競合サイトの正しい見つけ方7選【無駄な分析をしないために】
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更新日:2025年2月14日 筆者:鈴木俊雄
正しい競合サイトを見つけられるようになると自サイトの成果につながります!
・・・
ですが、
「競合サイトの見つけ方がよく分からない…」という人は少なくありません。
また、もし多くの競合サイトを見つけられたとしても「どの競合サイトを参考にすれば良いのか分からない…」と迷うことになってしまいます…。
そこで、この記事では、これまで数百のサイト分析をしてきた私が、
- 競合サイトの正しい見つけ方
- 競合サイトの正しい選び方
について、初心者の方でも分かるようにまとめてみました。
もし、あなたが、競合サイトの見つけ方や選び方を間違えてしまうと、間違った対象を分析することになり、誤った方向に自サイトを導いてしまう可能性が高くなります。
ですが、この記事を読んでいただければ、そんな心配はいりません。あなた自身とあなたのサイトを成功に導く正しい競合サイトの見つけ方と選び方を説明していきます。
競合サイトの正しい見つけ方と選び方
この記事は、大きく言うと、
- 競合サイトの正しい見つけ方
- 競合サイトの正しい選び方
- 競合サイトの正しい分析のやり方(※)
の3つのパートに分かれています。
※)競合分析のやり方については、この記事でも簡単に述べていますが、別記事で詳細に説明しています。詳しく知りたい方は「正しい競合サイト分析のやり方(仮題(執筆中🙇♂️))」をご覧ください。
では、さっそく「競合サイトの正しい見つけ方」から説明していきます!
競合サイトの正しい見つけ方7選
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あなたは、「なにか難しいツールやテクニックを使わないと競合サイトを見つけられない…」と思っていませんか?
でも、難しいツールやテクニックは不要です。以下に示すシンプルな方法で競合サイトは見つけることができます。
競合サイトの正しい見つけ方
- 検索エンジンで競合を見つける
- SNSから競合を見つける
- ウェブ広告から競合を見つける
- ポータルサイトで競合を見つける
- 成功事例から競合を見つける
- 同業者やお客様から教えてもらう
- AIに競合を教えてもらう
上記については実際に私自身、そして、私のクライアントさんの競合分析を行う際にも使っているやり方です。なので、あなたも、ぜひ真似してくださいね。
以降、ひとつ一つ詳しく説明していきます。
1.検索エンジンで競合を見つける
最もポピュラーな競合サイトの見つけ方は、検索エンジン(Google検索など)で競合を見つけるという方法です。これはもう既に、あなたもやっているかもしれませんね。
ですが、検索をする際に正しい検索キーワードで検索しないと、正しい競合サイトに辿りつくことはできません。その点には注意が必要です。
顕在層がターゲットの競合サイトを見つける
どういうキーワードで検索するかというと、まずは、サービス内容に[会社]などのワードを付けて検索してください。
たとえば、仮にあなたが「競合リサーチの代行」というビジネスをやっているとします。その場合、[競合リサーチ 会社]や[競合リサーチ 代行]、[競合リサーチ サービス]などの検索キーワードで検索してみます。

あとは[XX 評判][XX 人気][XX 比較][XX 料金]などの検索キーワードでの検索もおすすめです。
さらには、3語以上組み合わせた検索キーワード、たとえば[XX YY 得意 会社]なども試してみるとより的確な情報に辿り着きやすくなります。
このように検索すると、競合他社となり得る会社のサイトがポロポロと検索結果に出てきますので、一つずつクリックして開いて本当に競合になり得る会社なのか、競合になり得るサイトなのかを確認していきます。
潜在層がターゲットの競合サイトを見つける
先の例[競合リサーチ 会社]などの検索キーワードで見つかる競合他社は、どちらかというとターゲットを顕在層(問題が明確で商品や会社を探している最終段階の層)にしている可能性が高いです。
- [競合リサーチ 会社]が検索キーワードの場合(顕在層向け)
- 検索者の意図:「競合リサーチをしてくれる会社はどこが良さそうかな!?」
・・・
