ホームページが検索しても出てこない【4つの原因と6つの解決策】

ホームページ検索出てこない

更新日:2023年5月6日 筆者:鈴木俊雄@smart_plan_tsFacebook

ホームページが検索しても出てこない【4つの原因と6つの解決策】

要約

ホームページが、検索しても検索結果に出てこない原因は、以下のどれか1つ(または複数)に当てはまっている可能性があります。

  • ホームページが作りたて
  • ホームページが登録されていない
  • ホームページの評価が低い
  • キーワード選定の誤り

この記事では、上記の原因について説明しています。

この記事は、

  • ホームページが検索しても出てこない…
  • ホームページがGoogle検索結果に出てこない…
  • ホームページを検索されるようにする方法は?

といったような、お悩みや質問に答えていきます。

この記事を読むことで、

  • ホームページが検索しても出てこない原因が分かります。
  • ホームページが検索される方法が分かります。
  • 検索順位がアップします。

正しいノウハウを、正しい順序で、正しく適用させ、正しく努力していくことで、以下のように、ホームページは検索結果に表示されるようになります(初心者でも)。

ホームページ検索で上位表示1位に出てくる例
筆者のホームページ検索結果

その結果、自然とアクセス数も増えていきます。

ホームページが検索で出てきてアクセス数アップにつながる例(筆者の場合)
筆者のアクセス数の推移
ホームページが検索で出てきてアクセス数アップにつながる例(クライアント)
筆者のクライアントさんのアクセス数の推移

ホームページが検索しても出てこない【4つの原因と6つの解決策】

あなたのホームページが、検索しても検索結果に出てこない原因は、以下のどれか1つ(または複数)に当てはまっている可能性があります。

ホームページが検索しても出てこない原因

  • ホームページが作りたて
  • ホームページが登録されていない
  • ホームページの評価が低い
  • キーワード選定の誤り

この記事では、これらの原因の解説、および解決策を教えていきます。

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もし、WordPressで作成したサイトやページが全く検索されない…という状況でお悩みの場合は、下記の記事もチェックしてみてください。

➡︎ WordPressページが検索されない【19の原因と対策ガイド】

➡︎ ホームページをGoogle検索に引っかかるようにする【25の方法】

ホームページが検索しても出てこない原因

以下のホームページが検索しても出てこない原因について、ひとつ一つ、詳しく解説していきます。

  • ホームページが作りたて
  • ホームページが登録されていない
  • ホームページの評価が低い
  • キーワード選定の誤り

ホームページが作りたて

ホームページが作りたてだと、ホームページはGoogleで検索しても出てこないです。これは、全員が経験する、ホームページが検索結果に出てこない、あるある事象です。

ホームページは誰でも作れる時代です。審査無しで公開できます。なので、あなたのサイト(ホームページやブログ)が、悪質な内容のサイトではないと分かるには少し時間が必要です。

もし、検索結果に悪質な内容のサイトが表示されると、検索してくる利用者が困りますよね。

なので、ホームページ作りたての最初は、検索しても出てこないのは普通のことなんです(Googleが大丈夫だと判断(クロール〜インデックス登録)するまで少し時間がかかるというのが実際の理由です)。

また、悪質なサイトではないとGoogleが認識したとしても、以下の2つのサイトを比較した場合、もし、あなたがGoogleなら、どちらを検索結果に出しますか?

