比較記事」が出てくるはずです。
ここに掲載されている会社やお店は、業界内で知名度が高く、ユーザーに選ばれている可能性があります。
注意:信憑性は極めて低いです
ただし、それらの情報は、信憑性に欠ける情報が多いです。「おすすめ」として掲載する代わりに、裏で広告費を徴収しているようなサイトが多数乱立しているからです。
たとえば、「集客に強いおすすめのホームページ制作会社6選」を私が調べた結果、2社はまぁギリ合格でしたが、他の4社は自社サイトに、アクセスをまったく集められていませんでした。
いかに、おすすめ情報が、いい加減かということです。注意してください。
SNSの人気者から競合サイトを見つける
InstagramやX、FacebookなどのSNSも重要な競合調査対象です。
あなたのビジネスに関連するハッシュタグ(例:#パーソナルトレーニング #占い師 #セールスコーチ)などで検索してみましょう。
フォロワーが多く、投稿に「いいね」やコメントがたくさんついている人気のアカウントを探します。
そのプロフィールのリンク(URL)などから飛べるサイトは、SNS集客に成功している強力な競合サイトと言えます。
SEO(検索エンジン対策)だけでなく、SNSからの流入が多いサイトも現代では無視できない競合ライバルです。
Google広告から競合サイトを見つける
Googleで検索した時、一番上や下に「スポンサー」や「広告」と書かれた検索結果が表示されますよね。
これはお金を払って広告を出しているサイトです。
集客にお金を使っているわけです。利益でプラスが出なければ広告は出せません。つまり、成功している可能性が高い競合です。
どんな広告文やランディングページを用意しているかを見ることは、非常に勉強になります。広告をクリックしちゃいましょう。
「Google広告の透明性について」を活用する
検索結果に出てこなくても、「Google広告の透明性について」にアクセスすると、広告主が出稿中のさまざまなGoogle広告が無料で見れます。
YouTube広告から競合サイトを見つける
YouTubeは第二の検索エンジンとも言われています。YouTubeを見ている時に流れてくる動画広告もチェックしましょう。
YouTube広告の「縦三点のアイコン」を押すと、マイアドセンターにつながり、そこから「他の広告を表示」を押すとその広告主の他の広告も確認できます。
※ 「Google広告の透明性について」からも確認できます。
こちらも広告なので、お金を使っているので成功している可能性が高い競合です。
Meta広告から競合サイトを見つける
FacebookやInstagram(Meta社のサービス)のフィードやストーリーズに流れてくる広告も重要です。
これも広告ですから、成功している競合である可能性が高いです。
Meta広告ライブラリを活用する
FacebookやInstagramにいちいちアクセスしなくても、「Meta広告ライブラリ」を使うと、出稿中のさまざまなMeta広告が無料で見れます。
> Meta広告ライブラリへ(無料です)
その広告主が現在出している全ての広告を見ることができるので、どんな訴求をしているのかが丸裸にできます。
競合調査ツールを使って競合サイトを見つける
世の中には、競合サイトを自動で見つけてくれる便利なツールがあります。
詳しくは、次の章「競合サイトの発見や分析に役立つおすすめツール」で紹介しますが、URLを入れるだけで「このサイトの競合はここです」と教えてくれるものもあります。
ツールを使うと、人間では見つけられないデータに基づいた競合を発見できるのがメリットです。
ただし、はっきり言って精度はあまり良くないです。ですが、自動抽出なので楽です。やってみる価値はありますね。
成功事例から競合サイトを見つける
マーケティング支援会社や、WEB制作会社のホームページには「制作実績」や「成功事例」が載っている場合があります。
たとえば、「〇〇業界 ホームページ制作 実績」などで検索すると、同業者の成功事例が見つかることがあります。
これらは、まさに「お手本」とすべき競合サイトに成り得ます。
成果が上がっているかを確認すること
しかし、
「素敵なサイトになりました」という、見た目レベルだけで終わっている事例や実績も多いです。そういうサイトは、集客できていないので、競合サイトから外しても良いでしょう。
見た目は無視していいです。成果が上がっているサイトであることを確認して競合サイトとしてください。
生成AIに競合サイトを教えてもらう
生成AIを使わない手はありません。
ChatGPTなどの生成AIアプリに聞いてみてください。
コンセプトベースの依頼プロンプト
この一言で聞いてみてください(もう少し細かく具体的なプロンプトにすることをおすすめします)。
「XXXXX」の競合サイトを5つ教えてください
※ XXXXX:コンセプトや提供サービス内容など
と聞いてみてください。競合サイトが出てきます。
XXXXXを「ホームページ集客講座」にしたら、私のサイトも出てきました(TS Smart Plan)。

自サイトベースの依頼プロンプト
自サイトをベースに競合サイトをAIに見つけてもらうのも良い方法です。サンプルのプロンプトを下記に載せておきます。
#あなたの役割
あなたは、競合サイトのリサーチが得意な、一流のWEBマーケティングコンサルタントです。
#あなたのタスク
下記に示す「#私のWEBサイト」の競合サイトを下記の「#条件」に従ってリストアップしてください。
#私のWEBサイト
https://XXXXXXXX.com ←自サイト
#条件
- リストアップ数:5社。
- 出力項目1:名称(事業者名またはサービス名またはサイト名)
- 出力項目2:WEBサイトのURL
- 出力項目3:WEBサイトのコンセプト
- 出力項目4:WEBサイトの強み
- 出力項目5:WEBサイトの弱み
AIはハルシネーション(間違い)を起こすので注意しなければなりませんが、当たりをつけるためのスピードは人間より圧倒的に速いです。
参考:あなたのサイトをAIに見つけてもらうには?