ですが、
ビジネスやマーケティングの勝ちパターンで多いのは、潜在層(悩んではいるが、どうして良いかまだ分かっていない段階の層)を獲得して教育して、顕在層に引き上げていくというやり方です。
となると、潜在層を考慮した検索キーワードでの検索も必要になってきます。潜在層を狙っている競合サイトは、悩みに対する検索キーワードで上位表示を狙っています。
たとえば、[競合サイト 見つけ方]や [競合サイト 分析 コツ]といったような検索キーワードによる検索です。
- [競合サイト 見つけ方]が検索キーワードの場合(潜在層向け)
- 検索者の意図:「競合サイトの見つけ方が分からないよ…はぁ…どうやれば良いのだろうか…」
このような潜在層向けのキーワードでも検索してみましょう。
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すると、潜在層狙いの競合サイトが見つかりやすいです。
潜在層を考慮した検索キーワードは多種多様なので、いくつかの検索キーワードで検索するようにしてください。
注意)顕在層狙いで見つかった競合も、サイト内を細かく分析していくと、実は潜在層狙いだったということもよくあるので、その後の分析はしっかり行ってください。
2.SNSから競合を見つける
ビジネスにもよりますが、今はウェブサイトを持たずにSNSだけで活動している会社や人も増えてきました。
いろいろなSNSがありますが、競合を見つける場合、少なくとも下記の人気SNSは調べておきましょう。
- X(旧Twitter)
- YouTube
- note
あとは、人気が落ちたとはいえFacebookやアメブロ。その他、TikTokなど、競合が居そうであれば、他のSNSも調査の対象にしてください。
見つける方法は、SNS内での検索やハッシュタグ検索で検索します。
結果、出てきたアカウントや投稿の中で、競合になりそうなアカウントのプロフィールなどに記載されているサイトURLにアクセスします。
それが競合となり得るサイトであれば、競合サイトとして控えておきます。
注意)SNS内の検索機能は精度が低いです。検索意図との合致度よりも、あなたと相手とのSNS上の関係性が強く影響する可能性があります。結果、有益な競合情報が出てこない場合もあるので注意してください。
3.ウェブ広告から競合を見つける
検索やSNSからは自サイトに集客せず、広告メインで集客している会社や人も多いです。
広告 → ランディングページ(※) → リスト化や販売
※)ランディングページ:通称LP。広告クリックで表示される登録や購入を促す1枚のページ。縦長の場合が多い。
広告はお金を使うので、広告を頻繁に使っている競合他社は、広告費を使えるだけの余裕がある、つまり、成功している競合他社という可能性も高いです。なので、調査する価値ありです。
・・・
調査対象とするウェブ広告の種類は、皆がよく使っている以下の3つで十分です。
- 検索連動型広告
- meta広告
- YouTube広告
ちなみに、私も上記しか競合リサーチに使っていません。
でも他も気になるという人は、他の広告(各種ディスプレイ広告、X広告、TikTok広告、LINE広告など)も調査対象としてください。
検索連動型広告から見つける
GoogleやYahooよBingなどで検索すると、一番上に2つか3つか、純粋な検索結果ではなく、広告が表示される場合がありますよね(下記参照)。
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広告をクリックするとランディングページが表示されます。そのランディングページから、広告運用者が運営するホームページを探りあてます。
meta広告から見つける
meta広告とは、Instagram広告やFacebook広告のことです。どちらもmeta社が運営するSNSなのでmeta広告となります。
meta広告はSNS広告で皆によく使われている広告です。この広告は、投稿タイムラインの中に混じって出てきます。
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競合となりそうな広告をタイムライン上で見かけたら、その広告をクリックして、ランディングページを表示させ、そこから紐づくホームページをチェックしてください。
YouTube広告から見つける