  • 歴史10年で500ページある人気の情報サイト
  • わずか数ページの生まれたてのホームページ

当然、前者ですよね。こういう理由も合わさって、ホームページが作りたてだと検索結果には表示されないのです。

※誰も検索しないような検索キーワードの場合は、すぐに表示される場合があります。

ホームページが登録されていない

ホームページがインデックスに登録されていないままだと、あなたのホームページは一生、検索結果には出てこないです。。。

なぜならば、Googleの検索結果は、Googleのインデックスに登録されているページ情報から表示しているからです。

ホームページのインデックスに登録から検索結果に出てくるまでの仕組み図解

関連記事

➡︎検索エンジンの仕組みを図解で解説【超初心者向け】

尚、登録は各1ページ単位です。同じホームページ内でも、インデックスに登録されているページは検索結果に出てきますが、登録されていないページは出てきません。

インデックスは放っておいても、Googleの方から見つけてくれて、インデックスに登録してくれる場合があります。

ですが、それだと、いつインデックスされるか分かりません。数週間後、数ヶ月後、めちゃくちゃ遅くなる可能性もあります。

インデックスに登録されていないと、ホームページは検索結果に出てこないです。

ホームページの評価が低い

ホームページ全体、および、各ページ単位の評価(Googleの)が低いと、検索結果(検索結果上位)には出てこないです

なぜならば、検索結果は評価順で表示されるからです。評価が低いページは、200位、300位…となる場合もあります。

質が低いと判断されると、最悪、インデックスにすら登録してもらえないケースもあります(最近、このケースが増えています)。

何でもかんでもインデックス登録されるわけではないのです。何でもかんでも検索結果に出てくるわけではないのです。

キーワード選定の誤り

検索は検索キーワードを指定して検索します。ということは、検索キーワードとページ内容が合っていなければ、そのページは、検索結果には出てこないです。

  • 想定の検索キーワードを間違えている
  • ページに書く内容を間違えている

のどちらかの原因が、あなたのホームページ(の中の該当記事)に潜んでいると、その記事は検索結果に出てこないです。

また、ライバル競合ページ(あなたのページ内容と同じ内容のページ)が、多過ぎたり、ライバルが強過ぎたりすると、あなたのページの質がそこそこ良い記事でも、100位や200位になる可能性が高いです。

多くのライバル競合が狙っている検索キーワードを選んでいる……というのも、ある意味、検索キーワードの選定誤りと言えるかもしれません。

ホームページが検索しても出てこない場合の解決策

それでは、解決策を提示していきます。

ホームページが作りたて…の解決策

この場合は、基本的に解決策はありません。気長に待つしかありません。

ただし、ただ待つのではなく、コンテンツ(ページ内容や情報の内容)の質と充実、インデックスの登録、検索キーワードの選定。これらは行なっているという前提です。

なお、あくまでも一般的な平均ですが、だいたい3ヵ月後頃から、検索順位がアップしていき、アクセス数も得られるようになっていきます。(但しホームページを放置している場合は結果は得られません。)

もし、アクセスを得ることが急務の場合は、ウェブ広告の出稿によるアクセス集めを検討してください。

ホームページが登録されていない…の解決策

ホームページがGoogleインデックスに登録されていない場合の解決策を説明していきます。

インデックス登録確認

まずは、Googleインデックスに登録されているかどうか確認してください。

最も簡単な確認方法は、siteコマンドを使って、自分のホームページのURLを検索するというやり方です。以下のように検索してください。

site:xxxx.com

すると、自分のホームページのインデックス登録されている各ページがズラ〜っと出てきます。

これで、表示されたら、そのページはインデックスされています。表示されないページはインデックス登録されていません。(インデックス登録されている場合は、他の原因です。)

サーチコンソールでインデックス登録をリクエストする

Googleサーチコンソールという、無料で使えるWEBツールがあります。このサーチコンソールの機能で「Googleさん、このページをインデックス登録してくれませんか。」というリクエスト(URL検査)を出すことができます。

インデックス登録されていない場合は、インデックス登録のリクエストをしてみましょう。

リクエストしても、インデックス登録してくれる保証はありませんが、早ければ1時間ほど経つとインデックス登録されています(遅いと数時間?数日?)。

インデックス登録のリクエスト方法(URL検査)については、以下の記事を参考にしてください。

➡︎URL検査ツールの使い方【Googleインデックス登録を早める方法】

XMLサイトマップを送信する

毎ページ毎回、上記の方法(インデックス登録のリクエスト)をとるのは面倒です。できれば、自動的にGoogleにインデックス登録してもらいたいです。

そのためには、XMLサイトマップというものを、自動的にGoogleに送信する仕組みを用意しておきます。

XMLサイトマップとは、あなたのホームページの構成図のようなもので、インデックス登録に必要な情報をまとめたものです。

これをGoogleに送っておけば、Googleが自動で勝手にインデックス登録してくれやすくなります。

ワードプレスで作成したサイト(ホームページやブログ)であれば、XMLサイトマップの生成を行ってくれるプラグイン(拡張機能)をインストールして、いくつか必要な設定をするだけです。

XMLサイトマップの設定等については、以下の記事を参考にしてください。

➡︎【初心者向け】Googleインデックスの時間を早める5つの方法(2.Googleにサイト更新情報を教える(XMLサイトマップ))

ホームページの評価が低い…の解決策

ホームページの評価が低い場合の解決策を説明していきます。

検索順位の確認

まずは、該当するページの順位を確認してください。

最も簡単な確認方法は、SEOチェキという無料のWEBツールを使うやり方です。

使い型は簡単です。対象ページのURLを入力して、狙っている検索キーワードを指定(一度に3つまで指定可能)するだけで検索順位を表示してくれます。

ここで、「圏外」と出たら、その検索キーワードに対する、そのページの評価がライバルページと比較して低いということです。

SEOチェキの使い方については、以下の記事を参照してください。

➡︎ SEOチェキの使い方と見方「初心者向け完全ガイド」

記事の質を上げていく

ホームページの評価が低い場合の解決策は、シンプルに、該当ページ(およびホームページ全体)の質を上げていくしかありません。

ライバルのページより、読みやすく、詳しく、分かりやすく、読む人のためになり、役立つページにしていくしかありません。

その際に、最も重要なチェックポイントは、

検索意図の答えになっているか!?

