ホームページ改善9ステップ【改善点やポイントを初心者向けに解説】

ホームページ改善9ステップ

更新日:2021年7月22日 筆者:鈴木俊雄@smart_plan_tsFacebook

ホームページ改善9ステップ【改善点やポイントを初心者向けに解説】

要約

この記事は、ホームページの改善点や改善ポイントやコツを、初心者向けに、わかりやすい説明でまとめてあります。ホームページの集客効果を得るための重要ポイントを厳選して説明しているので、ぜひ参考にしてください。

ホームページ改善9ステップ

  1. ホームページ目的の改善
  2. ホームページコンセプトの改善
  3. ホームページ構成の改善
  4. トップページの改善
  5. ランディングページの改善
  6. ページ閲覧動線の改善
  7. 集客ページの改善
  8. 基本的なSEO対策の改善
  9. PDCAプロセスの改善

この記事は、

  • ホームページから集客できない…
  • ホームページにアクセスが来ない…
  • ホームページの改善のやり方がわからない…
  • ホームページ改善方法を調べても専門用語がいっぱいでよく分からない…

といったような悩みのある、ホームページやウェブ集客の初心者の方へ向けて、ホームページの改善ステップをまとめたものとなっています。

あなたは、この記事を読むことによって、

  • ホームページの改善ポイントが分かります
  • ホームページの改善方法や対策が分かります
  • ホームページへのアクセスが増えていきます
  • ホームページから集客できるようになります

関連記事

オウンドメディア型のホームページの場合は、下記の記事もご覧ください。

➡︎ オウンドメディア改善方法【よくある状況と10の原因と対策】

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➡︎ ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編

➡︎ ホームページ集客できない12の原因【保存版】初心者向け

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➡︎ ワードプレスで集客できない【21の原因と対策】コツなども!

➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】

参考

➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け

【 目次 】

ホームページ改善ステップ(改善点・ポイント・コツ・改善案)

ホームページ改善で得られるビジネス効果

この記事を読めば、ホームページの改善ポイントが分かって、かつ、

  • ホームページへのアクセスが増えます
  • ホームページから集客できるようになります

……と言いましたが、

もちろん、ただこの記事を読むだけでは、アクセス数も増えませんし、集客数も増えません。知らないから知ってるへの変化だけでは、ホームページ改善の成果は得られません。

知らない→知っているへ。知っている→やっているへ。やっている→できているへ。というステップアップを目指してください。

ちなみに、この記事で紹介している改善は、初心者でもできることのみをまとめています。それでも十分な効果は期待できます。

ホームページ改善で得られるアクセス数の向上と検索順位の向上の実例グラフ

改善について、初心者だと最初は分からない部分もあるかもしれません。でも大丈夫です。初心者でも改善はできます。専門業者に高いお金を払って改善してもらう必要はありません

マイペースでも良いので、この記事で示すステップ通りに、ホームページの改善を進めてください。

分からないところがあれば、簡単なところから始めても構いませんが、できる限り、ステップ順に進めていくことをおすすめします。

・・・

Googleの検索品質評価ガイドライン

※ 本記事はGoogleの「検索品質評価ガイドライン」をはじめ、各種公式な情報に基づいて執筆するよう心がけていますが、一部、独自の体験や研究から得られた見解も含んでいます。

➡︎検索品質評価ガイドライン (Google Search Quality Rating Guidelines) ※英語版

・・・

売れるホームページ

“売れる”につながるホームページにならない…というお悩みがある場合は、下記の記事も参考になると思います。

➡︎ 【自分が】売れるホームページの作り方(ECサイトや店舗以外)

ホームページ改善9ステップの詳細

ホームページ改善9ステップの項目

ホームページ改善の9ステップは下記の通りです。

ホームページ改善9ステップ

  • ホームページ目的の改善
  • ホームページコンセプトの改善
  • ホームページ構成の改善
  • トップページの改善
  • ランディングページの改善
  • ページ閲覧動線の改善
  • 集客ページの改善
  • 基本的なSEO対策の改善
  • PDCAプロセスの改善

ひとつ一つ説明していきます。

関連記事

初心者の方は、まずは「良いホームページとは?」を知っておいた方が良いかもしれません。

➡︎ 良いホームページの条件とは?【48のポイントと例や作り方】

1.ホームページ目的の改善

ホームページ目的の改善

ホームページの目的は明確ですか?ホームページを認知目的やブランディング目的などにしていませんか?