YouTube広告は、動画視聴中に出てくる短い動画が主な形の広告です。
広告動画の下にある[詳しくはこちら]などをクリックし、他の広告同様、ランディングページを表示させて、そこから紐づくホームページをチェックしてください。
広告運営者のホームページの探り方
広告クリックで表示されるランディングページから、広告運営者のウェブサイトを探る方法を下記に載せておきます。
- ランディングページ内に特定商取引に関するページがあれば、そこにホームページのドメインURLが記載されているはずです。
- 特定商取引に関するページ見つからなければ、ランディングページのドメイン部分だけ(xxx.com/yyy/zzz→xxx.com)でアクセスしてホームページを見つけます。
- それでもホームページを探れない場合は、広告やLPから分かるサービス名やプロフィールに記載されている会社名や氏名でGoogle検索します。
どうやってもホームページに辿り着けない場合
どうやってもホームページに辿り着けない場合は、ホームページも持たず、SNSもやらず、ウェブ広告とランディングページのみでビジネスやマーケティングを行っている可能性が高いです。

このパターンには怪しい業者が多いです。中には優良な業者もいますが、本当に競合と見なして良い相手なのか?を十分に確認してください。
また、広告の運用業者と販売業者が異なる場合も、優良とは言えない販売業者であることが多いです(絶対ではないけど)。そのケースにも十分に注意してください。
4.ポータルサイトで競合を見つける
ここで言うポータルサイトとは、ストアカやココナラなどのサイトのことです。スキルやノウハウを売りたい人が、セミナー開催や代行サービスなどをアプローチできるサイトです。
このポータルサイト内で人気となっている会社や人がいれば、あなたの競合として分析すべき相手かもしれません。
ホームページを持っていない人は、こういうポータルサイトを活用する人が多いので、競合サイトを見つけるまでに至らないケースも多いですが、ライバルとなる場合はあります。チェックしておいて損はないです。
とくに個人事業やスモールビジネス、副業などを営んでいる場合や、セミナーなどをフロントエンド商品(体験お試し商品)とする場合は要チェックです。
競合が見つかる代表的なポータルサイト
以下は競合が見つかる代表的なポータルサイトです。
- ストアカ(セミナーや講座など)
- こくちーずPro(セミナーや講座など)
- ココナラ(代行サービスなど)
- ランサーズ(代行サービスなど)
他にも似たポータルサイトは沢山あります。たとえば「クラウドワークス」とか。また、何かに特化したものもあります。たとえば、生活や暮らしに関するサービスに特化した「くらしのマーケット」など。他にもいろいろあります。
あなたの業種に関する掲載が多いポータルサイトがあれば、そちらも確認するようにしてください。
参考)以下は、その他のポータルサイトをまとめてある記事です。参考にしてください。(注:今現在、私が知っているサイトのみのまとめです)
➡︎ ココナラの類似サービスやサイト一覧【56選】自分を売る方法
5.成功事例から競合を見つける
成功事例から競合を見つけるという方法もあります。
もし、あなたが社労士であれば、[社労士 成功事例]などで検索。もし、社労士で独立したいのであれば、[社労士 独立 成功事例]などで検索してみてください。
すると、いくつかの成功事例が見つかります。
例)下記は、以前、私も少しお世話になったことのある船井総研さんのサイト内に掲載されている、社労士さんの成功事例ページです。

成功事例のページに、主人公が運営するサイトのリンクが載っていれば、そこから競合サイトを探っていきます。載っていなければ、社名や氏名やサービス名などで検索して競合サイトを探っていきます。
最初に説明した「検索エンジンで競合を見つける」と同じ検索を使った競合サイトの見つけ方になりますが、ちょっと変化球的なやり方なので別にしました。
6.同業者やお客様から教えてもらう
ここまでの1〜5の方法は、いずれもネットで競合サイトを見つける方法でした。一人でも簡単にできるのでおすすめではありますが、やはり生の情報が最強です。
同業者仲間に聞いてください。
同業者は競合他社でもあります。ですが、ビジネスで横のつながりは非常に重要です。あなたよりも歴の長い同業者とつながりをもってください。そして率直にこう聞きましょう。
