リアル集客とはメリットとデメリットを把握し売上確保

リアル集客とはメリットとデメリットまとめ

リアル集客とは?メリットとデメリットは?

リアルが先か?ウェブが先か?答えはリアル集客が先です。一部、例外のケースもありますが、基本は、リアル集客を先に行ってください。

では、そのリアル集客とは?

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リアルではなく、ネットで新規顧客獲得をしていく集客の全体プロセスについては、下記の記事を参考にしてください。

➡︎新規顧客獲得プロセス11ステップ【ネット集客営業のテンプレート】

リアル集客の「リアル」とは

リアル集客のリアルとは

まずは、「リアル」の定義からですが、辞書等で調べると「リアル(英語:rial)」は、

  • 実在する。物理的に存在する。
  • 現実の。実際の。夢・想像の産物ではない。
  • 本物の。偽物でない。人工でない。合成されていない。手作りの。
  • 基本的な。本質的な。決定的に重要な。
  • 誠実な。偽りのない。

と言った意味のようです。

現実に実在する生身の人間はリアルということになります。その口から発する生の言葉もリアルです。

リアルであれば、熱い思いも伝えられそうです。嘘をつけばバレそうです。笑えば相手も笑ってもらえそうです。

では、ホームページやブログやSNSはどうでしょうか?これらも、リアルな人間が運用しているわけですが、どこの誰かという確証はありません。

発信している内容も本気でそう思っているのか分かりません(表情も見えないので)。嘘、デタラメ、自由に発信できてしまいます。

ホームページやブログ、その他、インターネットを経由するものは、基本的には「非リアル」と言えます。

辞書等の説明には記載されていませんでしたが、リアルは温度感が伝わるもの、非リアルは温度感が伝わらないもの…そんな定義もできるかもしれません。

リアル集客とは

集客の種類は、大きく分けると、次の2つに分類できます。リアルかウェブ(インターネット)かです。

  • リアル集客
  • ウェブ集客

この2つについて、簡単に説明していきます。

リアル集客とは

リアル集客とは、インターネットを使わずリアルな世界での顧客集めだと思ってください。リアルに自分の体、足、声、などを使っての顧客集めです。交流会参加などが代表的な方法です。紹介や口コミなど、お客様の声を経る場合もリアルの類いに入ります。

また、自分自身ではなく、看板、チラシなど、形あるものを用いる場合もリアル集客の一環ですが、これらは、アナログ集客と言った方が良いかもしれません。

ウェブ集客とは

こちらは、リアルではなくインターネットを使った顧客集めです。ホームページはもちろん、SNSやメールなどを活用した場合もウェブ集客です。インターネット広告もその一つです。

最近、ここ数年でYouTubeなど動画を活用する場合も増えてきました。その場合は、リアルに自分の体や声も使ったりしますが、インターネットを経由して伝えるので、これもウェブ集客と言えます。

リアル集客×ウェブ集客

このように、リアルとウェブは、大きく異なるものですが、それぞれ別々に独立した施策にしなければならないという決まりはありません。目的や場面によって使いわければ良いのです。

また、リアル×ウェブというように連携させたって良いわけです。私の場合は、この、リアル×ウェブという連携が最大の効果につながっています。

リアル集客のメリットとデメリット

リアル集客のメリットとデメリット

何事もそうですが、やはり、メリットもあれば、デメリットもあります。リアルにも、当然、メリット・デメリットの両面があります。これらを、しっかり把握していないと、リアルは上手くいきません。

リアル集客のメリット

リアル集客のメリット

今はインターネットの時代だとリアルをバカにする人もいますが、とんでもありません。リアルには、ウェブでは絶対に真似できないメリットがあります。リアルのメリットを3つにまとめてみました。

リアルな反応がよく分かる

注)チラシやダイレクトメールなどを使った場合は除く

なんと言ってもリアルの良さは、見込み客のリアルな反応がよく分かることです。実際に見込み客と、実際に会う形態のリアルであれば、相手の態度、表情、口調などからリアルな反応を伺えます。