ただ何となく必要と思ったからホームページを用意した……。といった場合は論外です。ホームページの目的を明確にしてください。

ホームページの目的は、見込み客の集客に絞ってください。認知やブランディングなどの曖昧な目的を設定しないでください。

目的と合わせて目標も立ててください。目標は成果目標とし、具体的な数字をあげてください(例:申込率や見込み客リスト獲得数など)。

2.ホームページコンセプトの改善

ホームページコンセプトの改善

ホームページのコンセプトは明確ですか?ターゲットは明確ですか?USP(独自性)は明確ですか?何を読み手に与えてくれるホームページなのですか?

誰に向けたホームページかが明確でなければ読み手には何一つ刺さりません。USP(独自性)が明確でなければ選ばれません。何かを与えてくれるホームページでなければ見込み客はアクセスする理由がありません。

ホームページのコンセプトを徹底的に見直してください。

尚、ホームページのコンセプトは、あなたの事業コンセプトよりも、さらにさらに絞ったものにしてください。ウェブ上ではリアルよりさらに絞ることが重要です。

たとえば、仮に、あなたが、経営コンサルタントの場合、

「業績をアップさせる経営コンサルタント」

というようなボヤッとした広いコンセプトではなく、

「〇〇業界の10人規模専門、チーム力を倍増させ、経営の底力と売上を3倍アップさせる経営コンサルタント」

といったように絞ってください。

あなたができることが他にあっても、他にアピールしたいことが沢山あっても、コンセプトは絞ってください。

3.ホームページ構成の改善

ホームページ構成の改善

会社案内カタログのようなホームページ構成になっていませんか?

人材募集が目的などの場合は別ですが、集客目的のホームページの場合は、会社案内カタログのようなホームページ構成にしないでください。

会社概要、経営理念、サービス説明、料金、アクセスマップ、などは、必要であっても重要ではありません。リクルート情報や社内レクリエーションの様子…などは必要ですらありません。

どこの誰が、あなたの会社案内カタログを見たがっているのでしょうか?誰も求めていませんよね。

あなたの見込み客にとって、有益な情報提供サイトとなるような構成を考えてください。ちなみに、余計なページは省いてしまってブログ(情報提供)のみという構成でも全然OKです。

関連記事

➡︎WEBサイト構成の基本と考え方【初心者向けにサクっと解説!】

➡︎ホームページ構成図テンプレート7パターン

4.トップページの改善

トップページの改善

トップページはごちゃごちゃしていませんか?読み手の求めていないことを書いていませんか?大切なことが下の方で書かれていませんか?

トップページは、あなたのホームページ全体の目次やガイドの役割を担っています。そして、閲覧者もそれを求めています。

下記の質問に答えてください。

  • ホームページのコンセプトは一瞬で伝わる?
  • いきなりダラダラと長文で始まっていない?
  • 上部に見て欲しいコンテンツへのリンクがある?
  • コンテンツへのリンク数は6個以内?
  • サイドバー領域に余計なバナーなどが無い?

全てYesなら合格です。Noの項目は見直してください。トップページは、シンプルな案内役に徹してください。

ちなみに、上記の中で、優先順位が一番高いのは、

  • ホームページのコンセプトは一瞬で伝わる?

です。

即ち、トップページのヘッダー部分、ヘッダー画像やキャッチコピーなどの部分が重要だということです。綺麗やオシャレなヘッダーではなく見込み客に刺さるヘッダーにしてください。

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➡︎ホームページヘッダー画像の作り方【初心者もアプリで簡単作成】

➡︎ファーストビューとは【その重要性と8つの注意点】集客に影響あり!

➡︎ホームページのキャッチコピー作り方【反応を得る9つのポイント】

5.ランディングページの改善

ランディングページの改善

ホームページの出口は明確ですか?ランディングページを用意していますか?コンバージョン率(登録率や申込率など)は良好ですか?