- 「どこが売れている?」
- 「どこが成功している?」
- 「どこがサイトを活用できている?」
- 「どこがアクセス集められている?」
お客様に聞いてください。
お客様の方がよく知っているというケースは多いです。お客様のみが答えを知っていると言っても良いくらいです。あなた自身や同業者の価値感より、お客様の価値感を重視してください。
- 「どこが有名?どこが人気?」
- 「評判が良いのはどこ?」
- 「他に候補にあがったのはどこ?」
信じるべきものはネットでもAIでもなく「人」です。機会があれば必ず人に聞くようにしてください。きっとネットやAIでは調べられない貴重な競合情報が手に入るでしょう。
7.AIに競合サイトを教えてもらう
最後はAIで競合サイトを見つける方法です。
ただし、AIの解答はかなり不完全です。おすすめはしません。
私は、クライアントさんの競合を見つけたり分析するのに、「AIを使えれば効率がアップするよな…」と思い、いろいろなAIでさまざまなプロンプトの実験やテストを繰り返しています。ですが、今のところはちょっと使えないかなという判断です。
とはいえ、試しにざっくり調べる程度であればAIを活用するのも良いでしょう。たとえば、以下のようなプロンプトでAIに指示を与えてみてください。
競合サイト探しAIプロンプト例
プロンプト
#あなたの役割
あなたは、一流のマーケティングコンサルタントであり、競合リサーチに長けた能力の持ち主です。
#あなたのタスク
下記に示す「私のサービス」に近いビジネスを行っており、既にビジネスとして成功している日本の人物もしくは会社を下記の「条件」に従ってリストアップしてください。
#私のサービス
- XXXという人のためのXXXをXXXにするXXXサービス
#リサーチ条件
- リストアップ数:10社。
- 出力項目1:事業者名またはサイト名
- 出力項目2:WEBサイトのURL
- 出力項目3:主な提供サービス
※ AIに指示するプロンプトにこれが正解ってものはありません。上記を参考に自分なりのプロンプトに自由に変更してお使いください。
実行例
上記プロンプトの「私のサービス」の部分を「個人起業家向け、売れるコンセプトを作れるようになる競合他社リサーチ代行サービス」にして実行してみました。(AIは「Perplexity Pro」を使用しました)
結果
AIがわずか十数秒で競合先を次々と表形式で出力してくれました。
AIが競合として出力した10社中、6社はリサーチサービスを行っている企業でした。
ですが、ターゲットは中大手企業向けで少し意図とは違う結果でした。残り2社は関係ないサイト、もう残り2社はURLが間違っていました。
AIで競合リサーチする場合の注意点
AIで競合リサーチする場合の注意点を記しておきます。
- 制限あり:AIによってはWEBサイトへのアクセスが制限されているものもあります。その場合は「ごめんなさい、それはできません」というようなことを言ってきます。WEBサイトへのアクセスが可能なAIを使ってください。
- ハルシネーション(嘘や空想):どんなにAIへの指示プロンプトを工夫しても、有名な大手しか出てこなかったり、存在しない会社やサービスが出てきたり、サイトのURLが間違ってたりと、今のところまだまだAIの調査精度は低いです。
AIで競合他社や競合サイトを見つけるのは参考程度までにしておきましょう。
もう一つおまけの見つけ方です。
それは、Google検索の「related」というコマンドを使う方法です。
使い方は簡単です。検索キーワードを入力する代わりに、
related:あなたのサイトドメイン
例)related:xxxxxxx.com
と入力して検索するだけです(コロン(:)をわすれないように)。
こうすると、指定したドメインURLのサイトに類似するサイトが検索結果に出てくる…という仕様のコマンドです。
おまけの方法とした理由は、大手のサイトしか出てこない傾向が強かったり、海外のサイトが多く出てきたりで、どのような基準で類似サイトと見なしてくれるかが分からないからです。
また、「loc」という国指定をできるコマンドもあるのですが、「loc:jp related:〜」としても、海外のサイトが出てきたりします。該当無しとなる場合もあります。
はっきり言って、あまり使えるレベルではありません。なので、おまけとしました。