> Google「AIによる概要」上位表示10のポイント【実証済】
顧客へのヒアリングや市場調査から特定する
これはアナログな方法ですが、最も確実な方法の一つです。
あなたのお客様や知り合いに、たとえば、「〇〇で有名なのってどこですかね?」などと直接聞いてみることも必要です。
すでに比較検討に時間を費やしてきた相手であれば、ネットでは拾えない有益な情報を与えてくれるはずです。検索エンジンやAIではなく、「生きてる人間」の意見を聞きましょう。
競合サイトの発見や分析に役立つおすすめツール
競合サイトを見つけるツールや、見つけたあとに分析するために役立つツールを紹介します。
プロも使っていますが、初心者の方でも使いやすいものを厳選しました。これらのツールも大いに活用してください。
- Google検索
- ラッコキーワード
- SEOチェキ
- SimilarWeb(シミラーウェブ)
- Ahrefs(エイチレフス)
- Semrush(セムラッシュ)
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
- Wayback Machine(ウェイバックマシーン)
Google検索
Google検索は言わずと知れた最強の無料ツールです。
どんな検索キーワードで検索するかで決まります。検索キーワードがズレたら、競合サイトもズレたものが出てくるので要注意です。
Yahoo!やBingも同じ検索サービスですが、日本ではGoogleがトップのシェアを占めているので、Googleを使うのが一番良いです。
引用元:statcounter(2025.12.13)
- 1位.Google検索(約74.7%)
- 2位.bing(約13.7%)
- 3位.Yahoo!(約9.6%)
Googleで検索したら、上位のサイトを開いて細部まで入念に分析してください。
ラッコキーワード
キーワードリサーチの定番ツールの一つです。有料でないと使えない機能もありますが、無料でも使えます。
検索キーワードを指定すると、SEO集客力の高いWEBページを教えてくれる「集客コンテンツ検索」という機能や、上位表示されているページの構成(見出し)を一括で抽出する機能などがあります。
> ラッコキーワードへ(制限ありの無料と有料)
SEOチェキ
無料で使える老舗のSEOツールです。
調べたいサイトのURLを入れると、そのサイトのドメイン取得日やインデックス数、ページのメタディスクリプション(抜粋説明文)、検索結果順位、キーワード出現率などを簡単にチェックできます。
> SEOチェキへ(無料)
注意:現在(2024.12.12)Googleの検索順位の取得結果ができないようです。
参考:SEOチェキの使い方は?