ランディングページをそのまま和訳すると“着陸ページ”となります。ホームページにアクセスしてきた人に着陸してもらいたいページ、即ち、ホームページの出口ページ、ゴールのページです。

このライティングページが用意されていなければ、ホームページに大量のアクセスが流れ込んできたとしても、ダダ漏れザル状態です。1万、10万、というアクセスが来ても、登録や申込などは0件となります。

見込み客の受け皿(ランディングページ)の用意と、漏れを減らすこと(コンバージョン率を高めること)は、何よりも最優先事項です。

もし、コンバージョン率(登録率や申込率など)が悪ければ、ランディングページの、

  • キャッチコピーの改善
  • オファー内容の改善
  • ボタンやフォームの改善

に取り組んでください。

ランディングページの構成など、上記以外にも重要な改善ポイントはありますが、上記3つの改善だけでも劇的に改善される場合は少なくありません。

関連記事

ランディングページの改善については、下記の記事も参考にしてください。

➡︎ランディングページ15の鉄則ポイント【見込み客獲得編】

6.ホームページ閲覧動線の改善

ページ閲覧動線の改善

各ページからランディングページに遷移できる動線は用意されていますか?

ランディングページがポツンと孤立していたら、閲覧者はランディングページに気付けませんし辿りつけません。閲覧者がランディングページに着陸できるよう導いてあげてください。

  • トップページからランディングページへ
  • ホームページのメニューからランディングページへ
  • サイドバー領域からランディングページへ
  • 各記事本文の中からランディングページへ

7.集客ページ(ブログ記事等)の改善

集客ページの改善

見込み客にとって有益な記事を発信していますか?その記事テーマは実際に見込み客が検索しているテーマですか?SEOを意識した記事の書き方をしていますか?

用語の説明

  • SEO(検索エンジン最適化):検索結果の上位に表示されるようにすること。
  • SEOライティング:検索結果の上位に表示されるように書くこと。

ホームページにアクセスを集める方法は、大きく言うと下記の3つです。

  • 検索からアクセスを集める
  • SNSからアクセスを集める
  • 広告でアクセスを集める

無料で実施できるのが、検索とSNSです。そして、見込み客のニーズでマッチングできるのが検索です。なので、検索からのアクセスは、最も良質な見込み客に転換しやすいです。

あなたの見込み客のニーズは、検索キーワードとなって入力されます。その検索キーワードとマッチするページが集客ページです。

見込み客のニーズに応える記事を書いて公開してください。できれば何本も(釣竿を何本も垂らすイメージです)。一気は無理なので1記事ずつで大丈夫です。

尚、検索結果の上位(1ページ目から2ページ目くらいまで)に表示されないと、集客ページが検索者の目に入ることはありません。

➡︎検索順位別クリック率の目安【7つの調査データ】

なので、集客ページを書く時は、SEO(検索エンジン最適化)を考慮して書いていく必要があります。

SEOライティングのポイントは多くあるのですが、一例をあげると、

  • タイトルに検索キーワードを入れる
  • きちんと見出しを正しく使う
  • 見出しにも少し検索キーワードを含める
  • 結論は先に述べておく
  • 余談など余計なことは書かない

といったような内容です。色々とポイントは多いのですが、SEOライティングは、決して難しくはありません。

8.ホームページSEO対策の改善

基本的なSEO対策は済みとなっていますか?

SEO対策は、前述した記事ページ毎のSEOライティングが一番重要です。ですが、その土台となっているホームページの設定部分などが、きちんとSEO対策されていないと、SEOライティングの効果も半減します。

基本的なSEO対策を見直してください。

実は、この部分は、初心者には少し難しい部分です。

でも、安心してください。

WordPress(ワードプレス)+WordPressの有名なテーマを使ったホームページやブログであれば、この基本的なSEO対策は、最初からほぼ済んでいる状態となっています。

但し、XMLサイトマップの送信は、自分で設定する必要があります。XMLサイトマップの送信とは、検索エンジンに、あなたのホームページの存在や変更点を自動で通知する方法のことです。