でも、興味あるという場合は、誰でも簡単に実践できるので試してみてください。
競合サイトの正しい選び方
ここまでの方法で、20社か、30社か、それ以上か、競合サイトの候補はかなり集めることができると思います。
でも、数が多くても、どのサイトのどこに焦点を合わせて、何を差別化すべきなのか、どこを強化すべきなのか、などが、ぼんやりとしてしまいますよね。
なので、次は競合の選定が必要となってきます。
競合サイトの選定基準6項目
競合サイトを選定する基準をあげておきます。下記を目安に選定してください。
競合サイトの選定基準
- コンセプトが同じ競合他社のサイト(もろ競合)
- 売上が多い競合他社のサイト(成功者)
- 活動期間が長い競合他社のサイト(成功者)
- いろいろな検索キーワードで検索上位に出てくるサイト(SEO成功者)
- アクセス数が多いサイト(SEO成功者)
- 広告を頻繁に出稿している競合他社のサイト(成功者)
あなたのビジネスやサービスのコンセプトとズレてる競合他社を対象にしても仕方ありません。そして、上手くいってない会社とか、停滞している競合他社を参考にしても意味がありません。
コンセプトと成功しているか否か、この辺りをポイントに競合他社、競合サイトを選定していきましょう。
競合サイトのアクセス数を調査できるツール3選
先の選定基準の一つにあげた、競合サイトのアクセス数は、ある程度(推測)であればツールで調べることができます。無料で使えるツールを以下に紹介するので試しに使ってみてください(各種制限あり)。
使い方は簡単です。いずれも競合サイトのドメインを入力するだけです。
競合のアクセス数調査の実行例
例として、リサーチ会社の最大手、東京商工リサーチさんのサイトのアクセス数を上記の各ツールで調べてみました。
Similarweb
アクセス数:751.5K(SNSなどからの流入も含む)

ahrefs(WEBサイトトラフィックチェッカー)
アクセス数:107.2K(検索からの訪問のみ)

Ubersuggest
アクセス数:112.8K(検索からの訪問のみ)
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上記の結果からだと、少なくともが月間10万(100K)のアクセスは得られているようですね。
アクセス数はツールの推測となるのでバラバラです。本当の数値は運営者しかわかりません。ただ、だいたいの実態はつかめます。ぜひお試しください。
競合のウェブ広告を調査できるツール
広告を調査する際、たまたま広告が表示される機会を待つ…のは非効率ですよね。ここでも使えるツールがあります。
競合が出稿しているウェブ広告のうち、meta広告とGoogle広告(検索連動型広告とYouTube広告)は、どんな広告を出しているかを無料のツールで調べることができます。以下のツール(WEBサイト)を使ってください。

使い方はいずれも簡単です。広告の種類と広告主を指定して検索するだけです(Google広告の場合はプラットフォーム(検索かYouTubeかなど)も選択可能)。
分析対象となる競合サイトの数
数多い候補の中から競合相手を選定をしていくのですが、だいたいどのくらいの数の競合対象が必要になるのでしょうか?
決まった数はありません。でも、いきなり20とかは少し多いと思います。最初は多くても10社10サイトくらいまでが目安です。ニッチなコンセプトであれば5社5サイトくらいでも良いかもしれません。
さぁ、競合サイトが絞れたら、いよいよ次は競合分析です。
競合サイトの正しい分析のやり方
この記事は「競合サイトの見つけ方」がメインの記事なので、もしかしたら、分析については興味が無くて、単に「協業先のリストを作りたいだけ…」というような読者さんもいるかもしれません。
なので、競合分析についてはざっくりとだけお伝えします。詳しくは、別記事の「正しい競合サイト分析のやり方(仮題(執筆中🙇♂️))」を参照してください。
ここでは分析時に重視すべき項目のみをあげておきます。下記を参考にしてください。
重視すべき分析項目
- 誰の?(ターゲット)
- 何を解決?(見込み客が抱えている悩みなど)
- 何を与える?(ベネフィット)
- 解決策は?(提供サービス内容)
- 価格は?(提供サービス価格)
- 規模は?(個人法人、売上、体制など)
- 実績は?