たとえ、それが微妙なものだとしても、なんとなくだとしても、良い反応なのか悪い反応なのかがリアルに分かります。

もし、悪い反応を感じた場合、もしかしたら、その原因は、あなた自身にあるかもしれません。人間性の部分や話し方などですね。

ですが、そうでないとしたら、リアルな見込み客の反応は、あなたの事業、コンセプト、サービス、商品、これらに対する直接的なリアルな反応です。

良いリアル反応であれば、そのまま関係性を深めていけます。逆に悪いリアル反応であれば、コンセプトや商品の見直しにつながります。

リアルな反応を得られるということは、たとえ悪い反応だったとしても、とても大きなメリットと言えます。

ITやパソコン苦手でもリアルならできる

リアルであれば、基本的にインターネットは使いません。パソコンも使いません。

何らかのツールを使うとしても、それは、チラシやダイレクトメールなど、紙媒体になりますから、ITやパソコンが苦手ということは関係ありません。

チラシやダイレクトメールも、パソコンの文章作成ソフトを使って書かなきゃならないという決まりはありません。

手書きでOKです。むしろ、デザインを綺麗にすればするほど、チラシやダイレクトメールの反応は落ちていきます。驚かれるかもしれませんが、これが真実です。

理由は色々ありますが、広告慣れ、チラシ慣れが大きな理由の一つです。

綺麗であればあるほど、いかにも…という感じになるので、無視されるわけですね。。。手書きで十分です。

大昔は、インターネットもパソコンもありませんでした。それでも、会社は売上をあげていました。電話すら無い江戸時代の商人だって売上をあげていました。

今現代でも、リアルのみで見込み客を集め、対面で契約を結び、リアルな口コミや紹介だけで、上手くいっている人は沢山います。

IT端末の故障もアプリのバグも通信障害も、何一つ影響を受けない、ITやパソコンが苦手でもできるリアル集客は、間違いなくメリットです。

リアルは結果が早い

注)チラシやダイレクトメールなどを使った場合は除く

リアルとウェブを同時にゼロスタートした場合(起業時など)、ウェブよりリアルの方が、結果が出るスピードは圧倒的に早いです。

さすがに、ウェブ集客の仕組みが完成した後だと、集められる人数や効率や安定性など、ウェブに大きく負けてしまいますが、起業初期に結果が出るスピードだけで言えば、リアルの勝ちです。

リアル集客の結果までの早さイメージグラフ

なぜならば、ファーストコンタクトから、見込み客とリアルに顔を合わせて会っている状態だからです。

世の中がどんなに変わっても、結局、ビジネスはリアルな人と人で成り立ちます。たとえ、インターネットの世界を介しても最後はリアルな人と人で成り立ちます。

中間にインターネットなんていうものが介在したら、当然、ファーストコンタクトはリアルなものになりません。パソコンやスマホのが画面を経由しての希薄なものになります。

そもそも現在、ウェブサイトは、世界に16億以上あると言われています。ウェブの場合は、見込み客に見つけてもらうようになるまで時間がかかってしまうのです。

検索等から見つけてもらってから、関係を築いていくのも、インターネットを挟んでなので、進展はリアルと比べると極めてスローです。

リアルに自ら会いに行けて、相性が合えば一発で関係も築けるというリアルなら、その時間を大幅にショートカットできます。

リアル集客のデメリット

リアル集客のデメリット

ここまでで、ウェブでは絶対に真似できないメリットが、リアルにはあるという事が、分かって頂けたと思います。

ですが、、、やはり、今はインターネットの時代というのが現実です。電車の中では、皆んなスマホを見ているという、ちょっと異様な風景…

子供も普通にスマホやiPad、おじいちゃん、おばあちゃんまでスマホやiPadです。

あなたの見込み客が、スマホやiPadやパソコンで、いつもインターネットに接続しているとしたら、ウェブも無視できなくなります。

そんなウェブと比べるとですが、体を張ってのリアルな活動は、どうしても劣る部分が出てきてしまいます。

リアル集客のデメリットを3つにまとめました。

リアルは労力負荷が高い

リアルは、人と会うのが苦手だったり、話すのが苦手だったりする人だと、かなり苦しく、疲れていきます。

ビジネスするなら、そのくらい我慢して頑張れと言う人もいるかもしれませんが、苦手なものは苦手です。苦手だと結果も出ません。

また、当然ながら、リアルは、かなりの労力を消費します。わざわざ見込み客に会いに行く労力、相手が変わる都度同じ内容の話しをする労力、気をつかう労力、などなど。

リアルの場合の労力は、ウェブと比較するとデメリットとなる場合があります。

リアルは効率が悪い

リアルは、メリットでお伝えしたように、ゼロからスタートであれば、結果に至るまでのスピードがウェブより早いです。

ですが、リアルで集められる人数は、労力かけて1人ずつ。。。というのが普通です。空振りする場合だってあるわけですから、効率が良いとは言えません。

たとえば、

①半日使って交流会に参加し名刺交換→②何日も何回も連絡を取り合う→③もう一度会って信頼関係を深める→④さらに、もう一度会って軽く提案→⑤さらに、もう一度会って詳しく提案&セールス・クロージング・・・

これで、この1人と成約できれば、同じ時期にウェブ集客を始めた人よりは、圧倒的に早く売上があがります。

ですが、これだけ日数と時間と労力かけて、たった1人というのは非効率です。このような状態をいつまで続けていくのか…というのも考えていく必要があります。

最初のうちは良くても、ビジネスを成長させていくためには、リアルの効率の悪さは大きなデメリットとなっていきます。

リアルは安定性に難あり

ウェブの場合も決して安定が約束されるわけではないのですが、リアル集客の場合、もう少し安定性のリスクが増します。

体1つのリアル集客なので、もし怪我でしばらく家から出られなくなったら…。急に親の介護が必要にばり家から出られなくなったら…。というような心配もあります。

その他、見込み客の枯渇や波打つ売上など、安定性に対する不安や課題は、リアル集客の場合は、発生しやすいです。

見込み客の枯渇
リアルのデメリット見込み客の枯渇

リアルの場合で最も恐いのが見込み客の枯渇です。。。

注)チラシやダイレクトメールなどを使った場合は除く

  • 見込み客リストが尽きた、、、
  • 知人が尽きた、、、
  • 紹介が尽きた、、、
  • 交流会で会う人がいつも同じ、、、

などです。

さて、この後の手は?