詳しい設定方法は、下記の記事の中で説明しています。

➡︎︎「Googleインデックスの時間を早める5つの方法」の中の「Google XML Sitemapsの設定手順」

関連記事

➡︎ホームページ集客SEO【検索結果上位表示7ステップ】初心者基礎編

Google検索エンジンの上位に表示される細かな条件については、下記の記事で、まとめてあります。

➡︎Google検索上位表示の条件とは?【31個をわかりやすく解説】

また、Googleが公表している、SEOに関わるルールなどの公式情報については、下記の記事にまとめてあります。

➡︎ホームページ作成ルールまとめ【おすすめGoogleガイドラインも紹介】

9.ホームページ改善プロセス(PDCA)の改善

PDCAプロセスの改善

〜っぱなし……になっていませんか?たった数箇所改善しただけで終わりになっていませんか?たった1度の改善で終えていませんか?

何事もそうですが、やりっぱなしや、たった1回のトライで、最良の結果が出ることなんてありません。

成果につながる正解の答えは、お客様にしか分かりません。各種ノウハウやテンプレートは、その答えに近づくスピードを早めてくれますが、本当の答えは試してみなければ分かりません。

なので、実行→検証→改善→実行→検証→改善……と繰り返してください。

補足.ホームページの見た目デザインの改善

ホームページの見た目デザインの改善

ホームページの見た目のデザインにこだわっていませんか?ホームページは作品ですか?アートですか?

ホームページの見た目のデザインは、どうでもいいです。

誰がどう見ても汚い、いくつもの色が使われていて目がチカチカする、とにかく見難い、スマホじゃ小さすぎて読めない、

など、あまりにも見た目が酷いなら別ですが、見た目が普通なら全く問題ありません。

ワードプレスやWixであれば、素人が自作しても、綺麗なホームページやブログは簡単に完成します。

デザインが、綺麗!オシャレ!カッコいい!素敵!といった要素で、閲覧者は見込み客になってくれるのでしょうか?なってくれませんよね。「綺麗なホームページだね」って言ってくれても、そこで終わりです。

ホームページはクリエイティブな作品ではありません。マーケティングの武器でありツールです。見た目にこだわりたくなる気持ちはわかりますが、グッと抑えてください。見た目デザインにかける時間は完全に無駄です。

但し、見やすさや使いやすさ(UX:ユーザーエクスペリエンス)に関するデザイン(設計)は重要です。閲覧者に苦痛を与えないようにしましょう。

関連ツール

7割8割の人はスマホで情報収集しています。スマホで見にくいサイトはNGです。スマホに適したWEBページかどうかは下記サイトから無料でチェックできます。

➡︎Googleモバイルフレンドリーテスト

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➡︎売れるホームページ集客できるデザインとは【流行トレンド集あり】

補足.ホームページ表示速度の改善

ホームページ表示速度の改善

ページが表示されるまで時間がかかってイライラしませんか?

もし、ホームページの表示速度が遅い場合は、表示速度も改善しておきましょう。

なぜなら、表示速度が遅いだけで、ホームページからの離脱が増えてしまうからです。あなたも経験あると思いますが、遅いページ表示だとイライラしますよね。そして離脱してしまう……

ページの表示速度が遅い原因は、貼ってある画像が重い(容量が大きい)場合に起因していることが多いです。画像をボヤけない程度に圧縮してからページに貼るようにしてください。

関連ツール

少し難しいことも表示されますが、GoogleのPageSpeed Insightsというツールは、ホームページの表示速度など、いくつかの性能項目を評価してくれます。初心者の方は、とりあえずスコア(点数)を見るくらいでも良いでしょう。

➡︎PageSpeed Insights

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➡︎ WordPressの画像最適化【SEOに効果的な21の方法!】

➡︎ 画像圧縮のやり方【無料サイトやWEBサービスで簡単圧縮!】

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ホームページ改善前の分析リサーチ

ホームページ改善前の分析リサーチ

ホームページ改善の9ステップは理解できたでしょうか。早速、改善に取り掛かってほしいのですが、その前に、下記の点に問題は無いかを確認しておいてください。

  • 売れるポジショニングやコンセプトになっていますか?
  • マーケティング戦略は明確ですか?
  • 新規顧客獲得のプロセスは明確ですか?
  • 徹底的に見込み客のリサーチを行いましたか?