- キャラクターは?(法人の場合は会社の色みたいなもの)
- 強みは?
- 弱みは?
- サイト構成は?
- サイト内動線は?
- リード獲得方法は?
- コンテンツ量は?
- アクセス数は?
他にも、被リンク数は?やモバイルフレンドリーなサイトか?、サイトの表示スピードは?などなど、分析項目を細かくあげていくと、まだまだ沢山あります。
ですが、上記項目と比べるとそれほど重要ではないので、ここでは省略しておきます。
一番重要な分析項目とは?
この中でも、一番重要なのは「弱みは?」という項目です。競合の欠点、足りないこと、顧客が不満と思うことなど、競合の弱みの洗い出しが最重要となります。
なぜなら、あなたは、その弱みを突くべきだからです。
そうすることによって、あなたは売れるポジショニングとなるかもしれないからです。売れるコンセプトが定義できるかもしれないからです。競合と戦わずして勝てるかもしれないからです。
会社としての弱み、サービスとしての弱み、サイトとしての弱みなど、切り口を変えて競合の弱みを分析することをすすめておきます。
・・・
次に重要な分析項目は?
次に重要な項目は、誰に?何を?です。こちらもポジショニングやコンセプト、差別化などに大きく関連する項目だからです。
無視すべきサイトの分析項目
先の分析項目に「デザイン」が無いことに気づきましたでしょうか。
競合のサイトを分析する際、デザイン面は無視してください。
ここで言うデザインとは、構成や見やすさなどのデザインではなく、見た目のカッコ良さとかオシャレとか見栄えについてのデザインです。そういう点は無視してくださいということです。
なぜ無視するかというと、カッコいいとか、オシャレとか、スライドショーとか、アニメーションやエフェクト効果とか、ちょっと変わったフォントとか…そういう見た目デザインは、例外を除いて集客や成功とは全く関係ないからです。
最悪、デザインの良さは、逆効果になることもあります(データあり)。
・・・
Q.重要な質問
あなたのウェブサイトは、
- 皆に自慢できる素敵なデザインの作品にしたいですか?
- 売上につながり集客できる優れたツールにしたいですか?
後者のサイトにするべきですよね?
まとめ
以上、「競合サイトの正しい見つけ方7選【無駄な分析をしないために】」でした。
競合サイトを見つけたり分析するのは、はっきり言って面倒くさいです。大変です。でも、それだけの価値はあります。あなたが思う以上に大きな価値があります。
なので、この記事を参考に、今すぐ競合他社や競合サイトの洗い出しに取り掛かってください。今すぐ始めなければ、きっと明日もやらないでしょ?(私がそうなので、、、)
あなたのビジネス、商品やサービス、ウェブサイト、上手くいくことを心から願っています。まずは正しい競合他社や競合サイトを見つけるところから始めましょう!
競合サイトを分析したその後は
競合サイトを分析したら、次はホームページかブログを自サイトとして作成していくと思いますが、その前に、こちらもかるく学んでおくことをすすめておきます。
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
初心者の方は学んで損はしないと思います。ぜひ、どうぞ。
注意:上記の無料講座はいつまで公開するか分かりません。無料提供が終了となる前に手に入れてください。
筆者情報

小さな会社の経営を25年続けるも両親の介護負担により辞任。その後、個人起業するも4年以上も低迷。その後、ホームページを起点とした安定自動集客を実現。そのノウハウや実践サポートを提供中。(スマートプランオフィス代表)