こうなっても困らないようにするには、安定して回り続けるリアル集客の仕組みを事前に作っておく必要があります(回り続ける紹介システムなど)。

もしくは、回り続けるウェブ集客の仕組みを作っておく必要があります。

集客の仕組みが無い。。。

起業・開業後の数年で多くが廃業していく理由の1つがこれです。

凸凹集客凸凹売上

あと、リアルの場合、どうしてもデコボコ凸凹集客、デコボコ凸凹売上という、、波打つ状況に陥りやすいです。

マーケッターや営業マン、サービス提供部隊と、それぞれ専任を立てて組織で活動していける会社であれば別ですが、ひとり社長だと、体は1つしかないので、どうしても凸凹(デコボコ)になりがちです。

1月…リアル集客〜受注

2月…サービスの提供

3月…リアル集客〜受注

4月…サービスの提供

 :

1月と3月は、マーケティングにリアル集客に営業活動で精一杯。売上はあがりません。

2月と4月は、1月3月に契約に至った顧客にサービスを提供して売上があがります。が、マーケティング等に使える時間はありません。

…といったように、月毎に波打つデコボコ凸凹状態になるイメージです。

波打つ売上を倍増するイメージ図

もし、上記のように、マーケティング活動と売上が同時に並行し、平らな状態になれば、単純に考えれば、売上は約2倍になります。

上記の例は、リアル集客部分をホームページに任せるように仕組み化しているイメージ例ですが、他のウェブツール活用でも、リアルな施策でも構いません。

要は、マーケティング活動とサービス提供(役務提供)が並行になれば良いわけです。

ウェブ集客のメリットとデメリット

ウェブ集客のメリットとデメリット

リアルの場合のメリットとデメリットは、

リアル集客メリット

  • リアルな反応がよく分かる
  • ITやパソコン苦手でもリアルならできる
  • リアルは結果が早い

リアル集客デメリット

  • リアルは労力負荷が高い
  • リアルは集客効率が悪い
  • リアルは安定性に難あり(枯渇・凸凹)

でした。

ウェブの場合のメリットとデメリットは、この記事では細かく説明していませんが、簡単に言えば、リアル集客のメリット・デメリットの逆が、ウェブの場合のメリットとデメリットとなります。

まとめると、

ウェブ集客メリット

  • リアルより労力負荷が低い
  • リアルより集客効率が良い
  • リアルより安定性に長ける

ウェブ集客デメリット

  • リアルな反応が分からない
  • ITパソコン苦手だと難しい
  • リアルより結果までに時間がかかる

となります。

リアルとウェブのメリットとデメリットをそれぞれ十分に理解した上で、集客活動していくようにしてください。

可能であれば、リアルとウェブ両方の、良い所取りが理想です。リアル×ウェブのハイブリッド型が理想です。

これについては、別途、次の記事に書きましたので、もし、興味あれば、お読みください。

リアル集客xウェブ集客(執筆中)

まとめ(リアル集客とはメリットとデメリット)

リアル集客とはメリットとデメリットまとめ

リアル集客メリット

  • リアルな反応がよく分かる
  • ITやパソコン苦手でもリアルならできる
  • リアルは結果が早い

リアル集客デメリット

  • リアルは労力負荷が高い
  • リアルは集客効率が悪い
  • リアルは安定性に難あり(枯渇・凸凹)

いかがだったでしょうか?リアルとウェブとの違いも合わせて、理解していただけたでしょうかね。

【脱リアル】を推奨している私ですが、決して、リアルを軽視しているわけではありません。

私自身、起業後すぐにウェブに取り組んでなかなか上手くいかず、改めて、リアルに立ち戻ったおかげで、ウェブに回帰できホームページ集客の成果につながっています。リアルあった上での【脱リアル】なわけです。

いつの時代になっても、ビジネスは人と人です。ですから、リアルは重要です。

リアルには、大きなメリットがある事を知ってほしいです。反面、大きなデメリットもあるわけでして、そこも、きっちり把握しておいてほしいです。

そして、今は誰でもウェブ集客というものができます。IT苦手でも、パソコン苦手でも、ウェブ集客できる時代です。

業者も不要の時代になっています。ちょっとした指導とサポートと、あなたの頑張りさえあれば、本当に誰でもウェブ集客できる時代です。

ですが、リアルにメリット・デメリットがあるように、ウェブにも、当然メリット・デメリットがあります。

でも、上手い具合に、それらのメリット・デメリットは、リアル⇄ウェブで、お互い補完し合える面があります。

なので、

リアル集客×ウェブ集客

という着地点もあります。

リアル集客xウェブ集客(執筆中)

リアル集客に固執して上手くいっていない

ウェブ集客に固執して上手くいっていない

集客の取り組む順番を間違えていて上手くいっていない

集客できると言われてるツールや手法など目先にしか目が向いておらず上手くいってない

そのような状況を脱していけるヒントを何か1つでもこの記事から得てもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!