ビジネスやマーケティングは、長い長い「線」や、広い広い「面」です。その中で、ホームページなんていうのは小さな小さな「点」でしかありません。

ホームページを改善する前に、もっと大きな部分に問題や課題が無いかを確認してください。

ホームページで集客できない……と言われてる方の多くの場合、ホームページ以前の部分に集客できない根本原因があります。

特に、見込み客のリサーチ(悩みや願望の抽出)が最重要です。全てはリサーチから始まります。

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➡︎サービスコンセプトの作り方【自分という名の商品を売る秘訣】

➡︎新規顧客獲得プロセス11ステップ【ネット集客営業のテンプレート】

ホームページ改善に役立つツール集

ホームページ改善に役立つツール集

ホームページの改善を行う際に、役立つツールを紹介しておきます。

ホームページの現状把握に役立つサイト改善ツール

ホームページの現状把握に役立つツールには、下記のようなツールがあります。

  • Googleサーチコンソール
  • Googleアナリティクス
  • 検索順位確認ツール
  • ヒートマップツール
  • モバイルフレンドリー確認ツール
  • 表示スピード等の確認ツール

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➡︎ホームページのアクセス数を増やすツール【おすすめ46選】無料

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、実際にアクセスされた時の検索キーワードや、検索からのクリック率、検索順位など、検索に関連したことの多くが分かるGoogleの無料ツールです。ホームページの改善ネタがたくさん見つかります。

➡︎Googleサーチコンソール

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➡︎Googleサーチコンソールのワードプレスサイト設定方法【初心者向け】

Googleアナリティクス

アクセス数が増えてきたら、Googleアナリティクスでもホームページの改善ネタがたくさん見つかります。Googleアナリティクスは、検索に閉じず、全てのアクセスについての数値を細かく分析できます。無料です。

➡︎Googleアナリティクス

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➡︎Googleアナリティクス(WordPress設定手順例)

検索順位確認ツール

検索順位が分かるツールはいくつかあります。効率は悪いですが、無料で使えるSEOチェキなどは大変便利です。Googleサーチコンソールもだいたいの順位が分かるので使えます。

尚、常時、何ページもの検索順位を追跡する場合には有料サービスが必要です。

➡︎検索順位チェックツール無料おすすめ3選【使い方も解説】(有料ツールの紹介も含む)

ヒートマップツール

ヒートマップツールとは、閲覧者がよく読んでいる箇所や、スキップしている箇所などが視覚的に分かるツールです。主にランディングページの分析時に活用します。Ptengineなどが有名です(無料から使えます)。

➡︎Ptengine

モバイルフレンドリー確認ツール

既に説明済みですが、Googleモバイルフレンドリーテストは、ホームページがスマホ表示に最適化されているかを簡単に確認できます。

➡︎Googleモバイルフレンドリーテスト

モバイルフレンドリー確認ツール

既に説明済みですが、GoogleのPageSpeed Insightsは、ホームページの表示速度など性能面を簡単に確認できます。

➡︎PageSpeed Insights

ニーズ把握や検索キーワードの選定に役立つサイト改善ツール

検索ニーズの把握や検索キーワードの選定に役立つツールには、下記のようなツールがあります。

  • Googleキーワードプランナー
  • aramakijyake
  • ラッコキーワード

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Googleで検索されている検索キーワードには何があるか、その検索回数(検索ボリューム)はどのくらいか、が分かるGoogleの無料ツールです。

➡︎Googleキーワードプランナー

aramakijake

aramakijake(アラマキジャケ)も、検索されている検索キーワード(GoogleとYahoo!)の検索回数(検索ボリューム)が分かる無料のツールです。1キーワードずつしか調べられず、小さいボリュームの場合は”なし“と出てしまいますが、気軽に使えます。