> SEOチェキの使い方と見方「初心者向け完全ガイド」をご覧ください。
SimilarWeb(シミラーウェブ)
SimilarWebは、競合サイトのアクセス数が、どこからどのくらい来ているか(検索なのか、SNSなのか)などを推測できるツールです。
無料版でも大まかなデータが見られるので、「あのサイト、どれくらい人気なのかな?」と気になった時に覗いてみると面白いです。
> SimilarWeb(シミラーウェブ)へ(制限ありの無料と有料)
Ahrefs(エイチレフス)
世界中のSEOプロが使っている有料ツールです。
競合サイトがどのくらい外部からリンクされているか(被リンク)や、どんなキーワードで検索上位を取っているかなど、必要な機能はすべて揃っているツールです。
本格的にSEOに取り組むなら、導入を検討したいツールの一つです。
> Ahrefs(エイチレフス)へ(有料)
Semrush(セムラッシュ)
Semrushは、前述のAhrefsと並んで人気のあるオールインワン分析ツールです。
説明は、Ahrefsと一緒です。どちらか好みのツールを使えば良いでしょう。
> Semrush(セムラッシュ)へ(有料)
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Ubersuggestは、AhrefsやSemrushほど有名ではありませんが、こちらも、いろいろな機能があります。
初心者であれば、こちらのツールでも、ある程度の競合サイト調査はできます。
> Ubersuggest(ウーバーサジェスト)へ(制限ありの無料と有料)
Wayback Machine(ウェイバックマシーン)
もう消されてしまったページなども含めて、過去のサイトの状態を見ることができる「インターネットのタイムマシン」です。
競合サイトが昔どんなデザインだったか、いつリニューアルして成果が伸びたのかなどを分析するのに役立ちます。
成功しているサイトの歴史を紐解くと、成長のヒントが見つかります。
注意:すべてのページ、すべての世代が見れるわけではありません。
> Wayback Machine(ウェイバックマシーン)へ(無料)
競合調査の見つけ方に関するよくある質問
最後に、競合サイトを探す際によく聞かれる質問にQ&A形式でお答えします。
競合サイトの分析や調査は違法になりますか?
いいえ、大丈夫です。公開されている情報を閲覧・分析することは全く違法ではありません。
ただし、文章や画像を丸ごとコピーして自分のサイトに使うのは著作権侵害になるので絶対にやめましょう。
参考:あなたが知っておくべき法律(詳しくは専門家に相談してください)
競合サイトのアクセス数を無料で調べる方法は?
先ほど紹介した、Ahrefs、Semrush、Ubersuggest、SimilarWebなどのツールを使うと、おおよそのアクセス数を調べることができます。数字の保証はされませんが、おおよその規模感を知るには十分です。
競合サイトの分析はどのくらいの頻度で行うべきですか?
ビジネスの立ち上げ時にじっくり調査するのはもちろんですが、その後も定期的にチェックすることをおすすめします。世の中も会社もサイトも、猛烈なスピードで変わっていくからです。
競合サイトをまとめるテンプレートはありますか?
特に決まったものはありませんが、Excelやスプレッドシートで、あなたが使いやすい表を作ると良いでしょう。
「競合調査に使えるテンプレートやフレームワーク【厳選15選】」という記事も参考になるかもしれません。ポジショニング・マップなどを解説しています。
noteやSNSも競合サイトに入れるべきですか?
はい。noteやSNSも競合サイトと見なすべきです。なぜなら、noteやSNSしか自分のメディアを持っていない人や会社もいるからです。
SEO対策を行うのに競合サイトの分析は必要ですか?
はい、絶対に必要です。SEOは「相対評価」です。競合よりも良いコンテンツだとGoogleに判断されないと上位には行けません。
敵を知らずして戦うのは、地図を持たずに航海に出るようなものです。
競合サイトが強敵な場合はどうすれば良いですか?
真っ向勝負で勝てない場合は、「戦う場所」をずらしましょう。
例えば、競合が「東京 ランチ」で強いなら、あなたは「東京 ランチ 子連れ 個室」のように、より細かいニーズ(ロングテールキーワード)を狙ってください。
まとめ「競合サイトの見つけ方10選」
この記事では、競合サイトの見つけ方を10個お伝えしました。加えて、競合調査ツールや競合サイト分析のポイントもお伝えしました。
競合サイトを見つけることは、ビジネスの成功への第一歩です。
- Google検索の上位表示から競合サイトを見つける
- 比較記事やおすすめ記事から競合サイトを見つける
- SNSの人気者から競合サイトを見つける
- Google広告から競合サイトを見つける
- YouTube広告から競合サイトを見つける
- Meta広告から競合サイトを見つける
- 競合調査ツールを使って競合サイトを見つける
- 成功事例から競合サイトを見つける
- 生成AIに競合サイトを教えてもらう
- 顧客へのヒアリングや市場調査から特定する
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これらを実践して、適切な競合サイトを見つけられれば、そして、正しく分析できれば、あなたのサイト、および、あなたのビジネスは確実に成功に近づけます。
競合サイトは「敵」であると同時に、あなたに成功のヒントを教えてくれる「先生」にもなります(反面教師も含みますが)。
まずは気になった方法を一つだけでも試してみてください。
その小さな一歩が、あなたのサイトを自動集客マシーンへと変える大きなきっかけになるはずです。
あなたのビジネスが、さらに成長することを心から応援しています。
筆者情報

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