です。

キーワードを見出しに入れる…とか、分かりやすい文章の構成にするとか、色々と質を上げるポイントはありますが、何よりも、まずは、検索意図の答えになっているか!?を徹底的に見直してください。

人は自分の書きたいこと、言いたいことを書いてしまいがちです(たとえお客様目線でという意識があっても)。

悩みの解消法や願望の叶え方など、見込み客は、聞きたいことを検索してきます。それなのに、あなたが自分の書きたいこと、自分の言いたいことばかり話しているページとなっていたら?

必然的に、このようなページは、Googleが評価を下げます。読み手も喜びません。

検索者の検索意図に寄り添った記事となるよう改善してください。

関連記事

➡︎ブログ:質の高い記事vs低い記事【5倍〜490倍の差が!?】

キーワード選定の誤り…の解決策

キーワード選定を誤っている場合の解決策を説明していきます。

検索キーワードの実態確認

該当のページが、実際には、どんなキーワードで検索されているのか?を調べてください。

どんなに事前に設計したページでも、結果・実態・現状が重要です。

先ほども出てきたツール、Googleサーチコンソールを使うと、そのページが、実際には、どんなキーワードで検索されているのかが分かります。

ここでよくあるのが、自分が想定していたキーワードと全然違うキーワードで検索されている…といケースです。この場合、あなたが狙っていた検索キーワードと実態はズレているということになります。

この場合の対策は、次のどちらかです。

  • ページの内容を狙った検索キーワードに寄せる
  • ページの内容を実態の検索キーワードに寄せる

ページの内容を狙った検索キーワードに寄せる

ページの内容を狙った検索キーワードに寄せる。おそらく、これが本筋の対策でしょう。

狙ったキーワードの検索意図に、ページ内容が合っていなかった…。これは、1つ前の記事の質が低い…にも該当しますね。だから、ページ内容を狙った検索キーワードに寄せる。という改善をしてください。

ページの内容を実態の検索キーワードに寄せる

ページの内容を実態の検索キーワードに寄せる。これは、設計や目的より、実態を優先するという対策の仕方です。

狙っていた検索キーワードは、ほんとはこっちなんだけど、実態として、この違うキーワードで検索されているのであれば、実態の方に寄せちゃえ!という作戦です。

この場合、既に、そのページは、そのキーワードで検索されているわけです。即ち、そこそこ既に評価されているわけです。ですから、改善後の成果も早く得られやすいです。

但し、そのキーワードで検索し、アクセスしてくる人が、あなたの見込み客になる可能性が低い場合は、この作戦は、全く意味がありません。

本当に狙う検索キーワードを変えてしまって良いのか?その点は十分に注意してください。

ライバルページが多過ぎる・強すぎる場合

ビジネスもホームページ集客も、もっと大きく言えば人生も、絶対に諦めてはなりません。絶対にです。

でも、ライバルページが多過ぎる・強すぎる…という場合は、サッサと諦めましょう。

その場所(検索キーワード)は諦めて、戦う場所を変えてください。

すなわち、狙う検索キーワードを勝ちやすいキーワードに変えるということです。もっとライバル競合ページの少ないキーワード、もっと質の悪いページばかりのキーワードを狙って戦うということです。

理想は、戦わずに済む戦い……ですが、これだけウェブサイトが多いと、現実は、なかなか難しいです。でも、勝ちやすい戦いにはできます。勝てる可能性・確率を重視してください。

まとめ

ホームページが検索しても出てこない原因は、大きくまとめると、

  • ホームページが作りたて
  • ホームページが登録されていない
  • ホームページの評価が低い
  • キーワード選定の誤り

でした。

解決策には、

  • サーチコンソールでインデックス登録をリクエストする
  • XMLサイトマップを送信する
  • 記事の質を上げていく(検索意図の答え)
  • ページ内容を狙った検索キーワードに寄せる
  • ページ内容を実態の検索キーワードに寄せる
  • 勝ちやすい検索キーワードに変える

などをお伝えしました。

参考)

ホームページで集客していくには、この記事でお伝えした内容以外にも、重要なポイントがあります。それらは以下から学べるようになっています。

➡︎【無料】ホームページ集客メール講座(初心者向け)

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