➡︎aramakijake

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➡︎aramakijake:アラマキジャケの使い方【初心者向け簡単マニュアル】

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、対象のキーワードを入力すると、関連する検索キーワードを全て表示してくれます。Google、Yahoo!、YouTube、など、複数の検索プラットフォーム毎に関連キーワードを出してくれる優れものです。無料です。

➡︎ラッコキーワード

ホームページリニューアル時の注意点

ホームページリニューアル時の注意点

ホームページリニューアル時の注意点をいくつか述べておきます。

  • 大幅リニューアルに要注意
  • 業者か自作か誰がリニューアルするか
  • リニューアルはビジネスが定まってから

大幅リニューアルに要注意

ドメイン名を変更したり、多くのページを削除して作り替えたり、大幅なホームページのリニューアルを行う場合は要注意です。

なぜなら、前記のような、大幅なホームページのリニューアルは、完全な生まれ変わりの赤ちゃん状態になってしまうからです。

別のたとえで言うと、売れっ子タレントが、事務所も顔も声も名前も、全て変えて再デビューするような状態になってしまうからです。人気ゼロからやり直しになります。

即ち、今までのホームページに与えられていた評価がゼロになってしまうということです。具体的に言うと、検索順位が圏外になる。アクセス数がゼロになる。などです。

業者か自作か誰がリニューアルするか

緊急度や改善規模、あなたがホームページに使える時間、などにもよりますが、ホームページは、できれば自分でリニューアルしましょう。

なぜなら、ホームページで成果を得るには、前にも説明したように、改善の繰り返しが必須だからです。

業者にホームページ制作を依頼すると、改善の度に業者に改善を依頼することになります。当然、毎回費用がかかります。これではお金がいくらあっても足りないです。

また、改善するには、あなたの見込み客について熟知している必要があります。マーケティングについて詳しい必要があります。それをクリアできるホームページ制作業者はほとんどいません。あなたの方が上です

注意:大幅リニューアルの場合で、かつ、旧ホームページの集客効果を失いたくない場合は、専門業者に依頼するようにしてください。素人では無理です。

補足.コーポレートサイトの改善

コーポレートサイト(ここで言うコーポレートサイトとは会社案内のようなホームページのことだとします)は、特に改善する意味がありません。

なぜなら、そもそもコーポレートサイト(会社案内レベル)というものに、見込み客はアクセスしてこないからです。

アクセスしてこない理由は、コーポレートサイトには、見込み客にとって、何の徳にもならない必要ない情報しか載っていないからです。

なので、改善する意味がありません。間違ってもお金をかけたリニューアルなんてしないでください。

ホームページ改善事例

ホームページ改善事例

ホームページの改善は、ほんの少し改善するだけでも効果を得られる場合もあります。まずは、できるところから始めてみてはどうでしょうか。

記事追加をしただけのホームページ改善事例

放っておいたホームページに記事追加をしただけのホームページ改善事例

数ヶ月もの間、ホームページを全く更新していなかったので、アクセス数がどんどん減っていました。ですが、見込み客にとって有益となる情報記事をマイペースでコツコツと追加しいくだけでアクセス数は大きくアップしていきました。

SEOを意識した記事ライティングをしただけのホームページ改善事例

SEOを意識した記事ライティングをしただけのホームページ改善事例

SEOを全く意識していなかったブログ記事に、SEOライティングを施すようにしました。その結果、今までの記事よりも、5倍〜400倍以上のアクセス数を得られるようになりました。

・・・

このように、ちょっとした改善でも、成果につながる場合は多々あります。できるところからでも良いので、ホームページの改善に着手してみましょう!

関連記事

下記の記事にも改善例を掲載しています。

➡︎ホームページの更新頻度の目安【SEOやアクセス数に影響?】

ホームページ改善費用

ホームページの改善にかかる費用も気になるところだと思いますので、費用についても、まとめておきます。

ホームページを丸ごとリニューアルして改善する場合の費用

業者に依頼する場合は、ホームページ初期作成費用と同じくらいかかるものと思っておきましょう。現行版がお粗末な場合は、初期作成費用の何倍かの費用になることもあり得ると思ってください。

尚、WordPress等を活用して、自分(自社)でリニューアルするのであれば、数千円でリニューアルできます。

ホームページを部分的に改善する場合の費用

業者に依頼する場合は、目標とする改善後のゴール、改善量や改善の難易度などによって、費用は大小変わってきます。1ページだけコンテンツ記載を変更する程度であれば数万円でしょうし、自動集客の仕組み化をするなどの改善であれば、少なくとも数十万、百万超えも普通です。

尚、WordPress等を活用して、自分(自社)で改善する場合は、いかなるケースでも、ほぼ費用をかけずに改善(自動集客の仕組み化なども含む)していけます。

ホームページの改善を成功させるコツ

ホームページの改善を成功させるコツ

ホームページの改善について色々とまとめてきましたが、最後に、ホームページの改善を成功させるコツを3つお伝えして終わりにしたいと思います。

ホームページの改善を成功させるコツ

  • マーケティングを学ぶ
  • テストするつもりで改善する
  • とにかく継続する

マーケティングを学ぶ

やっぱりマーケティングを知らないと厳しいです。ホームページやウェブの専門用語や、ワードプレスの操作方法なんかは、二の次、三の次で大丈夫です。

でも、マーケティング(およびWEBマーケティング)を分かっていないと、ホームページ改善の土台が揺らぎます

そんな土台の上に、どんな改善を施しても、どんなテクニックを使っても、なかなか良い結果にはなりません。

マーケティングを勉強しましょう。(注:独学だと本物のノウハウは身につきません。コンサルタントなどを付けるなど専門家から教わることをおすすめします。)

※ 合わせて、セールスコピーライティングもマーケティングと同じくらい重要なので、学ぶことをおすすめします。

テストするつもりで改善する

既に述べてきましたが、一発の改善で正解は得られません。肩に力を入れて時間もかけて一発で結果の出る改善を!!……と力まないようにしてください。

こう変えてみたらどうなるかなぁ?

といった程度の軽い感じで改善してOKです。サッと素早く改善して、サッと素早く検証して、サッと素早くまた改善…といった感じですね。

但し、数値の分析など、根拠があった上での改善が望ましいです。当てずっぽだと、さすがに空振りが多くなるので。

とにかく継続する

本業が忙しくて、ホームページに手が回らないことも多いと思います。ですが、時間は作ろうと思えば作れませんか?大変なのは皆同じです。

ほんの少しトライしただけで、結果が出ないと放り出すことだけはしないでほしいと願います。何事もそうだと思いますが、続けた人が勝ちます

ホームページやブログは資産です。たとえ小さい改善でも、コツコツとちょっとずつの改善でも、ホームページやブログは積み上がっていくという性質を持っています。

そして、積み上がった後は、ある程度放置しても、毎月安定して集客していけるようになります。

この辺りはSNS(Facebook、Instagram、Twitter、アメブロ、etc)などと大きく違う部分です。

継続は力なり!です。

補足:サイト改善コンサルやホームページ業者の選び方

もし、サイト改善コンサルタントを付ける場合や、ホームページ制作業者を選ぶ場合は、以下のポイントに注意してください。

サイト改善コンサルやホームページ業者の選び方チェックリスト

  • 安さを打ち出してくるコンサルや業者はNG
  • デザインの改善を重視するコンサルや業者はNG
  • 経営やマーケティングを知らないコンサルや業者はNG
  • ホームページ以外の提案ができないコンサルや業者はNG
  • 質問やヒアリングに時間をかけないコンサルや業者ははNG
  • 丸投げを快く受け入れるコンサルや業者はNG
  • 専門用語をやたら多く使ってくるコンサルや業者はNG
  • 広告やSNSに頼って集客しているコンサルや業者はNG

上記は、ただのNGポイントではなく、絶対NGというポイントです。必ずチェックしてください。

ホームページの更新頻度について

集客目的のあるホームページの場合、長期間更新せず放置することはしないでください。ですが、毎日更新する必要もありません。

ホームページの更新頻度については、下記の記事で詳しくまとめています。

➡︎ SEOに最適な更新頻度とは?【ブログやホームページの更新ガイド】

サイト改善フレームワーク等

ホームページやブログなどWEBサイトの改善に使えそうな、フレームワーク、テンプレート、手法などについては、下記の記事にてまとめてあります。

➡︎WEBサイト改善のフレームワークおすすめ7選【+13選】

参考:ホームページ改善アンケート結果

米Clutchが「中小企業は、ウェブサイト(ホームページ等)に対して、どのような改善点や改善ポイントを考えているのか?」といったアンケートをとった結果があります。

データ 出典:Clutch「中小企業のウェブサイト:調査」より

ホームページ改善アンケート結果データ
  • SEO(検索エンジン最適化)の改善…40%
  • SNS連携の改善…40%
  • コンテンツ(記事等)の改善…39%
  • 設計や構成の改善…38%
  • 売りになる特徴の改善…36%
  • スマホ最適化の改善…32%
  • セキュリティの改善…31%
  • 見やすさ扱いやすさの改善…21%
  • 表示速度等の改善…21%
  • マーケティング自動化の改善…19%
  • 変更/改善の計画は無い…7%

Clutchは、米国の352の中小企業にアンケートし、調査データを収集しました。アンケートに回答した最大グループは、従業員が10人未満で、年間収益が100万ドル未満の企業でした。

やはり、検索からのアクセスを増やしたいのでしょう、SEO(検索エンジン最適化)の改善が40%でトップです。そして、SNS時代なのでSNS連携の改善も40%でトップです。

差がなく、コンテンツの改善(記事の追加や改善など)が39%設計・構成の改善38%と続いていきます。

これらの改善ポイントは、既に皆が一般的に考えている改善ポイントということになります。

あなたが思う改善ポイントと同じでしたか?漏れはありませんか?他のオリジナルの改善ポイントはないですか?

変更/改善は無い…とアンケートに答えたのは、わずか7%だけでした。

まとめ(ホームページ改善)

まとめ(ホームページ改善9ステップ)

以上、ホームページ改善の9ステップ、

  1. ホームページ目的の改善
  2. ホームページコンセプトの改善
  3. ホームページ構成の改善
  4. トップページの改善
  5. ランディングページの改善
  6. ページ閲覧動線の改善
  7. 集客ページの改善
  8. 基本的なSEO対策の改善
  9. PDCAプロセスの改善

について説明してきました。

参考

ホームページ集客の基本的なことに関して、もう少し知りたい方は、下記から学んでみてください。新たな気づきが得られるかもしれません。

➡︎パソコン苦手でも、アクセス数を3倍5倍10倍にし、毎月安定的に見込み客を増やし続けていける『【無料】ホームページ集客講座(7つの特典つき)※初心者向け

追伸

ホームページで集客していくには、時間がかかりますが、完成の域に到達すると、ほぼ何もせずに、毎月安定して見込み客を無料で獲得できるようになります。

これは、SNS集客や広告集客には無い特徴です。

ホームページ集客は、大変か大変じゃないかで言えば大変です。ですが、他の集客方法でも大変さに変わりはありません。(なんでも大変なんです、、、)

ぜひ、この記事を参考にして、少しずつでも良いので、ホームページの改善に取り組んでみてはどうでしょうか?

あなたの成功を祈っています。

関連記事

ホームページ集客できない原因を追求する場合は下記の記事も参考にしてください。

➡︎ ホームページ集客できない12の原因【保存版】初心者向け

もし、WordPressで作成したサイトやページが全く検索されない…集客できない…というような状況でお悩みの場合は、下記の記事もチェックしてください。

➡︎ WordPressページが検索されない【19の原因と対策ガイド】

➡︎ ワードプレスで集客できない【21の原因と対策】コツなども!

ホームページでやってはいけないことを下記の記事にまとめてあります。改善時のチェックリスト代わりとして参考にしてください。

➡︎ホームページ作成やってはいけない136のこと【ワードプレス編】

実際にアクセス数が5倍に増えた各種対策を下記の記事にまとめてあります。ぜひ、参考にしてください。

➡︎WordPressホームページのアクセス数を増やす21の方法